シンプル・フェイバーのレビュー・感想・評価
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女性って怖い
したたかさに目覚めた聖人
WOWOWにて前情報なく視聴。
ストーリー知らずに観たので楽しめた。
吹替で観たので、次は字幕で観たい。
映画冒頭の、典型的なお人好しで純真がゆえのおせっかい焼きで「聖人ぽい」ステファニーが、物語を通じてしたたかに、最初は躊躇しながらも人を欺くことを覚えていく。
「シン・ゴジラ」のセリフを借りれば、「危機というものは日本でさえも成長させる」。
プラスかマイナスの成長かは分からないが、とにかくステファニーの成長ヒストリーは観ていておもしろかった。
人は誰しも秘密があり、それを共有できる相手を親友と呼ぶのかもしれないが、そもそも秘密自体が虚構だったならば親友との関係も虚構なのだろうか?
でもこの2人はその後よい友だちになりそうな気もする。
また、ステファニーの亡き夫も、実は義兄のことを知られたので…という可能性もあるのか、いやそれはないか。
以下、印象的なセリフ。
「強く言わなきゃ分からない、特に強い相手にはね」
「私はパン屑を追うだけ、着くべきところに着く」
「嘘じゃないです掃除してます」
「これぞハイブリッド車、死ぬほど静か」
「車にはねられたばかりよ、あなたの膝が心配」
「ごめんね…いいえ謝らないわ、約束だもの」
女優2人の演技が光るサスペンス
アナ・ケンドリック全開…
20250507再鑑賞。内容をすっかり忘れていたがダサいが明るい普通の主婦アナ・ケンドリック、セレブで奔放な人妻ブレイク・ライブリーがイメージそのまま演じるブラックコメディ。サスペンス要素あり、二転三転どうなるか分からなかったが面白かった。
以降1度目の感想。早口でまくし立て、ダンスするアナ・ケンドリックはcuteでした。クールで上から目線のブレイク・ライブリーははまり役。しかし、妻が死んだのに妻の親友と、すぐにそうなるって、どっちもだけど…。展開は目まぐるしく変わって予測できなかった。結局旦那が一番情けない
タイトルなし
ママ友には気をつけろ
ブログで料理などを公開している明るいシングルマザーが主役(アナ・ケンドリック)、ママ友になってよ、と近付いてきたのがブランド物を身につけたセクシーなキャリアウーマン(ブレイク・ライヴリー)。
ところがこの女が殺されてしまい・・・。
主役二人ははまり役で観ていてとても楽しい。
ブレイク・ライブリーVSアナ・ケンドリック 勝者はどっちだ!
ミステリーなはずなのにコメディ色が顔を出す
「オシャレ」に潜む、虚飾と自己顕示欲
〈衣服〉は、身に纏う者の“虚勢”であり“虚栄”
〈楽曲〉は、その時々の“心情”と“感情”
それぞれを表現に全面に用いた
新しいようで、どこか懐かしい作風でした
本作『シンプル・フェイバー』
颯爽とポルシェから降り
雨の中から登場しイッキに心を鷲づかみ!
な「エミリー」もさることながら
先代のスバル・クロストレック(日本名:XV)
アプライドモデルE型、しかもデザートカーキ色の車で
疾走する「ステファニー」の姿と相まって
ポップで豪胆なほどの行動的な彼女が
とってもチャーミングで、わたしはステキに見えました♪
「女は秘密を着飾って美しくなる」
某探偵マンガの登場人物、
コードネーム “ベルモット” の言葉です。
カクテルの王様とされるマティーニは
そのベルモットとジンを合わせたものです。
花言葉ならぬ〈カクテル言葉〉は
《知的な愛》だそうです。
「シスターキラー」、「ブラザーファッカー」
…と罵り合ったエミリーとステファニー。
ふたりの違いは何だったのでしょう?
秘密を隠すため、偽りで塗り重ねたエミリー…
秘密を隠すため、誰にでも甲斐々しく振舞う姿を、
聖人ぶった偽善者だと揶揄されていても
好奇心の赴くまま、自分を貫いたステファニー…
ふたりの対決を仮に〈 傲慢 vs 欺瞞 〉という
構図に置き換えてみたらどうでしょう?
どっちもどっちでしょうか?
ネットが普及した現代において “評価経済社会”
という考え方があります。
お互いを評価し合い、監視と管理を
同時に行う社会の仕組みを言うそうです。
「もっともな偽善は、真善と区別がつかない」
「やらない善より、やる偽善」
という言葉があるように
《相手にどう見えるかではなく、どう見せるか》 が
勝敗のポイントだったのだろうかと思いました…
まあ、そんな理屈は抜きにして
久し振りに胸がスカッとする気持ちのいい
作品を観れてよかった!
無理して強行スケジュールで
劇場に行った甲斐があった!!
でも最後にこの作品の字幕にツッコミをいれます!
エミリーを車で突き飛ばした
ママ友仲間代表の父親!(この時点でわたし失笑!)
「さすが静かな国産車!!」というセリフ!
いや、トヨタ・プリウス日本車だからッ!
アメリカ人が国産車って言うの間違いだからッ!!
2019/03/31 劇場にて鑑賞
おまえは名探偵コナンか!
オチとかどうでもいいと思える
大好きなブレイク・ライブリーとアナ・ケンドリックコンビの作品なのでめちゃくちゃ楽しみにしてたんだけど、ライブリー演じるエミリーの宝塚バリのイケメンファッションと口の悪いバリキャリキャラが小気味良く、アナ演じるステファニーの生真面目でへんな靴下も似合っちゃう底抜けに明るいさえない主婦キャラが愛くるしくてそれだけでもうお腹いっぱいに!
展開としては親友の不可解な死と、死んだ後になぜか姿を見たりしてビビったステファニーが独自に調査を始め、パズルのピースを埋めてくお決まりなもの。
オチが双子ネタだった事には残念な気持ちを隠せないが、オチが明かされて計画が失敗してからもエミリーはひたすらにタフ!!刑務所でのバスケシーンとか、なんかもうかっこよくて笑ってしまった。でもさ、愛する人のお母さんの指輪盗むのはナシでしょ。飛行機でのあのシーン、ふざけんなと腹パン食らってもいいと思うんだけど・・・ああいういきすぎシーン見るだけで感情移入もくそもなくなるから不思議なもので。
ステファニーは小型カメラでどんでん返しを録画し、ブロガーとして成功!ブラックユーモアが溢れんばかりに詰め込まれたミステリ、いや、これはもうコメディと言っていいでしょう。
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