アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価
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とても出来の良い架空戦記
原作が実写映画向きだったのか、同監督の宇宙に行くヤマトより、白ける場面が少ないく仕上がっています。冒頭のシーンは映画館で見るべき迫力です。
物語は架空の出来事が中心の展開なので、史実を知らない人でも楽しめる内容だと思います。
この監督は原作次第なのでしょう。今回は楽しめる作品です。
フィクションと史実の区別をつけられない人が
大量発生しているのが残念。
ドラクエのラストはこの映画にこそ入れるべきだった。
今年一番の名作
史実かと思う程の説得力
哀しき使命
よかった 田中泯も
田中泯のファンです。「たそがれ清兵衛」でファンになり、「鎌倉ものがたり」とか「羊の木」でも魅了されました。
かっこいい。
今回出演されてるのを知らず、最初の5分か10分くらいは「端役か、もったいないなぁ。」なんて思っていたら、なんと準主役的役どころ。演技の切れはさすがだと思いました。
菅田将暉も上手!
「何者」で初めて見たときから「何かリズム感がある俳優だなぁ。」と思ってたけどその後の作品を見ても上手だなと思います。
戦争映画は敬遠していました。だから「永遠の0」は観ていません。
でもこの映画を観て考えが変わりました。
ただのドンパチじゃないし、「悲惨でしょ?可哀想でしょ?」を押しつけるだけのものでもないんですね。
今度「永遠の0」も観てみます。
最後はとっても面白い
久しぶりの邦画、とても良かった
作品としての完成度の高さ!
まず須田くんの演技がうますぎです。
ほんとに引き込まれる演技ができていて驚きです。
もちろんどのシーンを切っても、役者全員の熱意が伝わってきて飽きたシーンは一つもなかったです。
また、最初は戦艦大和に対する嫌悪感とかで作った左翼映画なのかと心配したのですが、そんなことはなくて、ぜひ右翼の方も御覧ください、と自信を持って言える作品です。
そもそも、なぜ大和になぜ陰謀があったのかというところを上手に描いているし、またその陰謀を暴いていく須田くんが名演!
陰謀を暴くことが不可能である状況や、陰謀暴きを意図的に潰す強硬手段を取られたりの中で、絶対にあきらめない姿もかっこいいし、日本人の大和魂の良さが出ていますね。
大和を作らねばならなかった理由等の是非はあるとしても、この夏ぜひ観てない人は観てほしいです。
普通に親子でも、友人とでも、デートでも全然シチュエーション選ばない日本人向けの映画になってます。
ただし冒頭5分の戦闘シーンが少しリアルなので、苦手な場合は目をつぶってご鑑賞下さい笑
違った角度からの、反戦映画
よく出来た映画でした。
面白い
あの船は、この国の象徴なのだ
なぜ泣いているのですか?と問われた櫂直がそう答えた。
戦艦大和は、美しく、世界最大で、国民の誇りである。
だから、なのだ。
この先に辿るであろう運命を知るからこそ。
国民の命運を担った「依り代」としての。
ああ、そこに田中泯を配役した理由があったのか、と唸った。
まあ、この筋書きはフィクションであろうが、ちょっと胸を打った。
山本五十六をはじめとして、軍人全てが暴走したわけではあるまいという願いと共に。
ただ、あまりにタイトルがキャッチ―過ぎて似つかわしくないと思えた。タイトルにつられ娯楽ものを期待した客には受けまい。それにVFXで見せつけることなく、戦艦大和の最期の悲劇を描いて欲しかったとは思う。まあ監督の得意技だから見せたいんだろうけど。結局、客の想像力を信用していないんだなと感じた。
予期せぬクライマックスがあった
昭和8年、帝国海軍では巨大戦艦建造派と航空母艦建造派の二つの派閥が争っていた。軍隊を否定する天才数学者の櫂直(菅田将暉)であったが、偶然知り合った空母派の山本五十六(舘ひろし)に加担することとなった。巨大戦艦を造ることが戦争の引き金になる、阻止せねばならないと……
菅田の天才数学者ぶりが板に付いていて、彼をサポートする柄本佑との掛け合いも実に楽しい。エンターテイメントとして成立しており、数学に疎い私でも十分楽しめた。
そしてクライマックスは思わぬところに。戦艦大和を設計した造船中将平山忠道(田中泯)の言葉の説得力が凄い、凄過ぎる。反戦派でありながら何故に日本のシンボルとなる大和を造るのか、造らなくてはならないのか……
それは強烈なインパクトだった。
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