ボーダーライン ソルジャーズ・デイのレビュー・感想・評価
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ストーリー展開に強引さを感じました。
メキシコ麻薬カルテル同士の戦争を仕掛ける為、16歳の少女を誘拐した工作員と、その少女の逃避行。
リアルに麻薬カルテル壊滅作戦を描いた「ボーダーライン」のスピンオフ映画とのこと。ただ、この映画は少々乱暴に感じます。
イスラムテロとメキシコカルテルを結びつけるのもやや強引。戦争誘発の為に少女を誘拐するのはかなり強引。主権国家でやりたい放題のアメリカ軍には、正直かなりドン引き。
終盤、工作員が死の恐怖にさらされるシーンは迫力と緊迫感があり刮目しましたが、そのシーン位でしょうか。
戦闘シーン等はリアルに撮影されていているのに、設定やストーリーがそれに追いついてきていない印象で、少々残念でした。
We gonna help started a war. ヤバい緊迫感!
何この緊迫感!ずっとずっと重いサウンドと共に緊迫感が続いていきます。あー、これ映画館で観とかなきゃいけなかったヤツやん!と後悔しながらamazonプライムで観賞しました。
いや、もう息が詰まるとはこの事です。冒頭のテロのシーンからピリピリしっぱなし。ジョシュ・ブローリン、サノスの時よりよっぽど恐ぇぇ!ベニチオ・デル・トロ、コレクターの時よりよっぽど恐ぇぇえ!そう言えばこの二人「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の時にも一瞬共演してましたね。本作では終盤の二人の電話でのやり取りが渋すぎです。アレハンドロが全てを理解した上で「お前がやるべき事をやれ」ってカッコ良すぎでしょ!!
とにもかくにも本作はベニチオ・デル・トロですね。静かに復讐に燃える男。トリガーに人差し指を真っ直ぐに入れて連射するのは実際にやれるかどうかは分からないですが、何だかプロっぽかったです。顔撃たれた時には死んだか!?っと思ってドキドキしましたが、それでも生き抜いているのに執念を感じます。でもあれって奥歯ガタガタになってそう・・食べづらくなるだろうなぁ。
そんなに詳しくないのですが、ああいう職業ってアメリカでは実在するんですかね?戦争始める切っ掛けを作る仕事。いったい何屋と呼べばいいのかすらわからないんですが、軍事大国アメリカなら実在しそうで恐い!あ、それと中国にもいそうですね。こういう作品を観ると改めて日本人で良かったと思ってしまいます。
この迫力よ。
もうね、悪辣すぎる。
麻薬カルテルはもちろん、アメリカ政府はそれ以上に。
銃撃のアクションシーンとか迫力あって良いし、
特にメキシコから脱出するくだりはほんと目が離せないくらい良かった。
そう、良かったのは間違いないんだけど
なんて言うのかな、それほど響いてくるものは無かったようにも思う。
あぁ、メキシコもアメリカも大変なんですねっていう。
3作目もあるみたいだけど、見るかどうか微妙だなー。
不穏な空気と緊張感あまり変わらず!
監督が変わると知って少し残念でしたが、アメリカ版予告編が公開された時、脚本家が変わらないおかげか「全然大丈夫そうじゃない(^-^)」と偉そうな感想を持ってしまったのを覚えています(笑) スーパーマーケット(ホームセンター?)で1人ずつ自爆していくのが衝撃でした・・・少し物足りない気がしたのはエミリー・ブラントがいないからかな(笑)
アメリカとメキシコの境界線
メキシコの麻薬カルテルはもちろん悪だけど、撃退する為に手段を選ばないアメリカも相当なもの。自爆テロの犯人がアメリカ国民だと分かると国家ぐるみで誘拐したカルテルのボスの娘を始末しろ、なんてことを当然のように命令する。映画の中の話だけど、アメリカならあり得そう、と思ってしまう。
それにしてもアレハンドロの強靭な肉体と精神力に脱帽。
あんな状態で起き上がって荒野を歩く(かなりの距離だと思うけど)なんて、普通死ぬでしょう。
前作でも思った事だけど、トランプ大統領が国境に壁をつくりたい気持ちはわかる。トランプさんが大統領としてふさわしいかどうかは別として!
今作の弱さを通して、前作の秀逸さを噛み締めた。
前作で見せつけられた、あの二人の、不快感さえ覚える強烈な非情さが半減し、キャラが少しブレている感。加えて、雑な描写で頭の中に?が浮かぶ。少女との絆はどのタイミングで築かれた?少年はそんなに確信持って顔覚えてるかな?デルトロ、死んでないの?どうやって助かった?一年間何してて、どういういきさつで少年と再会??などなど。
エミリーブラントのピュアな存在が、ストーリーのわかりやすさにいかに貢献していたか、サッカー少年のサブ物語が、いかに感情を揺さぶったか。そんな、前作の精緻な作り込みに改めて拍手を送りたくなるほど、今作の魅力はちょっと中途半端。次作があるなら、そこで全て回収されることを期待します。
例えば、テイラーシェリダンが脚本のみならずメガホンも取ってたら、どんな映画になっていたんだろう、、、なんて、考えたりも。
前作に劣らないクオリティ、でも前作とは性質が全く別
唸る程 面白かった、特に後半の捲りが凄い
急転と暗転の連続、急流に飲み込まれて敵・的が変わり 息つく間隙が全くなかった
倫理観なんて皆無、
ひたすら乾いた作戦実行の俯瞰描写が続いて、静かな恐怖を煽る中で、
後半に突如 描かれるアレハンドロの変心と良心
救いなんて無かった前作と全く違う展開にびっくりした
伏線の回収も見事、また続編が観たくなる、次はいつ公開?!
サングラスの奥を想像させる
デルトロの無表情からの掻き立てられる緊迫感。サングラスの奥をついつい想像してしまいます。この不毛な戦いの愚かさが淡々と進んでいく中でビシビシ伝わってきます。続編はこよボーダーラインの延長線に収まる内容なのか、気になりますね
よりリアルになった今作
冒頭のテロシーンから始まり、麻薬王の娘を誘拐、密輸を手がけるグループに関わる青年の運命がマックス、そしてアレハンドロとが交差していく。全編を通じて繰り返される殺人の暴力、演出がとても客観的でリアルに感情移入できる。カルテルの抗争をさせるという任務、マックスらも平気で人を殺すまさにルールなしのリアルない任務、めちゃ迫力あって重厚な作品でした。
ジョシュブローリンのクソっぷりが最高!
誘拐をきっかけにメキシコマフィアの内部抗争を起こさせて弱体化を謀る。
なんか、スゲー悪い話をサラッと出してくる。
ジョシュブローリンさん最低だな!最高だよ!!
映画自体は今回も骨太で、前作よりもわかりやすくて十二分にたのしめました。
ベニチオデルトロの燻銀がまた最高だわ!
メキシコ麻薬戦争を題材に、アメリカ・メキシコ国境で繰り広げられる混沌とした状況を描き出すテイラー・シェリダンの脚本が冴え渡る
暗殺者アレハンドロを演じるベニチオ・デル・トロの哀し気な表情と佇まいが相変わらず渋くて良い。
今作では麻薬王の娘イザベルとのロードムービーの色合いも漂わせている。又テキサス国境付近で暮らす貧しい少年ミゲルは、麻薬カルテルで働くことになり、過酷な経験を重ねていく。
前作では、がっちりとタッグを組んでいたアレハンドロとCIA工作員マット(ジョシュ・ブローリン)の関係性がイザベルに起因する問題で、微妙なモノになっていくシーンも見物。
<現在でも継続している移民流入問題も描きながら、渋すぎる二人の男の関係に子供が大人になっていく過程を見事に絡ませたテイラー・シェリダンの脚本が冴え渡る作品。>
<2018年11月16日 劇場にて鑑賞>
内面重視かつ緊張感があって面白かった。
『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』字幕版
*主演*
ベニチオ・デル・トロ
ジョシュ・ブローリン
*感想*
前作はだいぶ前に鑑賞済み。続編ではエミリー・ブラントが主人公ですが、今回はデルトロとブローリンの人物を中心に描かれ、緊張感があって、確かに退屈シーンは多いものの、デルトロとブローリンの内面を前作より深く描かれてたし、デルトロは暗殺者ですが、見た目は怖いですが、悲しい過去もあって、優しさを一面を見せる場面が数ヶ所ありました。
デルトロの「アディオス」と挨拶し、銃を乱射するシーンが特に渋い!
麻薬カルテルの娘を国境まで届けるミッションは、賛否によると思うんですが、なかなか緊張感がありました。
欲を言うならば、アクションシーンをもっと見たかった。それだけ。退屈だったけど、面白かったです!
続編あるのかな~
ドゥニの手を離れ…てもすげぇ!
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の手を離れる事で私の中での期待値は下がっていたのは認めざるを得ない。
とは言え、前作がとにかく素晴らしい作品だったため、その続きを見届けるべく劇場へと足を運んだ。
鑑賞後、震えながら出て来た。
こいつぁ、やべぇもん観ちまった。
前作で描かれた“現実”の範囲をより我々一般庶民達の“現実”に上手く広げた事で冒頭から鷲掴み状態。
昨今のCGだらけの作品群には到底表現出来ないであろう究極の現実(リアル)に心が震えた。
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