きばいやんせ!私のレビュー・感想・評価
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祭りシーンのギターが最高
不機嫌な顔
カメラワークいい!
ジャズトランぺッターのマイルス・デイヴィスは、「トランペットを吹いていないときがすごい」って言われてたけど、台詞を言っているときだけが演技じゃないんですね。
天然コケッコー以来の夏帆をみていてそう思う。
そして、夏帆の天才を十分に承知したカメラワークなのだと思う。
夏帆の撮り方に限らず、この映画のカメラワークとカット割りは凄い。
祭りの場面の感動は、これだけで勝負して、成功していると思う。
ところで
東京から鹿児島県南大隅に舞台は移るわけですが・・・
東京の人々に、気骨を感じさせる人は一人も登場しない。
そうでしょうね。(わたし、東京に住んでいます)
「今だけ、金だけ、自分だけ」で回っていられるものね。気骨とか誇りなんて気にしてられない。
ところが、南大隅の人たちは、それでは生きていけない。
変人が揃っているのだけど、共に生きるってことが可能なのは、田舎のほうなのだと思った。
誇りある人生
映画になったじゃん。
☆☆☆★★ 性格最悪でヤル気無し。人一倍承認要求の強い、元人気No...
☆☆☆★★
性格最悪でヤル気無し。人一倍承認要求の強い、元人気No.1女子アナに夏帆。
担ぎ手は無いが、意地と誇りだけは超一流。過疎化が進む九州最南端の町。
この2つが、がっぷりと相四つで犬猿タッグを組み合い目指すは、コールド負け寸前からの一発大逆転計画。
ノベライズ版読了済み。
読んでいて、特別に面白いとも詰まらないとも感じなく。或る意味では「どうなっちゃうのコレ?」…って感じでした。
兎にも角にも。作品に乗れるか?乗れないか?は、夏帆のやさぐれ感に共感出来るか?出来ないか?…とゆう《そこ》が1番大事なところでしょうか。
基本的には日本映画にありがちな、地域密着型町興しを目指した作品と言える。
それだけに、ハリウッドの物量ドカン!ドカン!…な映画が好きな人には何にも刺さらないと言えます。一言で「貧乏臭っ!」と一蹴されるのがはっきりと目に浮かびますね。
でもね〜!かしこまったレストランで…。
◯◉◎にフォアグラとキャビアにトリュフ。▷△▽ソースを添えて
そんな糞料理よりも。Hotto Mottoの、のり弁の方が遥かに美味しいと感じる奴も居る…って事ですわ(´・ω・)
は?俺は一体何を言っとるのだ(゚ω゚)
色々と事情が…って事で、ちょっと取り乱しました(_ _)
まあ観たからと言って、何〜にも徳にもならんが。時々はこの手の映画を観ては「よし!俺も頑張るぞ〜!」と…。
撮影自体は要所要所だったでしようが、太賀と岡山天音お疲れ様。
フラメンコ調のギターに乗せての祭りの御神輿場面は悪くない。寧ろ少しだけウルつとしたくらい。ちょこっとですけど(笑)
日本映画好きな人ならば、観て損はしないと思いますね。
2019年3月11日 スバル座
じゃっどん、こげな祭りでも誇りをもっちょう
と、堅物そうな伊吹五郎が言う。
そこに、不倫して干された女子アナ夏帆が絡む。元同級生の、太賀と岡山天音が手を差し伸べる。ある程度は予定調和はストーリーは察しが付く。若手三人は好きな役者だ。だから観たのだが、超絶つまらない。夏帆が祭りにのめり込んでいく場面はもちろんあるのだが、その思いがいまいちピリッと伝わってこない。方言は悪くないが、何を言っているのかわからないことが多すぎる。祭りのシーンもだらだらしすぎてる。音楽が湿っぽく、全然前向きな感情がわいてこない。過酷な役回りを受けて立った太賀と天音なのだが、祭りの趣旨説明が根本的に不足しているので、地元民じゃなきゃ伝わらない場面が多すぎる。
結局、いつ終わるかと、何度も時計を見た。ご当地役者も何人も出てるし、それも結構いい役者がそろっているのに、久々に空回ってる映画を観たわ。
ちなみに夏帆目当てでした。
きばいやんせ!
う~ん❗どっちつかずの映画⁉
これぞ、鹿児島の伝統!
全国津々浦々色々な祭りはあるけど、鹿児島の最南端にこんな祭りがあるとは…。
タイトルの雰囲気から、もっとドタバタの破茶滅茶な映画かと思ったのですが、思ったより真面目な作品。
てっきり夏帆ちゃんと太賀くんのラブコメチックな話だと思っていたので、期待を大いに裏切られる展開でした。
前半は、夏帆ちゃんのクソ女っぷりが前面に出ているので、夏帆ちゃんファンとしては嬉しかったです(^^)
こういう汚れ役は彼女しかできないと分かっているからこそ楽しめる!
不倫、酒豪なんでもありの汚れ女子アナ役が多いにハマっていました(笑)
そんな彼女の相方役は、不良ヤンキー、農作業何でもこなす太賀くん。
なんでもこなせる二人だからこそ、この映画は前半で盛り上がったのだと思います。
さらに、鹿児島弁の強いこと強いこと。
途中何言ってるか全然分かりませんでしたが、雰囲気で感じ取れって感じだったので、何となく観てしまった感じです(笑)
このまま、メチャクチャなストーリーが展開されるのかと思いきや、一気に真面目になる後半…。
鹿児島の最南端にある、南大隅町の御崎祭の文化に触れる貴重な機会となりました。
神輿を担ぎ、急な下り坂の山道を大勢の大人たちが必死になって下山する姿は圧巻。
小雨の降る中、体力の消耗により、なんども神輿が倒れそうな危うい状況を必死になって下山する男たち。
20分近くひたすら祭りの映像が流れますが、退屈することなくグイグイ引き込まれてしまうのが不思議…。
中でも男の人たちの筋肉隆々な姿に感動しまた!
やっぱり男って女とは全然違うなと感じてしまいます。
もちろん、太賀くんも祭りのメンバーの一人として、立派に神輿を担ぎ祭りを盛り上げてくれていました。
47都道府県には、様々な祭りがありますが、どの祭りも伝統や文化の継承によって成り立っているもの。
大人から子供、男の人たちを支える女性たちの協力あってこそ、祭りは完成して人々に親しまれ愛されているのだと感じました。
祭りによって、人との繋がりを感じることのできた、満足な映画でした。
ありがとうございました(^^)
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