プーと大人になった僕のレビュー・感想・評価
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何もしないことで乗り越えられることもある
ディズニープラスで鑑賞。
クリストファーロビンが学校で厳しい指導を受ける、ブラック企業で無理な仕事を要求されるなど、彼の辛い現実を見てとても痛感しました。そんな時、プーやその仲間たち、更には彼の妻や娘に支えられたところから、どんなときでも周りのことを気遣う大切さを学べました。
また、何もしないことで驚くような発想をしやすくなり、そこから困難を乗り越える力が自然に身につくことも実感できました。ここがプーらしくて、彼の優しさには癒されてしまいます。
大人目線で「くまのプーさん」に再会する感慨
子供のころ大好きだった本。まだ読書の習慣が身につく前、きょうだい一緒に母から読み聞かせてもらったことをぼんやり覚えている。プーさんをはじめ命を吹き込まれたぬいぐるみの動物たちと一緒に遊ぶクリストファー・ロビンが本当に羨ましかったっけ。
あのクリストファーが大人になって、すっかり仕事人間になっていた。そんな彼の前に、プーが突然現れる。困惑しながらも、元の場所に帰そうと生家に戻り、動物たちにも再会する…という話を、アニメでなく実写で映画化してくれたのが嬉しい。プーと仲間たちがぬいぐるみのモフモフ感を表現したCGで実体化され、まさに現実世界にプーたちが紛れ込んだかのような楽しさだ。
単なる懐かしさだけではない。幼いころは素朴に受け止めていたプーの言い回しが、今になって聞くと禅問答のようで哲学的な含蓄があることに気づかされる。大人になるって、人生ってなんだろうと見つめ直すことを教えてくれる。
二人の数十年ぶりの再会は、極上のノスタルジーでいっぱい
大人になると子供心を忘れてしまう————そんなテーマ性と共に名作「くまのプーさん」が装いを新たに蘇った。1920年代にA・A・ミルンが息子への読み聞かせの形式で著し、60年代にはディズニーが独自性を加味してアニメーションへと昇華させたあの少年とお馴染みのキャラクターたち。彼らが数十年の時を隔ててロンドンで再会する姿には、ただ見つめているだけで涙ぐんでしまうほどの崇高なノスタルジーを感じずにいられない。マクレガーが険しい表情から少年のような無邪気さを取り戻していく一方、名匠マーク・フォースターも彼らしい作品構造と描写力で物語を盛り上げる。そして肝心のプーさんときたら、本来のテディベア感を取り戻し、輪郭はアニメよりも原作に近い感じ。これらの要素が一丸となってクライマックスに向けなだれ込んでいく様も高揚感たっぷりで、ただただ無性に楽しくってたまらない。ディズニーらしい妥協なき見事な仕上がりだ。
ヘイリー・アトウェル
2024年12月5日
映画 #プーと大人になった僕 (2018年)鑑賞
プーさんの親友クリストファー・ロビンのその後
大人になったロビンは、妻と娘とロンドンで暮らしていたが、仕事が忙しく、家族とはすれ違いの日々が続いていた。ある日、ロンドンで途方に暮れていたプーと驚きの再会を果たす
ゆかいな森の仲間たちやね
CGとはすごい技術で違和感なく見れた。
ぬいぐるみがしゃべる?
よくある題材だがファンタジー色全開で癒やされること間違いなし。
物語も思ったように進んでいくので安心して見れた。
働き盛りの人間にとって「何もしない」は勇気がいり苦痛である。
たまの休日を何もしないで過ごすと「無駄な日を過ごしてしまった」とか「もったいな」と思ったりしてしまう日本人のなんと多いこと。
しかしこの物語はそんな気持ちをなんか払拭させてくれる。
「休んだ」という罪悪感もわかないし、「よっしゃー、がんばろう」と奮い立たせるような気持ちもわかない。
ただ、ほのぼのとした気持ちになれるのである。
「何もしないこと」と「何もしないことをする」は違うのである。
この映画はクリストファーに課題を与えておいて自分はゴルフにいそしんでいた上司が真っ先に観るべきなんでは?
子供向け
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少年時代に熊のプーさんらと秘密の森で過ごした主人公。
大人になって旅行鞄メーカーに勤めるようになってた。
リストラする役でピリピリし、長年笑顔を忘れてた。
そんな所にプーが突然現れる。でも困る主人公。
秘密の森に送って行き、そこで他の仲間らとも出会う。
そしてそこに大事な書類を忘れてしまった。
でプーらが主人公の娘の前に現れ、一緒に届けに行く。
ただ書類はその途中で風に飛ばされてしまう。
でも一連の件で主人公は突然思いつく。
富裕層だけでなく庶民対象の安い鞄を作れば売れる!
この案は会社に受け入れられ、めでたしめでたし。
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内容が大味で、これは完全に子供用の作品やったな。
大体そんな大事な書類を忘れる主人公がバカ過ぎるし、
プーらもすっごい偶然が重なって会社にたどり着く。
しかも道中ですっごい偶然で嫁とも合流する。
でラストの主人公の雄姿を、みんなが会社にいて目撃。
しかも発案した内容が低次元過ぎ。今更かよw
まあ子供向けの作品やったら、分かりやすくそんなもんか。
メッセージ映画
全体的に静かな作品で落ち着きのある作品だった。ディズニーキャラクターが出ているとはいえ、子供向けと言うよりは鑑賞対象を大人に設定してあった。
CGも現実世界に溶け込めており、違和感がない点も素晴らしかった。全体がやや単調気味でありユアンマクレガーの演技力に頼っているような作品でもあると感じた。
くまのプーさんが出てくる作品ではあるが、原作アニメとは線を引いてみたほうがいいと感じた。結末は最後まで見なくてもほとんど予想できるようなストーリーではあるが、それも込みで落ち着きのある作品の良い特徴となっていると感じた。
派手さを中心とするディズニー作品の中でも落ち着いた、ゆったりとした時間をこの作品では感じたため、内容的には非常に充実してあると感じた。
「何もしないをする」ことの大切さ
2018年公開にして今日初めてみました。
プーさんが実写であるということと、毎日忙しなく過ぎている人に贈る物語、というような内容と話に聞いて観てみました。
観終わって、私は好きな映画でした。
なんだか心がふんわりとしました。
まず、実写のプーフレンズが可愛いこと、、。
ぬいぐるみみたいで、ティガーが少しでしゃばっていても許せます。
イーヨーあんなにネガティブなの、、😂
マデリーンと書類を届けに行ったプーフレンズの中では1番プーさんが落ち着いているのかも、、?
クリストファー・ロビンが大人になっていき、働いている様子は胸が締め付けられました。
プーさんの「風船は持っているだけで幸せになれるの」という言葉が心に残りました。小さい頃、そんな大切なものがみんなにもあったのではないでしょうか。
大人になって、自分の大切なもの、幸せになれるもの、そんなものをしっかりわかっている人ってどのくらいいるのかな。
毎日の生活で忘れてしまっている大切なものが自分にもあるんじゃないか、大切なものを大切だと言うことは簡単そうでできていないんじゃないかと思いました。
「幸せのハードルを低くしておくと、幸せを多く感じることができる」と昔聞いたことあります。
確かに正しいと思います。加えて、プーさんの言葉のように「何で自分は幸せになるのか」をきちんと分かっておくことも、幸せの第一歩かなと思いました。
何もしないって、最高の何かにつながることなんだ。
この言葉だけで、一息ついていいんだとなんだか安心できる気がします。みんなに知ってほしい言葉です。
クリストファーは堺雅人さんの声でした。
途中からそうなのかな?と思いましたが、優しく落ち着いた声で私は好きでした。
自分の生活を振り返りたい時、またプーさんたちに会いに来たいと思いました。
クリストファーロビンが主人公の物語
この映画はクリストファーロビンが大人になってからの苦悩を描く物語です。
もちろんプーやピグレット達も出てきますし、動き回る姿はとても可愛らしいです。
観た感想としましては、無難に面白い止まりでした。
過剰な期待をしなければ、しっかり楽しめると思います。
オススメしたい層としては、どちらかというと大人ですね。
ご家族でも何の問題なく見れる内容ですが、お子さん向けの要素は少なめに思いました。
毎日忙しく、人生において何が大切なのか分からなくなっている大人に向けてのメッセージを込めた作品という印象。
プーさん好きの大人の方にはオススメできる作品です。
さすがディズニーファンタジー
ユアンマクレガー扮するクリストファーロビンは、寄宿学校へ行くためにプーたちと別れた後、ヘイリーアウトウエル扮するイヴリンと家庭を作った。しかし仕事で厳しい課題を突きつけられ家族を犠牲に頑張っていた。そんな折クリストファーロビンを訪ねて来たプーと再会した。
大人になれば子供の頃の純粋さは消え失せるもののちょっとプーはうっとうしいな。それにプーが小さすぎるよな。でもさすがディズニー、ブロンテカーマイケル扮するマデリンの活躍でファンタジーにうまくまとめたね。
おとぎの国の哲学者
プーさんの言葉が奥深くて、すごく哲学的だった。まなびが多く、そしてほっこりした。
有給休暇の発想が、クリストファー・ロビン発祥だったなんて〜。労働者の福祉についてまで考えさせるとは、侮れぬ映画だった。
日テレ金曜ロードショーを視聴。
守るべき従業員のこともしっかりと描写してほしい
総合:40点 ( ストーリー:30点|キャスト:60点|演出:50点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
どんな作品が全く知らないままに鑑賞した。途中のクリストファーが鞄製造の人員削減回避の対策をするところまでは、大人でも観られる水準にあるように見えて悪くなかった。子供時代のことも回帰しながら大人として困難に立ち向かうのかと思った。
しかしその後は童話の世界に入り込んでしまって子供向け要素が強くなりすぎた。現実に晒されている大人には可愛らしすぎてきつい。
絶対に何かをしないといけない時に「何もしない」ことの大切さを作品中で強調する。もちろん映画だからこれでも最後にはどうにかなるであろうことはわかるが、突然現れたプーのことに気を取られて救済策が手遅れになり、今まで働いてくれた大切な従業員の雇用を守れなくなったらどうするのかという視点で心配をしてしまう。この映画では長年に渡り働いてくれた従業員のことは殆ど描写されない。彼らがどんな人なのか、どれだけ頑張ってきたのか、彼らにも生活があるのだということは視聴者には伝わらないようになっている。
映画では偶然の発見が起きてどうにかなっても、現実にそんなことは起きはしない。むしろクリストファーの時間的余裕が出来て家庭が良くなれば、従業員を助ける努力はしなくても済むのかと無責任に思えた。だから努力もしないまま映画の中でだけ偶然どうにかなってもすっきりとしなかった。この主題には賛成出来ない。
大人になったクリストファーロビンがプーさんと再会し、自分の心を取り...
大人になったクリストファーロビンがプーさんと再会し、自分の心を取り戻していくお話。
プーさんの自由さに振り回される大人のクリストファーロビンとのやりとりが好きだったりする。
丘でのシーンや赤い風船があるシーンは素敵でした。
プーさんやピグレットや仲間たちがかわいい。けど、内容はけっこう大人向けだと思う。
人生に疲れている人に見て欲しい
大人になったクリストファーロビンとプーさんが何十年後に再会する話。
ユアンの娘とプーさんたちが一緒に行動しているシーンが可愛らしくて癒された。
実写版プーさんは汚いって言われていたが、見ていくうちに可愛く見えるようになった。
遊び心や休む心を忘れた忙しい人に見て欲しい映画。
プーさん大好き
子供の頃からプーさんが大好きでVHSが擦り切れる程観てました。
映画公開時もすぐ映画館で鑑賞しました。
お正月休みということで、久しぶりにこの映画を鑑賞して、心に染みました。
純粋なプーの言葉が胸に刺さり、観終わった後の何とも言えない心境。
ストーリーの展開や最後の仕事に関する解決法など、多少雑な部分はありますが、とにかくロビンが大人になってプー達と再会し、子供の頃の思い出や気持ちを思い出す、これが描かれてるだけで、プーの大ファンの自分には大満足の映画です。
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