アイネクライネナハトムジーク

劇場公開日:2019年9月20日

アイネクライネナハトムジーク

解説・あらすじ

ベストセラー作家・伊坂幸太郎による小説を、三浦春馬と多部未華子の共演、「愛がなんだ」の今泉力哉監督のメガホンで映画化した恋愛群像劇。仙台駅前で街頭アンケートを集めていた会社員の佐藤は、ふとしたきっかけでアンケートに応えてくれた女性・紗季と出会い、付き合うようになる。そして10年後、佐藤は意を決して紗季にプロポーズするが……。佐藤と紗季を中心に、美人の同級生・由美と結婚し幸せな家庭を築いている佐藤の親友・一真や、妻子に逃げられて途方にくれる佐藤の上司・藤間、由美の友人で声しか知らない男に恋する美容師の美奈子など周囲の人々を交えながら、不器用でも愛すべき人々のめぐり合いの連鎖を10年の歳月にわたって描き出す。映画の中でもキーとなる主題歌「小さな夜」と劇中音楽を、シンガーソングライターの斉藤和義が担当した。

2019年製作/119分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2019年9月20日

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(C)2019 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

映画レビュー

4.5 “伊坂映画”の脚本で実績ある鈴木謙一の貢献大

2019年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

ミステリーの名手・伊坂幸太郎が斉藤和義から歌詞を頼まれたのが縁で生まれた恋愛短編集。読了するとすぐ読み返したくなる伏線~回収の鮮やかさは健在で、愛おしい登場人物も数多い。今泉力哉監督は当初脚本も書こうとしたが断念し、中村義洋監督と組んで伊坂映画で実績ある鈴木謙一に託したという。鈴木は期待に応え、人物たちと物語の魅力を失わずに整理して再構築、オリジナルのエピソードでも原作を尊重した上で映画らしい盛り上がりを用意した。原作ファンの期待を裏切らないのは脚本の狙いが確かだからだ。

今泉監督はこじらせキャラたちの群像を描くのが得意だが、本作のように極端な人がいない(矢本悠馬が演じた主人公の親友は少々変わり者だが)恋愛物もそつなく演出できることを印象づけた。商業映画で活躍の幅を広げてきたのは喜ばしい限りだが、インディー時代の愛すべきクセも失わないでほしい。出演陣では森絵梨佳、恒松祐里が特に良かった。

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高森郁哉

3.5 ほのぼのとして。。

2025年9月28日
Androidアプリから投稿

いつか嫁さんに確認したいと思った。

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misato

3.0 恋愛の形には、運命もあるよ。

2025年5月31日
PCから投稿

楽しい

幸せ

カワイイ

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takichi

4.0 気づいたら笑顔になってた。

2025年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

楽しい

幸せ

 伊坂幸太郎さんの原作は未読だけど、台詞やキャラクターがいつも楽しくて物語も面白い。
 今回は殺伐としたミステリーではなく恋愛群像劇。そのなかでも随所に人間ドラマがあって、ふと気づいたら笑顔になってる自分がいました。劇的な事件や出来事があるわけじゃないんだけれど、なんかイイんですよねぇ。やっぱり伊坂幸太郎さんの作品大好きだなぁと思いました。ネタバレしない範囲でいうと、高校生の情けないお父さんによるユニークな機転とか聾唖者の少年とボクサーによる10年後のやりとりとかがすごくよかった。心があたたかくなる作品。
 街頭ライブの弾き語り&主題歌でもある「小さな夜」も聞けば聞くほど、どんどん好きになってくる。
 本当はもっと早く観たかったんですが、三浦さんのことを思い出すと辛くて今頃になってしまいました。見れて良かったです。

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