Bの戦場

劇場公開日:

Bの戦場

解説

ゆきた志旗の同名シリーズ小説を、お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」よしこの初主演で映画化したラブコメディ。誰もが認める「絶世のブス」を自覚し、結婚を諦めてウェディングプランナーとして働く香澄は、ある日、イケメン上司の久世から突然プロポーズされる。ブス好きを自称する久世から好意をもって「ドブス」呼ばわりされる香澄だったが、久司を受け入れることができなかった。そして、さらにフラワーコーディネーターの武内からも好意をよせられてしまい、三角関係の渦中の人となる香澄だったが……。よしこが主人公の香澄を、久世役を速水もこみち、武内役を大野拓朗が演じる。監督は「最高の離婚」など数々の人気ドラマを手がけた並木道子。

2018年製作/90分/G/日本
配給:KATSU-do
劇場公開日:2019年3月15日

スタッフ・キャスト

監督
原作
ゆきた志旗
脚本
久馬歩
製作
藤原寛
エグゼクティブプロデューサー
片岡秀介
スーパーバイザー
黒井和男
古賀俊輔
プロデューサー
廣瀬郁哉
西坂瑞城
撮影
大野勝之
照明
桑原伸也
録音
谷部剛
映像
作田和矢
美術
杉山貴直
装飾
錦織洋史
持道具
川端マイ子
衣装
網野正和
メイク
太田愛
編集
小泉義明
ライン編集
勝又秀行
選曲
谷口広紀
音響効果
本郷俊介
音楽
中村巴奈重
田渕夏海
挿入歌
ソンジェ from 超新星
主題歌
平林純
スクリプター
松元景
脚本協力
橋本夏
アシスタントプロデューサー
榊原妙子
助監督
刑部俊哉
制作担当
中山裕貴
制作主任
福嶋昭二郎
大久保俊宏
技術プロデューサー
木村伸
美術プロデューサー
柴田慎一郎
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(C)ゆきた志旗/集英社 (C)吉本興業

映画レビュー

2.5ゴキブリは首を切られても数週間は生きる

2021年10月2日
スマートフォンから投稿

ラブコメよりお仕事がんばり感動系の方が内容占める割合が大きい。 イケメン上司がB専(ブス専門)で、ヒロインがブスだからという理由で言い寄ってくる。絶世のブス、カリスマブス、霊長類最高のブス、絶滅危ブスと褒めまくる。もちろん嬉しくないから、相手にしない。ブス理由じゃなく愛してくれるなら、いいのだけど。 もう一人そのままの自分を好きでいてくれる男性もいて.... 本当に仕事熱心で、ガンバレルーヤよしこの方からはどちらにもアプローチしない。仕事をする姿勢が美しいとか、そっちの話でもなく、なんか可愛く見えてきたとかで、これでよかったのか一応ハッピーエンド。 ヒロインよりブス好き上司のキャラが強め。

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collectible

1.5たんなるレイシズム

2020年8月17日
PCから投稿

ブスが笑いの対象になる話は世界ひろしといえども日本だけではあるまいか。アグリーベティだって眼鏡でブリッジの子が活躍するドラマってだけのことで顔にことさら焦点はない。タブーおかまいなしのリッキージャーヴェイスだって美醜には触れない。 民間には美醜がある。しかし公的な映画やドラマで、ブスということばを用いて、まさにブスを描く国は日本だけだと思う。 富田望生を起用したブスの瞳に恋してるや宇宙を駆けるよだかにも言える。 いずれも、不器量な子が酷い目に遭うけど、結論として調和へ持っていく、というような話であろう──と思う。 この手の話は、人は外見じゃないと結論付けていながら、じっさいには外見を偏重する社会を助長している。たんに笑いものにしているのであって、庇う気なんてさらさらない。 よくもまあ、こんな差別奨励ドラマが、堂々と放映されているもんだ──と思う。 ネットではひとをブスよばわりすることがふつうにある。ドラマにブスやぶさいくがいるわけだから許容されると信じられている──わけである。 たとえばおっさんにしても、どこのドラマでもおっさんはさえない。ゆえにおっさんと邪険にして許容されると信じられている──わけである。 外国はuglyに慎重で、ワンダーやマスクのように染色体異常などによる外見の違いは扱っても、たんにブス/ぶさいくを主題にはしない。まして笑いものにしない。Gräns/BORDER(2018)にしてもSFの体裁をもっていた。デリケートな問題だからだ。あたりまえなのである。 ひるがえって、このような映画やドラマが教えるのは、わたしたちの外見が生きることのできる限定的な世界である。君の見た目にはこの生き方しかありません──とごていねいにカテゴライズしてくれている──わけである。 社会派でも教育者でもないので、是非はまかせるが、これらのドラマパターンによって日本人には先入観が形成されている。 たとえば、きれいな人がいじわるで、ぶすな人は心がきれい──といった先入観である。 先入観とは。ガンバレルーヤのよしこや富田望生が善人であると判断できるのなら、それはなぜですか? 本作においても、はなから説明なしに、よしこは、こころの清らかな女性として登場する。日本人はそれに疑問を感じない。なぜですか? また、人からいじわるにされてばかりいると、じぶんもいじわるになる──という謎理論が、しばしばブスと併せて語られる。差別感情と被差別感情は、抱き合わせである。いじわるになりましたか? 顔と内面は関係がない。が、王道パターン──メディアが人を類型/典型へとすり込むことによって、ひとは他人を枠にはめ込む。また、じぶんという枠もつくる。 枠とは、クリエイティビティの枷のことでもある。 日本映画が類型的なキャラクターしかつくれないことはわたしたちの日常からも簡単に読める。 ところで、もちろん映画は軽いコメディで、そんなごたいそうな話じゃない。ブスをあつかう方法論もブスという語がなんども出てくる台詞もいやだが、よしこの顔はじっさい漫画のようにすごく決まる。ただし、その顔に依存しすぎ。よしこがニマッとするだけが見せどころで、あとは予定調和と帳尻あわせの紋切りドラマだった。 日本にはブス属性をもった役で使われる女優枠があり、ここにも山田真歩、有村藍里、安藤玉恵が出てくる。個人的に安藤玉恵には好ましさしか感じない。が、日本の定型ドラマには、いうなれば人の多様性をそれは変ですよと規制してくる下世話さがある。と思った。

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津次郎

4.0よしこ&もこみちさんの挑戦

2020年3月12日
PCから投稿

よしこさん、演技が自然で良かった。観ていて思わず応援したくなった。 これからも色んな役のよしこさんが観たい!! 速水もこみちさんも今期のドラマといい、ただのイケメン役では無くぶっ飛んだ感じが気持ちいい。もこみちさんくらい整った人がこういう役をやると嫌味が無くて良いね… 今作も私の好きな安藤玉恵さんが良い仕事してます!

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フラニー

4.5好き!

2020年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

予想以上に面白かった! よしこも以外に演技がうまくて、リアクションはさすが芸人だな!って。 結構名言とかもあったりして、 普通によしこちゃん可愛い!って思ったりしたシーンもあって⭐️ エンディングのメイキング映像もすごくよかった! 個人的にエンディングまで楽しませてくれる映画は基本ぐっ!

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Rabyuka