大舞台は頂いた!
2017年製作/96分/G/日本
2017年製作/96分/G/日本
舞台演出家が病院で自分の余命が少ないとかんちがいして、公開予定のヘレンケラーの舞台を自らの演出でやろうと乗っ取りを画策し、女優志願の素人女優2人はなんとなく言われるがまま潜入したという感じではじまる。
メイン以外にも出てる人の演技がみな濃くてすごい良かった。ストーリ-は可もなくなく不可もなくで笑いを無理やりくっつけた感じがした。
最後の舞台シーンは全部見せてほしかった。
大田区文化振興協会の30周年記念で製作された90分ほどのコメディ映画。エキストラ出演しています。
はじめの企画では短編映画だったものが、脚本が出来、撮っているうちに長編になった・・・という、まぁ普通の映画製作では考えられないハナシ。
自主映画のノリです。
映画の内容も、協会の30周年記念イベントの舞台『奇跡の人』を、元舞台演出家と女優志願の素人女優ふたりが乗っとろうというもの。
いやはや、そんなハナシが映画になるのか・・・と心配したのですが、ありゃりゃ、意外とオモシロイ!
監督はウェブCMを中心に活躍している神酒大亮。
神酒監督が書いた脚本は、30周年記念舞台の演出家(ダンカン)が借金を背負っているので、今回の舞台を喰物にしようとして、自分が懇ろにしている若いキャバクラ嬢を主役に抜擢しようとしたり、上手くいかなかったので主役の女優を事故に見せかけて降板させたりと、舞台を乗っ取ろうとしている元舞台演出家(モロ師岡)と女優志願の素人女優ふたり(新人・戸畑心、ふせえり)の与り知らぬところで事態がうまく運んでいくといったあたりが、玉突き事故的脚本ながら笑わせてくれます。
エキストラ出演したシーンも2カットほどバッチリと写っていたので満足でした。
現在、YouTubeで無料配信中です。