マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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えっこんなこと許されるの?
愛の形には、いろいろとありますが、いい男といい女だからできる話と思えました。
ギターの調べが随所に入り、ええっ?こんなこと許されるの〜っ!といい男でなくても少し感情移入できるのは監督の力か?
石田ゆり子さんが少しお疲れ気味に見え、魅力があまり感じらなかったのが残念。
歩き出す先
ラストシーンでは、蒔野聡史(福山雅治)と、小峰洋子(石田ゆり子)が逆の方向へ歩き出して欲しかった。悲しいが大人の選択としてはそれで良いのでは。その少しの違いで、映画の質がかなり変わると思う。また、音楽家に音楽家を演じさせことは、観る側に現実とフィクションのイメージの重なり・乖離などを意識させてしまうため、難しいかなと感じる。
ギターが素晴らしい
言葉にとにかく定評がある平野啓一郎の世界観を、忖度という大人の事情が隅々まで絡まるとこうなるのか。と思った作品。
劇中、ずっと鳴り続けるギターは素晴らしい。
もうそれだけで良かったかもと思うくらい。
石田ゆり子はこんなに演技下手だったっけ?
いろいろな腑に落ちないところが満載で、
これは原作をきちんと読まないと消化不良になりそうだと思った。
恋愛話としては、ど定番の展開に、
パリのテロ事件だとか、
天才ゆえの苦悩だとかを絡めた内容なんだけれど、
どーにもこーにも繊細な部分を表現しきれなかった気がする。
尺のために編集したんだろうか…?
うーんうーん。
すれ違いの恋愛
ミュージシャンとジャーナリストの恋。
舞台もフランスとかニューヨークで派手。
オシャレな設定とオシャレなセリフ回し。
告白のセリフも、これでもかという位。
ただ、設定が派手なだけに、全てが嘘くさい。
中身は、これでもかという位のベタな
すれ違いの二人の恋の話。重要な場面は必ず
携帯がなる。
そして、全ての証拠を残しておいて
4年後に打ち明けるマネージャー。。。
実は若干チャラい?(笑)すれ違っていく、大人の恋の切なさ。
【賛否両論チェック】
賛:運命の出逢いをしたはずの2人が、あらぬ誤解ですれ違ってしまう様が、観ていて非常に切ない。物語を彩る音楽も魅力。
否:冷静に考えると、ストーリーそのものがありえなくて結構チャラい。展開もかなり無理がある印象を受けてしまう。
思わぬ出逢いをしたギタリストとジャーナリスト。遠く離れた世界にいた2人が惹かれ合いながらも、些細な誤解やボタンのかけ違いから次第にすれ違っていってしまう姿が、得も言われぬ切なさを生み出していきます。その様子は、まさに観ていて思わずもどかしくなってしまうほどです。
ただ、如何せん福山雅治さんだから成り立っているストーリーといいますか、実際のところ冷静に考えてみると、1度出逢っただけの結婚間近のヒロインに、海外まで結婚を止めようと会いに行ってしまう主人公って、なかなかチャラいです(笑)。その上で、
「人は過去が未来を変えると思い込んでる。でも実際は常に、未来が過去を変えてるんだ。変えられるとも言えるし、変わってしまうともいえる。」
なーんてサラッと言ってしまう辺り、やっぱり福山さんだからこそ成立するキャラクターですね(笑)。
終わり方も好みが分かれそうなところですが、ラブストーリー好きな方は、観ておいて損はないと思います。
何はともあれ美しい映像は必見と思う
もともと恋愛の後悔とか苦悩が好きなタイプなので、主演のお二人の演技力もあって私は好きな作品です。
なんで、どうして、という恋愛で避けられない苦悩を丁寧に描いていて、そういう心理描写と、感情の残酷さと、美しい映像が好きな方はぜひみていただきたい作品です。
あぁぁぁぁ
パリやニューヨークの街並みに
福山雅治さんと石田ゆり子さんが、美しく溶け込んだ大人の恋愛映画に涙しました。
すれ違いのもどかしさ。
あの時、こうしていたら…
誰もがそんな経験をしながら今を生きている。
何であの時、もう一度追いかけなかった?
何で諦めて、身近なところでおさまった?
槙野さんの「あぁぁぁぁ」に、一緒にあぁぁぁぁ
やっぱり、別の人に想いを残したまま、手を差し伸べてくれたからの一緒になってはいけないよ。
みんなが不幸になる。
真実を知らされるより、知らないままで、選ばなかった方の人生を生きる幸せもあったのでは?とも思ったけれど
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は未来は常に過去を変えているんです。得られるともいえるし、変わってしまうともいえる。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか。」
クラシックギターを何本も購入したという、さすがの福山:槙野さんが奏でる「幸福の金貨」の美しい調べに、選ばなかった方の道にも、過去を変える未来があると信じてみてもいいのかもしれない。
そんな余韻を感じながら、自分の人生の今を思う映画でした。
あぁぁぁ
パリやニューヨークの街並みに
福山雅治さんと石田ゆり子さんが美しく溶け込んでだ、大人の恋愛映画に涙しました。
すれ違いのもどかしさ。
あの時違う選択をしていたら…
誰もがそんな経験をしながら今を生きている。
何であの時、もう一歩追いかけなかった?
何で諦めて、身近なところでおさまった?
槙野さんの「あぁぁぁ」に一緒にあぁぁぁ
やっぱり、別の人に想いを残したまま、手を差し伸べてくれたからと一緒になってはいけないよ。
みんなが不幸になる。
早苗さんの最後の懺悔の告白
そこまでして手に入れたなら、知らないままに、選ばなかった方の人生を生きる槙野さんの幸せもあったのじゃないかい、と思ってしまったけれど…
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」
クラシックギターを何本も購入したという、さすがの福山:槙野さんが奏でる「幸福の金貨」の美しい調べに
未来が過去を変える
選ばなかった道にも過去を変える未来がある
と信じてもいいのかもしれない。
そんな余韻を感じながら、自分の人生の今を思う映画でした。
人生の素晴らしさを切り取ったような作品
大切な人に出会い、惹かれ合う幸福。
どうしようもなくすれ違うことの切なさと、無力感。
未来によって、過去の解釈は変わっていくということ。
人生の結末は誰にもわからないけれど、
"生きる"ということの希望が詰まった
美しい作品だと思いました。
音楽が素晴らしいので、ぜひ劇場で。
淋しい男と寂しい女のひとりごと、それでも何時かはいつものように慰めあっている。
不能な男と不感症な女が年老いて出会うことはない。
でも、夢想することは勝手だ。
妄想を形にすれば美しく見える。
映画はとても便利なものなのだ。
福山は相変わらず大根だったし、石田ゆりに救われていたし、そういった意味からいえばこの監督は優秀なのだ。突き詰めたら演技しない方がよいことになってしまう。他の役者がバカに見えてしまうのは哀しいことになってしまう。
美しい映画でした
原作は読まずに映画を。切ない大人のラブストーリー。見終わった直後はストーリーに違和感を覚えましたが、時間が経って思い返してみると切なく余白を感じさせるいい作品でした。
「未来が過去を変える」「幸福の硬貨」など印象的なフレーズも沢山。美しい映像。そして、何より音楽が素晴らしい。ギターの演奏にこんなにも引き込まれたことはありません。
リアル。
わたしが原作の本を読んだ時に印象的だったシーンは、登場人物が相手に惹かれる愛の場面でした。
蒔野が洋子の所作1つ1つを目で追いながら愛してゆくシーン、洋子からリチャードへの姉のような愛情や、三谷の蒔野への熱っぽいひたむきさ、親が子を想う温かさ。
しかし、映画を観たあとから何度も思い出されるのは悲しみや後悔を抱えながらも、どんなに堪えても相手への気持ちが体の中から溢れ出てしまう…行き場のない愛を見せつけられるような切ないシーンばかりでした。
嘘をつき、強がり、さまよい、震え、叫び、怒りながら微笑み、崩れ落ちるように泣く。それが、とてもリアルだと感じました。
美しい風景や演出も欠かせないものでしたが、福山さんが骨の形がわかるほどに顔を歪ませ、石田ゆり子さんが目尻に深くしわを刻み顔をくしゃくしゃにして涙する場面が、わたしにとっては紛れもなく蒔野と洋子そのものであり人の生き様を細密に表現した、この映画の本質であると思いました。
大人
10代の恋愛は興味本位、20代はより良い環境のパートナー探しの恋愛、そして、自分と向き合い続けた30代。アイデンティティを尊重し合える人に巡り会えた時、人は激しく恋に落ちる。6年間で、たったの3回しか会ってなくても、2人の結びつきを丁寧に描かれてて素敵だと思った。
余韻が長い
一度目は『ん?』
二度目は『感動』
三度目は号泣するかも知れないからBlu-ray Disc出てからホームシアターで観ようと思う
初めてサントラを買った
曲毎に場面が甦りラストシーンからのエンドロール『幸福の硬貨』からのフルオーケストラ
何度聴いても鳥肌が立ち目頭が熱くなる
胸糞
石田ゆり子さんはとても美しかった!
それだけ!!
福山のマネージャー、あいつがいなかったらこんなことにならなかったじゃん!てゆうオチ
自分で蒔いた種なのに、散々やることやってから、好きにしていいよ、ってさぁ、、、
はー?
どの口が言っとんじゃボケぇw
まじでイライラしました
二度と観ることはないです!
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