まく子のレビュー・感想・評価
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宇宙人か?僕達も宇宙人ダヨ。
中学生日記だけなりゃよかった。
残念な作品。
煙草吸った手でムスビ握られても、美味そうに見えない。
アイドルへの忖度しかない作品。
湯気の出ているオニギリを父子で向かい合って食うシーンがとても良かっ...
湯気の出ているオニギリを父子で向かい合って食うシーンがとても良かった。女にだらしないが、息子には優しく良い父ちゃんを草彅剛が演じていて、それがすごい自然で良かった。
「放火犯なんか別にわかんなくていいのになぁー」とか言う台詞があるのは、自分の愛人がやったと思ったのかね?
他にもいろいろあるんだけど、全体的にのんびり。
宇宙人はやっぱり宇宙人で良い。
昔のことを思い出してみると、小学生の頃って思春期的な経験なんもなかったけど。覚えていないだけだろうか。
ムズムズする
子供から大人になる少し前の第二次性徴が、いかに不安定だったかを思い出しました。異性を意識しだして、妄想力も逞しくなる時期。この時期、結構嘘つきが多くありませんでしたか?私はこの頃には戻りたくないですね。思い出すとムズムズします。
これって小説原作の映画化だったんですね…なんか不思議系の展開とやけ...
これって小説原作の映画化だったんですね…なんか不思議系の展開とやけに説明的なのとで、途中新興宗教の布教映画だっけ???ってなっちゃいました。子役少女の美しさに頼りすぎなところもあまり好きじゃないし、自主制作映画風なところもちょっと拒否反応出てしまったです。
小さな永遠
大きな永遠を守るために
小さな永遠を終わらせる物語。
告白した子から渡された
石ころは
少年にとって
どんな意味をもつんだろう。
ストーリーは
ちらかってるけど、
作品の雰囲気とか役者さんとか
テンポとかは
好みー。
あと、
高橋優さんに
出会えました。
お母さんを泣かせないで。
ファンタジーなのか不思議な作品
大人はズルいし汚いと感じていた慧。
心は大人になりたくないと思っている。でも体は少しずつ大人になっていく。子供からから大人になっていく過渡期をファンタジーを交えて描いている。
コズエが大人な小学生で。と思ったけど最後は可愛い小学生でした。(宇宙人でした)
小学生には感動する映画かも。
子供のキラキラした世界♪
なんとなくWOWOWで鑑賞。
自分の幼い時代の事を思い出したりして懐かしく感じました。
子供の頃の気持ちや目線って大人になると忘れちゃうけど映画の世界や小説を読むと思い出しますよね~
主人公の男の子は大人になる前の微妙な時期を上手く演じていたと思います。
想像力や読解力に自信の無い人は合わない作品かも。
信じることについて。 信じられないという主人公に裏切られた時に考え...
信じることについて。
信じられないという主人公に裏切られた時に考えればいいというような言葉をかけるシーンがあり、十分オトナな私は、堪えました。経験値が上がることである意味学習していて、危険や胡散臭いことに学習している。これは嘘とかセンサーが感知して避けるような。そうじゃなくて、純粋に信じることは怖いことでも損することじゃないって。一種観念論のような。
思春期に少年から 大人に変わる 道を探していた 汚れもないままに
私が初めて西加奈子に触れたのは「きりこについて」です。普段なら読まないタイプの本。
帯にはチャットモンチーの推薦文が書いてあるそして平積みにしてあった。衝動的に買った理由がある。それは表紙になんと猫のイラストが描いてあったのです。馬鹿だね〜
冒頭の一行が凄い。「きりこはブスである」まじっすか?作者は女性ですか?そうですか。そして語り部は猫である。ラムセス2世。正直たまらない。猫好きは猫語りがすきなのである。
「我が輩は猫である」「猫語の教科書」「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「旅猫リポート」etc・・・
話しがずれ過ぎて申し訳ございません。話しを西加奈子に戻します。彼女の小説を一言で言うと【なんか変】という感じでしょうか。割り切れない感じ。数学的に言うと素数。だから好き嫌いは分かれるでしょう。ちなみに私が一番好きな著作は「漁港の肉子ちゃん」でございます。
さてあまり面白くない枕が終わりました。もうこの先は読まないでもいいですよ。
物語の舞台は群馬県の山間の温泉地、四万温泉です。
実は私は四万温泉に行った事があるのです。バスツアーだったのですが夕方に着いて、翌日は老神温泉に向かったのでメインストリートしか覚えていないのです。その時の私に言いたい事がある。
元を取ろうとして、何回も温泉に入るんじゃねー!浅ましいんだよ!せっかくめったに行かない温泉街に行ったのに街を探索しない方がもったいないだろ?それにな、温泉が体に良いって言っても入り過ぎは毒になるんだよ!
このクソ貧乏人が❗️
大変申し訳ございません。また話しがずれました。
物語の主役はサトシ(山崎光)です。小学五年生で思春期真っ只中。父親の光一(草彅剛)は隣町の若い女性と不倫中です。
そこに美少女のコズエ(新音 にいおん)が現れます。本当に綺麗です。階段の上から白いワンピースを纏って降りて来る姿は天使にしか見えません。
その後ホットパンツ姿ですらりと伸びた脚を見て確信しました。この娘のDNAには西洋人が入っている!なるほど、お父さんがイギリス人でお母さんがモデルね。そうですか。クソ貧乏人の私は撃沈だよ。
コズエはサトシに興味津々です。後を追いかけたり、距離を縮めようとしたり、顔を舐めたりします。ある日コズエはとんでもない告白をします。曰く・・・
私は宇宙から来た。👽
えーー⁉︎ 原作は未読だし、事前知識ゼロだから寝耳にウォーターだよ!そっちの話しなのかい!この辺から戸惑う人、多数。多分。
いや地球人は宇宙人と個別に対応するのはダメなんでしょ。まずJAXAに連絡でしょ。と無粋な事を言ってはいけませんよ。
まあ好き嫌いが分かれてしまう映画かも知れません。新音ちゃんの名前だけでも覚えて頂ければ幸いでございます。
毒にも薬にもならない、こんな長文を読んで頂きありがとうございます。
横川駅では釜飯を必ず食べてた
最初に出てきた奇岩の風景がとても懐かしく、今では北陸新幹線が開通したため通ることもないのだと寂しく思えてきた。そんな山間にある温泉地、四万温泉が舞台。11歳の少年サトシを中心に転校生の不思議少女コズエの物語。もうちょっと大人への変化を感じる思春期作品かと思ってましたが、まさかの展開・・・
こういったストーリーは普通では記憶とともに消えさる不思議体験であるはずなのに、あっさり宇宙人だとわかる展開にしてしまった失敗。ノスタルジックな気分には全然浸れず、あ、そうなの・・・的な、結局は何を見せたい作品なのかさっぱりわからなくしているのです。
クラスメートにしても、コズエに告白する少年とか犬の飼い主ルイくんやドノの描写ももっと欲しいところ。児童文学の割には大人の浮気や夢精やキンタマについてなど、お下品な内容もあるのだから、それはもっと子供にわかるようにしなければならないでしょう。形あるものは崩れる、命あるものは死ぬ・・・それよりもソーシャルディスタンスを取る描写とかが欲しい(顔近づけすぎです)。大人目線で言えば、戦国武将が通った要所でもあるので、せっかくの城跡を軽く扱わないで、これも戦国の世に消えゆく運命だったとかの説明も欲しい。とにかく対象年齢が不明すぎる作品でした。ま、それを予感したから映画館では観なかったんですけどね・・・
ファンタジー
少年から大人になっていく際の戸惑い、ピーターパンシンドロームっていうんでしたっけ?!良い意味でのファンタジー作品でしょうか?
原作未読ですので正直わかっていないのかもしれませんが、原作者 西加奈子さんが言いたかったことがあまり伝わってこなかったような気がしてなりません。
二人目の転校生がこちらもなんだか訳ありっぽくて、続きが観たい気は少ししました。
でもヒロインの新音さん、神秘的で透明感があって美しかったですね。これからが楽しみです!
主人公の山崎光くん、『真夏の方程式(ガリレオシリーズ)』の時のあの子か!今回の役、当時の少年光くん、約6年の時を感じずあの時のまんまじゃない?!って思ってしまいました。戸惑う思春期の少年をうまく演じられてましたね。
草なぎさんも原作を読まないで撮影に入ってたらしい(?)ですが、その割にはいい演技でしたね。これからも歌よりこちらで進んでいったほうがいいんじゃないかと。(あんまり話題にならないようなので)
監督の鶴岡慧子さん、若いんですね~まだ30代になったばかり!これからが正念場な監督さんでしょうね。暖かく見守りましょう!(って偉そうに!と言ってる自分でも思います)
ゆっくり、まったりStay Homeで鑑賞するにはよかったかも?!
大人になりたくない少年と謎の美少女との交流。 やや退屈ながらも途中...
大人になりたくない少年と謎の美少女との交流。
やや退屈ながらも途中まではそこそこいい雰囲気だった。
しかし、少女とその母親が宇宙人だったという展開はあまりにもしょうもない。
そして、他の人たちもその事実をすんなり受け入れているとか。
成長するのが怖いボーイと死なないガール
自分の体が変化していくのに心はそれに追いつかない微妙な時期の少年が、自分は死なない宇宙人だという少女と出会う話。
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たぶんこの映画の言いたいことって一言で言えば、「桜は散るから美しいんだよ」みたいなこと(笑)いかにも邦画、日本らしい映画ですよ、私は好きじゃないけど。
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男の子の体の変化については私は詳しく知らないけど、女の子でいう生理が来る時期のような感じなんだろうね。
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主人公の男の子はその変化が嫌で嫌で。子供から大人になる時期の複雑な心情ってやつですな。まぁでも私も胸が出てくるのとか小さい時はなんか嫌だったかも。
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草彅くんってこういうダメ男すごい似合うようになったよね。昔は真面目な感じだったけど。
ずっとずっと飛んでたら、こんなにきれいじゃない
映画「まく子」(鶴岡慧子監督)から。
もう数年前に「原作」も読んでいた、
作家・西加奈子さんの同名小説の映画化とあって、
やや期待しすぎたのかも知れないが、残念ながら、
彼女が文字で表現する独特の世界観は、
今回の映画化では、伝わってこなかった気がする。
タイトル「まく子」という少女は、本にも映画にも登場しないし、
落ち葉を拾っては上に向かって投げる、
言い換えれば、落ち葉を撒いている「コズエ」が、
「まく子」というわけだ。
その彼女が、突然、気付いたように、こう呟く。
「あっそうか、どうしてこうしてまくのが楽しいか、
わかったよ、全部落ちるからだ。
全部落ちるんだよ、慧(さとし)。
ずっとずっと飛んでたら、こんなにきれいじゃない」
「だから、体が変わってゆくことは楽しい。
変わってゆくことって、面白いよ。
それが大人になることなら、面白い。永遠に続きがないから、
きっと素敵なんだよ」ということだろう。
思春期にありがちな、子どもだった自分の体が、
「汚い・ずるい」男の大人になっていくことへの恐怖を、
まく子は、上手く表現してくれた。
この作品、誰が観れば、一番感動するのかなぁ。
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