ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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オカルトホラーらしい展開
始まってすぐに、『ローズマリーの赤ちゃん』『エクソシスト』『サスペリア』などと近い、オカルト系の話ではないかと直感。
俳優がメイクも顔のつくりもすべて「不気味」で統一してるのがすごい。
娘がとくにヤバイ。
ほんと、3/4まで怖くて、嫌悪感ばかりで、どんなことが次に起きるのか分からない、予想を裏切る展開の連続で、どきどき。
オカルト映画の王道で、面白かったんですよ。
傑作といえます。
ところが。
最後の1/4あたり…
悪魔に関する表現を過剰に盛り過ぎて、『ゲット・アウト』やリメイク版の『キャリー』みたいな空回り感を覚えて、笑ってしまった。
デジタルの画面のクリア感が、オカルト表現をギャグっぽくしちゃう側面もあるのかも。
前半の、ときめき、じゃなかった、どきどきを返して!みたいな。
あと、(昔からありはしたものの)最近オカルト系統でのヒット作品が少なかったため、宗教から転じたカルトの「悪魔崇拝」に関して知識がなかったり、慣れてない方が多いはず。
なので、冒頭の葬儀シーンから悪魔話だと認識できる人は少ないかと。
そこを理解しないまま進むと、最後の展開は「ご都合主義すぎる」「思ったのと違う」と怒り出しちゃう人が出そうな気がしました。
娘のインパクトを活かしきれてない
前半怖かった、途中のあの事件?事故?までがピークですかね、後半からどんどん…
娘のインパクトが活かされてない気がする。 家族や周囲があの顔に怖がるとか 奇行を目にして周囲が引くとかのシーンないので 一般的な感覚としてやや妙かも。
娘が変なら 嫁も変で、たまの正気にあんな早口で 絶賛ドン引き中の旦那に全貌説明するのも不明。 観客へのご解説ですかね。。 なんなら旦那も、警察届けろや!と怒号とばす常識人のはずなのに 暖炉の前でお手持ちの日記帳に嫁がガソリンかけてくるの何も云わないのとか論外
ドールハウスに継承断絶の意図があって、自身の親や兄の不幸を断ち切る意図で作ってたとか…? ホホウ、それであの事故現場も再現してたのか… でもなんかその伏線もイメージ的には逆で、ミニチュア作るほうが継承に励んでる感じ。 馴染まないし、結局それも本人が壊しちゃうからなんだか弱いし。。
とくに最後のシーン。 照明が安っぽすぎてそこだけ映画じゃなくて昼ドラみたいにみえちゃった…
母が息子を産まないようにしてきた経緯もフワッと避けちゃったし 家族崩壊への力が母親の愛情のなさが原因かと思いきや一転、カルト団体の呪いだったとか 置いてけぼりされた感じ。
映画の最後の頃には、あの娘の顔とかまったく思い出さなかった。。。 勿体ない気がしました。
それほどでも…
※そのつもりはありませんが、以下を「ネタバレだ!」と思う方がいるかも知れませんのでご注意下さい。
家族の中でいろいろな事が連鎖的に起きるので「誰の・何の話なの?」と思いながら90分程が過ぎていく。
結局これは悲惨な家族のドラマなのかなと思っていると、ラスト30分強で物語はちゃんとホラーそしてオカルトへ収束する。
ただ、恐怖映画でありがちな「これ、現実なの?妄想なの?夢なの?」って展開も多く、その辺りが曖昧なので、ラストシーンも現実感がなくて「急にどうした?」って感じは否めない。
振り返ってみるとストーリー全体の軸は比較的シンプルなホラーなんだけど、それを家族の心の闇を中心に描くことでで、本来の秘密から多少ミスリードもしながら進んでいくストーリーテリングが新鮮には感じるし、細かな演出も雰囲気作りに大きく効果を発揮できている。
とは言え、映画として面白かったかと言うと、「そうでもない…かな」という感じ。
雰囲気が不気味というだけかな…。
マンガとシリアスの狭間で
母よ 貴女は 強かった
まいった。予告編は忘れたほうがいい。
なんか不思議
怖くなかった…。 来るかな来るかな?ってドキドキしてたら終わった。...
ヘレディタリー/継承
2018年100本目の劇場鑑賞。
グラハム家を支配してきた祖母の他界をきっかけに、
忌まわしき“何か”を受け継いでしまった家族を待ち受ける戦慄の運命を、
緻密な脚本と俳優陣の迫真の演技で描き出していく。
タイトルのヘレディタリーは「遺伝的な」「先祖代々」「親譲りの」などの意味があるそうです。
冒頭からミニチュアの部屋のトリックで、
本作の世界観へと引きずり込んでいく。
アニー演じるトニ・コレットや、
チャーリー演じるミリー・シャピロの怪演は必見で、
トニ・コレットの異形の表情が怖すぎ。
ミリー・シャピロも負けておらずホラー顔を披露している。
ホラー映画にはありがちは、
不意打ちで脅かす演出をなるべく排除して、
不協和音を効果的に使いじっくりと恐怖を演出している。
落ち着いたカメラワークも好み。
とにかくホラー好きには観てもらいたい。
期待裏切られた感じ
最初から不気味な空気と家族のバラバラ感が、祖母の死後さらに加速していく。だんだん壊れていく 母親を誰も止めれず、最後どんなクライマックスになるんだろうと、ハラハラしたけど、え?ちょっとコメディ入った⁉️ みたいな、レンタルでよかった感じがします。
ホラーとしてなら星10個
怖いとは聞いていたがここまでとは…
とにかく 忌まわしい! という一言に尽きる
もうあの音は聴きたくない笑
演じている女優さんには申し訳ないが、
彼女(いや最終的には彼か)が出てきた瞬間に
いやいや、顔がすでに怖いんだけど
という不穏さで素晴らしかった
映画全体を通して え?なんかいなかった? 今
という演出がめっちゃ上手くて怖いんだけれども
今作の面白いところは登場人物が観客側よりも
ワンテンポ早く 不吉な何か を察知する場面が
多いところ
見る側を ビックリ させる場合は登場人物と見る側が事態を認識するタイミングが一致してないと意表をつくことができないので、ホラーはそういった演出が多いけど、今作はそういったビックリ演出はあまりない
むしろ登場人物が何かを察知してからその正体が観客にわかるまでの間がわりとしっかりあるんだけど、
とにかくその時間差が
不穏! 不吉!もうやめて!
としか言いようがない。
映画全編を通して居心地の悪い空気作りが徹底されているのでこの時間差がとにかく効いててすごいと思った(ラジオで三宅さんが言っていた 間か凄くいい と言っていたのはこのことだったのだろうか)
他にも役者の表情とかカメラがパンするスピードとかカットが切り替わるテンポ感とか建物内のライティングとか音の使い方に至るまで、とにかく映画演出に関わる全ての項目が怖さを生み出すために全力を注がれていて脱帽としか言いようがない
正直見たことを少し後悔するレベルで怖いと言っても過言ではない笑 のでまた見たいかと言われると
いやいや、もう勘弁してください という意味も込めて星は4つとしてしまったが ホラー映画として星をつけるのであれば10個つけても足りないぐらい
夜寝れなくなったらどうしてくれるんだ
怖かった〜
首が寒い
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