ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男のレビュー・感想・評価
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酔っぱらい宰相が一番輝いた4週間
奇跡は、強い意志が起こす!
不可能は可能にできる!
奇跡は起こすもの!
という、神からの強い啓示を頂きました!
行き詰っている、政治や、財界(社長)などの孤独なリーダー方へ
ぜひ観て頂きたい!
「正しことを貫け」と神託のようで、大きな勇気が沸きます!
強い意思が、逆転を起こす
「自己犠牲してでも、人々の幸せに行動するとき、神の助けが入る」と聞きましたが、本当に強いパワーをもらいました。
ダンケルクの裏側
全くノーチェックの映画だったんですが、このポスターの男の方がゲーリーオールドマンだと知って、俄然興味がわきました!!
ダンケルクで予習しておいた方が良いとも聞いて、ダンケルクもバッチリ見てから、参戦しましたが、ゲーリーオールドマンすごい!!の一言に尽きますね。
上映時間の8割は、ゲーリーオールドマンの台詞だったんじゃないか?!ってくらい、ゲーリーオールドマンの独り舞台やし、もはや、ゲーリーオールドマンの原型は目のまわりだけなんですが、特殊メイクさえも自分のものにしてる!!
民間船のシーンが出た時は、ダンケルクの漢なおじいちゃんを思い出して、思わず涙してしまいました。ダンケルクで、カレー部隊の話でてきたんかな?ダンケルクとウィンストン・チャーチル連続でもう1回見直したい!!
さすが戦争屋!
演技に映像に引き込まれた。ヒトラーと戦うチャーチルのお話
とても素晴らしい映画でした。飽きの来ない映像に見応えある役者の演技。そして音楽。どれもすばらしかった。観る前は閣議を行うシーンが多めで飽きそうかな、とか思ってたのですがそんな事はなく、俯瞰して見たようなアングル、タイプライターの軽快な音、カッコイイ字幕、構図、作り込まれたイギリス王室の背景など絵的な面白さ満載。飽きずに最後まで見れました。
戦場の描写はすべて俯瞰で描かれていたのも印象的でした。地図や情報を元に作戦を決めていく政治家達のような視点ということなのでしょうか?その辺も色々と考えさせられました。
絶望的な状況に追い込まれたイギリス。
最悪のタイミングで首相になってしまったチャーチルが葛藤と苦悩をしながらドイツに降伏しようとしていたイギリスを如何に救ったかというのが全体的な流れです。ただ結局チャーチルはどのような策でドイツを追い込んだか?というのが分からなかったのでちょっと残念だったなぁと思いました。
普通のゲイリーが見たい。
わかっていたことではあったが、基本的に室内劇で、ジョー・ライトはそれが得意。ということも予測できていたのに。
チャーチル(ゲイリー・オールドマン)が首相に就任してから、ドイツに対して徹底抗戦を宣言するまでの苦悩の期間を描く。
本作はゲイリー・オールドマンの独壇場で、ひとり芝居といってもいいくらいであった。
が、室内劇であることとあいまって、映画的ダイナミズムに欠けることになった。
室内劇なら群像劇にすべきであった。そして、群像劇に不可欠なのは豪華キャストである。
辻一弘がメイクアップでオスカーをとり、ゲイリー・オールドマンの演技もオスカーに値する素晴らしいものであった。
でも映画としてはもうひと工夫ほしかったかも。
言葉の力
ノーベル文学賞も受賞した雄弁家、作中で言う言葉の魔術師であるウィンストン・チャーチル。
多少の歴史知識を入れておこうと調べたものの、まぁ色々とありすぎて入りきりません。
他の方のレビューにもありますが、これはチャーチルの政治人生のほんの一幕でしかない。
迷いの無い、時には汚めの言葉で相手を罵ったり、自分の考えでねじ伏せていた頃から、追い詰められ、悩み苦しみ涙するところまで。恐らく歴史を大いに変えたであろう決断を出すまでを人間くさく描いていて、非常に見応えのある、後半部分でした。
前半部分はちょっと入り込みづらいかな、、
政治という、未来永劫あらゆる人間に影響する問題に対して、真摯に向き合うリーダーに出会いたいものです。
やっと鑑賞!
近くの大きな映画館で公開されておらず、ようやくミニシアター系映画館で鑑賞。そんなに期待されてないのかな…と不安になりましたが良かった!
脚色入ってるのはわかってましたが、一国のトップとして悩み、孤立し、葛藤する様は多分真実だろうと思うので。祖国の誇りか屈辱の降伏か、その重圧に観ているこちらが吐きそうだった。ダンケルクを先に観ていたので別の側面でも楽しめた。
チャーチルの決断は今だからこそ、よく言った!と思うけど結果論だよね。負けてたら国民を煽った戦犯扱いされてたかも?戦争に勝つまでの5年間のチャーチルの気持ちを思うと胃に穴空きそう。
チャーチルが可愛らしくて、滑稽で憎めない。ゲイリー・オールドマンのチャーチル姿だけでも観る価値あり。途中のルーズベルトとの電話は本物の音声?
ファシズムとポピュリズムの間
真面目な政治映画かと思ったら、ユーモアに溢れた温かい作品だった。チャーチルと国王のやりとりが毎度クスリとさせられる。
そして何よりアカデミー賞を獲った主演のゲイリー・オールドマンの演技には引き込まれる。だらしなくも愛嬌があり、奥には堅い信念を持ち、同時に相手に寄り添う優しさを持つチャーチルの人柄を立ち振る舞いから表していた。
独裁のナチスヒトラーをテーマとしつつ、ポピュリズムが蔓延する世界において、その間の、譲らない信念を持ちつつ国民の声に耳を傾けるあるべき政治家の姿が描かれている。
政治家とは、軍隊を武器にするのではなく、言葉を武器にする戦士である。
そして、人々の幸せに繋がる選択を信念を貫き最後まで考え抜く勇気が必要である。
「成功も失敗も終わりではない。肝心なのは続ける勇気だ」by W.チャーチル
なかなか良かったです。
肝心なのは続ける勇気
かなり耳の痛い格言だが、真理なのであろう。
ウィンストン・チャーチル英首相のダンケルクでのダイナモ作戦進行中のナチスドイツとの戦いの決断を描いた作品である。正直、ヨーロッパ側での第二次世界大戦の話なので、アジア側である自分たちには伺い知れぬ話なのだが、それを抜きにしての、局面に於ける『決断』という行為を一つの例として構成された内容である。戦時中なので、戦意高揚は致し方ないのだろうか。。。日本でも同じ決断があったという事実があり、タラレバを考え出したらキリがないのはわかりきったことである。歴史は所詮過去であり、色々なレイヤーが重なっての帰着となるのであって、もしこうしていたらなんてのは愚の骨頂であろう。過去から学ぶなんてのは、絵空事だ。人間は神ではないのだから、未来を予測など出来ない。あくまでも今作品は教訓めいた面持ちで観るべきではない。これは歴史であり、それ以上でもそれ以下でもない。それはあの時代に同時期に起こった数々の局面を照らし合わせてみても共通性は見いだせないことに由来する。
第二、第三のヒットラー的人物が今後現われないとは限らない。候補は幾らでもいる。そしてまた人類は同じ過ちを繰り返す羽目になる。そうして歴史は又ページを増やしてゆく。世界はそういうものなのだ・・・ ほんとに虚しい。只、虚しい・・・
追記:やはり他のコメントにあったライトウィングな内容に、危惧していたのが現実になって、失望感に打ち拉がれた。。。そいつは一体今作品の何を観ていたのか?歴史に『タラレバ』はない。結果だけがそこに記されてるのみだ。表層的なドラマに酔いしれるのは脳内だけにして、コメントするなと叫びたい。
脚色があるんだろうけど
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