輝ける人生

劇場公開日:

輝ける人生

解説

長年連れ添った夫の浮気をきっかけに人生を見つめなおすことになる女性の姿を、笑いと涙、音楽とダンスを交えて描いた人生賛歌のドラマ。「ヴェラ・ドレイク」のイメルダ・スタウントンが主演を務め、「否定と肯定」のティモシー・スポールらイギリスのベテラン俳優が出演。「ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります」の名匠リチャード・ロンクレインがメガホンをとった。35年間寄り添った夫がナイトの称号を授与され、自身もレディとなったサンドラ。順風満帆に見えた人生だったが、夫と親友の浮気現場を目撃してしまい、傷心で姉ビフの家に転がり込む。金や名誉とは無縁のビフは、親友やダンス教室の仲間に囲まれ、人生を謳歌していた。妹を心配するビフは、サンドラをダンス教室へ連れていき、かつてダンサーを目指したこともあったサンドラは、音楽とダンスに心を癒され、忘れかけていた情熱を思い出していく。

2017年製作/114分/PG12/イギリス
原題または英題:Finding Your Feet
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2018年8月25日

スタッフ・キャスト

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(C)Finding Your Feet Limited 2017

映画レビュー

4.0泣けるコメディ

2024年3月11日
iPhoneアプリから投稿

いい映画です。観ていて気持ちが明るくなります。

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ジョニーデブ

4.5姉妹は他人の始まりって言うが、こんな姉ちゃんいればね

2024年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 3件)
マサシ

4.5【”加齢”なるステップを踏んで新しい人生を歩んで行こう! 名言が詰まった、前を向いて生きる事の大切さを教えてくれる作品。】

2020年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

悲しい

楽しい

幸せ

 サンドラの自由人の姉ビブ(セリア・イムリー)の言葉。
 ”大切なのは何時でも、気持ちが下がらないようにすること・・”

 ビブと疎遠だったが、夫に裏切られた(浮気され、離婚・・)”レディ”サンドラ(イメルダ・スタウントン)はビブのごちゃごちゃしたアパートに転げ込む。(今まで住んでいた豪邸とは大違いである・・。)

 当初は、二人の間はギクシャクしていたが・・

 ビブの友人たちは素敵な人が沢山。(素敵な人には素敵な友達が沢山・・)

 特にチャーリー(ティモシー・スポール:決してハンサムではないが、良い英国俳優だなあ。”肯定と否定”での信じ難き歴史学者のイメージが強かったので、尚更かもしれない・・)が”一人の人として”素晴らしい。

 ・愛する妻が認知症になり、介護する姿。そして、彼が妻を介護施設に居入れるために家を売った事が分かるシーンで言う言葉。
 ”この国の人は一軒家を買うために拘るけれど、不自由を買う事でもある・・” 思わず、ハッとする。
 ・ダンス仲間が流れた曲を聴いた途端に表情を変え、肩を落とす場面。涙ながらにダンス仲間が”結婚式の時の曲なんだ・・”と呟くが、チャーリーは彼を優しく抱きしめる・・。

 サンドラもビブやチャーリーの(哀しみを抱えながらも)楽し気に生きる姿、ダンスする姿に徐々に”身に着けた鎧”を脱いでいく・・。

 ロンドンの貧しい人たちに暖房を買おう!というビブたちがチャリティのために街中でサンタの帽子を被ってダンスするシーンは素晴らしい。

 他にも、自分を裏切った元夫の様々なテニスのトロフィーを粉砕機でビブと粉々にして、テニスコートにまき散らすシーンや
 パブで遭遇した、元夫と新しい妻に対して、サンドラがかます啖呵の気持ちの良い事・・。(で、パブの主人はにっこり笑ってビールを差し出す。)

 サンドラの表情が気難しいおばさんの顔からどんどん明るくなっていく・・。

 チャリティダンスが評判になり、ダンス仲間達はローマの大会に出場する事になる。サンドラとチャーリーの関係もどんどん良くなっていく。

 ーこの作品が素晴らしいのは、登場人物たちが抱える様々な哀しみをしっかりと描いている事であろう。だから、その哀しみを乗越え楽し気に生きる姿が観ている側にきちんと伝わるのだ。-

 ビブの死後、集まった友人たちの人数の多さ。そして、ビブについて語るサンドラの言葉の素晴らしさ。

<人生、辛い事は沢山あるけれど、常に前向きに生きる事の大切さを教えてくれた作品。元気が出ない時に観たい映画が又一つ増えた。>

<2018年9月30日 シネマテーク高崎にて鑑賞>

<2020年4月12日 DVDにて再鑑賞>

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NOBU

3.5ティモシー・スポールの妻が認知症ってところで泣ける。

2020年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 高齢化社会。ナイトの称号を授与され優雅な生活に満足しているかのような家族。どちらが満足のいく人生を歩んでいるのか、老人が新しい人生を求めてはいけないのか?と、色んなことを考えさせられる。

 家の中で浮気しちゃいけないでしょ・・・と、引いてしまう序盤。60過ぎてもセックスすることで人生を楽しむ人たち。ムンムンの色気で誘ったら、心臓発作というのも引いてしまったので、徐々にチャーリーの悲哀に注目してしまった。家を売ってまで介護に熱心だったのに、諦める日が来るのも寂しい。イギリスの医療はどうなってるんだ?マイケル・ムーアも素晴らしいと言っていたのに・・・

 やがて日本にも訪れる介護医療の破綻も想像してしまい、アルツハイマーでの介護の究極の選択が離婚であることも知っているのですが、どうなっていくんでしょ。と、本筋とは離れたところで寂しくなった。また、船上生活というのも、昔の日本ではよく見られた光景。ラストは夢を追いかける姿に感動できるのですが、ちょっと駆け足だったかなぁ・・・

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kossy