マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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幸せはじぶんのこころが...
ひさびさに見たラブストーリーに、星5つ。
未来から見て過去が変わるなら、
すれ違った雷の夜も
良い解釈ができるかな。
これから幸せになるなら。
少なくとも、可愛い子供が生まれていることは良かったよね。
洋子の包容力、サトルの忍耐力が凄い。
頭が少女のままオバさんになった人向けの映画
あらすじはライトノベルとかケータイ小説レベル、昼ドラ未満といったところ。福山雅治と石田ゆり子の糸を引くキスシーンが観てぇという人ならどうぞって感想。
特に前半の歯が浮きそうなレベルのキザな、そして妙に説明調なセリフの大連発でもうゲンナリ。どんな顔してこんなセリフを脚本家(か、原作者)は書いたんだか。
パリ!ニューヨーク!どう?オシャレでしょ?なんだ、バカ向けか。
なお、福山雅治、石田ゆり子ともに私は好きな役者のうちに入る。でもこの映画はあかん。
悲しんでいるあなたを愛する
映画が終わって真っ先にした事、それはりんどうの花言葉を調べる事でした。
「悲しんでいるあなたを愛する」
いくつかある中で、目に止まったのがこれでした。
これ、解釈が難しくないですか。
悪魔的に受け取ってしまうと、あなたが悲しんでいるのを喜んでいるみたいですけど違いますよね。
私は、悲しんでいるあなたに寄り添うような強さを感じると共に、何か切なさを感じるんですよね。
悲しんでいるあなたよりも、深い悲しみの中にいる様な。
私がそう感じちゃったってだけの話ですけど。
蒔野を送り出した時の早苗の表情が思い浮かぶんです、なんとなく。
ちなみに、南天の花言葉は、
「私の愛は増すばかり」
これは、『居眠り磐音』の時に調べたので知っていたんですけど。
良い映画でした。
原作は芥川賞作家の平野啓一郎さん。原作は読まずに観ましたが、予想(期待)以上に良い映画でした。
福山雅治(大ファン)の演技はあまり期待してなかったのですが、予想を裏切りとても良い演技でした。
石田ゆり子さんについては、ん?という部分もありましたが、全体の美しい描写に馴染んでいたのではないかと思います。
あまりにも残酷で皮肉な方法で引き裂かれた2人ですが、終焉では憤りややりきれない思いを受け入れ、前に進んで生きていこうとする余韻を残します。
洋子の離婚した夫も、元マネージャーの妻も、蒔野も、洋子も、皆それぞれが理解し誰をも恨まず、受け入れ納得して終わる。誰もが、未来(どう受け止めどう動くか)によって、過去を変えたのだと思います。
とても心に温かく豊かな余韻が残ります。
蒔野と結婚した妻も、「自分の人生においての『主役蒔野』の最高の名脇役」で生きたいと言う想いも自らの手で名脇役の座を奪ったことに築く。原作ではもっと彼女の心理を掘り下げてたのかもしれませんが、映画ではあのくらいの方が、「未来によって過去は変えられる」と言う言葉の深さと2人の愛が生きてると思います。
2人の笑顔が、2人の未来の幸福を予感させるエンディングで、とても素敵な大人の物語になって行ったと思います。
最近滅多に感じられなかった、映画を観た後の幸せを感じられました。
早苗の行動に2度ビックリ❗️
原作未読。福山雅治と石田ゆり子のどちらのファンでもないが、評価が高かったので鑑賞した。これが大人の恋と言われればそうかなとも思うが、いい大人がそんなキザな口説き文句を言うかなとか、いろいろツッコミたくなる場面が多かったのは評判の割には残念だった。
ストーリー的には、マネージャーの早苗が主人公2人の恋仲を卑劣な手段で裂くこと、4年後?にその2人に真相を暴露したこと。早苗は蒔野のために一生を捧げたいと思っているらしいが、僕には身勝手な悪女でまるでバランス感覚がない不思議ちゃんとしか思えなかった。
早苗はまんまと洋子から蒔野を奪って結婚して子供まで作って幸せに暮らしているはずなのに、何で今更それを捨てる必要があったのか?告白場面で洋子はコップの水をブッかけるのが普通だろう。
あと、蒔野と洋子の愛情は運命的な出会いで非常に強いはずなのに、早苗の悪戯に近いような一時的なメールの行違いで、あんな簡単にお互いを諦められるのか?あり得ない! その上、ラストの2人の再会シーンもとって付けた感があって・・・もう一つ付け加えると石田ゆり子はどうしてもおばさん顔に見えるし、本作品で1番の要になる早苗役は難しい演技が要求されると思うが、イマイチ力不足だったと思う。
というわけで辛口コメントばかりになったが、パリ、ニューヨーク、マドリードなど画面が綺麗なのは印象的だった。が、観賞後のモヤモヤが解消されず、結局、口直しにもう一本別の映画を見てスッキリさせてから家路についた。
福山雅治と石田ゆり子が最高だった
特別福山さんや石田さんのファンではありませんがたまたまとある宣伝番組を見て鑑賞してみようと思い立ち見に行きました
予想以上によかったです
ストーリーはまあ正直ベタなすれ違い恋愛ものですが海外ロケの風景が美しく福山さん奏でるテーマ曲やBGMで終始流れるギターの調べが素晴らしく、福山さんと石田ゆり子さんの表情が最高でした
特にラストシーンは邦画史に残る名シーンでしょう
それからやはり福山さんがギターを自ら弾いたってところがよかったです
マネージャー役の人や古谷一行さんもよかったです
あのマネージャー、印象に残りますね
「未来は常に過去を変えてる」
胸にささりますね
桜井ユキの怪演が際立つ
演出も脚本も不自然すぎてダメな少女漫画かと思いましたが、桜井ユキさんの演技に引き込まれて、気づいたら泣いてました。
確かに桜井さんのおかげで観られる映画になってますが、なんでこんなに高評価なのかは理解しかねます。
ストーリーはベタでもいいけど、あまりにも学芸会な印象が拭いきれません。
主演がミスキャスト過ぎ。芝居も雑。
全く相手への恋心が伝わらない。大根芝居を小洒落た雰囲気で誤魔化してるだけの三流映画。
まず福山雅治も石田ゆり子も年取り過ぎ。なのに妙に若作りしてて気持ち悪い。アップがもう見るに耐えない。
特にパリの窓越しの食事シーンの長さと歯の浮くようなセリフは、原作レイプも甚だしい。役者ならちゃんと感情を表現してくれよ。これがプロの仕事かよ。雑過ぎる。
とにかく全編通してどこにも「切なさ」が感じられない。40代になって、人生折り返しになって、才能の限界を知る、この先の生き方を見つめ直す。そんな時期に出会った運命の人。その描写が全く作れてない。そもそもいつ恋に落ちたのかすら分からない。本当に酷い。マスターベーションも大概にして欲しい。
「マチネの終わりに」の意味分かってるのか?演技も演出もダメダメで、こんなもので「感動した」とか言ってる日本人のエンタメを見る能力の無さに辟易とする。
妻夫木聡&宮沢りえで撮り直して欲しい。
出逢いは奇跡
美しくて切ない大人の映画です。
原作は読んでいませんが芥川賞作家さんが
書かれた本の映画化なので 奥深くて考えさせられます。
恋愛だけでなく挫折やトラウマや嫉妬心など
人が誰でも持っている要素や社会情勢が絡み合う。出逢いって奇跡です。人の気持ちは時間や距離が離れていても変えられない。でも人生思うようにはいかない。福山さんと石田さんがうまく演じていました。
私は最後はハッピーエンドだと思っていたのですが、映画を観た友人は元には戻らないと言っていました。テーマ曲の「幸福の銀貨」が心地よく耳に残っています。
誰が幸せになったの?
進行が前後したりして
内容に追いついたり引き離されたり
スジを把握するのに手間取りました😿
伊勢谷友介は、なんで結婚したんだろう?
トラウマになって情けなくなって
浮気して、の時の表情は本物だった
あんな顔をした元旦那を思い出して
一気に何かに襲われた気がした
マネージャーが、嘘をついた気持ち
理解できるけど
自分ではできない
そんなに人を好きになれるなんて
ある意味すごく羨ましい
何故に過去の嘘を打ち明けたんだろう?
ここの心境が掴めないのが
自分の読み取る力の弱さなのか〜と
で、最終的に
誰が幸せになったの?
誰が幸せになれなかったの?
この手の終わり方は読めないな
まだまだ初心者だな〜
ところどころ、胸にくるシーンがあり
目を開けたまま涙が出てたのにはビックリだった
ラスト10分くらいは
音に包まれて圧倒されて
とても心地よかった
サントラ出たら買うかもしれない
マチネの終わりに
福山さんも、石田ゆり子さん(NHKでやったドラマがとても良かった!)も好きなので見に行きました。
何だか、初めて2人きりで食事をした時に薪野の唐突な告白も『いきなり極端すぎない??』と違和感があった。でも初めてキスした辺りまでは、まあまあだったけど、その後一向にワクワクドキドキしませんでした。
本当にコレ、恋愛映画??
何が足りなかったのか?
スピード感がまるでない!
素敵だったのはテーマ曲と、ラストシーンの福山さんのものすごく幸福そうな微笑。それだけかな。
石田ゆり子さんや福山さんは年の割りにやっぱりキレイだったけど、脚本が暗すぎなのか監督が悪いのか…。両者ともダメなのか。
とにかく、素材はいいのに、料理の仕方がまるでダメでした。
ちょっとうるっと来た
全編に流れる物哀しい音楽がとても印象的。なにか、心の深いところに響くような、そんな寂寥感を感じさせる映画だった。福山は歳を取ったけど、それでもセクシーで魅力的ですね。ラストはそこで終わりかよおおおって全力でつっこんだが、この先を観客に想像させる、いい終わり方だったのかもしれない。
大人の恋も切ないです!
大人の切なく胸が苦しく熱くなるラブストーリー、随所で泣けました。石田ゆり子さんのここのところのご活躍、やはりさすが!とうなづける見事な演技です。WEBカメラ越しに泣きそうな状態から聡史のジョークに心がほぐれての表情の変化、まずはやられてしまいました。
逃げ恥の百合ちゃんのあたりからメキメキ、テレビ・CMの露出が増え続けているだけのことはありますねー。黒田総理じゃないけどタイプです。
福山さんもイケメン(死語⁈)ならではというか彼じゃなければ絶対言えないような台詞が違和感なく流れて心地よいくらいでした。
また非常に重要な役どころの早苗(桜井ユキさん)が許されないことなんですが犯してしまう罪には少し同情してしまう部分もあったりします。いい演技でしたね。まるで東京ラブストーリーのおでん女(有森也実さん)を思い出しました。わかる方はマチネ世代ですよね、
原作未読なので疑問なんですがスマホメールでの行き違いは原作ではどのようになっているのでしょうか?それにしても切なすぎます!
ラブストーリー映画不毛の最近ですが良質な作品をたくさん作っていただきたいですね。ラストレターにも期待してしまいます。
観客は熟年カップルばかりで少し居心地が良かったです。
メッセージが込められている素敵な恋愛ストーリー
恋愛ものは久しぶりでしたがただの恋愛ものではなく、深い深いもので、頭もつかいました。
音楽が特に素晴らしく、ひきこまれました。
二人の演技も心情をうまくあらわしていました。
ただ感情の起伏だけで、表さない、そんな映画でした。
んー
石田さんの素敵女性と素敵音楽は良いのですが、これ、やったらあかんやつやん!と途中から、ストーリー見に入らず。
ヨーロッパの街並みやら、風景の美しさと刹那い恋を音楽に乗せてかと思いきや、思いっきりどろどろなヤツでした。。
ヒロインが初老のおばさんなのが残念
50歳のおばさんに来月結婚するの、とか言われてもピンと来ない。風俗のババアが年齢ごまかす時によく使う手だわ。それは置いといて、途中はまったく面白くない。アクション映画のほうが良かったなと思っていたが、一番最後のほうは良かった。ヒロインがとにかく老け顔なのが気になった。音楽とストーリーが良かったので星3.5です。
静かに燃える本能
アコースティックギターだけのメロディってなかなかいいもんなんですね。癒されます。
そんな旋律から始まる蒔野と洋子の出会い。最初に紹介された時から、何かしらこの人だと惹かれるものがお互いにあったのでしょう。
途中の2人を引き離そうとする早苗の携帯の作戦のことや、別れたはずのリチャードと結婚してるとこなど、ちょっとストーリー性を考えるとあららと思うとこもありますが…
福山雅治と石田ゆり子のお2人はビジュアルが美しい。50代の恋愛がこんな綺麗なものに仕上がるとは。
ただ、恋愛をテーマにした作品ならば、もう少しお互いに心に渦巻く情熱を表現してもよかったのではないかと。どうしても、最後まで上品な作品にしたかったのかもしれないが、性的な描写ではなく、途中の燃え上がっていく過程でそれを表情や仕草、行動で表してほしかったな。
マネージャーである早苗の気持ちがとても切なかった。彼女の蒔野を思う気持ちも強い確かなものだった。それだから、良心の呵責に苦しむことになったんだね。
こんな無意識に求めあってしまう誰かに巡り会うことが本当に奇跡だなと思った。そして、そんな誰かに会えたらなと…
原作に流れる雰囲気が変わらず美しい
原作ファンです。
原作通りに進んでいく安心感と
映画でもやっぱりこうなんだという
微妙な失望感がありました。
若い子たちが
「でもあの携帯番号は気づくだろ」と
帰り際に話してるのを耳にして
理解もできるんだけど
そこは、ストーリーだから仕方ないよね、と
ちょっとだけ微笑ましく感想を聞いていました。
誰かの心をモノにしようと思っても
絶対に、悪い企みをしてはダメだと
感じます。
いい映画。
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