君の名前で僕を呼んでのレビュー・感想・評価
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パパがいいこと言ったね。
もーっとエロス推しだと勝手に期待していて、ちょっと肩透かしを食らった気分でした。
楽しめたは楽しめたんですがね。
思春期の通過儀礼的恋愛物語なんですが、新しい点があるとしたら、ホモセクシュアルとヘテロセクシュアルの差異の無さでしょうか。
男子であるエリオも周りの人も、惹かれた相手が男性だってことに思い悩まない。ただ惹かれたことによる喜びと悲しみに浸るというのが目新しいかなぁと思いました。
夏の終わりにエリオのパパがなんかいいこと言ってて、ジーンとしたのですが、もうなんて言ってたか忘れました。
婚約者がいるのに高校生に手ェ出して捨てるって、オリバーまじゲスですね。
字幕翻訳・松浦美奈
美しいけど
..... i remember everything :((
Call Me By Your Name
なんとも言えない胸が苦しく切なくなるストーリー。
全体的にセピアで(イタリアの色かもしれないけど)切なさが溢れ出る。
いやらしい粗っぽさなんてどこにもなくて、すごくただすごく切ない。
最後のis it that video? っていうあの声の音楽が頭に鳴り響く。
ずっと暖炉の音とエリオの顔が印象的だった。
「エリオ エリオエリオエリオ…」って電話で囁くのに「Oliver……. I remember everything. オリヴァー…君のことは何1つ忘れない」っていうその返しがまた切ない。
恋と愛について(対比ではなく)
想像を遥かに超えて圧倒的かつ細やかな、恋と愛についての映画だった
途中まで「眺めのいい部屋とモーリスを足して80年代に持ってきた感じ」くらいに思ってみてたらとんでもなかった
この距離感と当事者感覚の両立ってなかなか達成できない気がする、そういう意味でもとても大人な視点で紡がれ、仕上げられた作品と思った
しかも83年ってのがバブル前夜のわたしの好きな年、絶妙!エリック・ロメールを思い出すような絵だが、ちゃんと見る者を引きずり込むしっかりした演出
女の子たちや両親をはじめ、皆の描かれ方に愛があるのがまた素晴らしい
この歳だからこそ見ながら考えていたことを、終盤で登場人物がすべて語ってくれ、涙で顔が痒かった
James Ivoryは老齢に至って流石というべき置き土産を(殺すな) 原作も楽しみ!
悪くないですが
美しい一夏の恋!
感情の揺れ動きの現し方が、非常に繊細で、オリヴァーへの想いを作品上で、一切心の声を語る事なく
エリオの表情で現して行く事で、エリオのオリヴァーに対する想いが、観ているこちら側にも伝わって、ドキドキしっ放しでした。些細な表情の変化でエリオが傷ついたり、喜んだり悲しんだりが、とても苦しかったです。
エリオの片思いに見えた恋も、オリヴァーは、エリオの儚くも若さ溢れる美しさに惹かれ、でも年の差や、同性ゆえに気持ちをオリヴァーの方がセーブしている所もあったり、エリオがオリヴァーへの感情を誤魔化すために女の子と付き合ったり、それもとても切なく感じました。
最後、エリオのお父さんがエリオに言ってくれた言葉にとても涙が止まらなかったです。多分観ている人の誰もが共感したと思います。
非常に監督はよくわかってらっしゃると拍手したいぐらい、一つ一つの王道BL萌えポイントシーンを詰め込んでくれてて、素晴らしかったです。オリヴァーの出した結論は、正しいと思います。
そして何よりティモシー君が美しい。。
感情の深いところも知りたくて小説も読みました。
きみに知って欲しかった
戦争記念碑の周りを巡りながら、君に知って欲しかったと呟くシーンから、二人の関係が広がっていくのが好きです。最後にオリヴァーから電話で結婚報告を聞いた後、暖炉の火を眺めながら泣くところ。恋の甘さと失恋の苦しみ、友人の幸せをいわう幸福が入り混じって、人生の一番良い瞬間がここにあるなと思いました。誰もが経験出来ることではない。でもエリオは見た。自分の心に素直になったから、見れた。自分の名前で相手を呼ぶことが愛の告白である二人。家族からエリオと呼ばれてこの映画は終わりましたが、自分の名前を呼ばれるたびにあの夏を思い出すんだなと、幸福な呪いのようだと思いました。
当初の上映期間は地元での上映はなかったので小説読んでから追加上映することが分かり観た
映画はほんとに簡単にまとめただけなので映画を観ていいと思ったら絶対小説読んで
異性愛物語が主流で同性愛物語は異端とされているが後者の方がより障害があってハラハラドキドキする
カメラを手持ちで映すやり方がとても合っていた
ティミーの高ぶった時の臨場感
アミハマのエリオにそっけなくされた時の落ち込み
キャストの演技や製作 全てが完璧だった
もう言葉で言い表せないので気になる人は絶対観てほしい 後悔はしない
何度も観たくなる美しき2時間
前情報なしに観ました。
なぜいつも
こーゆうたぐいの映画は大抵別れで終わる。
どーしてハッピーエンドじゃいけないんだろう?
ラストシーンはドランの真似に見えたり。
主人公の家族が素晴らしすぎて、エリオは大丈夫と安心したり。
ママに迎えに来てと電話するシーンに涙が止まらず、父の慰めが全く心にしみなかった。
ある種の悲恋物語
初めてミニシアターで映画を観に行った。
長崎での公開1発目と割引デーであったことから、平日の昼間なのにお客さんが多かった。
男女比は女性が多め(若い女性が特に多し)。男性もちらほら。
話が進むにつれて、主人公2人の心の距離が縮まっていくのが面白かった。
「好き」という気持ちが抑えられない2人の想いが重なって熱い恋をしている場面がとても印象的で、
たとえ相手が同性だろうが、「恋」の仕組みは一緒なんだろうなぁと思った。
だから、相手が結婚すると聞かされた少年は、とてもショックだったろう。
ひと夏の恋とはいえ、少年にとっては大きな出来事に違いないし。
ラストシーンは、それを表しているようで、なんか切ない。
したがって、本作は、ある種の悲恋物語だ、と見終わった後に考えた。
本作の中に、少しきわどいシーンがあるため、心の準備をしてから観ることをオススメする、
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