劇場公開日 2018年6月23日

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「ウッディ・アレンは年増女が本当に嫌いなのね〜(苦笑)」女と男の観覧車 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ウッディ・アレンは年増女が本当に嫌いなのね〜(苦笑)

2021年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
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これからは「星のナターシャnova」

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画面の美しさと裏腹に
観てる間中、「ああ、痛い!痛い!」と声が出そうになった!
どんだけウッディ・アレン監督は年増女が嫌いなのか〜(笑)

前々作の「ブルージャスミン」はいかにも痛そうだったので
観る前から怖気付いてスルーしたのだけど
今回はうっかり観に行ってしまって、
相変わらず本当に「痛い」内容で〜〜
痛いだけで無く悲しい〜〜。

主人公のジニーは売れなかったとはいえ元女優で
そこそこプライドの高い女だったのに
バツイチ子持ちで生きてゆくには
若干酒癖は悪いが、気のいい親父のハンプティに
結構無理して合わせてるうちに、
「本当の自分はこんなんじゃない!」と
昔の自分と今の自分が乖離してゆくのが
さぞや苦しいだろうに〜

と、気の毒になる一方で、
昔の自分にしがみつく気持ちの醜さも
自分の胸に手を当てる感じで痛いわ〜〜。

そうやって、ジニー的には「合わせてやっている」旦那が
縁を切ったと言っていた実の娘が泣きついて来た途端、
娘の学費のために節約して
ジニーの連れ子のためのお金は出してくれなくなる。

そんなジニーをとんでもない落とし穴に
監督は容赦なく突き落とす。
ほんとに酷い男だわ!ウッディ・アレン!

で、月に8本程は映画館に通う中途半端な映画好き的には

男性主人公のときは「なんでこんな男と?」 と思うような
性格の悪い男に、可愛い若い女性が惚れてしまうような
ご都合主義の映画ばっかりなのに
女性主人公の場合は容赦なく突き落とす〜〜。
ウッディ・アレンは本当にプライドの高い年増女が嫌いなのね〜。
私もウッディ・アレンの若い女趣味が嫌いだけどさ〜(笑)

それでも音楽や美術が毎回流石にウッディ・アレン!
と唸らされるのでついつい観に行ってしまうけど
今回はそんなものでフォローしきれない程、
悲しくて痛い映画だったわ〜

@もう一度観るなら?
「勘弁してください〜〜(笑)」

星のナターシャnova