「おもしろかった、」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 みけいさんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろかった、
自分の好みからすると、政治家の内部のあれこれやら会議やら派閥やらでウダウダとしてる映画は好きではない。
でも、この映画は、そういう部類であれど、時代も時代、状況も状況、そして「彼」のキャラもキャラ、見入って楽しめた。
誰しも、あの状況であの立場になったら、すべてが丸く収まる方法なんて出せやしない、でも、葛藤しつつも決めないといけない。
その決める過程が、その立場のその人物によっても変わってもくるし、その決定も変わってくる。
電車内のストーリーは、ホントにあったんだろうか、フィクションではあろうし、Wikipediaでも見返してみようと思うけど(笑)、赤ん坊がいる車内でタバコでも葉巻でも吸うのはどうかと思うが、それが脚色、演出でも、ここまで庶民の声を聞いて国の決定を考えるリーダーがいればなあ、それがいつの世でも政治家の根本、本来の姿だよなあ、と思った。
この続編、「彼」の終戦までのストーリーの映画もあるのかなあ、バトル・オブ・ブリテンとか、そのあとの「鉄のカーテン」の演説あたりとか、「彼」の生涯を、同じキャスト、同じ雰囲気でぜひあってほしい(笑)
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