響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
全478件中、161~180件目を表示
何度も観たくなる!
“赤毛のアン”にハマったのと同じ感覚!
作品の中の“人”にハマってしまう。
響は暴力や容赦ないストレートな言葉を発するけれど、それは嘘のない真っ直ぐさと正義感と真の優しさが元にあって、響の回りの人たちは振り回されながらも響に何かを気づかされ、響に魅了されるのと同じように、スクリーンを通して自分もそんな響にまた会いたくなってしまう。
響は嬉しい時以外はほぼ無表情でとても難しい役なのに、平手さんの声のトーン、目、口元、顔の角度などわずかな動きで機微がすごく伝わってくる。欅坂でのパフォーマンスもいつも見入ってしまうけど、本当にすごい表現者だと思う。
消化不良、、、?
原作未読です。
見終わった感想は、あ、終わった、みたいな感じでした。つまらなかったわけじゃないです。盛り上がりきらなかった、という感じでしょうか。原作を読んでいないからなのか、何を伝えたかったのか、イマイチ分からず。何がメインの話なのでしょう?エピソードが繋がっているだけのような印象を受けました。小栗旬さん演じる小説家とのシーンから、そのままエンディングに向かっていきますが、そこがメインなのでしょうか?記者の話は?記者には馬鹿にされた挙句、暴力だけふるって、そのまま終わってしまいましたね、、、。彼の中ではどういう結論に至ったのでしょう、、、。響のセリフにも、言い訳のような正義を感じて、スッキリするどころかモヤモヤ、、、。
また、少し無駄が多いようにも感じました。例えば響の彼氏?的な男の子。正直いらないかなぁ、、、と。登場シーンはあんまりないし、メインの部分に関わってこないし、、、。文芸部のエピソードも、響の性格を印象づけるためにあるのでしょうが、もっと他にスポットを当てるべきところがあったのでは?と思ってしまいます。
例えば小栗旬さんや柳楽優也さん演じる小説家。お二人の素晴らしい演技をもっともっと利用して、響がいかに彼らに影響を与え、心を揺さぶったのか。とことん描いて欲しかったなぁと思います。小栗旬さん演じる小説家、すごくいいキャラだと思いました。涙を流しながら書き上げるシーン、鳥肌が立ちました。どんな思いで芥川賞の発表を待っているのか、なくなってしまった親に対してどんな想いなのか、知りたくなりました。マンガ、小説原作ありの映画は、冒険しすぎると叩かれますが、ただ原作をなぞるのではなく、映画の作品としてのまとまりや魅力が欲しいところでした。
しかし、脇を固める名優達や、主演の平手友梨奈ちゃんの演技は素晴らしかったと思います。映画作品としては少し残念でしたが、演者さんたちは素晴らしかったと思います。原作を見て見たくなりました。
響ーHIBIKI
TVの番宣とは、全くイメージと違った内容に、衝撃、響のキャラクターが愛おしくて可愛くて、かゆい感じに笑ってしまう空気感が心地いい、コミカルで爽快感、北村有起哉さんとか矢野浩明さんとかの対峙がなんともゾクゾクした、平手友梨奈の度胸は本物だ、個性派俳優と渡り歩く響のキャラクターを完全に制覇してた、引き込まれ魅入ってしまう、映画への集中が全く途切れない、監督の凄さも伝わった、北川景子さんがふみに徹してしまうのがわかる、側にいたら、ほっとけない魅力の響、友達だと、妬みを超えてしまう、魅力、映画の中の音楽も最高に心地よい、ヤバいじやなく、圧倒的な魅力にリアル響を求めてしまう、探してしまう、いたらいいなあと思ってしまう、カリスマが描かれてる、言葉で伝える事が苦手な若者にささる部分がいっぱいある、素直な表現が羨ましい、そして、愛されて守られる事にも素直に受け入れる響がなんとも純粋で愛おしくて、凄い拘りとか疑問を只一直線に真っ直ぐな瞳で突き詰める所が、純粋で子供の頃を思い出す、全く、汚れてない響に、こうでありたいと思った、最後の曲は最高でなんとも涙が出る、何回も観れる作品、響の今後を観たいしかない、どんな1日を過ごすのとか、深読みして、憧れてしまう、最高によかった
気分爽快!
これ、スッゴイ好き。
最近観てた映画がたまたま暗いものが多かったからか、とっても心がスッキリした✨
天才的な文章力で読者の心を震わすことのできる女子高生作家、鮎喰響。でも現実の彼女は言葉少なめに行動が先に出てしまうため誤解されがち。
「なんでそんな事したの?」と問われれば至極真っ当な答えが返ってくる。
"常識"と括られた「誰か」のルールに縛られず、ブレない自分を持つ響の言葉に胸を打たれた場面多かったー(*´ω`*) あたしの中で「胸打つセリフや行動が多い作品」という新ジャンルを設立するならば、既に2つランクイン!
1つは、残念ながらシーズン2の途中で終わってしまったけどあたしが大好きだった海外ドラマ「23号室の小悪魔」のクロエみたい。2つ目は最近観た中だと「プーと大人になった僕」かな。
こんな風に生きられるのは心が健康だからだと思う。あたしもこう在りたい♬
面白かった(^^)
予想以上の面白さ
キャストが好きなら観てもいいかも
漫画を見てから鑑賞に行きました。
読めば読む程、これ平手どハマり(役が)、というか平手そのもののようなと感じていました。
ド派手なシーンだけの抽出に時間的な問題でなってしまいますが、響の格好良さが光ります。
なのでヤバい高校生の面しか見れないかも…
小説の賞を取る事がどんな事なのか重み、大きさ、苦悩などかっ飛ばしているので、あれれという感じ。
主人公は自分よがりな…自分の世界観をしっかりと持っています。鬼島先生が言っていますが自分は、「自分の世界観とこの世の現実に折り合いがついてしまった」と正に響の世界観を現したかのよう。高校生の未成年だから許される作品なのかも知れません。
混沌とした世の中にパンチを食らわす爽快に感じる人もいれば、
自由すぎると苛立ちを覚える人もいると思います。
マンガをを見た方が詳細が分かるかも。
残念だったのは、リカか響が喧嘩して泣いてしまうシーン。1番のリカの見せ所だと思うのですが…やはり映像だけでは、心情までは現しきれないですね。心の声言ってくれればいいのに…映画の短い間で響とリカの関係性を現しきれないので、ストーリーを知ってれば泣きそうになるシーンなんだけど、ただ泣いてるシーンでちょっと長い気がする…知らない人にとっては、「はて?」「喧嘩してごめんね」程度終わってしまう気がします。
小栗さんの味わいがいい感じです。
「お伽の庭」読んでみたいですね(笑)
逆R15指定してもいいくらい
率直な感想を一言で言えば、
「マトモな大人が観賞に堪えうる映画ではない」です。
題名のとおり逆R15指定(15才以上観覧禁止)でもいいのでは。
主人公が喧嘩っ早くエキセントリックな人物なのは漫画原作にはありがちなのでまだイイのですが、とにかく言ってる事が浅すぎます。
響の言動はそれっぽく聞こえますが、実は単なる一般論です。本当の正論っていうの自分の立ち位置を知り、相手の背景と思いを理解しなければ吐けるものではありません。しかし、彼女は周囲の人の背景をほとんど知らずに直情的に語ります。だから都合よくどうとでも解釈できる一般論になってしまいます。
内戦で家族を殺された人に「人を殺すことは悪いことです」と諭しているレベルです。一般論としては正しいですが、実際には「あなたにとってはね。だけどそれが何か?私は敵を殺します」って言われて終わりです。
しかし、映画でも原作でも何故か響に説教された人はみな感化され、ひれ伏してしまいます。誰にも屈しないヒロインでなければ話が続きませんから仕方ないのですが、あまりにも滑稽で正義の歪曲が酷すぎます。
レビューの多くに「考えさせられた」とか「響の言葉が胸に刺さった」とか見かけますが、もしフツーの漫画家さんが考えた”天才小説家が語る正論”にそれほど感銘を受ける感受性があるなら、どうか本物の小説をもっと沢山読んで下さい。
きっと響より100倍感銘をもたらしてくれるはずです。
戦慄せよ。世界はある人間を中心に回り、平等など存在しない。
これは尖った天才が成長する様を描いた物語ではない。決して自分を曲げない絶対的な天才によって周囲の人間が影響を受ける物語である。
私は平手友梨奈さんに惹かれた部分もあるが、CMを見てこの作品に興味が湧き、この映画を観た(原作は初めだけ読んだ)。そして衝撃が走った。
主人公の響は強固な信念を持っており、常にそれに従って生きている。その信念自体は正しいと言える(一部例外あり)と思うが、それによる行動は過激の一言であり、その後周囲にどれほど迷惑をかけるかを考慮できておらず、自己中心的と言わざるを得ない部分も大いにある。だが響は小説を書くことに関しては圧倒的であり、何度も問題行動を起こしているにも関わらず許されるという特別扱いを受け、その小説に触れた人間に大きな影響を与える。
妬みなどによる理不尽に対する容赦のない暴力で小悪が変えられる爽快感を得られるだろう。1つだけ残念に思われたのは、ある人物が最後まで嫌な人間であったことだ。自分の理解が足りないだけかもしれないが。
最後に、レビューを見た状態で映画を観ると歪んだ観方をしてしまうことが多々あるので、観賞時は映画のレビューを一旦忘れることをお勧めする。てちかわいい。
何度でも観たくなる
原作ファンです。平手さんが漫画の響に息を吹き込んでくれたかのよう。とても見事な実写。響の、周りと衝突しながらも信念を曲げない真っ直ぐな姿には勇気づけられ感動すらする。響が周囲の価値観を変えていく姿は爽快。原作ではふみも文芸部員も独特で濃いめのキャラだったが、2時間の映画で響の魅力を全開にするためか程よくマイルドなキャラでバランスがとれていたのも良かった。映像も美しい。予告では響がクレイジー少女の印象が強かったが、響の真っ直ぐな言葉に心が揺さぶられることも数回。笑いアリ、涙アリ、爽快感アリの面白い作品。日常のモヤモヤをスッキリさせてくれて、また観たくなる映画。
衝撃!
役者がイイ‼︎
描かれてることが正しいかどうかじゃなく、響という子がいたらこうなんだろうなと思わせるリアリティありました。それは周りの人間もリアルだからです。アヤカウィルソン、、すごい!可愛いのに孤高の人。。。
柳楽優弥のムカつく演技も小栗旬の死にそうな演技も、響の若さと無知との対比としてこれ以上なく機能してる。あと編集部の隣のデスクにいた黒田大輔の存在感も安定感がいいなー。
この監督の作品は初めてなのですが、メチャクチャバランスが良い、、音楽も、カメラワークも、、そしてテンポも良いです。
たしかに漫画に比べて親が出てこなかったり、説明は不足になるわけですが、えいがはえいがで1つの作品として見るべきで、そう考えると監督随分削ったなあと思いました。
だからテンポがいいのかな。
1個だけ言わせて
記者会見の前に、響の素性バレてますけど。
だったら会見中にフード被る必要性なくないか?
原作のあのシーンは、あくまで響の日常生活を守るためにやった行為で。
集まった記者達も、性別がなんとか判別できるくらいの情報しか得られてないはず、、、
制作側に何か深い理由があるかもしれないけど。
こちら側すると、原作パラ見で、なんとなく作ったように見えちゃいますよ。
全478件中、161~180件目を表示