メリー・ポピンズ リターンズのレビュー・感想・評価
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ベンとエミリーの可愛らしさは異常事態。
ミュージカル舞台に主演していたローラ・ミシェル・ケリーが素晴らしかったので、新ポピンズは彼女がいいんじゃないかと思っていたのだが、エミリー・ブラントのポピンズも素晴らしくて、彼女のオールマイティっぷりに舌を巻いた。
オリジナルの世界観やスタイルを踏襲していて、この時代に実写と古い手描き風のアニメの共演が見られたりするのも微笑ましいし、大人パートを担うはずのベン・ウィショーとエミリー・モーティマーのあの可愛らしさは何なのか。もはや人類の限界を突破したのではないか。
残念なところがあったとすれば、基本的に新曲で勝負しようとした製作陣の意気込みは買うが、正直、記憶に残る曲がなかったこと。とはいえ音楽の良し悪しこそ人の好みに左右されるので、あくまでも個人的な残念ポイントだと思いますが。
咲いてる桜は山桜ダネッ♥️
封切りで見た。今日は二度目。
オリジナルを見てこの映画を見ると、よく出来たミュージカル映画だと思う。だがしかし、オリジナルとストーリーの構成が全く同じ。ひねりがあるとすれば、オリジナルに出ていた出演者が年を取ってちょい役で出ている事だと思う。
だから、まるでAIが創造したストーリーと言った所だ。
まぁ、ミュージカルとしては良い映画だと思うので、評価はしたい。でも、もし、僕が子供の頃見たメリー・ポピンズがこの映画だったら、心の中に何も残らないと思う。だから、今の子供達は可哀想だ。
まいった。ひとつも面白くない
きっとこの映画は私のような擦れた大人には刺さらない作品なのだろう。近ごろエミリー・ブラントの活躍が凄すぎて、興味津々だったのだが、『メリーポピンズ』自体は未見のまま作品世界をよく理解しないまま見にいったのが凶と出たようだ。
例えば外国人には藤子・F・不二雄の世界観は理解できないかもしれない。妙なモンスターが少年と同居して、日常が過ぎていくお話しなんて。
私のお友達にもミュージカルが理解できない人がいるが、突然歌い踊り出すことに理由なんてない。楽しければそれでいいのだ。
メリーはよく解らない存在。ナニーと言って、欧米の上流階級には、子供のしつけ教育係が住込みでいたようで、シッターとも、ヘルパーとも違う。で、親は安心して仕事や社交界のお付き合いにうつつを抜かすという運びだ。スカーレット・ヨハンソン主演の『私がクマにキレた理由』の原題は『The Nanny Diaries』だった。
確かに、スカジョが突然傘をさして空から降りてくるシーンがあったり、よく理解できない展開があったが、あれは『メリーポピンズ』の引用だったのね。大学を卒業したものの就職が決まらず、現実逃避の手段としてセレブの子供の世話係という職を選んだ彼女の悲哀を綴る物語だった。つまり、現実に向き合って生きていれば『メリーポピンズ』のような生き方は絶対にできない。でも、子供たちの心をわしづかみにして去っていくのがお約束。相変わらず、よく分からない存在としてこの映画でも不思議な能力を披露している。
映画自体を見ていなくても、様々なシーンで刷り込まれている。聞いたことのある音楽だったり、見たことのあるシチュエーションは全部この映画の影響だったのだ。次々と新しいキャラクターが生まれているディズニーの映画も、『ダンボ』や『ピノキオ』といった捨てがたいキャラクターがいて、うまく現代によみがえらせて、次の50年を創っていきたい精神が見て取れる。『メリーポピンズ』は、次の50年を生きてはいけなかったようだ。
古き良き、は今面白いと同意ではない
そもそも64年のオリジナル「メリー・ポピンズ」を観たのも、本作の監督がロブ・マーシャルだったからだ。
「シカゴ」や「SAYURI」のような、情感と外連味にあふれる舞台的な演出を観たいと思ったからだ。
さすがに振り付け師だけあって、点灯人たちのダンスシーンは、彼らしくゴージャスでアクロバティックだった。でも致命的に脚本がつまらないんだよねー。
なにかと比べられるけど、エミリー・ブラントのメリーも可愛いと思うし、歌だって上手い。
ロイヤル・ドルトン・ミュージック・ホールでのダンスも良かったよ。あれも思えば「シカゴ」っぽい振り付けだったな。
でも本当に話がつまらないんだよねー。
細かいところは文句のつけようがないくらいにこだわってるし、ダンス全般素晴らしいんだけど。
前作をリスペクトし過ぎてるのか、現代社会にそぐわない話を繰り返してるのが、本当に観てて辛かった。
子どもが観て大丈夫な内容に、ロブ・マーシャルの持っている魅力が乗せきれてない感じ。
ドロドロした大人の感情の方が、彼の演出と相性が良いんだと思う。
近代家族の幻想が変革期を迎える現代において、その「近代家族」を再生させようとする物語が古臭いのは仕方ないことなのかもしれない。
劇中アニメと実写を融合させた前作へのリスペクトが、わかっちゃいるけど「今更感」なのと同じだ。
ロブ・マーシャル自身は続編に意欲を示してるみたいだけど、彼にはもっとダークなミュージカルとか、サスペンス・ミュージカルとか、違ったジャンルや新しいジャンルのミュージカル映画を撮ってもらいたいなぁ。
雰囲気を再現した続編
旧作の雰囲気を再現してくれた。原作『帰ってきたメアリー·ポピンズ』の設定を借りて、ディズニー映画旧作を再現した感じ。大人になったマイケルの子供達が、子供の頃のジェーンとマイケルに顔がよく似てて、よくこの子役を見つけてきてくれた。大人になったジェーン役(エミリー・マルティマー)の笑顔がとても可愛い。バートの立ち位置にいるジャックは、もう少しハンサムな人にしてほしかったな。バートがかっこよすぎたから比較してしまうし、セリフで何度もハンサムと言われるので違和感を感じてしまう。メリー・ポピンズ役のエミリー・ブラントは、旧作のジュリー・アンドリュースよりも少し冷たそうな気位高い雰囲気が、原作のメアリー・ポピンズに似ている。つまり、ビジュアル面はまあまあよくできている。
ただ、話の内容は。旧作ではもっとハートフルだった。こちらでは明らかな悪役が複数出てくる。メリーポピンズがミュージカルを歌って踊る場面ではそれを寓話風に示唆する歌詞で、気持ちよく楽しむことができない。心がハッピーになれる映画、と呼ぶにはいまひとつ。
またミュージカルとしては、旧作には名曲と思える曲がいくつかあった。『2ペンスを鳩に』『凧をあげよう』のメロディーはすばらしい。こちらでは、悪くはないけど、そこまで心に残るような曲は無かった。
見終わった後で知った特典情報で、
銀行主ドース氏は、なんと旧作バート役のディック・ヴァン・ダイク、これは凄い。旧作でもあのお爺さん役をやってたとは知らなかった。これは嬉しいネタ。
原作も前作も好きからしたら最悪の一言
結論から言うとガッカリしました。
新しい実写リトルマーメイドが同じ監督なのでこの機会に口コミを残します。
前作が小さい頃から大好きゆえに期待して初日に初公演を見に行きました。
しかし、BGMが前作の思わせぶりで最初からガッカリ。メリーポピンズも終始キレ気味。家政婦のエレンもネジの外れた毒舌キャラなのも困惑。
メリーポピンズがあんな卑怯な手で解決するのもガッカリ
良かった点は前作でバートを演じたディックが出演してたこと、ジェーン役の方の笑顔が素敵だった事ぐらい。
前作の公開50周年の時に前作公開までのウォルトと原作者パメラの苦悩を描いた''ウォルト・ディズニーの約束''の作品中パメラの思いや経験(違う作品の話になるので割愛します)が全て踏みにじられていると感じました。
監督は続編も考えていると発言していましたがもうやめて欲しい
スーパーカリフラ~が聴きたかった…
総合的に見れば悪い作品じゃないと思うが、前作で子供だったマイケルが大人になってまぁ残念なこと。
前作が好きな人はそこが悲しくて評価を大きく落としていると思う。
前作の良かった思い出をそのままにしておくのもありだと思うので正直見ても見なくてもいいと思う。
吹き替えも悪くなかったし、演出などはメリーポピンズらしさを出せていてよかったのでいいところもある。
観る前から良い
世紀の名作続編なので第一シードですね。
相変わらずのツンツンポピンズが良い。傘にぶら下がって「真打登場」ですね。
ただ、前作はミュージカル/ドラマ半々だったのが今回はミュージカル7ドラマ3なのでもう少しドラマサイドを強調してもよかった。
終盤ダイク選手の机上ダンス、泣きそう。
前作の知識がない方が
幼稚園でチムチムチェリーの合唱をする息子のために前作を借りようとしたところ、誤ってリターンズを借りてきてしまいました
怪我の功名で最初のお風呂のシーンから鮮やかでとても面白く華やかでとても面白かったです
遡って前作も借りましたが、楽曲のキャッチーさはたしかに前作の方が上なのかも?
でもあざやかな映像、本当にアニメに入り込んだような映像はやっぱり新作は素晴らしいと思います
あまり前作に囚われずに見たほうが思い切り楽しめるのかもしれません
やっぱり前作の方が良かったなぁ。 エミリー•ブラントがちょっとツン...
やっぱり前作の方が良かったなぁ。
エミリー•ブラントがちょっとツンツンしすぎかなぁと思ってみたり(笑)
けど、前作の続編のため懐かしいキャラたちをまた観られるのは嬉しい。
映像も綺麗になっているため、カラフルなシーンやアニメーションと実写が融合しているシーンはとても楽しかった。
暫定だがミュージカル映画としては今世紀最高
映画館では2019年2月11日イオンシネマ石巻にて吹き替え版を
同年同月25日MOVIX仙台にて字幕版を鑑賞
それ以来3度目の鑑賞
やはり洋画のミュージカルはオリジナル音声字幕版に限る
吹き替え版は鑑賞に耐えられない
ドタバタコメディーならともかく金曜ロードショーじゃあるまいし明らかに本人の声じゃないのは苦痛だしカネを払ってまで観たくない
ましてやミュージカルで重要な歌声が違うのは論外だし興醒めだ
字幕版も吹き替え版も同じ映画館同じ期間で上映してほしい
教育水準が高い日本で文盲が急増したわけではあるまい
原作未読
監督は『シカゴ』『SAYURI』のロブ・マーシャル
1964年アメリカで公開され日本では翌年に公開された『メリーポピンズ』の続編
前作から60年近く経ってまさかの続編
リメイクではなく続編に拘ったのは原作者に反対され続け企画が頓挫してきたウォルトディズニー社の執念に違いない
今回も乳母としてバンクス家に採用される
タイトルにリターンズがついている続編ものの映画は数多くあれどこの作品はそのなかでもトップクラス
今回のメリーポピンズを演じるのは『プラダを着た悪魔』でエミリーを演じたエミリー・ブラント
偶然か今回もメリル・ストリープと共演
メリーポピンズの時代から25年後の世界
1935年
大恐慌時代のロンドン
ジェーンもマイケルもすっかり大人になっている
マイケルは結婚し一女二男3人の子供を儲けるも昨年妻を病気で亡くしいる
画家だけでは食えず父が勤めていた銀行にパートで雇ってもらっている
生活苦で借金のカタになっている自宅をその銀行に取り上げられそうになる大ピンチ
姉のジェーンは独身で労働組合の活動家で実家近くのアパートに住んでいる
前作のバート的役割を今回は弟分ジャックが担当
演じたのはリン・マニュエル・ミランダ
ジャックの仕事はガス燈の管理
前作に比べると黒人率が高い
事情はわかっている
自分は人種差別主義者ではない
今回のポピンズは傘を持たず凧を持って舞い降りた
これから入浴するというのに三人の子供は下着を着たままだ
事情はわかっている
白人は服を着たまま体を洗う馬鹿ではない
今回もディズニー作品らしくアニメーションとコラボ
前作に比べアニメの方もかなりチカラが入っている
バスタブの中は海中
名シーン
華やかな器の中の世界にもおじゃまする
ポピンズとジャックが飛び入り参加するダンスショーはファンタスティック
ジャックと仲間たちによるガス燈でのパフォーマンスはアメイジング
修理屋の店内は逆逆警察のよう
店主役はメリル・ストリープ
頭取はアニメのオオカミの声も担当
自分の甥である頭取をクビにして元頭取は現場復帰するわけだが演じたのは前作でバートを演じたディック・ヴァン・ダイク
時間を戻す際に魔法を使うのかと思えばそうではなくガス燈ダンサーズの皆さんのチームプレイによるもの
でもやっぱり最後の美味しいところは主人公の出番
バンクス家の自宅の問題は無事解決
公園に集まりみんなで風船を使って空を飛ぶ大円団
最後は桜吹雪舞うなかバンクス家と別れ傘を持ち空を飛ぶメリーポピンズ
素晴らしい
これじゃない
う~ん、見終わった感想は正直微妙すぎる。
無印が大好きな人程物足りなさとコレジャナイ感があったのではないだろうか?
(ちなみに私は前作が幼少期にVHSで何度も観るほど大好きだった)
まず、懐かしさを感じさせる演出が少ない。
普通、時を経た続編なら前作を思い出させるような曲や演出をふんだんに使い、観てる人を過去へと誘いそうなものだが正直その点ではイマイチだった。(ラストの2ペンスのお話は少しグッときた)
そして、前作のメリーポピンズでは核とも言える曲が今作ではあまりにも冗長的で耳にも残らず、下手に前作の曲のメロディをオマージュしてるせいでそれがまた気持ち悪い。これまた残念。
それに前作では曲が台詞にもなっており、無駄なくそして観客を飽きさせないリズム感と映像が観る人の心を引き付けた(そもそもディズニーの伝統として歌がキャラクターの心情を表すことが多い)が今作の曲はあくまで独り立ちしているような浮いた存在だ。
(これに関してはシャーマン兄弟が有能すぎたのとそもそも昨今のディズニーは曲や歌を重要視していない)
ストーリーも良いとは言い難い。まずどこかで観たような内容で一辺倒。そして、メリーポピンズと言えば最後には誰もがハッピーになれる映画だったが、今作ではそうではない。完全な悪役がおり、それがまた最後にはその人だけ寂しい感じで終わってしまう(もしかしたら見落としてるかもしれないが)それがまた何とも悲しく、前作のラスト、憎まれ役だった頭取の息子も晴れやかに凧を飛ばすシーンと比べてしまい嫌な気分だ。これはほんと最悪だった。
前作と比べたら暖かみにかけるように思える。(メリーポピンズ役のエミリーブラントの顔もキツめで怖い。こっちの方がチャーミングとか言ってる人に???って感じ。マジか。)
そして無駄なシーン、キャラも多い。
人によってはこれが原作通りで無印こそ原作者の意向に背いた外道という人がいるが、それは大きな筋違い。
savingMr.BANKS(ウォルト・ディズニーの約束)がどこまで真実かわからないが、無印はウォルトとパメラの間で作り出されたディズニーのメリーポピンズであり、ディズニーの雰囲気に合わせられるも最終的にはパメラも(一応)OKした別物である。
なので今作もディズニーのメリーポピンズとして前作をもっと踏襲して欲しかった。
おまけに混乱を招く演出も。
ファンを喜ばすためなのだろうが、正直ややこしいなとも思った。
全体的に制作陣はメリーポピンズに思い入れがないのかと思われても不思議がないし、前作のオマージュも入れなきゃだけど曲とかそのまま流用したら負けだ、でも何とか盛り上げようと必死な感じが伝わってきて複雑な気持ちになった。
とまぁ、やはりマスターピースとなった初代を越えられないということを如実に体現してくれたそんな作品だった。むしろ前作がいかに素晴らしいかが今一度再認識される良い機会なのでは、とさえ思う。
かつてのメリーポピンズは時代もあって、その特撮効果も含め評価できるが今や美しいCGが当たり前な時代。もっと中身で勝負して欲しかった。
メリーポピンズもまた昨今のディズニーの乱作の犠牲となったのである。次の犠牲はダンボか……。
そしてスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスはどこに行ったのか。
この世界観大好き!
誰もが一度は憧れる夢のような世界観のこの映画は見ているだけで心が躍ります!
私は一作目や原作を知らないのですが、何度かキャラクターとしてのメリーポピンズを見ており可愛くて大好きでした。ずいぶん前の映画だということを知り、時間があれば見ようかなと思っていたら新しく公開されたのでDVDを借りる形で見ました。
結論から言うと!この映画はすごい!!
CGとリアルの使い分けがうまい!そして出演者の方々の身体能力の高さとワイヤーアクションのうまさが光っていました!
誰もが幼いころに一度は憧れる素敵な英国が舞台です。映像がとにかく綺麗でした。
空から降って来て空に帰っていくポピンズは綺麗でかっこよかったです。
子供たちが成長できるような環境を与えるポピンズを見て私も将来こんな大人になりたいと思いました。
子供たちは童心あふれており可愛いです。そして何より無邪気で見ている側も楽しいし幼いころを想い出せるような感じでした。
一家ではない出演者の方々も衣装からメイクから何もかもが素敵で見ていて目が足りません!
落ち込んだときに見たりするのもいいかもしれません
舞台もアニメも映画もひっくるめて
公開当時に見たので記憶が薄れている部分があるけどご容赦ください。
自分が前作のメリーポピンズを見たのは小学校2年生の時。たしか祖父母の家に行った時にディズニーチャンネルで見たはずだ。
このチャンネルは祖父母が孫の気を引くために加入したものでさしてディズニーに興味がないおばあちゃんはいつも家事をしながら横目でつまらなさそうに見ていた。
でもこの時だけは違った。アニメ、舞台、映画の技術の変遷期だった頃に作られたこの映画は、ばあちゃんの家事を止め僕の横
にちょこんと座らせる程の魅力だったのだ。
特に記憶に残っているのは「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」。普段は映像本体ではなく映像を楽しむ僕達を見て楽しんでいたばあちゃんが、この時ばかりは映像と曲のテンポに魅了されて小さく手を叩いてたのだ。
あの時の姿は僕の人生の中で1番の映画体験だった。
とまあ、自分の過去がたりはここまでにしておいて。
率直に言うと今回のメリーポピンズリターンズは最高の映画だった。
前作での映画、舞台、アニメの融合による映像効果は健在で、時代背景を加味しながらも子どたちが持つ冒険心もしっかり現代版にアップデートされている。
メリーポピンズのキャラクターも映画版と原作版の中間くらいのちょうどいいチューニングだった。
前回は舞台の要素が強く出ており2次元チックだったミュージカルシーンも今回は3次元的なものに強化されてとても見応えがあった。その中で2次元的なアニメーションの良さも保っているのだからもはや脱帽ものだ。
子供のいる方はもちろん、そうでない方もオススメです。
2作連続で見るのがいいかもしれません。
終始機嫌悪くないですか?
自分の知っているメリーポピンズは、もっと優しく包容力のある人ってイメージでしたが
今作のメリーポピンズは終始ツンケンして、優しくない訳じゃないけど
柔らかい雰囲気がない。
歌にキャッチーさがない
原作も、前作映画も、どちらも大好き。 原作の感動的な幾つものエピソ...
原作も、前作映画も、どちらも大好き。
原作の感動的な幾つものエピソード(映画には使われていない)も、
ジュリー・アンドリュースのにこにこ魔女の歌声も、
(原作者は最後まで映画版を気に入らなかった、怒っていた点を考慮して)
どちらも別物として、両方大好き。
なので、新作が出て映画館に見に行った。
(これとは関係ないが、浅田真央さんや平原綾香さんの舞台版も見に行った!)
原作版を考慮して、主人公のキャラクターが、
個性的でつんとした原作と、笑顔ふりまくアイドルのような前作映画との
中間くらいで、ちょっとつんとしてるところは、原作へのリスペクトも感じて好感がもてた。
魔法のファンタジーも、幸せ感あふれる夢のある映像で、好感がもてた。
大人になった私が、子ども心にもどって「わああー!」となるほどではなかった。
しかし不思議なことに、前作映画では何十回見ても、
魔法に目をまるくして「わあ♪」ってなってしまう(笑)ジェイン・マイケルと同じ表情で。
公園での風船の魔法を選んでくれたのは、原作ファンとしてもうれしい。
全体的によくまとまっていたと思う。
けど、心の奥に響く歌が今回は無かった。
(これは単に好みの問題でしょう。よしあしではなく。)
前作映画の「2ペンスを鳩に」と「凧を上げよう」にあまりにも感動して、
大人になった今でも大好きすぎる歌なのだが、
今作はそういう 私の心を幸せな感動で包んでいつまでも響き続けるメロディが無かった。
よって、星の数はあまり。平凡な。
小さな子供が見たら、わくわくして感動するのかな??
しかし、うちの親戚のちびっこ達は、最近の高いCG技術を普段いくらでも見てるくせに、
前作映画(今では古めかしい つぎはぎCGアニメなのに)大好きで、もう何十回も見たがるのだ。
今作の魔法シーンには、そこまで心奪われるのかな?
なぜ世界恐慌の時代にメアリー・ポピンズが再臨したのか。
ほとんどの人が職を失った世界恐慌という暗黒の時代を舞台とし、あと5日で破産の瀬戸際に直面していた一家に、魔法使いのメアリー・ポピンズが舞い降りて来るというお話です。
楽しいミュージカルではあるのですが、子供たちは楽しいと思っていながらも、大人が破綻の危機を綱渡りしていることも感じており、そこからメアリーと家族の冒険が始まります。
それにしても、ディズニーはどうしてこの世界恐慌という暗黒の時代を舞台に据えたのでしょうか。
数年後、もしかすると「メアリー・ポピンズの映画が、あの時代の転機を象徴する作品だったんだよね」と思わせるような、繁栄と背中あわせの現在の危機の予感を、映画制作者たちが感じていたからかも知れません。
なお、英語の単語遊び「アナグラム」が多用されています。これは英語圏以外の人間にはまったくチンプンカンプンで、毛ほども面白くありません。
ちょうど日本語のおやじギャグ乱発の映画を外国の人がどう翻訳するのか悩むように、この映画の翻訳の人の苦労には同情させられます。
少なくとも世界中を対象に商売するつもりなんだったら、英語でしか理解不能なアナグラムなど、真っ先に回避すべきと思います。
もちろんここに書いたところで、映画制作者に伝わるはずもないと思うけどね。
ps.
オープニングのすぐあと、まだ観客がストーリーに完全に没入できていないところで、ディズニーランドのアトラクションのようなシーン(お風呂が入口)が出てきて、うんうん、きっとこういうアトラクションを作るための伏線ですね。やっぱディズニー。商魂が違うな……なんてことを感じたのも事実です。
著作権が切れた作品、それはすなわち全人類が共有し、全人類を豊かにする知的財産(パブリック・ドメイン)です。
しかしディズニーは二次著作によって、人類が共有する財産を一方的に囲い込み、私的に独占する(強欲とも言える)会社だと、再確認させられてしまったのでした。
前作
メリーポピンズは未鑑賞
はじめ背景が詳しく分からなかったので前作を鑑賞してから見ても良かったかも
映像が綺麗です
CGここまで割り切ってしまうと逆に不自然さがとっても魅力になっている
ミュージカルの様に所々歌が入るのだが歌詞がとってもいい
大人にもおすすめ
明日からの頑張ろうをひと押ししてくれる言葉が沢山出てきます
子供の頃から大人になるにつれて忘れてしまったことって沢山あるよね…
そんな気持ちを思い出させてくれる作品です
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