未来のミライのレビュー・感想・評価
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なるほどね〜👏
予告で強調されていた「未来から来た妹との遭遇」
の話は、実際のところ劇中ではさほどメインではなかった。
他のレビューでも多く指摘されていたが、やはり登場人物とストーリー展開が散漫な印象を受けた。
そして、主人公のくんちゃん🙌
確かに幼児なのである程度の粗暴さは仕方ないとは思うが、だったらなぜ声優でもない成人女優を起用したのかかなり疑問。
可愛くセリフを言っているんだろうけど、少なくとも子供の声ではない。
なので、ただでさえ傍若無人な幼児の駄々が声のせいで可愛らしさはかけらも感じられず、むしろ不快だと思う。
最初から最後まで、主人公の声は違和感しかなかった。
源殿の声と麻生御前の声からの萌歌姫
スターライトパレードを頭の中で
流しながら、文字を打つ。
昼寝しながら、ぼんやり眺めてみた。
「未來のミライ」
細田守監督の作品は映画館に
足を運ぶようにしているのだが、
この作品は観てない、見てないと思いつつ。
今日見ることが出来た2018年公開作品。
1970年生まれの、2018年は私48歳。
この年を振り返り思い出してみる。
わたしは2022年
今年52歳になる。
わたしは、勿論
役所広司さんも黒木瞳さんも
大好き。
廻る、メグルを振り返り
今に直結ドリーマームービーに
一人お仕事を満喫させてくれました。
ありがとうございます。
大好きです。
細田サイケ
金曜ロードショーで初めて見て、相当困惑しました。
が、再度見て検討した結果、細田守監督作品では「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」と並ぶ好きな作品になりました。
…別の意味で。
まず、公開規模を完全に間違えてます。
都市圏のミニシアター単館上映が相応しいです。
全国公開するには相当前衛的な内容です。
意味不明なストーリーラインと、主人公たる「くんちゃん」はじめ個性的な登場人物は全て細田守の投影であり、つまりは「家族人となった細田守の自己開示」です。
(この解釈はとあるレビューからの受け売りですが、一番腑に落ちました)
家族人としての不安感、異物としての乳児、ケモノや少年への思慕、グイグイ来る妹etc...が巧みな演出と共に描かれます。
描かれますが、特に合理的な説明は一切されないので観客はおいてけぼりです。
…が、この各シーンこそが表題の「細田サイケ」と称せる箇所です。
ぶっちゃけそれだけの映画です。
が、先に挙げた「細田守の自己開示」という補助線があるとメタ的に楽しめます。
そんな難解かつ私小説みてぇな映画を全国公開すんな、って話ですが。
結構好きなんだけどなぁ
この世界観やっぱりすごいのよね。だからこそ勿体ない。
こんな短いスパンで完成形の作品ができるわけもなく、クオリティもそりゃ下がるよね。
このアイデアを理解してくれる脚本家に任せてたら、とてもいい作品になったのになぁー残念。
脈絡がなさ過ぎて後半割と苦痛
文句なく良かった「時かけ」「サマーウォーズ」から「おおかみこども」「バケモノの子」と順調に右肩下がり(個人の感想です)を続ける細田守監督の2018年作品。
ストーリーがなんだろう、脈絡がなさ過ぎて後半割と苦痛だった。
犬が人間になる意味は?まして主人公がその尻尾を自分に付けてケモノ化するのは謎が過ぎて感情が行方不明よ……。
ひな人形の件(くだり)も必要だったかアレ。
それよりもJK未来の魅力を描くことに尺を割くべきだったのでは。
曾祖父のシーンも事前の掘り下げがないのでいまいち入り込めず。
映像は綺麗。ネオ東京駅(適当)にはワクワクした。
とは言え今どきの劇場アニメってみんな綺麗だから群を抜いてと言う程じゃない。
そしてあのホラー要素は子供にはトラウマもんで見せづらい思う。
あとね主人公の声が絶望的に幼児らしくなくて向いてない。
上白石萌歌が悪い訳じゃないんだ。これはキャスティングした奴がクソ。反省してどうぞ。
子供が小さい頃を思い出して、ほっこりする
次女(9歳)のススメで、細田守作品を初めて見た。
子育て頑張ってた頃を思い出して、ほっこり。
自転車の練習をして乗れるようになるシーン、昔を思い出して、グッときた。
くんちゃんわがままだけど、可愛かったなぁ。
くんちゃん見てると、男の子の子育てもしてみたかったって思っちゃった。
この映画は、くんちゃんの小さな成長がメインテーマかな。
細田守作品、けっこう好きかもなんで、次は同じ時空を越える系の時をかける少女を見てみようかな。
35点
映画評価:35点
なんだか想像と違いました(苦笑)
どうやらテーマは
『家族』
だったみたいでして、
4歳児の目線から見た
様々な世界線旅行の話しです。
確かにって感じる所もありますが、
概ねこの家族に限っての事も多かったと思います。
何でわざわざ時間を作って
この家族の成長や経緯を見させられているのだろうと思ってしまいました。
というのも、
この家族に感情移入が出来ず、
好きになれていなかったのが要因かなと。
そりゃあ、どうみたって
この4歳児が可哀想です。
親の立場からすれば新しくて小さい子は物珍しいし、既存のワガママになりだした4歳児よりも可愛いのかもしれませんが。
いくらなんでも
放っておきすぎだと感じました。
父親は妻が怖くて家事しているって感じで
家族の事を見えていないし、
母親はザ・自己中
私の一番嫌いなタイプです。
おじいちゃん&おばあちゃんはモブキャラだし、
私は好きになれませんでした。
最後にタイトル詐欺とは言いませんが、
未来のミライちゃんは今作に必要なかったです。
ほとんどいなくても良いシーンでしか登場していませんので、そこが一番ガッカリでした。
過去改変物語系と予想していただけに
本当に残念でした。
次回作を期待しております。
【2021.9.18観賞】
やろうとしたことは評価できるがおもしろくない不思議な作品
一家の長男であるくんちゃんが、妹の未来ちゃんが生まれたことによって赤ちゃん返りし、駄々を捏ねながら庭の木の不思議な力で一家の先祖たちと交流し、くんちゃんではなく先祖たちがそれぞれのコンプレックスを解消して前に進んでいく物語。テーマは非常に良いと思うし、スタジオ地図の作画力はやはりさすがでとても美しかった。でも作品としてはおもしろくないというとても不思議な映画だった。
テーマについて考察してみる。
例えばくんちゃんの母親は、「弟とは仲良くしていた」とくんちゃんには言うがタイムスリップした先で母親と弟さんが遊んでいる様子は一切なかった。母親からすると弟ともっと一緒に遊びたかった、お姉さんらしくしたかった。そんな時くんちゃんが現れ、その願いを叶えてくれた。これによって母親は人間として成長し、前に進むことができた。
この作品のテーマは「今を生きることの大切さ」ではないだろうか。あの一家の先祖たちは全て「未来」の存在であるくんちゃんによってそのコンプレックスや悩みを解消してもらい、前に向かって、そう「未来」に向かって進んでいく。そのことによって今のくんちゃんが存在する。つまり過去の人たちにとって「現在」とは「未来」であり、生きる「希望」である。「希望」があるからこそ今日の「現在」の幸せがあるのである。ではその「希望」であるくんちゃんは何に縋れば良いのか。それが「未来のミライ」ちゃんである。このように過去と現在、現在と未来は繋がっており、過去があるから今がある。今があるから未来がある。過去も未来もお互いが支え合って生きている。「未来」での幸せを手にするには「現在」を大切に生きるべきである。細田監督は本作でこんなことを言いたかったんじゃないだろうか。
このように要素を取り出せば非常に良いテーマだと思うし、まだ無邪気な子供がその無邪気さ故に周りの人たちを元気にしていく、そんな描写は万人に取って幸せが伝わってくる良い画となるはずだった。でも実際にこの作品を鑑賞すると、なぜかおもしろくない。テーマや要素はいいはずなのに、おもしろくない。なかなかに不思議な映画だと思った。
クレヨンしんちゃんに?相手して欲しいけど、ひまわりが・・
〜ひまわりばかりをかわいがって、しんちゃんが全然相手してもらえずに、て回が有って。それを思い出しました。
四歳下の妹が居る身としては、子供の頃こんなだったのかなぁ?と思ったりします。
そうねぇ・・
こうなるよねぇ?
でも?二歳のイヤイヤ期なら未だしも?
四歳男児てこんななんかなあ?
お馴染みの?
黒木華/麻生久美子て声優陣に上白石萌歌さん(妹さん?)。
役者さんが声優をする事に否定的な意見も有りますが、俺はどっちでも良いと思います(宮崎監督の風立ちぬ→庵野さんのは、流石に無し!)。
プロの声優さんの完璧?な世界観。
俳優さん役者さんの醸し出す奥行きや?世界観。
プロ野球好きも?高校野球好きも?どっちも正答です。
分かってます。
四歳の男児が如何にクソガキか?てのは頭では分かってます。
でも?見ててこれはズッとイライラしたなぁ。
細田監督作品はうる星やつらの頃から好きですが?
本作はちょっと俺好みでは無かった。
オススメ度】☆③
上白石姉妹の可能性に未来感じる度】☆④
黒木華さんも麻生久美子さんも大好き度】☆④
90踏んで良かった度(もう十分短くても良い度)】☆④
細野監督に、庵野/新海/米林三監督。
ジャパニメーション界を、もっともっと引っ張ってて欲しいと思います。あい。
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タチコマの玉川さん、どのシーンでCVしてました?
主人公の声で全て台無し
酷い酷いと言われて避けてましたが、視聴機会があったので。
男の子の声が女の子になっていて酷い本当に酷い。
発する声がムカつく事耐えらなく視聴打ち切りしました。
細田作品はキャストチョイスが最悪なのでやはりかと
言った感じ。
メッセージ性云々より、ストーリーが頭に入らないぐらい
酷いので、海外吹き替え版で字幕が有れば再度見てみたいと思う。
本当にイライラしたので、初心者を使わないで貰いたい。
もしくは、1年以上、練習を行ってから出てもらいたい。
子どものうちから
自己探求をしちゃった。って話
時をかける少女のアニメ化で味を占めた監督が
時をかける少女を越える気概で製作したのだろうが
パッケージだけ豪華で中身サッパリなスナック菓子のような作品だと感じた。
だが、スナック菓子故に
なんだかわからない後味が残ってるw
細田版ツリー・オブ・ライフ
と言われてピンとくる人は見たら良いと思う。
甘えん坊の四歳児、くんちゃんの視点から見たスピリチュアルな冒険譚。
オープニング映像はとにかく素晴らしかった。 子育てをした人間であれば涙腺が緩まずにはいられないだろう。「おおかみこども」同様、短時間で手早く子供の成長や命の尊さを映すのが本当に上手い。
が、本編はどうだったかというと。
正直最後までノれなかったというのが本音だ。
この感覚のズレは細田作品では初めてで自分自身戸惑ったが、それが直ることは最後までなかった。
何をズレと感じたかというと。
くんちゃんのセリフや演技だと思う。
ちょっとした仕草や癖は実にリアルで子供らしく、自分の子供と重ねずにはいられない。
にも関わらず、くんちゃんが話始めるとその語彙のボキャブラリーの多さや、滑舌の良さに違和感を強く感じるのだ。
アニメならではのディフォルメ、と言われればそれまでだが。4歳児相応のリアリティのある演出と、明らかに成人女性が演じる"中の人"が見え隠れしてしまうくんちゃんの実像とでは、とてもアンバランスに感じてしまった。
これは意図的な演出だったのか、それとも意図しない違和感なのか、それは分からない。
しかしキャラクター造形の二面性を最後まで飲み込めなかったのが、ストーリーに没入する事を強く妨げていた感は否めないだろう。
ただその一方で、これまでの血縁者達の過去と未来。延々と続く人と人の繋がり、そしてその見せ方は素晴らしい物だった。
とても好きなシーンがある一方で、どうにも受け入れ難い演出もある。そんなアンビバレンスな作品だった。
見る人、見る時期や環境によっても感想は様々に割れるだろう。物議を醸す作品である事は確かだ。
演出家や脚色家が向いてるのではないか。
時は2021年8月最新作竜とそばかすの姫を見てから、自分の思い違いかも知らないともう一度前作の未来のミライも見てみた。やはり作家としてではなく演出したり他の人の作品を仕上げる方に向いているのではないかと感じてしまう。映像表現は、ただただ綺麗だと頭が下がります。未来のミライと言いながら監督自身の過去の思い出に寄り添い呪われすぎている作品だと感じるました。しかし!パンツを脱がない(自分の内面は曝け出さない)と言う意思表明した以上、一層新たな作家としての進化が問われるので、これからの作品に期待します。
子育て世代には刺さる作品
お話自体は男の子の目線で展開されていきますが、子育て世代の悩みみたいなところが丁寧に描かれています。子育ての経験の有無がこの映画への評価を大きく影響するように思いました。
ストーリーは大きな展開があるわけではありません。こまかなエピソードが積み重なっていくなかで男の子がちょっとだけ成長していくところが描かれていきます。言ったらそれだけなのですが、そういったわずかな成長を感じられるところが、人としての幸せの根源の一つであると感じさせてくれます。
大人の都合で描いた子供目線とか、批判したい人はいるかもしれませんが映画ってそういうものだし、人間なんて様々なんだから、「ひょっとしたらこういうことかもな」くらいに見たほうが楽しく見れますよね。
子育て世代、とくに子育てに悩んだり不安を抱いている人には刺さる作品だと思います。
声優って
もうね、主役のくんちゃんが出てきてすぐ
あ、ダメだって。
全然4歳の男の子じゃないんだもの。
やたらとわがままなくんちゃんが全く可愛く思えなくてね。
そして優しい夫とクールな妻ってのもなんだか。。。
あとから声優みて
星野源! 黒木華! とくんちゃんだけじゃなく女優、俳優勢揃いだった事を知りました。
くんちゃん以外は違和感なかったので、まぁ
子供役とかムズカシイのはちゃんと声優つかいましょうよ。。。
子供と楽しめる素晴らしいファンタジー作品
細田作品は竜そばが初めて。気になって過去作品をアマプラで色々見出した。
息子と大笑いする場面もあり、監督の人間観察力、想像力、繊細で躍動感あふれる作画も凄い!って思った。子育てしてると自分の子供の頃を思い出す。子供の知育玩具とか自分も楽しめるし、自分の幼い頃や親や周りから受けた愛情ってなかなか覚えてなかったり、人間て辛い過去の方が記憶に残って幸せだった思い出に黒いシミが広がって心に穴が開くのを感じて底なしの孤独な闇に落ちてしまったりする。
自分は弟がいたけど、お前はお姉ちゃんだから我慢しなさいってよく言われて、弟が産まれてくんちゃんみたいに駄々っ子になってた事思い出した。
くんちゃんはすごく賢い子で、周りの大人達の会話やお部屋の絵本を読んであんな凄い想像の世界を作ったんだね。ホント凄いよくんちゃんは。
子供って大人が思うより大人で大人の言う事や姿をちゃんと理解してたり。ドキッとさせられることもあるし。
自分も子供の頃から、母親は理想の娘像しか見えてなくて、母の期待に沿うよう必死に頑張って喜ばせたかったし。私の気持ちは全く理解されないし興味もない人だった。家出しようとか早く宇宙から迎えが来ないかなとか、なんでこの家に生まれてきたんだ?ここは自分の家じゃないとかよく思ったわ。
弟より成績が良かったし、くんちゃんのママのエピソードが一番グッときたなぁ。
ママの弟はくんちゃんの白昼夢には出てこない。ママのアルバムの話題には詳しいエピソードが出てこなかったかな?でも、ママは結婚するまで片付けられないって話してるの聞いてたから?子供のママと思いっきり家中散らかして壊して楽しんでママを理解しようとしたんだよね。
泣き寝入りしてるママをよしよししてあげたくんちゃん。自分も両親の心の苦しさを分かってあげたいって思ってた。
世の中のママ達がよく男の子はやっぱり可愛いって言うの聞いて、その通り。母も弟には全然怒らないけど私にだけ厳しくて勉強して良い大学に行き結婚するより企業戦士として生きる事を望まれたし。そう言う世代か?
男の子は純粋でママ大好きで可愛いんだよね。
外面が良くてイクメンアピールしたい父親の設計した家が段差だらけでとても家族で住む家とは思えない。
監督の話では依頼した設計者がやたら段差の多い図面を勧めてくるって言ってるの聞いて。
それって父親やこの家族の本質に関わる大事な話だしwあの家じゃ家族や子育てに全く興味ない人だってのバレるし。
イクメンなんて嘘くさいと思ってるし、男は台所に入ってくるな。台所奉行は一人が上手くいく。
家事とかやる男に限って、オレはこんなに我慢してるんだ!とかキレてDVしたりね。外面の良すぎる男は要注意なり。
未来のミライちゃんは将来ちゃんと結婚したいって思ってるみたいで。ウチは祖母からもらった立派な雛壇ずーっと飾りっぱなしで、子供ながらに母は結婚させる気ないなって子供ながらに思った。
母は大家族で育ったけど、父は単身赴任の多い仕事人間で共働きだったから。母なりに必死に彼女が願う子供の幸せの為に頑張っできたのは頭では理解するし。
幼いくんちゃんが未来ちゃんにバナナあげてて、大きくなった未来ちゃんがお兄ちゃんバナナ食べる?って聞いてたのほっこりした。仲良し兄妹って感じでは無かったけど。
それも分かるんだよな〜。
この夫婦この先大丈夫かな?
って思わせる現実世界で締められた。
子供の描写や白昼夢の世界はとっても素晴らしかっただけに。
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