クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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単なるB級パニックホラー
前評判が良かったので観に行きましたが、クリーチャーのCGは綺麗だったものの結局はB級パニックホラーでした。
評価サイトでゲット・アウトよりも高評価との事ですが、個人的にはテーマも伏線もゲット・アウトの方が面白かったです。
最近のホラー映画によくある、緊張感を煽るBGMや効果音の部分でめちゃくちゃ音がデカくなるので、耳栓を持って行った方が良いです。
特に本作は他のシーンが静かに作られているので、そのギャップもあって音でビビらせようとする演出がとても不快でした。
内容にツッコミどころがあるのは既出の通りです。
また家族の中で両親も息子もみんなパッチリ二重なのに、お姉ちゃんだけ明らかに顔が似ていないので、1人だけ血が繋がっていないという設定なのかな?と思いました。
そういう設定ならことさら「父親に愛されていない」と感じる背景も理解出来るので。
ただ作中にはそういった説明もなく…
そういう裏設定があったのか、聾唖の役者を使う前提だったためこのキャスティングになったのか、、、謎ですが。
映画産業の凋落。
夏から秋にかけて、殆ど観るべき映画がなかったので、久々のレビューになりました。さて、なにか観てみようかと思い立ち、色々と検索していたところ、好意的なレビューが多く見られたので、この映画を観ることにしました。
結論、エイリアンシリーズに家族愛をまぶしただけの、既視感に満ち溢れた映画でした。90分の上映時間、私は何度も時計に目をやりました。とにかく、冗漫なことこの上ない映画でした。そもそもの設定に無理があります。人工的な音を立ててしまうとエイリアンに殺される、なんですか、この、その場で思いついたような適当な設定!出来上がった映画はまさに噴飯物の作品となりました。もう、アメリカ映画も終わりですね。スターウォーズやエイリアンやハリー・ポッターと同様、シリーズ化も決まったようですしね。まぁ、かく云う私の母国、日本の映画界も学芸会の様相を呈していますから、大きなことは云えないのですが・・・。
音を立てないように気をつけましょう
観る前に「劇中はポップコーンを食べられないよ」という話を聞いたものの、あまり気にもとめず、まんまとLサイズを買って入場。その結果、「た、食べられない…音を立てられない…!!」
もったいないほど残った笑。
予告編やあらすじをみた方はお気づきと思うが、音を立てると宇宙から来た捕食者に秒殺されるという世界観が、開始1秒目で始まる。作中の主人公達の安全を守るためにも、周りの同胞の鑑賞を邪魔しないためにも、私自ら音を立てるわけにはいかないのだ。ちょっとした、かさっ…という音でも立ててはいけない。携帯の電源はもちろん切りましょう。
90分は意外とあっという間だった。だが……よ、夜のシーンが、、長い…!全体の半分夜じゃない!?余計怖いよ!!?
ホラーなので仕方ないと思いつつ、普段ホラー慣れしていない私は、7割を指の間から垣間見るという結果となった。ホラー普段見ないけど、宇宙人だし、大丈夫かな!と怖いもの見たさで観に行ったが、やっぱり怖かった。でも、、楽しかった!!
劇中、会話の大半が手話で進行するのだが、その分、映像と音楽(音声)効果が素晴らしい。細かい設定や背景が語られないので、余計想像がふくらみ、見終わったら仲間同士でああでもないこうでもない、と楽しく語り合えます(*^^*)
秀逸なサバイバルファミリー映画
ホラーだと言われているが、殺人鬼や悪霊とかではない、「クローバーフィールド」や「ミスト」なんかと同種の“怪獣”だ。
異星からやって来たのか、得体の知れない狂暴な生物に人類は壊滅状態。
視覚はない。音に反応して、恐るべきスピードで音源を襲うバケモノたち。
耳が不自由な娘がいる主人公一家は、手話でコミュニケーションをとりながら、息を殺してこの世界で生き抜いている。
そして、妻が妊娠中という、よくぞ思いついたこの設定。
ホラー映画で親子が描かれることは珍しくはない。
子供を守るために恐怖の対象と戦わなければならない…という状況を作り上げるために。
しかし、この映画は、主題の比重がより親子の物語の方に寄っている。
もどかしくも親の思いは子供に伝わらず、親の方も子供の気持ちに気づいてやれない。
ごく一般的な親子の問題を主人公一家は抱えている。
ただし、この夫婦は極限の状況で生き抜く強さと知恵を持っている。
冒頭のシークェンスで、末っ子が犠牲になる衝撃のスタート。
きっかけとなったオモチャを持たせてしまった姉は、そのせいで父親から愛されていないと感じている。
母親は、その時その子を抱いていなかった自分を責める。リュックを背負っていたから両手は空いていたのに…と。
臆病で父のように強くなれない男の子は、父が気づいていない姉の喪失感に気づいている。
一家が考案したこの世界で生きるための工夫がアイディアに富んでいる。
次々と訪れる危機的瞬間の恐怖描写もまた、優れたアイディアに巧みな演出。
そして、子供たちの絶体絶命の危機を救うために父親が下した最後の決断。
親ならこれしかないだろうとは思う。
が、亀裂が入った娘との絆を取り戻そうとする最後の瞬間に手話が効果的に用いられ、胸を打つ場面だ。
母親と、産まれたばかりの赤ん坊と姉と弟。
4人を救うのは、父が娘のために改良を試みていた不完全な補聴器だというのも、驚異的な聴覚を持ったバケモノというアイディアにクロスしているし、補聴器というアイテムに関する布石もきちんと打たれている。
母親役エミリー・ブラントの渾身の演技は、観ていて息が詰まるほど。
破水し傷ついた足でバケモノから逃げる場面は圧巻。
そして、ラストの戦う決意の凛々しい表情。
さて、母と娘は、押し寄せるバケモノたちと戦い幼い弟たちを救って生き残ることができるのだろうか?
大草原の…ウォーキング…とかを連想
厳しい環境の中よりそってたくましく生きる家族の物語という意味で開拓物語チック。美しい自然はそのまま、人間のありようのみが荒廃してる様子はウォーキングデッドっぽくもある。大きな音の基準てなんだろうとか色々気になったけど楽しく見ました。
集中
画面への集中力が半端ない。
逆転の発想と言おうか、こんなやり方もあったのかと目から鱗。
突然鳴り響く「音」に恐れ慄く…。
スクリーンを凝視してるもんだがら、突発的な音の脅威たるや、とんでもなかった。
設定も非常に秀逸で…。
SF要素があるなんて思ってもみなかったから、エイリアンが飛来してきた終末世界が描かれているなんて思いもせず、冒頭無音の滑り出しに混乱。
この混乱が整理される頃には、どっぷりと世界観に引きづりこまれてた。
今作でもまた子役の達者加減に恐れ慄く。
アレをどおやって演出するのだろうか?
ハリウッドには、天才子役なんざ珍しくもないのだろうか?彼を通して伝わってくる臨場感が絶大だった。
てっきり「ドントブリーズ」の二番煎じなのだろうと思っていたのだが、サスペンスは元より、家族愛やら世紀末やら、エンタメ要素満載の良作だった。
怖かったのか驚いてたのか微妙な側面はあるものの、堪能したのは間違いない。
音がする度に、俺の体がビクッとなるもんだから隣席の方にはご迷惑だったかもしれない。
が、おそらくなら隣人もスクリーンに釘付けにさせられてたのではないかと想像する。
オリジナリティある!
―音をたててはいけない―
王道のホラー映画でありながら、このコンセプトの斬新さに最初はただ驚かされました!
得体の知れない"そいつら"によって荒廃した世界が舞台なのでSFチックで壮大な話だと思いがちですが、その世界を生き抜いてる「ある家族」の話なので比較的小さい規模で内容が進んでいきます。
普通に怖かったです(笑)
ネットでは賛否両論ですが、僕は割りとしっかりと怖いホラー映画になっていたと思います。
音をたててしまうと、モンスターみたいな"そいつら"が襲って人間や動物を殺してしまうという設定なので、この映画では「決して音をたててはいけない」という制約があります。
それがこの映画で一番緊張感を高めている重要な要素で、それが生かされていて良かったです!
その「音をたててはいけない」制約の中で、音をたててしまった時の緊張感が凄く伝わってきました((( ;゚Д゚)))
音をたてた瞬間いつ"そいつら"が襲ってくるかわからないですからねぇ...
その「怖さ」自体を成し遂げていたので、それだけで成功作だったと思います。
また、"そいつら"はCGだったのですが、かなりリアルです。
顔を露にした時の不気味さや気持ち悪さも出ています!
もはや「エイリアン」かと思いました(笑)
効果音のリアルさも相まって、より「襲ってきてほしくない」気持ちが伝わってきて、それもみどころでした。
主演のエミリー・ブラントの演技も絶望感等が伝わって良かったです!
それと同じく家族間の絆や信頼感も伝わってきました
耳の不自由な娘と、不器用だけど子供や妻のために行動している父が描かれていてヒューマンドラマ要素として感動も出来ました。
なのでこれだけだったら、もう80点以上は確実だったのですが、自分の中で「う~ん...」という所も多かったです。
まず一番気になったのが、劇中音楽の多さです。
何度も言いますが、「音をたててはいけない」というのがこの映画の最大のテーマです。
それによって出るはずの「静寂な緊張感」を楽しみたかったのですが、音楽がやたらと多く使ってしまったことで、その「静寂な緊張感」が何回か削がれてしまいました。
マーティン・スコセッシが監督したハリウッド版「沈黙」のように殆ど音楽が流れないようにした方が良かった気がします。
それによって「静寂な怖さ」を全面に出ると思うし、自分の中でもっと怖い映画になってたと思うので結構勿体無く感じます。
うーん...何か最近多い気がします、
過剰でミスマッチな音楽で映画をダメにしてしまうことが。
(その最たる例が劇場版コードブルー。そういえばレビューの時書き忘れてました)
何でも音楽を入れるものでも無いと思います!
あと細かい所ではありますが、
恐らく映画を観た方だったら解ると思います。
中盤辺りで父親と息子が「老人男性」に遭遇するのですが、その人が利害関係人出来ない行動をしてしまいます。
まぁ状況が状況だったので、老人男性自身に同情は出来るのですが、それにしても理解に苦しみました。
好きじゃなかった部分も多いですが、全体的に緊張感のある怖いホラー体験が出来ました!
今年はあと中島哲也の「来る」もあるので、ホラー系は期待出来るかも知れないです。
しかし、ホラーは怖いですね(笑)
このジャンルだけはさすがに何回も観れないです(笑)
期待外れ
気になったところだけ
・色々なものが散乱していて、薬を棚から取る時でさえ音に気を付けていたのに、4歳の子を自由に歩かせている。
・ロケットから電池を抜き、ロケットと電池を同じところに置く。電池は片付けておくということはしない。
・89日目では妊娠している様子はなかったのに、400日目では妊娠している。緊張状態が続き行為に至ってしまった、たまたま妊娠してしまった、など理由はあるだろうが、父は長女と仲違いしたままで長女は罪の意識を持ったまま。そんな状態で行為に至ってどうする。次男に「お姉ちゃんを愛してる?直接言ってあげて」って言われれるレベルで仲違いしてるなら、そんな状態で赤ちゃんが出来ちゃったら長女はどう思うのだろうか。
・身重だということが前提にあるとしても、洗濯袋に何かが引っかかった際、無理矢理引っ張り上げるってどうなの?その結果何かが壊れたり大きな音が立ってしまったりとは思わないの?その場で確認はしなくとも、洗濯終えた後階段を確認することできなかったの?というよりなんで釘を下から打ってるんだ?
・サイロのところで、クリーチャーに襲われる子ども二人を助ける為にクワを投げて音を立ててから大声を出す父。クワを投げるだけじゃダメだったの?
期待外れでした。
泣いちゃった
もっと観たかったのにあっという間。
体感で1時間くらいだった…でも疲れた笑
生き残った人たちとの交流とか、
家族のその後とか、気になる〜
そしてエミリーブラント愛してるほんとに
アクション系ホラー
機内にて。ドントブリーズに引き続き「音を出してはいけない系ホラー」として大ヒットした本作。
言葉を使わず、手話も最小限で観客に世界観を理解させるのは難しいことだが、この映画はそれをうまくやっている。でも、やはり注目されてしまうのは「音を出しちゃいけない世界で妊娠させるなよ!」ということになってしまいますね。
ツッコミどころがかなりある映画ではあるものの、キャストの迫真の演技や荒廃した世界の美しさ、容赦のなさなど全体的に好きになれる要素がある。
2作目も作成されるというのでどうなるか楽しみですが、個人的にこれ以降の話は作って欲しくない。どちらかというと、パニック調の人々がどんどん行方不明となっていく映画が見たい。
異常な状況
実際にエイリアンのせいで異常な状況だということはわかるのですが、なぜあの環境で子作りしたのかがわからない映画でした。
声を出しちゃいけないっていってるのに声を出してしまう様なことを平然とやる所がドキドキハラハラします。
また川の横に住めばええやんと思う節も。
最後に弱点を発見しますが、
長所は短所という言葉とても当てはまり、
優れた一端でも多様性には勝れない
そんな事を教えてくれます。
でもこんな弱点、より爆音かつ聴覚奪取の
スタングレネードとかを軍がつかってない、
もしくは思いつかないなんていう事が考えられないので…
そこは映画なのでまぁヨシとしましょう。
緊迫な内容は面白かったです。
グッバイダディ
クリーチャー
クリーチャーを期待して観たのがいけなかった…全然出て来ないし、始終、声を出してはいけないから、静か…。そこで、又睡魔が…。歳取ると、睡魔が襲ってくるよの💦この極限の中、夫婦はいつ子供を孕ませたのだろう。
クリーチャーが安っぽい
敵が軽すぎる、音を立てたら即死なんだから 敵は実像が無くても良いような設定にすべきだったかな 銃で死ぬんなら軍隊やら警察が総攻撃かければ状況は変わるでしょ、楽しめなかった訳ではないが もう一工夫欲しい作品だった
佐藤健さんのLINEで知りました
最初は、映画のストーリー上の出来事を観ている という感覚でしたが、途中から 実生活の 実社会の縮図を観ているような 気がしました。
「信じること」「疑うこと」「守ること」「失敗すること」「後ろめたいこと」「コンプレックス」「決められた枠にはめられていること」「得体の知れないものに対する恐怖」「そして それらは終わらないこと」
私たちの生きている実生活 実社会は ホラーなのかもしれない....。面白いというより 誰かにおススメされたりしない限り観ない 映画だったかも知れません。
佐藤健さんは 「正しい映画の作り方だ」と 言われていました。確か....。
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