IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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前編となる前作はあまり怖さがなくて ホラー作品としてはイマイチ...
前編となる前作はあまり怖さがなくて
ホラー作品としてはイマイチな印象だった
そして2年の月日が経ち後編Chapter2が
やってきた🎈🎈
前作はホラー作品No.1となる
興行収入を叩きだしたけど
続編の宿命なのか、
本作は北米での興行収入はあまり奮わず
そんな要素もあって期待する反面
ちょっと不安もあった
ところが、いきなりのあの人の登場で
テンション上がった!
あの人ったら監督に直談判して出演
したんだって、かわいいね(笑)
上映時間169分の長さも不安材料だったけど
長さを感じさせないストーリー展開で
個人的に大満足!
まさか大泣きするとは思ってなかったし…
前日に前作を復習しておいたのも正解かな
ルーザーズクラブのメンバーが
いとおしくなったし色々な繋がりが
よく理解できたので。
前作あってこそ本作で活きてくるあれこれ。
その辺りの繋がりを上手く表した
脚色が良かったんだと思う。
キャスティングも期待以上
マカヴォイとジェシカ・チャステインが
目立っちゃうかなぁと思ってたけど
リッチーもベンもエディもマイクも
それぞれのキャラクターにあった大人に
なっていてみんなが主役だったし。
ベンの変貌にはビックリしたけど👀
んで、あの婆さんはかなり笑えた😂
色々な映画のオマージュも楽しかったなぁ
スタローンが出てきてペニーワイズ
倒すんじゃないかと思う位に
「エイドリア~ン」を連呼してたしw
メグ・ライアンの髪型からの
メグ・ライアンのあの作品のポスターだしw
でも1番感じたのは
やっぱりスティーブン・キングの
作品なんだなというところ。
それは、えもいわれぬ懐かしさを
感じさせる描写であったり、
切なさやはかなさを感じさせる
人物の背景や感情。
ホラー的な描写ではあるんだけど
キャラクターのそれぞれが抱える
コンプレックスであったり
他人には言えない自分だけの
秘密事であったり
結局大人になっても
秘密事にせざるを得ない根源と同じ
相手を選んでいたり
とても人間味が良くにじみ出ていた
作品だったと思う。
(原作を読んでないので勝手な解釈だけど)
時々お化け屋敷
うるさい
ペニーワイズの描写はいい。
それに自分たちの怖い物を表してるってのもいい。
映像体験として新鮮さがあるし撮り方もうまいから面白い。
が、あれは小学生?あんなテンポよく会話するかな?セリフをただ覚えて読んでるだけでリアリティーがなく最初から全然乗れない…
太っちょと女の子と黒人の子の演技はいい。
音楽の使い方もベタというか…
みんなが怖い物をみるシーンのリアルさがいまいち納得できない、自分が見たら気絶しますよ?
ありえないことが起こっているのに冷静に冗談言ったりして…
ピエロがたくさんある部屋も、あんな怖いピエロあるかな?と思ってしまう。
それにもっと納得のいく攻撃の仕方があれは乗れるのに…と
え?物理攻撃?笑
弱点を見つけて作戦練って観客とそれを考えて一緒に倒しましょうよ
うまくまとめられなくてすいません
恐怖とは?
小さい頃は暗闇が怖かった。
気づかないうちになにかが近づいて自分を襲うんじゃないかとそわそわした。
まさにその恐怖を具現化したのが、前作のペニー・ワイズ。
闇にまぎれて、よくわからないうちにそれは近づいている、という不吉な恐怖があった。
しかし今回のルーザーズクラブはすでにいい大人。
自分がなにに恐れているか、恐怖の正体を知っている。
だから今作では、ペニー・ワイズは堂々と白昼から姿を現すし、ペラペラしゃべる。
代わりに恐怖をあおるのは、よく分からんクリーチャーたち。
片田舎の閉鎖的で古くさい町が舞台なのに、宇宙的造形なのはなぜだろう。
せっかく大人になったルーザーズクラブが、過去との邂逅を果たして自分の恐怖を見つめ直すのに、
その恐怖がクリーチャーのちぐはくさでよく分からなくなる。
もっと心理的な恐怖の表現があったんじゃないかなぁ。
でもやっぱり、どうしようもなく大人になったルーザーズが、覚えていたくない思い出と忘れたくない思い出に向き合い、今を変える力にするのはエモい。
お化け屋敷 延長戦
個人的には大大大好きな一1本目の続編。
前作で子供達が恐怖と闘う様を見た時に自分は
未解決のまま大人の自分の中に残っていたトラウマ
みたいなものを映画の中でルーザーズクラブのみんなが打ち負かしてくれたように感じて、そこに何しろ感動したんだけど、今回のチャプター2は大人になったルーザーズクラブを通じて、自分が前作で感じたそのポイントを復習するような内容だった。
恐怖という感情から人は逃れることができない というポイントを大人もビビるほどにとにかく身も蓋のないホラー的演出とビジュアルで見せていくのがこのシリーズのキモだと思うけど、今作は前作からさらにパワーアップしたキモいものが目白押し。
ペニーワイズという存在が ホラー映画 というジャンルそのものを象徴するような側面が今作はより強くて、
キモいビジュアル映画の金字塔 遊星からの物体X へのオマージュみたいな化け物や、思いっきりシャイニングのセリフがそのまま出てきたりと、作り手も ホラー映画 としてのこの映画の役割にかなり意識的であるように感じた。前作もそうだったけど、お化け屋敷的なホラー映画の役割に徹するこのシリーズの姿勢はとても好感が持てる。
後は大人になったルーザーズクラブの面々が相変わらず誰一人として捨てキャラになっていなかったのもよかった。子供達の輝きが素晴らしかったこともあり勝手に心配していたが、みんな素晴らしかった。
ただ、捨てキャラがいない為に個別の恐怖シーンを全員分盛り込まなけれならなくなった結果、尺が伸びた感は否めない… ホラー映画としては今回の上映時間は問答無用で長いと言わざるをえない。
ペニーワイズについては、今作では決着をつけないといけないということもあって色々と存在そのものの種明かしのような説明が入っているけど、その点も ホラー映画 という点で行くと余計と感じるところはあった。
けど、その説明の間も キモさ が緩まないようにホラー要素はきちんと保持されているのでなんとかなってはいたと思う。ただ個人的にはそんな説明がつくよりも、人知れず人々を蝕んでいく恐怖の権化としてのペニーワイズの方が好みではあった。
大人になったなお前たち… という今作のペニーワイズの最後のセリフの境地に自分はチャプター1の時点で勝手に行っていたので今作は内容に関しては延長戦のような位置付けだったけど、ジャンルとしての正々堂々とした作りはよりキモくブラッシュアップされていたのでやはりこのシリーズは好き!
お化け屋敷映画最新作として楽しめた
SFホラーでいいのかな
ホラー映画なのに感動できる
チャプター1からの続編ですが
ペニーワイズさんの豹変っぷりは
相変わらずでグロテクス差は前作の方が
強かったのかな思います。
ルーザーズの絆、団結力はほんとに
感動ものやと最終章にて更に実感させてくれました
笑うシーンもあり、ホラー映画の新しいジャンルを
見事に確立させてる映画と終始感じましたね。
途中一瞬だけ流れるAngel of the morningに一番鳥肌立ちました笑
Deadpool好きにはたまらんです。
ペニーワイズがなぜこうなったのかの描写があれば
もっと感情移入できたのかなと
特におばあさん出てきたときに
ちょっとだけ触れるんですけどね
後はおばあさんの足跡で近い付いてくる所が一番怖かったかなと!
あぁ... ラストが切ない...
既視感のあるシーンの連打が惜しまれる
字幕版を鑑賞。2年前に公開されたスティーブン・キング原作の「IT それが見えたら終わり」の続編で、完結篇である。監督はじめスタッフも同じで、初めから続編を作る予定で前作を撮っていたらしく、成長が早い年代なのに、前作の少年たちがそのままの姿で登場していた。
キングの原作は 1986 年に書かれたもので,この物語の不気味なピエロ・ペニーワイズのモデルになったのは,1970 年代に実在した連続殺人犯で,子供の気を引こうとピエロの格好で町内のイベントなどに現れていた連続殺人鬼ジョン・ゲイシーである。ゲイシーは資産家の名士でチャリティー活動にも熱心な模範的市民だと思われていたが,アルバイト料の支払いなどの名目で呼び寄せた少年に性的暴行を加えたうえで殺害し,その遺体を自宅地下および近くの川に遺棄した男で,その被害者の数は 33 人にも及んでいた。
ジョン・ゲイシーを感じさせるものはピエロの格好以外には一切なく、本作が実在の連続殺人事件を想起させるものはほとんどなく、完全に非現実な化け物である。前作から 27 年後の話で、少年少女たちはすっかり大人になってしまっていた。中にはかなりイメチェンしてしまった人物もいて、最初は子供の時との対応が取れずに戸惑ったが、子供の頃の回想がふんだんに織り込まれており、作りが非常に丁寧なので、徐々に対応が取れて来た。
一人だけ故郷に残った黒人のマイクが昔の仲間に連絡を入れ、ペニーワイズの打倒が完遂しておらず、新たな犠牲者が出始めたから戻って退治するのに協力を請う。この 27 年の間に、マイクはペニーワイズの調査を行い、封印するための儀式などについても調査を進めていたが、そんな儀式で収まってしまっては映画として面白くないだろうと思って見ていたら、期待を上回る波乱の展開で非常に楽しめた。
前作と同様に一人一人が抱えている恐怖対象と向き合わされ、一人一人のエピソードを丁寧に描いていたために、3時間近い非常に長い映画となっていてたが、中だるみすることなく緊張感が保てていたのは評価できた。だが、ペニーワイズに一切の同情の余地がなく、ひたすら邪悪な存在で、犠牲者は何の落ち度もなく、何の理由もなく命を奪われているのであるから、どのようなオチが待っているのかとワクワクしていたら、案外カタルシスのない結末だったので、かなりがっかりした。
役者はそれぞれ好演していたと思うが、あまり少年時代の面影がない人が多かったのは少し問題だと思った。あと、原作者のキング本人が古物商の店主役で出て来たのには驚いた。かなりの台詞のある役で、ベストセラー作家を揶揄するような話をしていたのが非常に受けた。
音楽は前作と同じ人で、非常に的確な音楽を書いており、怖がらせる効果に音楽が果たした役割は非常に大きかったと思う。全てが明らかになった後で、各人物に寄り添うような曲想の曲も見事だと思った。
演出についてはかなり問題があると思った。怖い映画として知られている数々の名作から頂いたようなシーンがやたらと目についたのである。少し思い出しただけでも、「シャイニング」「クリスティーン」「エルム街の悪夢」「遊星からの物体X」「エイリアン2」など、既視感のあるシーンが続いた。これらをオマージュと考えればいいのかも知れないが、こうした演出は、作品の独創性を損ねてしまうのが避けられないので、独自路線の演出を貫いて欲しかったと思った。
(映像5+脚本4+役者4+音楽5+演出4)×4= 88 点
80年代のスピルバーグ総指揮的映画
ホラーバイオレンスラブファンタジー!
少年少女の成長物語として楽しむのが正解
原作もドラマ版も未読・未視聴。
大人になった彼らがIT(ペニーワイズ)と戦うのだが、前作から時間がたっていることもあり少年少女時代の配役と大人になってからの配役を結びつけるのに若干時間がかかった。それでも徐々に思い出していくと、なかなかいいキャスティングだなと感心。
前作同様ペニーワイズの動きや言動はそんなに怖くないし、心理的に追い詰められる感じもあまりない。やはりスーパー8のようにアクション的な要素が強い印象の映画だった。
ただ、かなり長い作品なのに長さはあまり感じなかった。途中思い出とからめて、それぞれのメンバーの怖いシーンが流れるが、怖さはそこがピーク。怖いというか驚かされる感じだけど。
で、ペニーワイズにどう立ち向かっていくかがこの話の肝だが、正直そこは適当な感じがした。なんで思い出の品を集めなきゃいけないの?と疑問を感じたり、皆で罵倒することでペニーワイズを小さくできる?と思ってしまった。ペニーワイズの正体は蜘蛛ってのはなぜだか知っていたが、蜘蛛ですよーと明らかにするシーンはなかった気がする。映画版を観る限りただのモンスターのようだ。
それでも、あのルーザーズたちが成長して、ペニーワイズに立ち向かい、それぞれの過去に向き合い、未来を切り拓く姿はちょっと感動的だった。CHAPTER ONE同様、少年少女の成長物語として楽しむのが正解!
ナイフは親父の…
前作の27年後、デリーの遊園地で事件が起き、町に残ったマイクが現場に行くとCOME HOME COME HOMEの文字があり、ルーザーズクラブを呼び戻してペニーワイズと対峙する話。
町を離れる程に昔の記憶を失っていたメンバーだったが、町に戻ると記憶が戻ってきて、マイクの研究に従いペニーワイズを倒すべく行動を起こして行くストーリー。
子供の頃の記憶だったり、ペニーワイズにみせられる体で前作では語られていない当時のエピソードに向き合う姿をメンバー個別でみせていく流れが続き、一つ一つのエピソードは面白いし盛り上がるのだけど、メンバーや内容は違えど同じ様な出来事を長々繰り返されてちょっと飽きてくる。ラストバトルもめちゃくちゃ長いしね。
前作よりもアトラクション感が増しているしワンパターンだから怖さもびっくりも殆どなく、オマージュたっぷりホラーテイストのアドベンチャーRPGを映像でみせている様な感じがした。
初めてI Tを…。
ラストがあっけなかった
前作の少年たちが大人になってから再集結する物語。子供時代の映像が随所に挟み込まれていて、懐かしさや甘酸っぱさを感じさせる。それ故、単なるホラー映画にとどまらない奥深さが備わっている印象だ。
無敵感漂うペニーワイズをどうやって倒すのかとドキドキしながら観ていたが、予想に反してあっけない幕切れにやや拍子抜け。
原作者ステェーブン・キングがまさかの店主役で登場し、ジェームズ・マカヴォイ相手にセリフを喋って演技をしている場面がある意味最大の見所か。
謎は解き明かされたのか?
ポスターにも謎が明かされるとあったので、きっちり1を復習して鑑賞しました。
ペニーワイズが古い時代に実在してたぽいので極悪ピエロになった経緯がわかるのかなーなんて思ってたけど結局分からず…明かされた謎がなんだったのか。
中盤まで楽しめてたんですけど、後半はB級映画っぽくて…途中退席もチラホラ。
不可思議な前後半編でした。
「正直、子供だから成立する物語なんじゃないの?」
これは前作の「チャプター1」の文字を見て思ったこと。
で、「チャプター2」
大人でも成立する。
ただし、ラストの怪獣バトルは頂けない。
あのピエロの存在が、結局チンプンカンプンで個人的に終わってしまった。
「チャプター1」は、ピエロが居ないと成立しない。
「チャプター2」は、ピエロが居なくても成立するような、不可思議な前後半作品でした。
(まぁ、これだと「スタンド・バイ・ミー」そのままになっちゃうか。)
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