空母いぶきのレビュー・感想・評価
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国連さまが助けてくれる
国連さまはさすが頼りになるなあという、それまでの国家の存立とか自存自衛とは何かを結局棚上げする結末。あれ、この国防論ならもう戦後長いことこのまんまですけどね…?
低予算でよく頑張ってる作品
扱う題材として予算が相当必要なのが本来だが、そこは邦画なので、かなりコンパクトに仕上げています。CGを上手に使い戦闘シーンを少な目にして人間ドラマに持ち込んだ技は大したものです。よって迫力はありません。そこを期待してしまうと途中で映画館から退出したくなるでしょう。また見方としてあり得ないでしょうコレ…を見付けるのも一考かと。ちなみに艦長が短髪でもなく話し方もおよそ軍人ではない所も見所?なのかも知れない。
まあ、こんなもんか・・・な日本映画
やっぱ普通の日本映画だなぁ。
やるかやられるかの現場でみんな悠長に自省や反省ばかりしてる。
みんなゆっくり噛み締めるように喋ってるのも変。
今更ながらシン・ゴジラは凄かった。
設定の面白さ、俳優陣の演技は記憶に残るものの、ストーリーが進んでい...
設定の面白さ、俳優陣の演技は記憶に残るものの、ストーリーが進んでいく中で、一つ一つの出来事が自分の中で落ちぬまま進んでしまった印象。艦長の冷静な対処ゆえかもしれないけれど、終わった後に心を抉られたような何かが残らなかった。
ひどい
Netflixにあったので視聴。
原作はあるのか分かりませんが、架空の国と戦闘するのはいいと思いますが、それ以外が全てひどい出来でした。
まず、登場人物全員に人間味が感じません。全く感情移入できません。
艦長もクールキャラなんだろうけど、ロボットみたいな表情、セリフ、性格で、全く緊迫感がない。
後半の戦闘機のパイロットが撃たれたシーンでは、みんな助けないで突っ立ってるし…。危ない状況でも助ける描写とか欲しかったな〜、なんて思いました。
邦画独特のまわりくどいセリフばかり…。説明書を暗記して読んでるようなセリフばかりです。
もう少し頑張ってほしかったです。
人道的でとても考えさせられる映画
原作や現実と異なるため、非常に評価が低くされてるのが残念ですが、映画だけを観るなら凄く一つ一つの言葉に考えさせられる内容だし、ハラハラドキドキが続くし感動もします。
とても良い映画だと思う。
日本映画の負のスパイラルの塊
個人評価:2.0
かわぐちかいじ原作を、大人な事情で大幅に変更するのは理解できる。また自衛権や憲法第9条に踏み込むテーマを守っているのは良い点だ。
しかしながら、邦画を見る人達の質を疑っている感が伺え残念だ。本作の超社会派のテーマとは裏腹に、記者に本田翼を起用する点や、誰でも手軽に鑑賞出来る様な分かりやすいコンビニの演出。若年層に対してのアピールしかしない邦画の悪い点ばかりが目に写る。本作を扱うのであれば、社会派で真っ向勝負しても、必ず見る側はついてくる。
本作は大人の事情で改変しまくった悪評というよりも、社会派で作っても、映画館に実際足を運ぶ視聴者(若年層)は誰も見ないでしょ、という日本映画の負のスパイラルの塊である。
フィクション感が強いシュミレーション映画。
原作は読んでいません。
感想
素直に面白くなかったです。
おかしな行動の数々。古臭い雰囲気。終始漂う間延び感。
あり得ない物語展開。
ラストの強引さ。
良かった点
豪華な俳優陣
役者陣の演技
リアルなCG
空母のセット
以上。
総評
まず、中国を東亜連邦という仮名の国にしてしまった時点で失敗だったのかなと思ってしまった。
期待したいしていた程の満足度は得られませんでした。
厳しい評価も多いですが
邦画らしい、日本らしい映画ですよ。
根本的には全ての人が平和を望む。
良いことです。
この手のテーマなので賛否が明確に
分かれるのは仕方ないと思いますが、
私は平和ボケのまま一生を終えたいです。
駄作。
理由は他の方もたくさん書いていらっしゃるので敢えて書きません。
西島秀俊は、キャラが出来上がらないうちに艦長になってしまい、あまり感情移入できない。
説明セリフが多く、くどい。観る側の想像をもっと使えって感じ。
本田翼の演技がやっぱり大根。
つまらない。あーつまらない、つまらない。
戦闘が始まってるのに、のらりくらりしてる自衛官。上官の指示が一回で通らない下士官。戦闘の最中、近くに敵機が周回してる状況で敵パイロットの人命を案じ救難ヘリを派遣する副長。迎撃目標の入力完了!っておい手動なの?空母に向けて敵ミサイル接近、しかし何もしない周りの護衛艦。イージス艦は主砲を撃たず頼みの綱はCIWSだけ。偵察機は単独行動。数々の戦争を経験したかのように冷静すぎる艦長。海の上から衛星電話かける←分かる。オフィスの人も衛生電話持ってる←は?敵のミサイル・魚雷攻撃の艦隊内共有が無線通話でされる。←は?敵潜水艦に対し神風体当たりを行う意味不潜水艦艦長。
マンガはこの後どうなるのか
戦艦や戦闘機など迫力がある。
「いてまえー!」と叫ぶ艦長が、なぜか頼もしい。
コンビニのシーンは入らない。民衆の反応は写す必要がない。ワーキャーと想定内の行動しか描けないから。
乗艦しているジャーナリストの本田翼の感傷的な態度はありきたりでイライラする。
憲法9条、自衛隊、専守防衛について考察するきっかけとなる映画
タイトル通り、憲法9条、自衛隊、専守防衛について考察するきっかけとなる映画と捉え辛うじて★2。
内容は、ストーリーの根幹である敵国が原作では中国であるのに対し、建国3年の豆粒みたいな島国という設定にしたことにより全てを台無しにしてしまった。
どうやったらフィリピンに程近い南沙諸島付近の建国3年のバチカン市国みたいな小国が、少なくとも数十機の戦闘機、数隻の駆逐艦、潜水艦を保有しフィリピンやベトナムではなく日本の領土を侵略できたのか。
設定があまりにもリアリティが無さ過ぎるし、原作を愚弄している。
小説や漫画の原作が有り、映画オリジナルの設定・脚本・キャラは多くの映画でも見受けられるが、殆どの場合本編に支障の無い程度。
この映画がひどいのは、例えるならゴジラの漫画原作があったとして、映画化で「ゴジラ」という主役をただのクジラやサメにした様な、主軸をオリジナル化してしまったことに尽きる。
単に「空母いぶき」の名前貸りに過ぎず、別のタイトルで別の映画として作った方がここまで酷評されなかったと思う。
憲法に羽交い締めされている前線の自衛隊、自衛官や政府、首相等の司令部の心情・表現は、実際の日本人が日本国憲法のあり方を考えるきっかけにはなり、その辺はかわぐちかいじ先生の伝えたい理念として描かれてはいる。
が、それは架空の生物との対戦である「シン・ゴジラ」の方がよっぽど上手く表現している。
酷評されている記者2名のくだり、コンビニ店長のくだりも「第三者目線」「緊張と緩和」を表現しているつもりだろうが、全く内容と噛み合っておらず、集中して見ていたテレビ番組の途中で長いCMを見せられる様な嫌悪感と違和感しかない。
店長役も中井貴一である必要が無く、俳優になりたがっている芸人で十分。
本田翼がジャーナリスト魂とやらで「国民に知らせなきゃ」とスクープ流したつもりだろうが、亡命しなければ極刑レベルの大変な重罪であろうに洋上で逮捕もされず全くのスルー。
何もかもが「おかしい」映画です。
テレビ放映でコンビニのくだり全カットでも1ミリも本編に影響されません。
最後に、憲法9条信者とそれに興味がない層には見てもらいたい。
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