来るのレビュー・感想・評価
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やはり中島哲也の狂気が最高
中島哲也の狂気と楽しみにぐいぐい飲み込まれていくのが楽しい
妻夫木の扱い方の雑さがとにかく最高にいい
役者への変な思い入れが画面にどろっとしてないから笑える
BONNIE PINKのevil and flowersという選曲!
に、ヤラレました。
私は、この頃のBONNIE PINKが好きでよく聴いていたけど(Forget Me Notとか、It's gonna rain! とか)、シングル曲でもないEvil And Flowersが使われているだなんて、かなりビックリしたし、この曲の魅力を伝えてくれる人がいるんだ、という勝手な共感が芽生えてとても嬉しくなった。曲の恭しい雰囲気ともピッタリだし。
小松菜奈のキャラクターにもビックリ。この人、引き出し豊富だね〜
キョンシー世代のおじさんは好き
妻夫木くんの天然クズっぷり
黒木華の幸薄そうな奥さんハマり役
この子可愛いなーえ?小松菜奈!?なんでも似合うな!
岡田くんハードボイルドっぽいのは最初だけで後半ナヨナヨマン
原作知らないので松たか子の霊媒師?としての凄さがイマイチよくわからんかった、いや凄いんだけど。結構引っ張った割には…ていう。
後半の化け物vs松たか子は映像の綺麗さも相まって惹き込まれた。
荘厳な手作りお社?はテンション爆上がりで、キョンシー大好き世代のおじさんはワクワクした。
個人的に1番良かったのは柴田理恵。
まさかの面白さが来た!
あんまり怖くなさそうだなと敬遠してた本作。
人の勧めで見たらこれは面白い!
ホラーの皮を被ったエンターテイメントでした。
パパ役の妻夫木、明らかに見てて不快なキャラ。結婚式なんて誰も楽しめないよね。そのあたりうまく表現してます。
全然感情移入できない、夫婦。
中身空っぽの夫に、闇深奥さん、また黒木華がそういう役がにあいすぎる。
そして2人ともあんな退場するとは。
主役は一体誰なの??岡田君?と振り回される感じが逆に心地よかったです。
柴田理恵はすごくいい味を出していましたね。
霊媒師達の合同除霊?
モブの霊媒師達の普段の姿も映し出されてそこが人間ぽさがあって面白い。
こんな展開は予想つかずワクワクしました。
結局あれと言う存在がなんなのかわからないのがまた不気味だけどもう少し明らかになればよかったかなあ
でも安易な血が壁ドロドロ、床ドロドロはちょっと冷める。
松たか子はいい人さが滲み出すぎてて役柄に違和感。
ああいうのはちょっともったいない感じ。表現が浅い
エンドロールで小松菜奈が出てると知り、ん?どのシーンででてたっけ?とよく見たらえ!!妹が小松菜奈なの!?
1番ビックリしましたわ。
非現実的逃避行
心がざわついている時は現実逃避としてホラー映画かゾンビ映画が観たくなる。
ソフトなジャパニーズホラーかなと思ってたら思いの外イライラさせられる精神にもちょっと来るタイプだった。
最初はのび太妻夫木に終始イラつき、後半は見た目だけアウトロー岡田にイラつく。
イラつくあまり怖さが半減。出てくる男はたいがいクズだ。逆に女性のしたたかな強さが目立ってそこが面白かった。
親戚の法事の集まりの鬱陶しさや山の怖さ、虫の生理的嫌悪、子供の純粋な狂気、ワンオペ子育ての追い込まれ感、子殺しの古い慣習とかこれら小さい傷が絶えず痒い感じの映画だった。
しかし片方だけの赤い靴とか童話めいたものはどうして小刻みに恐怖を感じるんだろうか。
結局何が「来る」のかいまいち分からなかったが、公園に集まったプロ達のごちゃ混ぜが新鮮だった。
突っ込みどころが多すぎて渋滞起こしているうちにエンディング。
もっと恐怖を感じたかったけど自分なりに楽しめた。
やっぱりグロかった
公開した時には観れなかった作品
推しの妻夫木くんが出ているので観たかったけど
ホラーやグロいのは苦手で、自分の中では触れられないと思っていて…
それでも意を決して観た作品
原作を読んでいないから詳細が解りにくくって
他の方のレビューを見て学んだ(^^;
最後はモヤモヤ感が残っちゃった…
人間の怖さがありがらも、やっぱりグロかったなぁ〰️
人は誰しも嘘をつく
Amazonプライムで見つけたので鑑賞。
公開当初は気になってはいたが、見れずじまいだったので前情報はそこそこ入れているし、期待値も中島監督ということでまぁまぁ高め。
やっぱエグいわ...この監督。
かなり疲れるし、重い映画なのだが中毒性はある。
なんだろう、この感情。JOKERを見た後の感情とよく似ている気がする
ストーリーは説明が難しいし、ネタバレになるので控えますね。
流石、中島監督。「告白」「渇き。」と同じように、人物ごとのエピソードを作りその間に奇妙な映像を入れて観客の頭を狂わせる。見事に狂ってしまいました
これこそ、面白いホラー映画。今まで見てきたホラーの中で群を抜いて面白かった。小松菜奈目線で見ていたのでより楽しめた気がする。
それと、やはり過去2作と同じく何度でも見たくなる。あえて描き過ぎず言っちゃえば投げやりな脚本なのだが、それがこの「何度もみたい」に繋がるのだと思う。
こんなカルトっぽいホラー映画なのにも関わらず、かなり訴えてくるものはある。何故人は大切なものを作ってしまうのだろうか、何故人は嘘をついてまで自分を取り繕うとしてしまうのだろうか。
告白まで届かなかった点としてはやはりラスト。味気なく、腑に落ちずと言った感じ。ガツンと掴まれるものが1つ欲しかった
結婚式のシーンは正直言って辛い。観客から愚痴を言われているのもそうだが、やはり無理して張り切っているのが目を逸らしたくなる。
でも最っ高です。
超絶面白い。中島監督、もっとこんな映画作ってくださいよぉ
人間の怖さ?後半はただアクション
田舎の怪かと思いきや、人間の怨念であったり悪意であったり、どちらかと言うとヒューマンホラーだった印象を受けた。前後半で物語の趣旨が大きく変わって、前半がホラー、後半はSFバトルのようで、ホラーの怖さが薄れて見やすかったけど、「ホラー……???」という思いもあった。
刑事、軍人、武士でない岡田准一が良い
楽しんだ。
エクソシスト、ポルターガイスト、シャイニングを丸ごと大友克洋の童夢な和紙で包み和風珍味のサイキックエンタメに仕上げた。
皆が儲け役、特に実は普段通りの柴田理恵、刑事軍人武士でない岡田准一が良い。
ラストのキレも成功。
演出のかっこよさ
中島哲也監督の演出が好きだから楽しかった。
BGMの入れ方、画面の色、場面転換、自然さと不自然さのバランスが素晴らしい。
人間のグロテスクな空気を出すのが最高にうまい。
ただ、ラストの方はB級ホラー感が強まって、どんな気持ちで見ていいかわからなかった。
オチも??となってしまった。
でもやっぱ演出が好きだ。
こわいわーけど、おもろかったわー
霊媒師がおもろいと聞きつけて、鑑賞。不気味でグロいのに、どこかちょっとポップでシュールな不思議な映画でした。こういうエンターテインメントもあるのねと思いました。あーこわかったー
なんだかんが1番こわいのは、人間の心の闇やんけーーーうわーーーってなった映画でした。
血の海。
初めは怖くて観られない。と思ったけど菜奈ちゃんが出ているで観ることに。
怖かった。常に血が…。
メッセージ。が。何を言いたいのかよく解らなかったが子供を堕胎してはいけないということなのか。 (本当に謎)
小松菜奈が髪の毛を脱色して雰囲気がまるで違って別人の様で分からなかった。声で分かった。今回は凄い役に挑戦しそれだけで充分。
他の俳優さん達もすべて演技が良かったので充分楽しめた。
音楽的にも怖い所では優しい感じの曲を使ったり音の効果がよかったと思う。
内容的には人間の性を描いていておもしろい。
終わる頃には血の海も見慣れた。
多様性を内包する集合体
夏だからアマゾンプライムでホラーと気取ってみる。冒頭で、ああリップヴァンウィンクルの花嫁、と思った。黒木華が同じ雰囲気を醸していたせいでもあるが、親族や友人の多い男と結婚する血縁の薄いの女、という構図が私にとって気になっただけでもある。
映像の迫力、物語のスピード感、登場人物のキャラ立ちは他の映画評に違わず素晴らしいと思ったが、映画では語られていない化け物の正体、ぼぎわんとは何かが気になり、原作と違うという意見があったので原作を購入して読了。私の結論としては、映画と原作、どちらも捨てがたいよさがあった。ぼぎわんが何故こうも強力で執拗なのかは原作の方が説得力があると思うが、映画は映画で現代風によくまとまっていたと思う。
人の弱さは百人百様、もともとは多様であるにも関わらず、化け物の妄想は一定の共通フォーマットを持っている。だからこそ各々がそれを見て自分の弱さにつけ入られる。私も冒頭の親戚の宴会や派手な結婚式のシーンを見せつけられて気が滅入ったし、耐えがたい孤立無援に共感したし、夫の実家より言い寄って来る男を頼って破滅するだろうと思った。他の人が見れば他の場面が刺さるであろう。同じものを見ているのに別のものが見えること、多様性を内包する集合体、それこそが化け物のように怖いと思う。
他、「化け物は実在して国家権力や特別な方達が戦っているから市井の私達は守られている」という構図は皆どうしようもなく好きだなと思う。
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