ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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予告のミスリードにまんまとハマった
予告だと妹ちゃんが邪悪な何かに取り憑かれて家族を不幸にしちゃう的な話っぽく作られていたけど鑑賞したら、ぜんっぜん違うw
A24の最新作「WAVES」と「ミッドサマー」を観てからの遡り鑑賞。「ミッドサマー」を観た人が釈然としない的な評価がちょいちょいあるからきっとめちゃホラーなんだろうな、と思いきや、、ぜんっぜん違うじゃん!
何系の映画なの?って聞かれたら「ヒューマンドラマ → ホラー → カルト映画」って答えるな。
助走が長い長い。後半急にダッシュする感じ。
ラストは音楽と光が神々しく見えて、悪魔と神って紙一重なのね、と思ってしまった。
主人公が途中で変わる作品は観たことあるけど、テーマが変化していく(ように見える)作品は久々。
ピーターの演技も母親の演技も、まー素晴らしくて惚れ惚れ!
評価が分かれているけど、伏線や演出の意味が深くて面白いよ。DVDだから伏線回収に何度も巻き戻してしまったw
この監督は、一筋縄ではいかない人だー!
ヘレディタリー 継承
これが長編デビュー作品だというから驚きます。
その位とんでもない作品でしょう。
張り巡らせた数々の伏線、様々なホラー要素も綺麗に詰め込まれており、現代ホラーの頂点も頷けます。
また、私は海外ホラーはそこまで怖く感じない方(あの驚かす演出は別)で、宗教的な文化の違いからだと思っています。
でもこの作品は本当に怖かった。日本人でも実に神経に触ります。
あと、軸が家族という人間だからでしょう。
グロ描写はほぼ無いのですが、その「ほぼ」の1カットが結構重いです。陰鬱な音楽も良く、とても効果的でした。
音楽なのかSEなのか入り混じってますけど、とても気持ちがざわざわしました。というか終始ざわざわしっ放しです。
そして何より舌を鳴らす音、あれは劇場を後にしてからも頭から離れませんでした。
話の視点が何度も切り替わる様に作られているので、先が見えにくく不安だけがずっと続くんです。
先がどうなるのかよく分からない、でも絶対悪い事が起こる事だけはわかるんですね。
カメラワークもよく、スクリーン端を使った演出も素晴らしかったです。
観客に「え?」とさりげなく気付かせるところ、うまいですね。
また母親役のトニ・コレットの演技が素晴らしかったです。
だんだんと崩れていく様は本当見事でした。
終盤の畳み掛けるテンポも良く、観客の自分も逃げられない恐怖に取り込まれてました。
ラストこそは見えてしまいましたが、散々伏線を出していたので敢えてそうしたのでしょう。
逆に、絶対に覆る事の無い運命がひしひしと伝わってました。
終始作品に圧倒されてしまい、こんな監督が出てきた事に驚きです。
「ミッドサマー」の話題性からポツポツとアンコール上映が出てきているので、是非この機会にスクリーンでの鑑賞をお勧めします。
狂気に満ち溢れた、とんでもない作品です。
怖すぎて、半星減らしました
なんですか!😭
怖すぎるじゃあーりまんせんか❗️
音とかグロさでびっくりすることはあんまり無いのですが、その…ショットというか、シーンがショッキング過ぎました😱
怖いもの見たさで見るのもどうかと思う!(え)
そして禍々しすぎる…
観た後、あまりの怖さで一晩中音楽を流し続けて眠りました…。そのぐらい、なにかこう「うわー、観ちゃったよ…」って感覚になりました。
監督曰く「実際の出来事を下地にした」怪作!
〈死んだおばあちゃんはただの人間ではなかったようです…〉
監督アリアスターは今作について以下の様に言及しています。
「私に起きた【実際の出来事】を下地に製作しました」
早くもエクソシストやシャイニングと同等の地位を得た歴史的傑作。圧倒的・伏線量!(2019/1/27)
ritual好きな監督さん。つぎは違う手で行って欲しいな。
①21世紀で一番怖いホラーという謳い文句だったので、部屋を暗くしてみたが言うほど怖くない。最後の方でゾッとはしたけど。②途中までは訳のわからない話だとおもったが、最後で伏線を回収してそういう話だったのかと納得させるのは、いわゆる(怖がらせ目的だけの)ジャパニーズ・ホラーとはレベルが違うとは思う。③どこに伏線があったのかもう一度観たい気にさせるのは「ミッドサマー」と一緒で巧い脚本だ。④夫が目の前で焼死するのを見て、それまで通り泣き叫ぶのかと思ったら、その代わりに一線を越えてしまったトニ・コレットの表情が凄い。⑤「ミッドサマー」と同じくヒロインの縁者に精神障害が多い設定には少々引っ掛かるが(監督に偏見が有るのか無いのか)、まあこの段階で目くじらをたてるのは止めておきましょう。⑥画面をひっくり返すのは、もうこの作品からやっていたというのが判った。⑦クライマックスで『病院阪の首くくりの家』になるかと思ったがなりませんでしたね。でもこのシーンはなかなかインパクトあり。
何を継承してるの
一番胡散臭そうな娘が早い段階で無残に死ぬのが意外。しかもその後ほとんど影響なし。最後、どういう一族なのかよく分からんようになった。ただ、息子が車で帰宅してフテ寝した後、予想通りの大絶叫が響きわたるのが戦慄。
得体の知れない厭な話
正直なところ、この映画、よくわからない。
わからないところが多すぎる。
でもそのわからなさがこの映画の怖さ、不気味さ、気持ち悪さをより増幅させ、この話は一体どこへ行くのだろうと惹きつけられる。
チャーリーとは一体何だったのか?
祖母は?あのおばさんは?
統合失調症の話なのか?
オカルトなのか?
わからない。
始終気味が悪く、得体が知れなくて、厭な気持ちになる映画。おぞましい。禍々しい。
でも最後はデヴィッド・リンチの映画を観たあとのような爽快なわからなさに浸っている自分がいた。
ミニチュアハウスに引きずり込まれたのは…
アリ・アスター監督作品は初見。「ヘレディタリー/継承」が公開から絶賛されてるのは知っていたものの機会を逃し、「ミッドサマー」公開前になんとか観なければ、と思いようやく観賞。
クッソ怖いのは覚悟して観始めたんだけれど、終盤は歯をガチガチ言わせるほど恐怖に顔を歪ませ声を出し、劇場で観なかったことを心から安堵した。
それは個人的な恐怖の中で比重が高いのが"パーソナルスペースを恐怖が侵略していく様"だからだと思う。
冒頭のミニチュアハウスにカメラが寄っていって実際の部屋へ切り替わる演出や、外からミニチュアハウスの中を映す様なカメラワークは"悪魔によって母親が操られ、一家が弄ばれる"だったり、"一家がミニチュアの様にカルトに操られている"メタファーとして読み取っている解説を見たけれど、個人的にはもっとメタ的に"ホラー映画をミニチュアハウスの様に俯瞰して観てる観客を作品内に引きずり込んでいる"様に感じた。
恐怖と共に演出も素晴らしく、
"窓に激突した鳩の首を切り取って胴体を何かに捧げるチャーリー"
"道路上に放置されたチャーリーの顔に群がる蟻"
"就寝中のピーターの顔に群がる蟻"
"太陽光を反射した様な光の演出"
"夜と昼を電灯を点けた様に切り替える演出"
"屋根裏に向かって天井に張り付いた状態で頭を叩き付けるアニー"
"首吊りしながら糸ノコで自らの首を切り取るアニー"
"ハウスツリーへと浮遊していくアニーの胴体"
など、挙げればきりがない新鮮な演出に、冒頭から中盤は目を離せないけど見たくない状態に、終盤は目を覆うんだけど見ざるを得ない、ホラーでよくある『大きい音で驚かせる』ではない恐怖に初めて「呪怨」や「リング」、「パラノーマル・アクティビティ」を観た時を思い出した。
もちろん演出だけではなく、出演の役者さんそれぞれの演技がとても"異質"でとても"見事"で演技の意識は全く無く観れた。
それはピーター役のアレックス・ウルフさんを先に「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」で観ていたのに終盤まで気が付かなかった位。
作品内での設定も、観ている間は謎な部分でも観終えてみると細かい所の謎も解消する見事な種明かしの展開もあり、(作品の恐怖を考えなければ)拍手を送りたい位の出来だった。
作品を観て何が何やら…って人は是非公式サイトの完全解析ページを参照して疑問を払拭してからもう一度観て貰いたい。
観終わった結果2月公開の「ミッドサマー」(予告編のみ観賞済)を俄然観たくなくなった(怖すぎて)んだけど、どうにか叫び声を物理的に上げずに観れる方法は無いものだろうか…。
古典的なスリラーの中に惹かれるものあり
全編を彩る不気味さと観たものの心に突き刺さる気持ち悪さ。なかなか、評価が高かったのも頷ける。ホラーもビジュアルを工夫したアトラクション的なPOVが隆盛だかこういった気味の悪い、余り正面から対峙してはいけない危なさを持つ作品もそうないと思う。惜しむらくは多少ストーリーが複雑過ぎる点か。話が二転三転し、観る側を欺く為の伏線も多く、監督の手の内で料理される感満載ですね。ホラー好きには是非観てもらいたい作品ですが後味悪すぎでトラウマとなっても知らないからね。
完璧な悪夢、そして
「これ、ちょっと偏見を煽ってしまうんじゃないかな」と思いながら観てたんだけど、監督がこの映画を作ることが、自身のセラピーだっとと語っていると知って、あまりにも痛々しくて、何も言えないなと。キャッチは「完璧な悪夢」中身は「完璧な悲劇」の映画です。
PG12,2018年ヤバイお祖母ちゃん死去
ドールハウス制作工房?から実体
ツリーハウス
チャーリーは女の子、ナッツアレルギー
祖母、母で同じネックレス
レクシー太り過ぎの犬
ミニチュアて言い方
チャーリー独特の顔お絵かき
生まれた時にも泣かなかった仔て
サトニー?
祖母の私物に犠牲は恩恵の為にある
スピリチュアリズムの本
ハサミで鳥頭カット
母親だけじゃなく父親から兄まで統合失調症 うつ病
兄貴はマリファナ
チャーリーの部屋で何かが
鳥頭持ってチャーリーお外へ。お母さん嫌い
もの凄い田舎でもパーティーは盛大
やっちまったアレルギー
電柱に頭!
ん?何が大丈夫??
ありまみれの首て
ほって帰ってきたんかーい
ナニその地下をみせる画
ザザス??
ツリーハウスに赤い灯
はお母さんと暖房
兄貴の部屋似出た!
おかん夢遊病て
事故現場をミニチュアで再現するとはまた悪趣味な
おかんブチギレた
ジョーンから 降霊会のことについて聞いた
外から蟻がピーターにありがたかってる
ついにやることに
地獄の扉よ開け
ピーターがチャーリーに襲われる チャーリーのスケッチブックにはこれはお父さんの顔なのかな目にバツピーターか
おかんの腕に火ついた あっさり消えた
女王の部屋におばあちゃんのネックレスと同じ文様が
ジョンとおばあちゃんのつながりが見えた
真の狙いはピーター
大量のハエ
お祖母ちゃんの首無し死体
親父燃えた!
ゆっくり親父の黒焦げしたようにするとは悪趣味
天井の角におる
後ろ
めっちゃ追いかけるの頭突きもなしや怖い
てか追い込まれたな
股上でえらいことなってるお母さん
なに全裸メンツ
ツリーハウスに吸い込まれたし首無し
ボカシ入ってひざまづいて
お祖母ちゃん王妃
ペイモン
地獄の8王の一人
なんじゃ!このエンディング曲これええんか
怖い怖い
絶賛されて当然の完璧さ
とにかく褒めちぎられているこの映画……ほんのワンシーンをちらっと見ただけで、生き物としての本能が拒絶する怖い映画だ。
一体何が怖いのか。普通の大人としては、血まみれの死体が登場したところでさして恐怖を感じない。リアルじゃないから。作り物だから。
この映画の死体は、画面の向こう側にまで迫ってくるような本物の恐怖感を与えて来る。なぜか。
映画というのは比喩表現だ。そしてこの映画が比喩するところを汲み取れば、もう本当に怖くて仕方なくなる。
この映画の画面の構成はとても独自だ。模型の家の中で登場人物たちが生きている体をなしている。つまり神の視座で物語は進む。登場人物たちは神の視点から見た人類そのものである。
ぼろぼろに病みながらも作家として模型を作り続ける主婦は、化学を発展させ芸術を生み出し、そこに救済を見出そうとする人類そのもののように思える。
アメリカ映画、というところにも意味を感じる。
ラストで悪魔崇拝者たちが土下座している姿は、風刺漫画でアメリカ人が銃に対して土下座している姿を思い出させた。悪魔崇拝者たちが崇めているのは銃社会でありトランプである。
北朝鮮の脅威にさらされている日本人には鳥肌ものである。なんでトランプさん選んだし!!!!!!!という大統領選時の阿鼻叫喚炸裂ふたたびである。
挙句ミサイル飛んでくるとかもうほんと勘弁してください…
ラストシーンも模型として表現されるが、「神から見れば私たちの文明はこんなにヒドイ有様なのですよ」と、提示された気持ちになる。確かにヒドイが、同時にとても美しい。さながらこの映画そのもののようにである。
怯えていた姿から一変したピーター(アレックス・ウルフ)も大層なイケメンっぷりで、美しいと表現して良いと思った。日本人をむちゃくちゃに翻弄しながらも魅了し続けるアメリカ文明のうつくしさ。
ラストシーンのアレックス・ウルフはアメリカそのものである。
さすがスティーブンキングを生み出した国だ。アメリカの底力を見た。
不穏さ
序盤から漂う不穏さとアーティスティックな画面で異様さをデコレーションしていて視聴中あまりにも安まらない。緊張の連続。
この映画の怖さは家族が壊れていく様が止められないドミノ感があって怖いんだと思うな…いわゆるスピに身内がはまって大変な事になる、を広げて描かれた感じなんだけど、根底に流れるものが重すぎる…。自分の家庭に機能不全家族の属性が少しでもある方はトラウマ刺激が凄そう。洋画界の幾原邦彦かよ…
全299件中、121~140件目を表示