ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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1度ではわからないけど面白い
主人公アニーの母の葬儀の朝から映画は始まる
子供達がまだベッドなのに
自分だけ用意して車で待っているアニーは
きっと子供の世話をほとんどしてこなかったのだろう
秘密主義で閉鎖的な母の葬儀に人が予想外に来たことに戸惑うアニー
実は母、リーはカルト集団のお后的な立場だった事は後からわかるのだが付箋だろう。
不仲だった母の死に予想外に苦しむアニー。
『なぜかわからないが母に責められている気がする』
『兄は母が自分の身体の中に他人を入れたと言って首を吊った』
『息子には近づかせなかった』
この事からアニーは過去に母のカルト的な秘密を知り、息子が狙われている事にも感づいていたようで縁を切っていたが自分でもその事について記憶がなくなっているようだ。
ピーターを産みたくなかった、という発言や夢遊病の症状で殺そうとしていたことからもわかる。
リーが死んで、魂がチャーリーに宿ったのか
光が部屋で動き、死んだ鳥の首を切る。
チャーリーのナッツアレルギーの症状やピーターが車で危険運転をしたことは偶然だが、事故にあい首がとんだのは悪の力が働いてるように思う
※首の切断は必要な儀式なようだ。
カルト集団の仲間の嘘で家で降霊の儀式を行い
王は男の身体ではないといけないことから
ピーターを悪の王に捧げるための手助けをしてしまうアニー
気づいた時にはもう遅い
ピーターにはチャーリーの魂がのりうつり、悪の8番目の王になる。
謎
鬱病で物が食べられなくなり餓死したアニーの父は
悪の王だったのか
鳥の首を切ったあとにフェンスの向こうからチャーリーに笑顔で手を振る人はだれ?
思いつくままの駄文の感想ですいません。
キリスト教徒にとっては心底怖いかも
厳格でやや常軌を逸した所があった祖母エレンが死に,彼女の怨念のようなものが残された家族を襲うのかと思いきや,そうではなかった。祖母とも深い関わりがあった第三者が実は悪魔崇拝主義者だったという点がポイントなのだが,彼女がなぜ一家に執拗に関わり続けたのかがよく分からない。それゆえ終盤で悪魔崇拝が関係していると判明した時の恐怖が減退してしまっている。それまでは地味な展開ながら,ジワジワと心が蝕まれるような恐怖が心に重くのしかかってくるようで,なかなか強烈な印象だっだけにちょっぴり残念だ。
怖かった、、
たしかに現代ホラーの頂点だ
不気味
マニア向け
面白かった。ただ、もう少しこうすれば、、というところも
悪魔教の罠にはまっていく家族の姿、そしてその死にざまがとても痛々しいのですが、それはそれですごくはまりました。こういう映画にこういう評価は?という気持ちがいつもありますが、面白かったし、観てよかったです。抑圧的な映像音楽も好みです。
ただ、悪魔教の描き方がもっと何とかならなかったのかなと思います。
悪魔の王ペイモンが3つの首を生贄に召喚される絵だけで説明するところは三つの首の箇所を母親が気づいてアップにするとか(そうでないと、自分の首を切るシーンはショックが半減)、ラスト、離れのツリーハウスでの戴冠?の儀式はこれまでの抑圧感がなくなって平板なリアル映像になってしまって、裸の信者たちに淫猥さ不気味さは感じなかったし。悪魔教の映画はその後味の悪さが大事だと思うので非常にもったいないです。このスタッフならたぶんできたはずです。エンドロールの音楽も肩透かし感がありました。
ざんねん
こわい。
怖いけど、、トニコレットの顔芸がとにかく怖い。
死んだおばあちゃんのカルトもよくわからないし、主人公の仕事のミニチュアもなにかを示唆していたのかもしれんがよくわからない。
とにかく子供たちが可愛そうなのだが、
妹が死んだのはちっともホラー要素関係ない。
なんで兄が捕まったりしてないのか謎すぎる。
最後の方はエクソシストっぽかった。
トニコレットが大好きだから観たのだが、役者で選んで脚本に負けた感じがした。
4DXとはマッチしてなかったかな…
4DXにて初鑑賞。
アリ監督のミッドサマーは個人的には合わなかったが、公開後は数字は伸びてる事もあってもう一度アリ監督の作品にチャレンジしてみようと思った。
結果としてはやはり合わなかったかな。個人的にはまだミッドサマーの方が良かった。
2作品見た印象とさてはアリ監督が描く怖さというのは、人間が内に秘めた恐怖だったり、人が創造しえる恐怖ってのを描きたいんだろうけど、そのあたりが自分の怖さ、恐怖とはマッチしていないとやはり合わない。
どうしても作品で描かれている彼らの恐怖とは共感がうまれるず第三者の視線として見てしまう。
今回は4DXで鑑賞したがあまり作品とはマッチしてないようにも見えた。首を切断するシーンでは切断の動きとマッチするように左右に座席が動くのだが、なんかそこらへんは恐怖というより面白さや楽しさといった気持ちが個人的には先行してしまった。
予告のミスリードにまんまとハマった
予告だと妹ちゃんが邪悪な何かに取り憑かれて家族を不幸にしちゃう的な話っぽく作られていたけど鑑賞したら、ぜんっぜん違うw
A24の最新作「WAVES」と「ミッドサマー」を観てからの遡り鑑賞。「ミッドサマー」を観た人が釈然としない的な評価がちょいちょいあるからきっとめちゃホラーなんだろうな、と思いきや、、ぜんっぜん違うじゃん!
何系の映画なの?って聞かれたら「ヒューマンドラマ → ホラー → カルト映画」って答えるな。
助走が長い長い。後半急にダッシュする感じ。
ラストは音楽と光が神々しく見えて、悪魔と神って紙一重なのね、と思ってしまった。
主人公が途中で変わる作品は観たことあるけど、テーマが変化していく(ように見える)作品は久々。
ピーターの演技も母親の演技も、まー素晴らしくて惚れ惚れ!
評価が分かれているけど、伏線や演出の意味が深くて面白いよ。DVDだから伏線回収に何度も巻き戻してしまったw
この監督は、一筋縄ではいかない人だー!
ヘレディタリー 継承
これが長編デビュー作品だというから驚きます。
その位とんでもない作品でしょう。
張り巡らせた数々の伏線、様々なホラー要素も綺麗に詰め込まれており、現代ホラーの頂点も頷けます。
また、私は海外ホラーはそこまで怖く感じない方(あの驚かす演出は別)で、宗教的な文化の違いからだと思っています。
でもこの作品は本当に怖かった。日本人でも実に神経に触ります。
あと、軸が家族という人間だからでしょう。
グロ描写はほぼ無いのですが、その「ほぼ」の1カットが結構重いです。陰鬱な音楽も良く、とても効果的でした。
音楽なのかSEなのか入り混じってますけど、とても気持ちがざわざわしました。というか終始ざわざわしっ放しです。
そして何より舌を鳴らす音、あれは劇場を後にしてからも頭から離れませんでした。
話の視点が何度も切り替わる様に作られているので、先が見えにくく不安だけがずっと続くんです。
先がどうなるのかよく分からない、でも絶対悪い事が起こる事だけはわかるんですね。
カメラワークもよく、スクリーン端を使った演出も素晴らしかったです。
観客に「え?」とさりげなく気付かせるところ、うまいですね。
また母親役のトニ・コレットの演技が素晴らしかったです。
だんだんと崩れていく様は本当見事でした。
終盤の畳み掛けるテンポも良く、観客の自分も逃げられない恐怖に取り込まれてました。
ラストこそは見えてしまいましたが、散々伏線を出していたので敢えてそうしたのでしょう。
逆に、絶対に覆る事の無い運命がひしひしと伝わってました。
終始作品に圧倒されてしまい、こんな監督が出てきた事に驚きです。
「ミッドサマー」の話題性からポツポツとアンコール上映が出てきているので、是非この機会にスクリーンでの鑑賞をお勧めします。
狂気に満ち溢れた、とんでもない作品です。
怖すぎて、半星減らしました
監督曰く「実際の出来事を下地にした」怪作!
ritual好きな監督さん。つぎは違う手で行って欲しいな。
①21世紀で一番怖いホラーという謳い文句だったので、部屋を暗くしてみたが言うほど怖くない。最後の方でゾッとはしたけど。②途中までは訳のわからない話だとおもったが、最後で伏線を回収してそういう話だったのかと納得させるのは、いわゆる(怖がらせ目的だけの)ジャパニーズ・ホラーとはレベルが違うとは思う。③どこに伏線があったのかもう一度観たい気にさせるのは「ミッドサマー」と一緒で巧い脚本だ。④夫が目の前で焼死するのを見て、それまで通り泣き叫ぶのかと思ったら、その代わりに一線を越えてしまったトニ・コレットの表情が凄い。⑤「ミッドサマー」と同じくヒロインの縁者に精神障害が多い設定には少々引っ掛かるが(監督に偏見が有るのか無いのか)、まあこの段階で目くじらをたてるのは止めておきましょう。⑥画面をひっくり返すのは、もうこの作品からやっていたというのが判った。⑦クライマックスで『病院阪の首くくりの家』になるかと思ったがなりませんでしたね。でもこのシーンはなかなかインパクトあり。
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