劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
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ヴァイオレットちゃん
このシリーズの1番の好みは衣装だったりする。背筋がスッと伸びたヴァイオレットを纏うスッキリと上半身からスカートは背後にひだがでヴォリュームをつける。美しいバランス。映画館で特に印象的だったのは藍の色合い。冒頭のアンの家の壁紙やヴァイオレットの上着。美しい画力の高さと世界観の作り方が素晴らしい。どきっとさせられる死相表現はテレビアニメシリーズでもあったが、生死に関わる表現はリアルにこちらの琴線をついてくる。劇場版だからなのか、引きの絵も結構心に残る。島で慟哭するヴァイオレット。
相変わらず涙腺を刺激してくる。テレビ版含めてドップリと優しさと誠実な世界に漬かることができる。心を洗う時間。
この劇場版について言うと、その結末が目的になるが、この物語にその結末は必要であったのかという疑問は残る。感情のなかったヴァイオレットが人としての成長、過去の傷に向き合い、自我を高め、自分の目的を自ら見つける姿がこのシリーズの肝であったので、そうでない結末を見たかった気がする。他方、焦点があたるブーゲンビリア兄弟の心象は消化不足感が残った。
社長の気分、感動するしかないよね
せこい。
こんなシナリオ、感動するしかないよね。
ただ、TVアニメ同様ツッコミどころもところどころ。
個人的には、もうちょい少佐も頑張ってほしかったかなー。
社長的には大事な娘をやれんぞってなった。
少佐の最後らへんのセリフもどうにかならんかったかな、
冷静に考えるとちょっといろいろ不味そう。。。
時間軸を変えた描き方はかなり良かった。
ただただ素晴らしかった!
TV版、外伝と観てきて、完全に父親目線になっているのかもしれませんが、ヴァイオレットが幸せになってくれて本当に良かった!!とにかく最高の結末でした!!
ヴァイオレットが船から飛び込むるシーン、たまに、あの高さであり得ないとか何で飛び込むの?とかスクリューが危ないとか、野暮な事を言っている人もいますが、あそこで飛び込まなきゃヴァイオレットじゃない!
あんなに想い続けて、でももう会えないと諦めていた所でギルベルトが来てくれて、感情が爆発しないわけがないです!むしろあそこで飛び込まなかったら、ギルベルトへの想いはそんなものだったのか?と思ってしまいます。あのヒラヒラした服で平気でスカイダイビングしたり湖に飛び込んだりしちゃう娘なんですよ!ヴァイオレットは!
ギルベルトとの再会シーン、ヴァイオレットはギルベルトに伝えたい事が沢山あったと思いますが、上手く言葉にできない自分がもどかしくて、手で自分の足をトントン叩くしぐさは最高でした!何も言わなくてもいっぱい気持ちが伝わってくるというか。首をブンブン振るのも良かった!
あそこで簡単に愛してるって言えないのがヴァイオレットの良さというか、すごくリアリティーがあって良かった。
最後郵便局のおじさんがデイジーにサムアップをしたりヴァイオレットが切手になってたり、ヴァイオレットはエカルテ島で皆に愛されていたんだろうな、と嬉しい気持ちになりました。
エンドロールの後の指切りも良かったなーー。
ヴァイオレットが幸せになれて本当に良かった!
DVDも絶対買う!
ヴァイオレットの成長日記
原作は読まず、アニメで見てました。
最初は感情を知らない少女だったのに、
ここまで成長したんだなと親目線の様に感じました。
手紙を通して色々な人の感情を知り、
言葉の裏にある気持ちを理解していく。
純真無垢なヴァイオレットだからこそ、
素直に吸収していけるのかなと。
じゃあ誰がそのヴァイオレットを守ったのか、
それは弱い人間だけどその分優しさを持っている
ギルベルト少佐だと思いました。
「少佐のそばにいたい」
その一心でヴァイオレットは生きてきた。
それがいつからか少佐の最後の言葉、
「あいしてる」を知るために生きていく。
少佐が生きていて良かったと思いました。
私はギルベルトがヴァイオレットに
会えないと言った気持ちが理解できました。
自分を戒めるために
自分達が被害を与えた島で暮らし、
子供たちに教えるのは戦いでなく知識。
最初は記憶喪失で会えないのかと考えましたが、
贖罪の為とわかり、ギルベルトらしいなと納得です。
ヴァイオレットの成長に
ギルベルトも驚いたでしょう。
たくさんの人との出会いがあったからこそ成長した、
ただ原動力は少佐の言葉があったから。
ギルベルトがどう感じようと
ヴァイオレットを大切に思っていた事、
その思いはヴァイオレットに伝わっていた。
ヴァイオレットの本心が、素直な気持ちが
ギルベルト宛ての手紙には詰まっていました。
しみじみ素敵な手紙だと感じました。
手紙だからこそ伝えられる気持ち、
そして伝わる気持ち。
手紙を通して気持ちを伝える事の大切さ、
そしてヴァイオレットの成長
この2つの軸が綺麗にまとまってました。
最後のシーンは絶対ヴァイオレットで
終わらせてほしいと思ったので、
2人の約束のシーンが最後で大満足でした。
ちなみに一番グッときたシーンは、
ホッジンズの「大ばかやろう」です。
この作品をつくってくれた全ての方に感謝です。
暖かい気持ちで終わりました
テレビシリーズの完結編になりますが、メイン部分はベタな純愛ストーリーです。
しかし、絵がとても美しいため、世界の中に入り込んでしまい、素直に「いい話だったな〜」と暖かい気持ちで終わりを迎えることができました。
また、主人公達の後日談が別の時間軸から語られているのも良かったです。
気持ちを伝える手段は手紙から電話、そして今はメール、チャット(LINE等)と変わってきました。
しかし手紙には時(世代)を超えて想いを届ける(繋ぐ)ことができる、という長所があることを再発見させてもらいました。
この素晴らしい作品を作ってくれた、京アニの皆様に感謝致します。
涙活に最高!
今年1番泣きました✨
と、そんな綺麗なもんぢゃなかったな…
泣き過ぎで詰まった鼻が後から通り流れ出し、マスクの下では涙と鼻水でグシャグシャに。鼻呼吸ができるはずも無く仕方なく口呼吸。スクリーン内他のお客さん達からも咽び泣く声が方方から聞こえてきた。
TVシリーズを観てからの観賞をオススメするけど、いきなり観賞でも全然イケる!
これまでのシリーズの大事なポイントを押さえたうえで、ファンのみんなが気になってたポイントにググっと迫る。
人の気持ちが分かるようになりたくて頑張ってきたのに、わかるようになってしまったせいでこんな苦しい想いをすることになるなんて…
そんななんとも言えない気持ちが絶妙な切なさシーズニングする素敵な映画。
そしてなんと言っても京都アニメーションさんの映像美💓感服かつ眼福です❤ ❤ ❤
TVシリーズの時に雨の降り始めの様子のリアルさに心奪われたけど、この作品では雨もさることながら、海と波の描写がとにかく美しい🍀そして花火は特に素晴らしかった✨✨✨
始まりからのストーリーの伝え方、切手の絵柄での終え方、何から何まで完璧でした。
得意ではないのジャンルである「アニメ」でまさか自分がこんなに感情移入できる作品があるなんて想像だにしてなかった。新しい発見をありがとう😊これからは喰わず嫌いをやめてもっとアニメ作品にも積極的にチャレンジしていこーっと (´∀`艸)♡♡
ヴァイオレット(愛)の名にふさわしい結末
TVシリーズ全14話+外伝を見てから本劇場版を観賞。初めは京アニへの応援と
見るなら作品内容を知った方がおもしろい位の気持ちだったがヴァイオレットが
依頼人と手紙を通して心が成長していく様とTVシリーズ第8~9話でのあまりの
痛ましさになんとか幸せになって欲しい思い一杯、ようするにドハマりした状態
で劇場版を見る事になった。
まず知識あり観賞は正解だった、TVと外伝の要素が随所に差し込まれるが
全部わかるから疑問符も頭に上がらず、本映画での時間経過の変化を楽しめた。
冒頭はTV10話で登場した少女の家、おそらく数十年後を舞台に彼女の孫娘が
エヴァーガーデンの足取りを辿る所から始まる。本作品は3つの物語が混ざり合い
進行するが、孫娘の物語は素直になれない気持ちを『手紙なら伝えられる』を知る
のと未来でエヴァーガーデンがその後どうなったかを視聴者に見せる役割を
担っている、全体で見れば非常に短いがTV1話を彷彿させる手紙が舞う演出と
壮大な音楽も相まって非常にお洒落な導入となっている、好き( ゚Д゚)b。
第2の物語は死期が迫る少年の御話、ファーストコンタクトは偉そうだが
ヴァイオレット最後の成長と、少佐と大佐、兄弟ゆえの複雑な関係を少年を通して
視聴者に訴える役を担う。訳あって休日出勤してたヴァイオレットに代筆を依頼。
宛先は両親と小さな弟、母親が残される娘に50年分の手紙を綴る話を思い出す。
そんな中で少年と重要な会話をするヴァイオレット、少佐と再会した時彼女は
『あいしてる』をすこしは理解したと言うと答える、少年は『わかるだけ?』と問うが
この時ヴァイオレットは返答できない、だが終盤の大詰め、最も感動的な形で
答えは返ってくる、流れだすBGMと相まって物凄いあざとい、でも好き( ゚Д゚)b。
最後の物語は肝心要のヴァイオレットとギルベルト少佐の御話、TVから始まった
両者のラブストーリーの結末を描く。作品を見て日は浅いが最も望んでいた終わり
を迎えてくれる、でも少佐、もう少し素直になれやと思ってしまった。『大馬鹿野郎』
は当然、でも勘繰り入る余地なしの王道ハッピーエンドだった。最高( ゚Д゚)b。
ヴァイオレットの成長は少年関連以外ない、もっともこれまで十分に成長も変化も
描写してるから必要ない、必要なのは少佐へ思いをぶつける機会だけ。
少佐に思いを馳せる姿、少佐幼少期の思い出の品を見て喜ぶ姿、TV第9話で
少佐以外の生きる理由を見つけたものの根底には少佐を引き摺り続けている。
名を貰い、知識を貰い、案じて貰い、ブローチを貰い、『あいしている』を貰った。
道具と言いつつそのじつ少佐はヴァイオレットをとても大事にしていた、多くの人の
想いに触れるたび彼女の心で少佐の存在は大きくなる一方だったろう。
少佐の話となると静かな佇まいからガラリと恋する少女になる様は心の成長を
感じつつもどうにもいじらしくて悲しくなった、そんな彼女が終盤の終盤、浜辺での
長い長い告白シーン、感情がとめどなく溢れ出し、思った言葉は出ず足は硬直
前に進めない自身の足を叩き懸命に気持ちを伝えようとするヴァイオレット
その姿は初めての告白に緊張している普通の女性、人の感情がわからず、義手も
不慣れだった少女がホント…いやぁ幸せになってくれて良かったぁ。
少佐がらみと言えば兄のディートフリート大佐がキーパーソンになっていた。
彼がいなかったら最後のハッピーエンドは起きなかったかも。相変わらずキツイ
言葉を飛ばす人物だが、戦争から月日が経ち丸くなった…というより本来の性格?
に戻ったのか弟との思い出の場にヴァイオレットを連れたりホッジンズに放った
キツイ発言に反省したりと物凄く様変わりしている。子供時代、少佐と遊んだヨット
上でヴァイオレットが嬉々と帽子の持ち主を聞くやり取りは淡々としつつ貴重な
笑えるシーン、こんな会話できるなんてTVじゃ想像つかんかった。船の上で大佐は
彼女に本音をこぼす、父親に反抗的な自分のせいで弟に家督を押し付けた後悔
でもそれは終盤で清算される、二の足を踏む弟の背中を押し出す言葉と共に。
こっちもきっちり決着が付いて良かった、それにしても大佐どうやって島に来た?
あのヨットか?だとしたら何だかドラマチックだ。
様々な事情が絡み、延期が続いた本作だが、劇場で見れて良かったと心から思う。
圧巻の作画、重厚なオーケストラ、思い伝える大切さ、安心して見届けられる最後。
生まれて初めて劇場で見た京都アニメーション、多幸感あふれる作品でした。
尺稼ぎ多すぎ&男がショボい!!
なかなか始まらない長すぎる導入部、中盤の取って付けたような少年のエピソード等、本筋以外の尺稼ぎが多く、またBGMが感動系のものばかりで押し付けがましく苦行でした。男があまりにもショボく、少佐まで上り詰めた人物だとはとても思えませんでした。男ならどんなに情けない姿になっても、自分を訪ねて来てくれた想い人を追い返すとか、女に恥をかかせてはダメです。ヴァイオレットの欠損の原因は少佐なので、どんなにヘボい男でも関係を切られたら困るという事なのでしょうが、外伝が良かっただけに監督と脚本家が違う本作にはガッカリしました。共に外伝の監督・脚本家の上司の様なので、原作を改変してこれで通すとかワンマン・パワハラ職場の様な気がします。
(T-T)泣きのトラップが随所に、、、。
レビュー見れば前作、テレビ放送?みなくても流れは把握できるでしょう!
終始泣きのトラップが張り巡らされていて油断するとみっともない位に号泣してしまうので注意してみて下さい。元女兵士がドールという手紙代筆業を経て人の気持ちを知っていく物語。思い人の元上官を探すが、、、、。
言葉と本心は違うんだね、、、わかってはいるがその人を真に思わないと出てこないし行動にも移せないんだってことかなぁ、、、?
バイオレットが船から飛び降りるシーンは感動、、、その人を思う気持ちがグッと伝わる。
よかった!
最後の海のシーンは背景の海と2人の大きさがあってないような気がします。
巨人が2人海の上で、、、、。
誰かも言ってましたがエンディングの曲、少し強いような、、。
京アニ作品、、、流石絵がキレイ。応援してます!
泣かないわけない
アニメ、外伝の内容はあまり覚えていなかったのですが、ストレスなく見れました。そして子供が死ぬシーンは泣けます。泣かせにきてます。ただし、気になる点もあります。終始bgmがほとんどなく静かなので人の泣き啜る音とかがうるさいです。あと社長が馬鹿やろー!と叫ぶシーンがへなちょこで笑ってしまいました。挿入歌も歌詞はいいけど合ってない感じが否めません。
見なければよかった
TVアニメ、外伝と非常に楽しめたので劇場版も大いに期待して観てきました。
結論としては観た記憶を消したいレベルの映画でした。
まず、原作は読んでいないのでどこまでがオリジナルの展開なのかわかりませんが
ギルベルトが生きているという展開は必要だったのでしょうか。
過去作ではギルベルトの死を前提として、葛藤し成長するヴァイオレットを
軸としてストーリーが進んでいましたが、今回生きていたという事実が発覚する
ことで、TV版、外伝も含めて全体的に安っぽい話になってしまいました。
かといって、色々な経験を経て成長した結果、何かそれを活かした面白い展開になるかと思えば
TV1話の時点で書いても同じような内容になる手紙が、大層な演出のあとでてきたり台無しです。
後、ギルベルトとヴァイオレットは親子のような関係性だと思っていたので
突然欲情するギルベルトには少し笑ってしまいました。そのタイミングでTV版の
おもしろEDも流れ出すので、「あぁ、この作品は自分向けではなかったのだな」と確信が持てました。
次に、今回TV版10話のアンの孫デイジーの登場で始まりますが、それ自体は面白く
開始5分で泣くというのも理解できました。デイジーが出てくるシーンだけは全て良かったです。
しかし、TV版10話が受けたからといってユリスとかいうTV版10話の焼き直しのような
話はいれる必要があったのでしょうか。しかも、ユリスの手紙を中心として話が進むならまだ
わかりますが、特に何か起こるわけでもなく手紙が完成し、予定通り死んで誰でも予想できる
内容の手紙をわざわざ読み上げるのを聴かされます。
似たような話なのにTV版10話にあった情緒がカケラもありません。途中リュカとかいう名前とちょっと姿がでてきていただけの友達とやらがでてきますが、ユリスにも感情移入できていないのに
なんか感動っぽいシーンを見せられても困ります。後、結局ユリスパートは何の意味が
あったんでしょうか。電話を馬鹿にしてたけど便利じゃん?ぐらいの意義しか見出せませんでした。
その他にもとにかく理解できないシーンが多すぎるので以下箇条書きです。
①ディートフリートの実は良い奴シーンみたいなのがしつこいです。劇場版から入った人向けなのかわかりませんが、そもそもディートフリートが嫌な奴ってことを示しているのが
ヴァイオレットをギルベルトに渡す過去回想シーンと、クラウディアの嫌そうな反応ぐらいです。
嫌な奴って示す回想を増やした方がマシだったんじゃないでしょうか。
②上でも言ってますが劇場版から入った人向けと思われるシーンがしつこいです。
露店の装飾品を見て、ギルベルトにもらったブローチを思い出すシーンなんて
新規の人への説明にはなるかもしれませんが、過去作を見ている層はもちろん、登場人物達も
お前同じことTV版でやってただろって思っているでしょう。他にもギルベルトへの心情を伝える
ためか、ヴァイオレットはことあるごとにヒステリーを起こすのも、TV版と比べてキャラ付けが
濃すぎる結果になっているので、一体お前は誰なんだという気持ちになります。
義手になった経緯を示すためかユリスに対して地獄のミサワばりのアピールをするところも
ひどいです。ユリスもカウンターで病弱アピールしてたので引き分けといったところですが。
③手紙が飛びすぎです。とにかく全ての演出がくどいですが、飛んでいく手紙芸も擦りすぎです。1回で良い。せっかくなら他の物を飛ばして欲しい。
④クラウディアもことあるごとに、ヒステリーを起こす厄介なおっさんと化してます。
話し合いをする気がない。あと、よくわからなかったんですが、この人もヴァイオレットに
欲情してるんですか?
⑤ギルベルトの微PTSDみたいなやつの説明がなくてなんか会いたがらない面倒臭い奴って
感想しかないです。なんかディートフリート(良い奴)に説得されてなんか変な曲が流れて
なんか走っていって実は親愛ではなく欲情していたことが発覚した。よくわからない。TV版の時も
外伝の時も欲情されていただけだったらしい。繰り返しますが、急に全てが浅い話になりました。
⑥話を良い感じに進めるためだけに生まれてきたようなモブキャラが多すぎます。
特に深いことは言わないけどギルベルトに独り言をしゃべらせたくはないだけにいる爺さんとか、
手紙を「絶対渡すね!」って言って無言で即、下りの箱にぶち込む賢い子供とか、
カマキリの話でギルベルトの身体障害いじりを始める子供とそれに良い感じの情報を
補足してくれる子供とか、突然親指をたてられて全く関係ないのに親指を立て返してくれる
おそらくユリスの生まれ変わりのおじさんとか。
⑦上でも書きましたがユリスの親指立てるネタをデイジーが知るはずないのに
伏線回収みたいな感じでやる必要がありません。最後の指切り画像も特にセリフとか
ないなら伏線回収になってないので必要ありません。ユリスは死ぬ前に手紙だけでなく
伏線を張る努力はしていたようですが、回収?の仕方が斜め上すぎて実質回収できていません。
⑧最初に書くべきでしたが全体を通して何をテーマとしているのかがわかりません。
デイジーパート→説明パートまではわかったのですが、新キャラのユリスがでてきたと思ったら
突然ギルベルトが生きていたって話がでてきたり、エリカが劇作家の弟子になったって話も
特に意味はないし、アイリスが最初意気込みを語ってたのがユリスの最期のシーンで
何か意味をもってくるのかと思ったら特になく。今までなんやかんやあったけどギルベルトと
ヴァイオレット結婚させたかったんだよね、ぐらいしかわかりませんでした。
まだまだ疑問点が尽きないですが、この映画でたまったストレスは発散できたので以上と
させてもらいます。TV版10話で上書きしようと思いましたが、でも最終的にあの話に
繋がるんだよなと思うともう楽しめません。
数十年後忘れたころにTV版と外伝を見直したいと思います。劇場版は観ないということは
忘れないように生きていこうと思います。
古典的なプリンセスの話。
戦争で少佐に殺人の道具として使われきたヴァイオレットが、自動手記人形になって徐々に人の心を学んでいくアニメの劇場版。
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前作の劇場版で既にエッフェル塔の工事が始まっていて、エッフェル塔が完成すると電気が普及して手紙という文化が廃れていく予感があった通り、今作はちゃんとそれに向き合ってた。
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少年の危篤間際、電報と電話が活躍する。逆にこの映画の最後、未来パートで少女が手紙を書く。新しいもの古いものどっちもそれぞれ良いところがあって、どちらかがダメとかない。それは映画っていう文化にも言えるので、映画館と配信どっちも良い所があるから、映画館が古い文化になってしまっても私は映画館をいつまでも大好きな場所でいるよ。
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で、まぁ少佐とヴァイオレットについてなんですが、これめちゃくちゃ王道のプリンセスラブストーリーですね〜(笑)昔のディズニープリンセス見てるみたいだった。まぁ最近ディズニープリンセス戦ってばっかであんま恋愛しないもんね(笑)こういうの見たいよね(笑).
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最後も今の自分の仕事とか居場所を全部放り出して少佐のところ行くって、凄いな。まぁヴァイオレットは少佐が全てなんですけど。でも今の時代、映画とかドラマで描かれる女性って男に振り回されない強い女性が多いわけで、でも皆が皆そんな強くならなきゃいけない、働かなきゃいけないわけでもない。
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別に恋愛が全てだったら恋愛に生きればいいし、旦那さんが全てでもその人が幸せなら良いと思うよ。この映画って古い文化と新しい文化どっちも良いよねって映画だと思うから、古風な女性の生き方をしてもいいよねと受け取った。というかそう思っておく。私はヴァイオレットは少佐に囚われたままじゃなくて独り立ちして欲しかったからさ。
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そもそも少佐何歳なん?14歳の子に愛してるって普通にロリコ・・・、まぁこんなこと言うのはアニメでは野暮なんでしょうね。あとは若い男がいない島に1人少佐だけなのに、ずっと独り身って、絶対バチェラー始まるやんとか思った(笑)でも誰とも関係なくてずっとヴァイオレット思ってるって、ファンタジーだなぁ(笑).
泣けた…けど想うところもあり
序盤と中盤は本当に泣けた。周りのお客さんがすすり泣く声も聞こえた。
終盤で「みちしるべ」が流れた。周りのお客さんのすすり泣く声が消えた。
歌詞は確かに終盤のシーンとマッチしてました。しかしあのクセが強すぎる歌唱はアニメ放送されてたときもかなり苦手だったため映画でも一気にグシャッと余韻が潰され涙も止まりました。
みちしるべがなければ☆5でした。
すごかった
最初からぐいぐい引き込まれました。画やキャラクターの魅力もあり、またセリフの間合いや呼吸の演出が素晴らしい。それはもちろん声優さんや編集作業も優れているからこそだと思う。
物語自体はテレビ版/外伝を観てませんが(ここは外伝観るとつながる要素かな?)と感じられるポイントはあるので後日でも観てみようかと思う。
今作単体で充分すごかった!ストーリーには触れませんが黙って観に行く価値がある。
映像表現は素晴らしいが、脚本演出が
お話としての出来、作話脚本重視の自分には not for me。
他の人も書いてる「モラハラ男に振り回されるのに離れられない女」の話になってしまっているのを筆頭に、「挿入される現在」や「なぜか知ってる親指立て」など意味不明や粗が目立つ。
そして何より、気持ちを伝えることの大切さをテーマとし、その象徴として手紙を使っている作品なのに、だ。
手紙が飛んでいく(そしておそらく失われる)演出が複数あるのはどういうことだ。
「手紙に込められた想い」をないがしろにされているようで、猛烈に精神力を削られる。
星2.5。見所は映像(と主に脇役の声優の演技)
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