ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男のレビュー・感想・評価
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2018年3月16日
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鑑賞方法:試写会
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チャーチルに扮したゲイリーオールドマンの演技も(恐らく。本人の映像音声知らないので)素晴らしかったと思いますが、個人的には秘書でタイピストの女性に感情移入してしまいました。兄をダンケルクの戦いで亡くしたのに、それを言わずに(言えないですが)黙々と作戦の手紙・電報をタイプする。彼女の心の葛藤が溢れ出てしまったあのシーンが一番感動しました。
もっとガンガンリーダーシップを発揮して、巧みな戦術でヒトラーを破った話かと思っていましたが、最後まで悩んで国王や市民に背中を押されて決意したというのは意外でした。
2018年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
去年の「ダンケルク」は兵士側の話ですが、これは政治家たちの話でした。
想像よりドラマチックな感じで、チャーチルのトップならではの葛藤な人間味に迫った感じ。
ダンケルクに出て来た"カレー"の状況がわかってより楽しめたので、ぜひセット売りして欲しい。
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邦題に「世界をヒトラーから救った男」とあるが、映画を見る限りチャーチルが救ったのは自国だけではと感じる(原題は『Darkest Hour』)。また、劇中でチャーチルが演説で議会を「最後まで戦うぞ!」という空気にしていくところを観ると、ヒトラーとチャーチルの違いはなんぞや?という疑問が沸いてくる。他国の侵攻から国を守ってくれた人をイギリス人が美化して描くのはもっともだと思うが、第三者的に見ると、ヒトラーもチャーチルも負けず嫌いで選民意識が強い好戦的な白人にしか見えない。