マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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始まりの段階から結末は読めるし、流れはダラダラしてるし、永遠と眠気...
始まりの段階から結末は読めるし、流れはダラダラしてるし、永遠と眠気が襲って来るような作品。
非常につまらない‼️
この作品の中で、唯一何かを取り上げるとしたら、「未来が過去を変えることができる」という言葉が多少心に響くくらいです。
(※ただし、その言葉の意味の含みが良いだけであって、この映画自体は非常につまらないだけではなく、内容的にも全く共感できない。)
また更に、この程度の内容のストーリーであれば、素人の私でも当たり前に書けてしまうくらいに中身がちゃちくて非常にくだらない。
アンジャッシュの様なすれ違い(笑)
えーっ!?評価いいですね。びっくり。
まず、評判になる程風景が美しく撮られていなくてかなり残念。
わたし的にドキドキできなかったのは、全く魅力のないマキノ。福山ビジュアルのおかげで救われたと言っていいほどパッとしない人物。もてそうにない。だからすぐ身近なマネージャーと結婚したんだな。
ヨーコは素敵なのでマキノがひとめぼれするのは理解できるけどヨーコの方は、あの程度でマキノのことを好きになるかなぁ?不思議。
恋愛はすれ違いの美学だと思っているのですが、その肝心のすれ違いはアンジャッシュのコントの様で苦笑。
たった1回のラブシーンであるキスシーンが酷い。中年なのでお口ネバネバ(笑)?きったない。何故取り直さなかったのか。
ステージ上とかキッチンとかでの苦悩の表現もなんかピンと来ない。
最後、子どもには罪がないのでマキノにはぜひ家庭に戻ることをおすすめします。
「かなりの秀作」
今年132本目。
中々初恋で結ばれるって少ないと思います。白鵬と紗代子夫人が初恋同士で結婚したように。
すれ違い恋愛の作品。自分も若い時にすれ違いの恋愛をしましたが、この作品はそんな恋愛にも最後には素晴らしい事が待っていると言う映画。
感動しました。
涙ぼろぼろ
生きていくなかで、
こういうどうしようもないすれ違いって
往々にしてあるんだよね。
前半、出会いからの甘い恋愛部分は
観に来て損したかなと思うようなものだったけれど、
途中からグーっと引き込まれ、最後まで涙ボロボロ流し続けてしまいました。
桜井ユキさんはたぶん初めて見たと思うのですが、
リアルさが半端ない。
この役以外を演じる姿が想像できない。
福山雅治の慟哭も見応えがありました。
石田ゆり子は盤石。
どうしようもないメロドラマのようでいて、
実すごくよくあるようなこと。
すれ違いという意味で。
未来が過去を変えるという主題も充分伝わってきた。
久しぶりにボロボロ泣けて、いい映画でした。
余韻が残る映画でした
大人になると好きだという自分の気持ちだけで突っ走らなくなる。自分のことより相手のことを考えすぎてしまう。愛すること、愛されることが怖くて臆病になってしまった自分を知るきっかけになった気がします。
心に残るセリフ、音楽などがあり、何度も映画館に行ってしまいました。
私は、早苗には嫌悪感しかない。でも彼女は自分の望む幸せを掴んだ。そのことが、とても悔しかったけど、それも彼女が自分が幸せになるための選択をしただけなんだと思ったら、嫌いにはなれない自分がいました。
蒔野が告白後も穏やかに暮らせているのは、妻を愛している事実があるからなのでしょうね。
とても辛い別れを受け入れた洋子のような女性に幸せになって欲しいです。切ないストーリーでした。
こんな恋もあるのかな
40代でそれなりに恋愛経験もあろう二人の男女が、三度会っただけでこんなにも惹かれ合うというところが私にはとても素敵だと思いました。結婚直前の恋人がいるにもかかわらず気持ちが他の男性に移ってしまうのは周囲からの非難を買うとは思いますが、たった一度きりの人生、自分の感情の赴くままに動いてもいいんじゃないかと感じてしまいました。(人を傷つけてしまう時もありますが…)
映画を見た後で原作を読んでいるのですが、映画では描ききれていなかった蒔野と洋子の知的な会話が素晴らしいです。教養のある人の言葉選びは美しいですね。
私は社会にもまだ出ていないぺーぺーの学生ですが、将来は石田ゆり子さんのような女性になりたいです。
スカッとしない韓国ドラマのような感じ。
東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家蒔野聡史(福山雅治)とジャーナリスト小峰洋子(石田ゆり子)の愛の物語。
40代の大人の恋愛にしては、少々焦れったく、無理やりこじつけたような展開で、ストーリーにどんどん引き込まれていく・・・といことはない。
福山雅治の髭はいただけない。石田ゆり子の若づくりもいただけない。
マネージャーの嫉妬からくる意地悪な演技もいただけない。
ハッピーエンドなのかどうなのか?終わりも何だかな~とスカッとしない。
普段は見ないラブストーリーだけど…
私の勝手なイメージなのですが、ラブストーリー映画は最後はくっついてチャンチャン。みたいな考えでしたがマチネの終わりには違いました
見る人によっては、ハッピーエンド、なんだか切ないなと感じられる作品で現実味とロマンスが組み合った感じでラブストーリーが苦手だなぁと思う人には見やすい映画だなと感じました
主役から脇役までキャスティングが本当に完璧
主役の2人がパリやニューヨークの景色に溶け込む、落ち着いた大人の雰囲気を纏っていてただただ美しい、というのはきっとご覧になった方は皆さん感じられると思います。
聡史さんと洋子さん、本当に酸いも甘いも噛み分けた大人で、仕事はプロフェッショナルで得意なことを使命を持って臨んでるのに、大きな壁にぶち当たる。
そんなときに、自分の根幹を成すような価値観がぴたりと合うような存在に出会ってしまったとしたら…もう惹かれるのは当然だなとごく自然に思えました。
仕事や家庭や周りに付随するすべてのものに目を向けられてしまうからこそ、もっともっとすれ違うし、本心のまま動けないもどかしさを激しく表すことはなく、ただその佇まいで伝わるのが大人だなと。
プラスで脇役が凄い。特に板谷由夏さんと桜井ユキさんはピッタリすぎる。
板谷さんは大人同士の友人として、近すぎずドライすぎず事の顛末を一歩引いて見てる存在。ちなみにほんとは石田ゆり子さんとはめちゃくちゃ仲良しなんですよね…そのギャップ含め面白いキャスティング。
桜井さんは最近破竹の勢いだし、私は個人的に少し前から注目している方なのですが、この方は本当に人間の負の面を見せるのが上手い方だと思う。
泣き方とか、表情の歪ませ方とか、言葉を選ぼうとして結局言い淀んで詰まるところとか、人がおそらく他人に見せたくないけど出さざるを得なかった面を凄くリアルに出せる方。いつも大変そうな役が多いイメージだけど、毎回絶対脇役でも目を引かれてしまう。これから大女優に化けてほしいです。
あとラストの方で、桜井さん演じる早苗さんがニューヨークに聡史さん送り出すところ。あそこでもう絶対この人一生の別れだと覚悟してるな、ニューヨークでホールを探しに行って、洋子さんに本当のことを告白した事も含め、ここで送り出す事、それが彼女の"罪"に対する贖罪だし、ケジメをつけるんだなって一瞬でわかったあのシーンは個人的に印象に残りました。
この作品のタイトルは、文字通り2人の最後の再会が"マチネの終わりに"でもあるし、人生という大きな舞台の折り返し地点を過ぎようとしている人間たちのある季節や年数の話としても読み取れます。
だからこそ、ラストシーンからエンドロールへの流れ方と余韻の残し方、鳥肌が立ちました。
最後の最後に2人が隣に並ぶことはなく、でもこの後噴水の周りをぐるりと歩み寄った先の邂逅の瞬間を想いながら、美しい音楽と共にエンドロールを味わうことができる…映画化したからこその醍醐味です。
近年のフジテレビ制作の映画みんな凄いですね。エンタメ路線だけど良作。昼顔、翔んで埼玉は本当に良くて、それに続いての今作なのでちょっとびっくりしてます。
【追記】
https://bookshorts.jp/hiranokeiichiro
原作の平野啓一郎さんのインタビュー。本作に関しても、小説全般に関しても、言及されてることが凄く面白い。
未来から過去を振り返る価値観、"分人"という視点、"名脇役"としての生き方…本作の重要なモチーフについて考えさせられます。
平野啓一郎の原作にしては、軽い内容でしたが、美男・美女・美しい街並...
平野啓一郎の原作にしては、軽い内容でしたが、美男・美女・美しい街並み、美しい音楽が揃った、夢のようなラブストーリーでした。50歳にして、福山さんはお腹が出ていないし、石田さんは白髪が1本もないのは、さすがです。映画に非日常を求める私としては、合格点です。
石田ゆり子さん素敵
石田ゆり子さんが好きで、出演が決まってから、原作本を読んだ。
原作がある作品はどれもそうなのだが、原作の深みまではなかなか2時間くらいでは表現できない。それは量的な問題でもあるので仕方ない。原作のある作品を映像で観るときは、こんな風に実写化されるのかと、その部分を楽しんでいる。
今回は、石田ゆり子さんを観るのが好きだった。
ストーリーはせつない。
パートナーの過去の裏切り、知ってしまったらもう一緒にいられないのではないだろうか?
私なら耐えられない。
自分の気持ちのためだけに、ずるいことをする人は、幸せにはなれないと信じている。
人の幸せを壊して、その上で幸せになることなんてできない。バチが当たるのだ。長い目で見たら不幸せ。
ちょっとそんな嫌な気持ちになってしまうストーリー。
本を読み終わった時も、映画を見終わってからも、きっとこの先の未来に、2人過ごせる日が来ていると信じたいと思った。廻り道したけど、最後に出逢えて良かったと。
観る人に、その先のゆだねる終わり方。
疲れてる日に、レイトショーだったので、少し寝ちゃったけど、まぁいいかなと。
福山の演技が…
原作の細かな描写を2時間にするのは無理があると思っていた通りな作品。
桜井ユキの演技が素晴らしく良かったし、フィルムで撮られた画も良かったが、福山の演技が嘘臭くて感情移入出来なかった。
完全なキャスティングミス。
「切ない」にひたれる。
音楽が美しい。パリやニューヨークの風景も美しい。主演2人も美しい。
ストーリー的には「えーそうなるのーー」って感じもあるし、会うたびにこんな文学的な美しい会話をする人たちいるかなー?笑 とか、なかなかツッコミたくなるところもありますが。。そこに身を任せて、ひたってしまうと心地よい。
あと桜井ユキちゃんが良い。ずるい役も、エロい役も、幸薄い役も、なんでも上手で雰囲気ある女優さんだなー
ハラハラドキドキ
原作はずいぶん前に買っていたのですが、ついに未読のまま映画を観ることになりました(笑)。まさかの非難轟々の駄作でゆり子様が傷つくのが心配でハラハラ、そこをクリアしたあとは映画の中でとんでもない悲劇が待っているのではないかと心配でドキドキ‥‥‥。そんな感じで観てましたが、いつの間にか引きこまれてました。
辛いけどこんな大人の恋には憧れますね、決して嬉し涙ではないのですが絶望感のない涙、未来は過去を変えられるってことですかね。
切迫感と安心感を切り替えながら絶え間なく流れるギターの音色が刹那的でした。
ある意味で今時の恋愛なのかな
よかったー!主演のふたりはもちろんのこと、脇を固める人たちもよかった。
スマホがここまで普及してるからこそのすれ違いがうまく描かれてるし、恋愛に時間は関係ないんだなぁと。
一応はハッピーエンドでよかったけど、子どもたちのことを思うと..
ヨーロッパにいきたくなる。ギターを聴きたくなる。
石田ゆり子がさらに好きになった!!
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