七つの会議のレビュー・感想・評価
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TBSドラマの延長戦
豪華キャストで、まるでTBSのドラマの様だったが、見応え十分。
日本社会における営業を実写化した様な作品だが、終盤が非現実的。
偉い人は罰せられないのが、日本の会社。
気になるのは大企業なのに、議論の内容がかなり小さい。コストが月90万程度で話題に上がるのは、まずない。もっと大きい話題をテーマに不正として欲しいと感じた。
池井戸作品実写化のど真ん中
豪華なキャスト、勧善懲悪、怒鳴りあいの三拍子そろった、「半沢直樹」から続く池井戸作品実写化のど真ん中。
メリハリの利いた展開で、途中で飽きることなく最後まで見ることができた良作だった。
2時間強の映画に収めるために仕方ないことながら、原作と比べるとストーリーが単純化されていたり、キャラクターが集約されていたりしていたのが残念。そのせいで、会議が7つあった?となってしまったので、★4.5.
実写邦画にしては良作
端的な感想だと、前半はミッチー、後半は萬斎のPV。勿論、良い意味で。
テンポ良く話が転がるので、観ていて退屈しない。
キャストも豪華で、一寸した顔出しだけで勿体無い人もチラホラ。
ただ、純粋なハッピーエンドではないので観終わったとき爽快感は薄い。
実社会に勝るエンタメはない
企業物の中では、ありそうだなあ、というしがらみはよくわかった。
上に行く人ほど馬鹿だな、ということもよくわかった。
成績を上げるには努力なんかでできるもんじゃないのは会社務めしているとよくわかる。
野村萬斎を使ったのは良かったんじゃないだろうか。歌舞伎っぽい話し方も、ある意味はみ出し者っぽい区分けと捉えれば面白味がある。
ただ企業物は実社会におけるほど、おもしろいネタはない。
顔芸祭りだあ!
TBS池井戸潤オールスターズ総出演(笑)特に、濃いメンバーによる顔芸祭り!なぜそんなに、アップが多いんだ!見応えあるけど、暑苦しいよ!
ストーリーは水戸黄門的池井戸潤の鉄板なので、安心して観られます。池井戸潤でちょっと異色な野村さんと、以外にヘタレなミッチーに癒されました。
日本企業への警鐘
一部を除きほぼ原作に忠実に出来上がっている。池井戸潤原作、福沢監督作品という定番作品。昨今、大きな問題になっている企業コンプライアンスの現状を見事に表現している。贅沢なキャストによる掛け合いは時間の経過を忘れてしまう程の完成度。サラリーマンには必見の映画だと思う。ラストの原作には無い八角のセリフは、日本企業への警鐘と課題を提起している。このセリフに負けない会社で有ってほしいと願うばかりだ。
そう来る?
何度もえ?って位どんでん返しの連続。
池井戸作品にはリコール隠しの作品が幾つか有りますが、これは巨大組織の中のサラリーマンという部分に焦点があてられて要るので、会社組織で働く人にはあるある、うちの会社にもと思うかも。
香川さんと野村さんの迫力も◎だし、どこか頼りない及川さんも◎
最後迄目が離せない。結末知ってももう一度観たくなる作品でした。
会社人間あるある
最後のどんでん返しというか、予想していたのと全然違い結末で、私なりには面白かったです。
エンドロールの八角さんのモノローグに全てがあるような気がしました。
作品としても見応えはありましたが、所詮はフィクションですよね
映画としては面白かったと思います
いろいろ詰め込んだ勧善懲悪もの
トレーラーのイメージ通りブラック企業、そして権力の怖さが描かれる序盤。
だがストーリーが進むごとに、朝倉あきと及川光博の息抜きシーン、ミステリー、ホラー、勧善懲悪…と作風が変化していく。
居眠り社員が社会を揺るがす事件を引き起こす…というトレーラーで煽りの部分の描写はサクっと流される。
悪人として描かれていた人物が善人になったり、八角(野村萬斎)の謎が意外と普通だったり、スパっとした気持ちよさには欠けるかも。
よく出来ているとは思うが、個人的にはどの辺りで高評価がつけられているのか疑問だった。
最後のインタビューシーンも不要だと思う(そういうのはストーリーで描くくべきじゃないのか)。
不正糾弾とインタビューオチは同時期公開のデイアンドナイトと被っているが、ストーリーに一本筋が通っている分デイアンドナイトの方が好みだ。
現実は厳しい(´Д` )
私も営業なのでこの映画がの問いである〝不正はなくならない〟の意味がわかります。この映画のように不正を浄化できたらいいのでしょうがほとんどのサラリーマンがそれができずにいるのでしょう。
代償行為の映画としてはよくできた映画です。スッキリしました。
がしかし現実では会社で見られるさまざまな不正とその隠蔽は消えることなく現実していてとても主人公の八角の様には行きません。
見終わってスッキリする反面、自分の無力さも痛感してしまう映画です。
野村萬斎が凄い
主題歌目当てで観てきました。皆さん演技が上手くて藤森君も芸人を消して嫌味なゲス社員になってました。朝倉あきさんはなんか微妙だったかなと思います。あと野村萬斎さんは癖のある演技が八角という人物像を作り上げていました。普段は観ない分野なのでかなり楽しめました。あとエンディング流れてる間でも野村萬斎さんのかっこ良さを出して欲しかった。
朝倉あきさんの好演が良かった
出演者、ストーリーとも予備知識なく観ました。
最初、野村萬斎のヒールっぷりにビックリ。
出演者も古典芸能出身が多くてデフォルメされた感がプンプンって感じは好みが分かれるかも。
でも、全然眠たくならず丁度良い時間で終わったって感じ。
以前、同原作者の空飛ぶタイヤを観たが、これはTVドラマみたいで今一楽しめなかったのとは正反対で結構楽しめました。
唯一紅一点の朝倉あきは数年前の深夜ドラマから気に入っていて、下町ロケットでも好演していたし、この映画でもピュアな感じが殺伐とした人間関係の中の中和剤として頑張ってたと思います。
顔芸大会決勝戦
豪華キャストの顔芸大会、こみ上げる笑いを堪えるのが大変でした。
野村萬斎さんのあの独特の台詞回しは、それが指示だったのかな。正直苦手だった。
池井戸さんって、会社員やったことあるんだろうか。
嫌いじゃないけど、何だか前時代的な気がしてしまうのは私だけではないと思います。
私も20年以上働く年代ではありますが、少し上の代の方でも、あそこまでの社畜は見たことがないので。
面白くなくはなかった、という感想です。
萬斎のクセのある演技が大ハマり
「七つの会議」を見てしまいました。
難しい話を想像してたけど、話は単純でわかりやすい。
野村萬斎のわざとらしい演技は嫌いだったけど、今回は非常にあっていたと思う。
人をおちょくった感じがなんともたまらない。
座組はTBSの日9枠そのままだけど、香川照之扮する上司の"人間臭さ"を感じられたのはドラマとの違い。ただただ嫌なやつが多いドラマとは違った使い方をされていて、香川照之が好きな人にとっては嬉しいのではないか。
その昔、渡辺謙主演の「明日の記憶」という映画があって、そこで香川照之が人間の寿命について電話で話すシーンがあるのですが、こういう人間臭いいいおじさんをもっと見たい。
クリーピー然り、大クセのある役が増えてるけど、正解じゃない気がするし、香川照之が嫌なやつを演じたって新鮮味もなんもないですし。
と、香川照之論が熱くなりましたが、テレビでやれとしか思わなかった邦画と違い、骨太な作品になっている。そして、クセの多い豪華役者陣を見事にさばき、最後はアイツの登場で締めるという粋な計らいに感謝さえ覚えました。
以上!
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