こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
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全てのキャストが適役!
三浦春馬くんと原田美枝子さんが、筋ジストロフィーに関わっている題材に出ているということから、昔見たドラマ『僕のいた時間』を想起しました。
彼みたいな二枚目が主人公ではなく、今回は大泉洋さんが主演です。
それがとても良かったと思いました。
嫌な味も出せるし、コミカルな演技もお手の物。
感動する場面にいたっては、逆に彼だからこそグッとくる演出ができたのではないかと思いました。
周りの人たちもぴったりな役。
チームだなって思いました。
全く湿っぽくなく、障害・病気についても同情を受け付けない、とても清々しい映画でした。
体が丈夫な人でも心は傷んでいたり、体にハンデがある人でも心は逞しかったり。
そんないろんな人が生きていけるのは、みんな周りの人たちのおかげなんだなと、改めて謙虚な気持ちにさせてもらえる映画でした。
健常者が不自由無く暮らせる世の中に感謝し
障害者が不自由無く暮らせる世の中になれるように
出来ないって自分で制御かけてただけで
もう一度違う角度から見れば出来ないことなんてない
勇気が出る映画だった
鹿野の魅力
こんなにわがままで言いたい放題で憎たらしいのに、人を惹きつけるのは。なぜか分からないけど、わかる気もする。自立というか、他人に助けてもらいながら生きるというわがままな選択を貫き通した。他の障害者にとってどれだけ勇気を与えたか。みさきちゃんとの恋愛沙汰はいらなかった。
もしも
もしも洋ちゃんでなかったら? いったい誰がこの役をやっていただろうか?
もう少し社会派で笑いを少なめにすると草彅剛さんはどうだろうか
このままの台本でムロツヨシ、個人的に見てみたいと思うのは森ーダー(TEAM NACSリーダー森崎博之)、下町ロケットでの森ーダーの活躍嬉しかったです!
でもね、やっぱり大泉洋でしょうねー
草彅さんだと全体に笑いが薄くなりそうだし
ムロさんはその逆、森ーダーは声が大きすぎたしな〜〜
追記的本文
生活することを我慢しなければいけない
そんな事ないはずなのに彼のような方々はそんなってしまうのでしょうね
ただ普通の生活をしただけなのに取材されインタビューを受けたりこのように映画にまでなる
社会が豊かになった現代だからここまでの自由が出来るのだと思います
感染症が猛威を振るう今はこんな生き方はなおさら難しいでしょうね
生きることはそれだけで奇跡なのは分かりますが病院でただ天井の穴を眺めながら居るのは生きているって言えるのでしょうか
それでも家族は「死んでほしくない」と涙を流すでしょうね
なん度でも見て勉強になる映画だと思います
最後に三浦春馬さんのご冥福をお祈りします
いい映画でしたよ
でわでわ
内容が引っ張る
内容はコメディで前半面白かったのだけど
後半引っ張る感があり、涙もでませんでした。
あと、少しエッチな場面もコメディ風にあったのだけど、小6の子供も連れて行ってたので
事前に知っとくべきでした。
そんな濃い感じではなかったけど
24時間テレビのドラマ
でやってそうな作品
自分自身が映画に予想外の展開を期待してしまうからか、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」は予告通りの展開の映画といった感じでした。
最後の方はまだ終わらないのかと、退屈になってしまうレベルでした。
人に頼む勇気
ひとりでは何もできない、だけど心のままに、これだけ言えたらさぞかし気持ちいいだろう、中々言えない、言えないジレンマでイライラするのが現代の我々ではないか、
でも、こう言うのには勇気がいる、、、
傷つけあったり、落ち込んだり。
でも、仕方ないではないか、出来ないんだから、人に頼る。
自分はひとりで生きてる、誰にも迷惑かけず、、出来るだけ人の世話にはなりたくないと、そう思ってた、傲慢かも。人は決してひとりで生きてる訳ではない、回りに少なからず迷惑かけて生きてる、生かされてるんだ。死を常に向かいあい、素直にと、彼は言ってたな。これが一番難しいんだ。だけどありがとう、いい映画でした。
弱いけど、前向き
顔と手しか動かせないけど、全部がポジティブだから、みんながついてくるのでしょうね。鹿野さんが最後に田中君に話した「人間誰しもできる事の方が少ない。」は納得でした。
それぞれの成長の物語
鹿野が傍若無人過ぎて、マジかと思って不愉快になったり、笑ったりしたが、人工呼吸器をつけた後の発声や、なんと言っても、皆の前で、美咲にフラれたのに、田中くんと美咲の間を取り持とうとしたり、ほんの一年足らずの物語なのに、これほど人は成長するのかと。
普通の人だったら、耐えられないような状況も乗り換えてきたからなのか、持ち前のキャラなのかは別にして、物語の全体を通して、鹿野も成長していたんだと、再認識させられた。
医学の道を諦めかけた田中くんも、一度は投げ出した教師の道に再チャレンジする美咲も、鹿野に巻き込まれながら、葛藤を乗り越えて成長する姿は、映画の演出であっても胸を熱くする。
この三人の成長は、同じ成長であって、ハンデがあろうとなかろうと、人は成長すると、人は補い合い、助け合って成長するのだということを教えてくれている作品だと思う。
なんとなくでもいい。観て損はない映画。
筋力が弱まり、20歳まで生きられないと言われた男性と、自立を目指す彼を支えるボランティアとの交流を描く映画です。ですが、いい意味で御涙頂戴物語ではありません。主人公を演じる大泉洋さんの表情、言葉。魅力的で、重くならず時には笑いも含み、すーっと心に届きます。私は映画を出た後、自分が好きになりました。深く考えなくていい。なんとなくでもいい。まずは観て欲しい。心からそう思います。
宝物のような映画です
大泉洋さんが10kg減量して臨んだ映画…ということで、
どんなものかと思って観たのですが
鹿野さんという人が、不自由な身体でも、
皆と沢山交流した記録を見させて頂いて
ボランティアの皆様の暖かさ
(実際、戦いだったと思います。私にはできないかも)、
母親に甘えたいけど我慢してでも、
母親には自分の人生を生きて欲しいっていう暖かさ、
自分は失恋しても、他人を結びつける暖かさ…
とにかく、暖かさに触れた宝物のような映画でした。
こういう風に生きたい(人に我儘言えない)けど
生きられない人に
「我儘な人生でも、楽しく人と交流すればいいんだよ」と言ってくれているような映画でした。
お勧めします。
生きていく事は誰かに世話になっていくこと
後半の大泉洋の演技が神がかっているのと。
障害者が生きていくために必要なことと、ボランティアの方々の重要性とを明確にした、作品根幹に流れるメッセージ性に、心を貫かれる。
実のところ、大切なのは障害の有無じゃない。
「生きていく上では、誰しも大なり小なり他人の世話になっているわけで、人は一人じゃ生きていけない」
ということ。そして、
「やりたいことがあるから、生きていける」
「思うように生きてこそ人生」
「頼みごとをするには誠意と、正直に話すことが大切」
という、当たり前だけど、人生の本質を逃げずに描いているのが良かった。
原作および、モデルの人の生き様がよいのだろうね。
今は元気でも、いずれ予期せぬ病気や怪我、老化に伴って誰かの介助なしに生きていけなくなった時に、どんな心でいたらいいのかということにまで思いを馳せました。
松竹喜劇風ノンフィクション
当時話題になったあのノンフィクションを松竹の正月喜劇にするとこうなる、という映画。
特筆すべきは高畑充希のなんともいえない戦略的エロさ、か。
ただ、主眼が三角関係に行ってしまって、それがどうも予定調和のエンタメ風でなんとも発見も驚きもなく、タイトルほど特殊性もない平坦さで終わって食い足りない。
ブルーハーツはいいのだけど
大泉洋すばらしい
鹿野はわがままばっかり言うが、結局何も言わなかったら病院に閉じこもっていたわけだし、あの二人も夢を叶えることはなかったので、人生って不思議なものだと思う。いい映画でした。
どう消化しようか
2本目。
どう生きるかだと思うんだけど、言葉に共感だったり矛盾を感じ、どう消化すべきか迷う。
俺の寛容力、見識だけの事なのかなとも思ったりで。
高畑充希の声がスゴく好きだし、ボランティアの伯母さんの芝居がスゴく良かったなぁ。
日テレ製作なら、今年の24時間テレビでオンエアーすべきだとは思う。
予告で居眠り磐音を観た時はテンション上がった。
佐伯さんの作品、原作が好きだから、早く観たい。
考えさせられました。
鑑賞中ずっと主人公と周囲の人々の生きる事、勇気を持つ事、優しさについて自分の半生と問われている気がしました
本音を言い合って沢山傷つけあっても互いを理解して認め合う この言葉にグッと来ました
自分には分かっていても出来ないです
主人公のみならず関わられた方達の愛の大きさに胸を射抜かれずにいられない作品でした
生きる意欲を貰える作品
こういう邦画が断然好きだ。
高畑充希や大泉洋など演技達者ばかりで素晴らしい。
公開プロポーズしてものの見事にフラれる場面とか最高だ。
途中まで田中くんの器の小ささばかりが目立っていただけに、ラストの展開でほっとした。
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