ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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この感情は定義できない
私は平成生まれなので、全然Queen全盛期に生きてなかったんですが、父がリアタイでファンだったらしく、子供の頃よく車の中で彼らの曲を聴いていました。
だからこの映画を観るまで、あの曲がなんという名前なのか、そもQueenとはどんなバンドなのか、フレディ・マーキュリーとはどんな人物なのか等々全く知らなくて、でもだからこそ、その状態で観れてよかったなぁと。知識が殆ど無かったから、素直な気持ちで物語を楽しめました。(見終わったあとに実際はどうだったのかなど知るところまで含めて)
この映画が爆発的に大ヒットしたのって、私たちみたいなQueenブーム第三波以降の人間でも耳馴染みのある曲が沢山使われていて、かつ、フレディのセクシャリティにも丁寧にフォーカスしている"今"感と、家族愛、友情、バンドあるある、ライヴビューイング感etc、沢山の魅力的な要素が組合わさっていたからなのかなって思います。
頭で考えるより先に、心が震えました。音楽の力って素晴らしいですね……!たった二時間と少しでこれだけ心を揺さぶられたのは久しぶりです。
この映画に、フレディに、Queenに出会えてよかった。
音楽が素晴らしい、それだけ
友人複数名が「何度も観に行った」とまで言うことと、Queenの曲を聴くには映画館が良いと聞いて、年明け早々観に行ってきました。
結論、「音楽は素晴らしいが、ストーリーがイマイチ」
という印象。ひたすらQueenの流れる曲が素晴らしい。
が、ストーリー展開は何の苦労もなくスターになっていくようなスピード展開だし、名曲の歌詞が生まれた背景とか何もなく…物語の描写がイマイチ。
フレディがゲイだとわかるところとかも含めて、「え?どこでわかったの?」というくらい、メアリーとの会話でしかわからない状態。
んで、苦悩にまみれて薬やアルコールに落ちていき、エイズになるわけだが、その苦悩も単にフレディが傲慢でイライラしているようにしか見えない表現…。
何というか、団塊世代にとっては、大スターだったQueenが青春を思い起こさせ、スマホ世代にとってはこのスピード展開でわかりやすいサクセスストーリーが良く、かつフレディがマイノリティだったのにスターだったという今っぽいかっこよさが、受け入れられているだけに見える。
ただ、40年くらい前に、人種もセクシャリティも宗教もマイノリティで大スターだっとことを考えると、フレディはかなりの重圧な中にいて、そして有り余る才能だったということ。それを分かってQueenの曲を聴くと、見方が変わる。
映画を観終わった後に、Queenの曲がたくさん耳に残って、聴きたくなる。彼らの曲の素晴らしさを余計に強調しているように感じさせられた。
そしてフレディは、本物のビデオを観るとやっぱりパワーとオーラがやばいわ…。
是非ともスクリーンで!!
昨年より、通常上映&IMAXで鑑賞。
(鑑賞日は直近にしました)
時系列の違い、事実と違う部分もありますが
その改変がラストのライヴエイドをより際立たせていると思います。
フレディ・マーキュリー中心のストーリーではありますが、クイーン4人の仲の良さ、強い絆にも自然と涙が出ました。
初見の時は、もう頭がアワアワと興奮でいっぱいだったので気づかなかったのですが
2回目以後は気持ちに余裕も出来、余り印象になかったジョン・ディーコンが意外に活躍してるんだなってビックリしたり(笑)
こんな小ネタやジョークがあったんだと新しい発見もあるので、そういう意味でもまた見たくなります。
ライヴエイドの再現度の素晴らしさ!!は是非、劇場で体感して欲しいと思います。
期待しすぎたせいか…
周囲の評判がすごくいいので、期待パンパンでみた。
正直、期待ほどではなかった。
面白いといえば面白いし、いい映画か?ときかれればいい映画と答えます。でも、それ以上ではない。
もっと期待してしまっていた。
ストーリーとして、期待を超えなかったのは残念としかいい様子がない。
ただ、キャスティングはすごい!
よくぞ、揃えたと思うほどにそっくりなのは称賛に値する!
Queenの伝説をプレイバック
Queenは、曲は好きですがファンってほどではないです。それでもかなり楽しめる作品でした。
誰でも聞いたことはある曲がたくさんある、Queenだからこそつくれるミュージカル映画だったのではないでしょうか。
周りのお客さんには泣いてる人もちらほら。最後のライブエイドに関しては、本当にライブを観ている感覚だったのかも。、
フレディの苦悩
フレディがバイセクシャルであり、エイズで亡くなったことは小学生の頃にどこで情報が入ったか覚えていないが知った。クイーンの曲もいつのまにか代表曲はほとんど知っている。
だいぶ昔のバンドであるのに、
クイーンやフレディがいつまでも人気があり、今も輝きを放っていると言うのは全盛期は一世を風靡したのだろうと思っていた。
この映画を見て、予想通り世の中を変えるくらいのバンドであり、世界一のバンドといっても過言ではないと感じた。しかし、その影には、フレディの苦悩が存在し、それが曲に表わされていた。。。
クイーンの歌詞にまでいままで注目していなかったが、歌詞はフレディの人生そのものだなと思った。
IMAXで観たこともあり、曲の部分はまるでライブにいるかのように感じた。
DVDではなく映画館で観たほうが10倍くらい楽しめる映画だと思う。
LGBTが昨今世の中で騒がれているが、見方がこの映画を見て変わった。是非多くの方に見てほしい映画である。
等身大のスター
容姿にも出自にも恵まれず、親からも受け入れられない幼少期、広く受け入れられることのない性的嗜好、恋人との別れ、自分を都合よく利用しようとする取り巻き、孤独。傷つき、もがきながらも圧倒的な才能を開花させたフレディマーキュリーの物語。人は皆孤独だからこそ、共感でき、感情移入できる映画に仕上がっている。世の中は苦しい。しかし、美しい音楽と仲間がいる。世の中は捨てたものではない。感動できる映画。
ようやく観ました
ようやく観てきた40代後半男性。
家族で観ました。中高生の子ども達はセクシャリティについては
理解しきらなかったかもしれないけど、様々な事を映画から学んできたと思っている父(私)からすると、良い経験になればなぁくらい。
作品中のクィーンの楽曲はほぼ知ってる
自身の結婚披露宴でも「Somebody To Love」を思い切り流した
でも自身はクィーンの世代ではないと思っている
ライブエイドが洋楽聞きかじりだった中学生頃
本作品が完全な「史実」ではないとも事前に聞いていた
フレディ役に少し違和感持ちつつ
「フレディって歯が出ている顔カタチだったのか~」
と気づかされたのが正直なとこ
リアルタイムでは「ヒゲ」のスタイルしか知らないので
それでもラストのライブパフォーマンスで
ポロリとしてしまった
特に「レディオ・ガガ」で
何でだろう
他のコメントで「映画の力より、クィーンというバンドの奥深さ」
とありました。
もちろん前提の上で
映画としてのストーリー(完璧な史実でない部分も含め)の中で
観たるからこそ
知る世代も、知らない世代も
染みいるのではないかなぁ~と感じた
つまりはブライアンメイ・ロジャーテイラーらのバックアップによる
「再現」こそが本作品の魅力
映画だから(劇場だから)こそ成し得たヒットでしょう
何より多くの人(世代)が劇場へ足を運ぶきっかけとして
大きな役割を果たすのは素晴らしいことですね
爆音上映が一番!
もう内容については皆さんレビューしてる通り、満点です。史実と違おうが映画としては完璧過ぎると思います。ずっとクイーンは好きだったので、この映画は以前から楽しみにしていましたが、ここまで素晴らしいものを作ってくれて感謝感激です。
爆音上映、応援上映、IMAXシアター、通常上映と観ましたが爆音上映が一番だったと思います。
楽器の音、歌声がクリアで音がデカイのは、この映画の醍醐味を存分に発揮してくれる上映方法ですね。
ブルーレイ化するときは、未公開シーンも含めた完全版を是非とも発売してほしいですね。
当時、報道されていたフレディとは違っていた
表題の通りです まさかこんなに寂しくて悲しい人だったとは思いませんでした
ドキュメンタリー要素の高いストーリー展開は時代を知るものには妙に納得させられるものかあり、最後のLIVE AIDの演奏シーンはまるでスタジアムに居るかの様な映像と演出 まるで当時のフレディを観ている様でとても興奮しました
人の半生を詰め込むには短い時間なので所々この描写で知らない人は理解できるのかな?という点はあるものの大きく影響はしないと感じました
この作品を楽しむには、なるべく大きなスクリーンと音響を備えた劇場をお勧めします
内容的にはロングラン継続中という点が物語っています
天才なんだな
世代ではないものの、ビールのCMで起用されていたので聴いたことある曲ばかり。
1970年代から80年代のロック、Queenというバンドを初めて知るきっかけになる映画。
どの時代にも世界を虜にした才能持った人がいるんだなと感じる。
自ら掴んだ成功なんだけど、その源泉にある様々な苦悩や劣等感、寂しさ…言葉では言い表わせない何かが伝わってくる。
ただ、本物を知らないが上、フレディ役の口元がかなり気になった。
ウソが多くて入り込めない
クイーンを知っている人にとっては時系列や史実と異なるエピソードが多く、それが気になって話に入り込めない。
ラミ・マレクの演技が不自然。入れ歯のせいか表情が硬く、いかにも作り物っぽい。最初の方はそうでもなかったけど、途中からどんどん気になった。
ライブエイドのシーンでも、実際のフレディはもっとリラックスしているのに、まるで薬でも決めているかのように瞳孔が開いていて、理由が分からない。口パク感ありありで違和感が拭えないし。
さらに、ライブエイドのシーンでWe Will Rock Youを省いたのはなぜ?魂に響き渡るのは事実だが、21分じゃないですよね?10数分しかないので虚偽の宣伝ですよね。
なぜフレディ・マーキュリーの物語なのにブライアン・メイが半分位あるのか?初のアメリカツアーで実際にはまだ未発表のFat Bottomed Girls?意味が分からない。Seven Seas of Ryeでよくね?
LiarやOgre Battleでもいい。どうしてもブライアン作ならせめてBrighton Rockだよね?
本作品はノンフィクションではないので、そうした要素を気にし過ぎる必要はないと知りつつ、やはり物語に入り込む邪魔になりました。
多分、クイーンを知らない人の方が素直に楽しめると思います。
尤も、Hammer to Fallで鳥肌が立ちましたし、ねこたちがかわいかったです。 それらを加味して、3点としました。
日本で人気の理由とは?
ストーリー展開のテンポは好きでした。
知ってる曲はもちろん、知らない曲ものれて楽しかったです。
でも最後の方は『あ~はいはい、結局そうなりますよね』って感じで、どこのシーンで感動するのか…どこのシーンで衝撃が走るのか…何故ここまで人気なのか分かりませんでした。
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