うちの執事が言うことには

劇場公開日:

解説

高里椎奈の人気小説シリーズをアイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉の映画初主演作として実写映画化。社交界の名門として名高い烏丸家第27代当主・烏丸花穎が留学先の英国から帰国した。しかし、彼を迎えたのは、花穎が絶大な信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、まったく見ず知らずの仏頂面の青年・衣更月だった。突如行方をくらました花穎の父・真一郎が残した命令によって、花穎は不本意ながら衣更月と主従関係を結ぶ羽目になってしまう。新たに執事として仕える衣更月との微妙な空気が流れる中、花穎に上流階級の陰謀が降りかかる。頭脳明晰なメガネ男子の御曹司・花穎役を永瀬が演じ、同じく「King & Prince」の神宮寺勇太が赤目家の御曹司・赤目刻弥役、清原翔が執事の衣更月役をそれぞれ演じる。

2019年製作/103分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2019年5月17日

スタッフ・キャスト

監督
原作
高里椎奈
脚本
青島武
製作
村松秀信
亀山慶二
間宮登良松
藤島ジュリーK.
大沼渉
有馬一昭
山田裕之
狩野隆也
安部順一
吉川英作
エグゼクティブプロデューサー
柳迫成彦
西新
Coエグゼクティブプロデューサー
佐々木基
プロデューサー
遠藤祐磨
橋本恵一
八木征志
アソシエイトプロデューサー
峠本悠悟
キャスティングプロデューサー
福岡康裕
音楽プロデューサー
津島玄一
プロダクションマネージャー
杉崎隆行
撮影
小林元
美術
平井淳郎
照明
椎原教貴
録音
赤澤靖大
装飾
大庭信正
編集
高橋信之
音楽
ゲイリー芦屋
主題歌
King & Prince
スクリプター
原田侑子
視覚効果
豊直康
助監督
大津是
制作担当
間口彰
ラインプロデューサー
樫崎秀明
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(C)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会

映画レビュー

4.5面白い世界観と普遍的概念

2024年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

しばらく前に流行った「謎解きはディナーのあとで」と同じような世界観で描かれるヒューマンドラマ。
一般的ではない世界に住む人々という設定が興味を引く。
この作品はプロットが秀逸で、一見謎解きゲームのようではあるが、新しい当主と新しい執事の成長の物語となっている。
絵画に仕込んだ大どんでん返しは見事で、一つの絵画に秘められた経緯と関係者、その謎を解くにあたり執事の視点と主人公の視点の両方から迫っていく構図は特に素晴らしい。
また、事件を起こした犯人の動機がしっかりしている。
この動機が誕生日パーティでのあいさつの違和感を消し去ってくれる。
主人公がそのパーティ参加を決めた理由も明確だし、執事がその理由を尋ねるという手法も自然でいい。
そのパーティで起きた事件 主催者の犯行という設定は少し大胆だが、赤目が烏丸家に入り込む口実になったのは確かだ。これは誰にとってもハプニングだったが、赤目とリサのカップルはこの時犯行を決めたのだろう。
物語自体をとてもわかりやすくしているのは、見る対象を義務教育者と高校生だからだろうか?
それ故主人公は犯人を断罪したりはしない。赦しを与えるのだ。
これは当主であっても、家族であっても、学校でも、会社でも同じだろう。
特質すべき点は、当主は当主として自分自身の何が未熟なのかを知ろうとし、執事は執事として自分自身の何が未熟なのかを理解しようと努める姿勢がしっかりと描かれていることだろう。
紆余曲折あっても、お互いにわかりあい、許しあう。
このことだけを描くために事件を起こし、疑心暗鬼を作り、葛藤させ、理解し、許す。
この工程を明確に、丁寧に描いている。
見てほしい対象者を確定し、彼らに合わせたわかりやすさと普遍的で大切なことを伝えようとしている良い作品だった。

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R41

4.0原作見るとピッタリ

2023年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

演技が拙い…との評もありますが、原作読むとピッタリ上手でした。初々しく、わがまま、ちょっと未熟な感じ、むしろもう少し幼い永瀬廉くんで観たかったかも。ミステリー要素は弱かったので★−1エピソード色々あるので、ドラマなどでしっかり掘り下げて観たかったかな。

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つよ

5.0初々しい廉くん

2023年9月21日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
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Kie

3.5子犬みたいな永瀬廉がかわいい

2023年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

萌える

今や朝ドラ俳優として、人気実力共に得ている永瀬廉の初々しい演技がかわいい!

ミステリーというほどミステリーではない内容。名門烏丸家の若き当主となった花れい(永瀬廉)と若き執事(清原翔)が、初対面ながら主従関係を結ぶ事になり、二人がお互い信頼してし合い、名コンビになっていくのが主軸。

花れいや烏丸家に使用人に次々と起こる不幸。花れいと執事の間にも溝が出来て…。
不幸は偶然か?誰かの仕業か?調べるうちに明らかになったのは…?というお話。

執事役といえば、水嶋ヒロ、櫻井翔がすごく印象深い。それだけに、清原翔は地味な印象。もう少しハイスペ感、私の執事になって欲しい願望をくすぐって欲しかった。
他にも、皇族並みの烏丸家なのに、使用人たちの地味感が気になる。シェフは人柄はいいけど近所のおばちゃん感があるし、子供らの気軽さも違和感。先代当主も貫禄がない〜!

花れいの特技が今まで見た事ないもので、新鮮でよかった。
ファンは大満足。気楽なミステリーが好きな人も楽しめる内容です。

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りりまる