ニンジャバットマン
劇場公開日:2018年6月15日
解説
アメリカの人気ヒーロー「バットマン」を日本のクリエイターがアニメーション化。日本の戦国時代にタイムスリップし、歴史改変をもくろむジョーカーをはじめとした悪党たちを相手に、現代の最新テクノロジーから切り離されてしまったバットマンが戦う姿を描くオリジナル長編作品。テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のオープニング映像や「ポプテピピック」などで注目されるアニメーションスタジオの神風動画が手がける初の長編劇場アニメで、同スタジオ代表のクリエイター、水崎淳平が監督を務める。脚本を「劇団☆新感線」の中島かずきが担当し、キャストには山寺宏一、高木渉、加隈亜衣、釘宮理恵、子安武人、大塚芳忠ら実力派声優が集った。
2018年製作/85分/G/日本・アメリカ合作
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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元からバットマンのファンの方には申し訳ないが個人的にめちゃくちゃ好きです。
設定がぶっ飛び過ぎてて「ニホンのオタクがニホンのオタク要素満載のバットマン作ったらどうなるか」という結果だと思います。
作った本人達も確かパンフレットで「小学生が考えそうな事をそのまま通した(意訳)」というような感じの事を仰ってたので、本当にバカバカしい(笑)
脚本がグレンラガンやキルラキルの中島かずきなので、ああいう勢いで進んでいく感じです。なので、この二作品が好きなら好きかもしれません。
神風動画のCGの2Dライクな仕上がりには3D嫌いの自分でも納得の画面作りでした。
あんなに2Dに近づけるには相当の手間暇がかかっているのでしょうね…。
でも受け入れられないとか話が雑とかつまんねーと言う人の言い分もわかります。
合うか合わないか、キミの目で確かめてくれ!
2022年3月24日
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鑑賞方法:VOD
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いや楽しかった。何がどうなってこんな作品が仕上がったんでしょうね。バットマンがいつも投げてるロゴの形の武器ってそう言えば完全に手裏剣だし、黒装束だし、忍者×バットマンのコラボは必然だったか…
高木渉のジョーカー最高じゃないすか。奇怪な高笑いと面白ければいいという性格が見事に出ていた、もっと聞きたい。
ハーレイクインとセリーナのエロさもたまりません。深夜アニメ育ちの私にストライクなスタイル、声(重要)、顔、動き。ジョーカーの船が炎上したシーンで物見の上からジョーカーと並んでバットマンを見下ろすハーレイクインはスマホの壁紙にしたい画でしたね。
あと猿を操る笛をロビンが吹くシーン。猿(モン吉)が笛に乗ってペタペタとトーンホールを押さえるメロディーを作るとこ、演出が可愛いすぎて三度見しました。何あれかわいい。三度見てやっと次に進んだら、モン吉のメロディーで操る猿では敵の勢力に押されてるみたいです。すると足元にもう一匹の猿(モン美)。二匹でペタペタとトーンホールを押さえるとより複雑なメロディーが出る。なるほど道理だなと思いました。この一連のシーンは多分一生忘れない可愛い。
あとジョーカー操る大合体ロボでぶっ放してバットマン一味を蹴散らした時、ふわぁ~とあくびをして「こりゃちょっと強すぎだろ。面白くね」と飽きてしまいます。今さらですが、これがジョーカーだなと。蹂躙だって退屈なんですよね。争いそのものが面白くって楽しくって大好きな彼には。だから攻められると、焦ったり怒ったりしますが、あれもフリというか自分で自分を盛り上げているだけなんでしょうね。最後バットマンに「ヒーローは大変だな。お前は俺を殺せねえ。けど俺にはお前を殺せるんだよ」と言い放ちますが、ジョーカーにもバットマンは殺せませんよ。だって面白くなくなるから。それが一番ジョーカーにとって不快ですからね。
空に扇模様が並んだ背景だったり水筆タッチだったり、アニメとして絵がとてもきれいで、こんなのはじめて観ました。ストーリーとか哲学とかケチつける気にもならず、観てて楽しかった!いいもの観れました。いい映画ですね。
2022年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
クライマックスの巨大ロボット登場までは良かったが、最後の最終兵器が猿の大群や組み体操ってのが凄く残念だった。
決め手が猿ってなんやねん!
脚本ができあがったら友達に読んでもらったらいかがだろうか?
そしたらきっと、こう言ってもらえていたただろう。
「すまない・・・面白くなさすぎて最後まで読めなかった」