こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
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ちょっと胸糞
これだと身障者が
ガチクズの自己中自分勝手みたい。
自己中の、良い人を利用して挙句の果てに自分のものにしようとした奴の半生を美化した映画。
しかもノンフィクション。キツい。
良いところはキャストに恵まれたところ。
北海道が誇る大泉洋
難しい役をリアルに個性的に演じてくれた
最初むっちゃ嫌な感じで見続けるか迷った
こういうのが期待を裏切って感動しちゃうんだな、、、
鹿野さんの命を支えるボラさん達はきっと
逆に鹿野さんの命が心の支えなのかな
まるで青春映画のようだった
あたし
道産子なので北海道弁に癒やされたべさ〜
65点
映画評価:65点
難病を患い、
1人では生活が出来なくなった人が
沢山のボランティアの方の協力を得て
生き抜いていく話し。
それだけ聞くと美談に聞こえるが、
大泉洋の演技が光る図々しさと愛嬌で
お涙頂戴作品ではなく、
明るく、自分らしく生きていく
そういう前向きな作品になっています。
どんな人でも
誰かの助けなしでは生きてはいけない。
障がい者とか関係ないです。
助けてもらう頻度や質は人それぞれ、
助けてもらってない人なんていないんですから。
そして、
その助けてもらうという行為は、
同情とかからではなく、
対等なんだという事。
やってもらって当たり前も何か違うけど、
誰かを助けた人は、誰かに助けられている。
だから申し訳ないと思うのではなく、
もっと堂々としていればいいんだなと。
面白くて考えさせられる良い映画でした。
【2022.1.3観賞】
コメントができない。
ここで描かれていることが現実だとしたら見続けるだろうか?正直見ることを避けようとしてきたし、そうしたかった。しかし目を背けず向き合う先には・・・不覚にも号泣であった‼️★はすまないがこれで勘弁して欲しい。現実は常に目の前にある。三浦春馬と高畑充希に脱帽。
生きるってこんなにも大変
だこらこそ、楽しみたいし、愛されたい。
構成も演者さんもとても良かった。
愛されるには努力がいる。
臆病って病は、本当の病より
厄介なのかもしれない。
この厄介を楽しめたら
見える景色は変わるのかもしれない。
やはり実話モノはリアリティーを感じる
これがフィクションだったらこんな人現実にはいないよなぁという感想を持ってしまうが、ノンフィクションの場合、この世にこんな凄い人がいるんだ!という感想に変わる。当たり前といえば当たり前だけれど、なんだか不思議。
そして、ちゃんとその人がどういう人だったのかということを伝わるように表現している大泉洋の演技力はやはり凄い。
愛がいっぱい
振り回されるもほっとけないあの人、、、。
本来の現場はこんなもんじゃないんでしょうが、
目を背けたくなる現実をコミカルに。
悲しくて泣くんじゃなくて、笑いがありながらも泣けてくる。
久々にいい映画を観た。
鹿野「俺が人生楽しんじゃいけないのかよ(迫真)」
映画館では2019年1月7日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
実話が元になっているらしい
『パコダテ人』や『パローレ』や『豚がいた教室』の前田哲監督
どちらかといえばあまりメジャーなラインナップではないが彼の作品は面白いものが多い
北海道が舞台だとどうしても大泉洋がねじ込んでくる印象があるがまあいいだろう
我儘でめんどくさい筋ジストロフィー患者鹿野とボランティアの交流を描いたコメディー
20歳くらいで他界するはずが34になっても生きている
24時間みたいに感動のゴリ押しは感じないしバリバラのようにとんがってないのでうざくない
素直に楽しめる娯楽作品
鹿野はドムドムバーガーとレディーボーデンのアイスとエロトピアが大好き
ときにはドムドムではなくモスが良かったりする
決して主流じゃないところにわりと拘りを感じる
やっぱり大泉洋三浦春馬高畑充希は演技うまいわ
何様とキレるあのあたりの高畑充希の芝居が好き
実際に煙は出てないけど出てそうな感じがする表情
なかなかあの茹で上がっていく感じは誰にでもできることではない
高畑充希をブスだと言い切る人は美的センスがないのではないか
顔つきも悪そう
自戒の念を込めて書くが映画を楽しみたいならあまり難しく考えるなよと
たかが映画のレビューじゃないか
週刊金曜日とか赤旗の投稿欄じゃないんだぞと
短めの作品ならともかく映画の尺を考慮すると脚本で足りない分は想像すれば良い
鹿野もめんどくさい人だったけどユーモアがあるぶんだけそういう人たちと違って人間的に魅力がある
別の意味で泣けてしまった
「 パーフェクトワールド」、「パーフェクト・レボリューション」と立て続けに車椅子が主人公の映画を見たが、この映画の主人公は筋ジスのため、障害のレベルが上記2作品とは比べものにならないくらい大変であることが分かった。人工呼吸器になってから、筆談でのセリフになるのか、映画として成り立つのか心配していたが、ちょっと意外な展開だった。
この映画の主人公のひとり、三浦春馬が亡くなってから見たので、映画の内容よりも、彼の演技を見て泣けてしまった。
大泉洋
こんな太々しい障害者、、、と嫌悪感を露わにしてしまう鑑賞者を挑発しまくる鹿野を、大泉洋がとても上手く演じていて適役でした。彼が演じたから成立した作品だと思います。
教育大生という嘘をついていた美咲にしても、人間臭くていいじゃないですか。人間は、そんなに清く正しく美しくないんですよ。日テレの24時間TVみたいに、障害者に性善を求める社会はどこか歪んでます。もちろん、スポンサーがいるので、鹿野みたいな障害者は出演できないと思いますが。鹿野の様な人が堂々としている社会の方が、皆が生きやすい社会ですよね。
みんなに観てほしい
録画を観て。とても感動しました。
特に母との関係は涙をこらえました。
息子の世話だけの人生を送ってほしくないから、ボランティアの人の時間を少しずつ貰って生きる。手紙でやっと本音を伝えるのもニクイ。
ワガママを言うのは、ボランティアの人にも遠慮させないため、家族のような存在にお互いが近づくように、かな。
どこまでが実話かは分からないけど、シナリオの完成度も役者の演技も良かった。
難病の方、それを支えるボランティアの方の存在を知るだけでも価値のある映画だし、自分の生活を省みるきっかけにもなるし、多くの人に観てほしいと思った。
最後まで共感はできませんでした。
録りためていた金曜ロードショーを観て。
結局、最後までこの作品の主人公に共感を持てませんでした。
冒頭の主人公のわがままぶりに対しては、ヒロインも最初は辟易していたはずなのに、いつの間にか惹かれていって、なんでこうなったのか理解ができませんでした。
主人公がボランティアに対して、「有名になればそれだけボラがたくさん集まるだろ」とか暴言だと思います。「ボラ」って略すところからして違和感。
中盤以降はけっこういいシーンもありましたが、冒頭のイメージをひきずったので、最後まで作品を楽しむことができませんでした。
障碍者の方が、わがままを言いたいことはあると思うし、もし自分がボランティアなら、ある程度力になりたいと思うけど、それはお互い敬意があってのことと思う。それなのに、あんな言われ方して、自分のスケジュールよりも主人公のわがままを優先させられるようなのは、ちょっと無理。
主人公が言っていた「障碍者の自立は、支援を要する利用者が自己決定する自立」という考え方は、そのとおりで支援していくべきだと思います。しかしこの主人公は結局「自分の都合のよいボランティアをたくさん集めること」って言っているように感じました。どなたかのレビューに「プロ障碍者」ってコメントがありましたが、まさにそうだと思いました。
この作品に登場するボランティアの方は、なんでそこまでするのでしょうか。障碍者であってもなくても、カリスマ性を備える人間っているんでしょうけど、人の心の隙間を言葉で巧みに突いて、人を操るところが、宗教っぽい。
同じ病気の方ってたくさんいらっしゃると思いますが、この主人公のように口がうまい人はほんの一握りでしょう。ある意味成功者なんだと思います。
主役の大泉さんは、この違和感のある主人公を見事に演じ切っていて、その他のキャストの演技もすばらしいので、作品としてはいいんですけど。
(三浦さんは、今思えばちょっと影がある感じがしました)
鹿野さんご本人が、この作品の主人公のような人ではなかったと思いたいです。
高畑充希
感動の実話と聞くほど脚色と演出は何処か?に気が逸れる、という域。
高畑充希の感情がドバドバ溢れ出る演技は他の追随を許さない。
オーバーアクト側に一周回っての超ナチュラル演、か。
旅先の未明の空気は良いのに照明感丸出しの朝日に萎えた。
自分はここまでできるだろうか
鹿野のように自分に正直に強くたくましく生きる事はできるだろうか?
あのボランティアの人達のように誰かのために一生懸命になれるだろうか?
正直、無理だなと思いました。
いい話だとは思ったのですが、映画の世界に入り込めなかったので、低めの評価です。
身体的には不自由だけど考え方は自由で、本当の意味での生きる道を選んだ鹿野。自分の望みの為に全力で周囲を巻き込む鹿野。
できるだけ周囲に迷惑をかけないようにという事ばかりを考えてしまう私にとっては、少々インパクトが強すぎたみたいです。でも鹿野の考え方は新鮮だったし、困ったら堂々と助けを求めていいんだよというメッセージには勇気をもらえました。
また、あの熱心なボランティアの人達にもついていけませんでした。家族でも恋人でもない人の為に、どうしてあそこまで一生懸命になれるのだろう。困難な状況になるほど熱く一致団結していくボランティアメンバー。メンバーも徐々に増えていく。なぜそこまでできる?そんな疑問が始終頭から離れませんでした。鹿野とボランティア達の絆を感じられるエピソードがもう少し盛り込まれていたら、違う見方もできたのかもしれませんが。
ここからは鹿野から影響を受けた若者2人(医学生の青年と教員志望の女性)の成長物語としてみた感想です。
久は真面目で、自分が何をしたいか?ではなく、常にどうするべきか、どうするのが正しいのかを考える人。だから、鹿野のどんなわがままに対しても、心のどこかで”面倒くさい”とか”迷惑だ”と仮に思っていたとしても、”いい医者になるため”とか”いい人であらねば”といった気持ちが優先し、嫌な顔せず応えてきた。自分の気持ちよりも常に周囲を大事にしてきた久にとって、常にわがまま全開で周囲を巻き込む事が当たり前の鹿野はどんな存在だったのだろう。
真面目過ぎるが故に、将来や自分自身に対して自信が持てなくなり自己嫌悪に陥る。医者の道や鹿野達からも距離を置き、自暴自棄になっていた久に対し、問われた鹿野の言葉。
「君は何がしたいんだ。何が大事なんだ。」
改めて自分を見つめ直し、自分に正直になって考えてみるとやっぱり自分は医者になりたい。周囲に期待されているからではなく、自分がやりたいから医者の道を進む。そんな自分に気付けた。のではないだろうか。
久とは対照的に美咲は最初から鹿野に対し嫌悪感むき出しだった。久に泊まり込みの当番を無茶ぶりしようとした時も「何様のつもりですか!」と怒り、家を飛び出して行った。出だしは最悪だったけど、本音でぶつかる美咲はあっという間に鹿野との距離を縮めていった。(そのあたりの描写があまり無かったので、急に鹿野に心を開くようになった美咲に違和感は感じましたが…)
久と鹿野、美咲と鹿野、それぞれの交流や成長が興味深かったです。
大泉洋がすごくそれっぽい。
きれいに見せようとする映画ではないので、映画の全体的な雰囲気が苦手な人は苦手かもしれない。
タイトルからコメディだと思ったら全然コメディじゃない。思っていたより暗い。好みが分かれそう。
この映画が苦手、と言ってしまうと障がい者の苦労が理解できない人と思われそうなのだが、自分は苦手な部類で、自分はもやっと感が残る映画だった。
最初の大泉洋のわがままの段階で、自分はイラっとしてあっ、無理。と思った。それは大泉洋が見事に役にはまっていたからだ。そういう人に見えて仕方ない。このイラっと感を抱かせるのは大泉洋の演技力だと思う。後半もはあ?というわがままが続いて、みてる自分はイラっと感最高潮。過程が過程なだけに、終わり良ければ総て良しとはならなかった。最後はもやっと感が残った。
三浦さんが出ていることも、映画にさらに深みを増した。
難しい役どころではあったと思うけど、悩みながら演じきったのだと思う。
彼の演技もセリフがないところでも気持ちが伝わるような、とてもいい演技った。
いい話だった
お題の意味は冒頭で、つかみはばっちり。大泉洋の軽妙な演技で話は軽快に進む。この冒頭の数10分がとてもよくて、映画の全体像とか出演者の大体が見事に揃う。あとは流れでよい。明るく描かれているのは、負けずに明るく生き抜く主人公の強い意志なんだろう。立派としか言えない。
実話の主人公は、脚色があまりないとしたら大泉洋がぴったり。高畑充希は飾らない素の雰囲気がとてもいい。最近の役づくりはちょっと作りすぎだな。春馬くんは相変わらずうまかった。原田美枝子の医者も良かったし、脇役がうまくはまってキャスティングも良し。
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