グリンチのレビュー・感想・評価
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グリンチとシンディの物語
クリスマスの日に鑑賞。
ひねくれ者のグリンチが、クリスマスを盗み出すためにとんでもない計画を思いつきます。
グリンチが愛犬のマックスと共にクリスマスを盗むために様々な作戦を立てて準備しますが、途中でギャグ要素もあるので、彼らのやり取りが漫才みたいで面白かったです。他にも、彼が使用する機械が怪盗グルーにあるようなユニークなデザインとなっており、見ていて飽きることはなかったです。
また、女の子のシンディ・ルーが、忙しくしている母のために仲間と共に奮闘する姿もよく、もう一人の主人公として活躍していたようにも感じました。
家族で楽しめるクリスマス映画になっていました。
53歳ひねくれ発明家が生きづらさから解放されるまで
きちんと謝れるグリンチ。
偉い。
警察沙汰にならない子供向け作品の中でしか許されない悪行だが、知って爪弾きにしない村。
グリンチの根っこ。
腐りきってはいなかったよう。
クリスマスは盗めないらしい。
心にあるから。
なら、普段からそうしたら?
クリスマスだけやたら浮かれて、クリスマスだものと普段は目もくれないマイノリティを受け入れて親切にして、やたらと集う。集う中に加われないみじめな寂しさが嫌だから、やたらと恋人探し。
クリスマスに排他性を感じる人は実は大多数だと思うが、みんな排他される方に入りたくないから、続いてしまう世界的行事。
グリンチも、チョコレート工場長チャーリーもおんなじ。
子供の頃からなんだか生き辛くて多数派に入れなかった。そこで誰かしら気が合う友達が見つかってれば良いが、しっくりこなかった。
大人になって、悪人ではないが、社会と関わる疲労を知っているから距離を置く。
それってさ、
・話せば同情されるのも嫌だが、ひどく心が傷つく経験で高い感受性が身に付いてしまった
・頭がよく周りより悟ってしまう
・ひとりでできてしまう能力
性格が捻くれているからという理由ではなく、
色々な要因が合わさっていると思う。
だから、同じくらい能力が見合う人間といないと楽しくなくて、わざわざつるまなくてもいいかとなるのでは。
実際、処理能力の高いシンディ・ルーの母親とはグリンチはうまくいく様子。
なんか馴染めないなぁと思ったら、
クサクサして意地悪をばら撒いて嫌われる前に、
環境ごと変えて、関わる人を変えてみて欲しいなと思う。
プレゼントを開けようか我慢する時のグリンチの鼻の下と唇の動きがなんか可愛かった。
ジムキャリー実写版を子供の当時観てその時も思ったが、グリンチ目線よくわかる。
だけど、見た目で損してる。
なんで緑なの??どういう生態?
幼虫シチュー?え??
単純だけどホッコリします
クリスマスシーズンに見ればよかったな。
子供達と自粛期間に鑑賞。
ひねくれ者のグリンチ。
でも、生まれた時からひねくれてた訳では無く、
子供の頃に寂しい体験が彼の心を淋しくさせた。
そんな悲しい記憶のクリスマスにずっと心を縛られ
ていたグリンチも、小さな女の子のあったかい心で
優しさを取り戻した。
大嫌いなクリスマスに浮かれ騒いでいる村の人たちに
意地悪してやろうと思っていたら、それをきっかけに
いろんなことに気づかせてもらえたグリンチ。
最後には仲間も増えて、クリスマスを一緒にお祝い
心がホッコリするクリスマスムービー🎄
クリスマス以外、彼らは何をしているんだろう
カンバーバッチ版(字幕スーパー版)で鑑賞。別に大泉洋が嫌いなわけでも、日本人向けの作り込みが嫌だからでもなく、ベネディクト・カンバーバッチの大胆なチャレンジに興味をかき立てられたからです。
映画の出来としては、ごく普通だと思います。特にけなすところもなく、出てくるキャラクターはすべて愛らしく、原作に対するリスペクトもあり、ラストに向けての盛り上がりは、思わずほろりとさせられます。ついでに言うなら、クリスマスの賑わいが、ちょっぴり苦手な私としては、グリンチの気持ちが理解できなくもないので、応援しようとまでは思いませんが、見守っていたい気にはなります。必ず失敗する意地悪も、見ていて笑えますし、憎たらしいけど憎めないアクセントになっています。
飼い犬のマックスも、どこまでも主人に尽くす性格で、こんな犬がいたら本当に飼いたいよ。と思いました。だから、ひねくれて、孤独が好きなグリンチも、真の意味では孤独じゃない。ごく身近に理解者がいるのです。
ここから先は、個人の映画鑑賞日記なので、映画の内容とは全く関係ありません。読み飛ばしてください。
「グリンチ」かあ、カンバーバッチで観たいけど、字幕版どこもやってないなあ。あ、T-JOYでやってる。となると、車で30分移動か。40分前に出発すれば間に合うな。そして今日が日曜日ということをすっかり忘れ、歳末の繁華街の渋滞に巻き込まれる。念のため次の時間を調べたら、6時間後。ないない、そんなに待てない!ようやくたどり着いた駐車場は満車。近所をぐるぐる回遊し、運よくコインパーキングに駐車して、映画館に急ぐ。上映まであと3分。映画館は9階にあるが、エレベータに乗るための行列が出来ている!!!ベビーカーたためよ!心の中で叫びながら、3回待ってようやくギチギチのエレベーターに乗れた。すでに時間を3分過ぎている。まだ、予告編やっているよね。と、心の中で言い聞かせつつ、気持ちを保つ。
今日は、ポップコーンは無し!無事、座席に付いたときには、ミニオンが、すでに暴れまわっていた。まあいい。今日はグリンチを見に来たんだから。そして感動して(ちょっぴり涙して)席を立つ。いつもなら、パンフレットを買ってから映画館を後にするが、見たことのない長蛇の列が出来ている。T-JOYは、映画グッズも充実しているので、物販を求める人たちだろうか?一瞬考えたのち、駐車場の料金のことが気になった。確か20分200円だったはず。よく覚えてないが。ということは、この列が自分に回ってくるまで400円はかかるだろう。バカらしい。パンフレットは無し!あきらめて、帰ることにする。
駅前の喧騒を通り過ぎて駐車場に急ぐ。そんなときに限って、まるで『バーフバリ』に出てくるような外国人が、何かの活動をしているのに捕まる。署名と寄付を求めて。「なんでオレ?」「なんで今?」と思いながら振り切ろうとするが、甲斐キャノンばりの固いディフェンスで、通れない。いつもなら、無視を決め込むが、『グリンチ』を見たあとの気分は、誰かに優しくしてあげたい。きっとそんなオーラが出ていたのだろう。仕方なく、あるだけの小銭を寄付し、ようやく振り切った。そこでハタと気付く。「あ、小銭がないと、車が出せない」わざわざ、遠回りして、コンビニで欲しくもないグミを買い、小銭を手にしてパーキングの清算。ちょうど1000円!「グミ要らんやん!」
次からは、パーク&ライドにしよう。その方が安いし、手間がかからない。と、思っていたら、ちょうどラジオから流れてきたニュースで、家の近所の駅で、人身事故。電車が止まっているそうな。もし、電車で行ってたら、帰れないことになってたな。まあ、塞翁が馬なんて言うし。映画が楽しかったからそれでいいか。
2018.12.17
子供がいい子になるかもしれないクリスマス映画。
ネタバレは含みません。安心してください。
ストーリー
一言で言うと、クリスマスで子供と一緒に観るならちょうど良い映画。
ギリギリネタバレを避ける言い方をするなら、緑色の怪盗グルーです。このグリンチはミニオンで有名な怪盗グルーシリーズと同じ製作会社なので自然ではありますがね。
また、映像はとても綺麗でクリスマスの輝きがうまく表現されていていました。
字幕版と吹き替え版
(ベネディクト カンバーバッチや大泉洋さんを知らないお子さんなどにとっては全く関係のない話です。)
英語版グリンチ役のベネディクト カンバーバッチさんが個人的に好きなので字幕で観ました。もちろん素晴らしい演技でした。しかし、グリンチというキャラクターに寄せすぎてカンバーバッチ感が少し薄く、カンバーバッチさん目当てで観た僕にとって彼の声である必要性があまり感じられませんでした。なのでもう一度、今度は大泉洋さんの吹き替え版で鑑賞。もちろん大泉洋さんの演技も素晴らしかったです。しかし、こちらはこちらで大泉洋さんが強すぎてグリンチというキャラクターが大泉洋になったかのように感じました。
どちらもそれなりの良さがあったためお好きな方で鑑賞することをおすすめします。
字幕版 : もともとのグリンチを知ってる方むけ。(実はあのホームアローンにも一瞬だけテレビアニメのグリンチが映ります。)
吹き替え版 : ただこの映画を楽しみたい方。大泉洋さんのことが嫌いではない方むけ。
シンプル故
序盤はグリンチがどういった人物で、いかにクリスマスが嫌いかをナレーションと共に説明してくれます。
最初から最後までとてもテンポが良く見ていて飽きません。
ですが最後、村の人々がグリンチを許してくれたことに関しては、全くと言っていいほど説明がなく自分で汲み取る他ありませんね。(恐らく、グリンチが独りぼっちだったことを知り、寛大な心で彼を許したのだと思います。)
ですが、説明がないからこそ“人の心”は理屈では語れないんだ。と村の人々の表情や暖かさがそれを感じさせてくれました。
とても心温まりそれでいて面白い作品でした!
毒々しさがなくなってた
孤児院で育ったエピソードとか、なにかとグリンチに感情移入してしまい、そんなに悪い奴じゃないと最初から思わせてくれる。村人たちに対してもひどいことはしてなかったようだし、要は敵はクリスマスじゃ!みたいな感じで物語は進む。
そういや、グリンチの顔も怖い部分がないし、日本語版を担当する大泉洋のイメージにぴったり。そして、洞窟の中にパイプオルガンを備えているという音楽好きでもあるし、クリスマスソングが嫌いなだけ。ちなみに彼が演奏するのはオール・バイ・マイセルフ=ラフマニノフピアノ協奏曲第2番だった。まぁ、独りぼっちなんだからラフマニノフではなくエリック・カルメンの曲なんでしょうね。
イルミネーション・エンターテインメントらしいアニメでした。
35点
映画評価:35点
クリスマス嫌いのグリンチが、
クリスマス好きの町の人たちを邪魔するべく
孤軍奮闘する物語。
最初の60分くらいは
グリンチがいかにクリスマスを憎んできたかと、
ヒロインの女の子がクリスマスに賭けているという説明。
ほとんど必要に感じなかったのですが
最後の30分はテンポが良く楽しかった
少女との出会いでグリンチの考え方が変わっていきます。
クリスマスが嫌いなんじゃない、
独りぼっちが寂しかっただけなのだと
(犬のマックスがいつも一緒にいたから少しは良いのでは?と思ったのは内緒)
内容自体は浅く、少しわかり辛い点も多かったですが、雰囲気はとても良い映画でした。
私はクリスマスが大好きなので
内容うんぬんではないですが
雪やイルミネーション、装飾なんかがキレイだったので見た目がとても楽しめました!
【2020.8.17観賞】
緑いろ。🍀
おもしろい。
おしゃれなグリンチ。
ひねくれているけど寂しがり。
皆が好きなクリスマスが大嫌い。
吹替えを大泉洋が担当してますが、初め何か変?
と思いましたが観ているうちに合っているかも。
と納得しました。
最後は村の人達と仲良くなってhappyend。です。
でも。グリンチはひねくれていた方が。
グリンチらしいかも。
子供には観せていい孤独なおじさんの物語
ファンタジーなのでかなりマイルドな仕上がりになっているが、これがアニメでもなくファンタジーでもなく、リアルな孤独なおじさんを描いてしまうとホラー映画になってしまう。
グリンチには立派な家もあり、温かい近所住民がいて、ある程度生活もままなっている部分がリアルとはかけ離れている。
それを綺麗に王道な子供が観ても引かない作りに仕上げてある。
だから子供向けの作りになっているので、大人がとやかく言うのは筋違いだ。
しかしながら、孤独なおじさんが愛に目覚めるなんていうのは子供向けのテーマではないと思うのだ。
未来が確定していない子供がこの映画を観て、一体何を想うのだろうか?
1人あぶれて、孤独な人間を救ってあげようと思う子供よりも、そんな人に「あいつはグリンチだ!」と指さす子供の方が多いかもと思ってしまった。
なんか、よくわからない映画でした。
うーん、話のテーマと描き方がマッチしていない様な気がしました。
出自に恵まれず、寂しい幼少時代を過ごしたグリンチが、みんなにも同じ悲しみを味合わせようとして、クリスマスを盗む。この行為を、『とっても悪い事。許せない』と描き「悪いことをしたらグリンチみたいになるよ」と親が子供に教訓っぽく伝えるためならば、グリンチをこんなにコミカルに描いてはいけないと思う。
逆に、『寂しさのあまり、イタズラしちゃう事もあるけど、それは許してあげようね。』というメッセージなら、やっぱりクリスマスを盗むシーンが楽しすぎて、『イタズラ楽しそう。最終的にみんな許してくれるなら、ちょっとぐらいイタズラしようかな?』となりそうな気がして、やっぱりミスマッチ。
そもそも、そこまで面白いとは思わなかったので、メッセージを気にする必要もないのかもしれないけど。
グリンチの気持ちよくわかる
クリスマスなんぞいらん。
ほんとに邪魔くさい。
かなりグリンチ寄りで映画観てました…。
でも、すみませんでした。
作中の清い子どもたちにグリンチごと癒されてしまいました。
危うく泣くところだった。
クリスマスに独りぼっちを拗らせて53年もとかグリンチが憐れで。
改心する流れと暖かく迎えてくれる人々の信じられない優しさは「どうなんこれ?」と思ったけど、絵本みたいにナレーション付いてて、シーンごとに説明あり。
ちっさい子向けやね。
内容は抑えめになってるから、強く印象に残るモノはないけれど、小さい子どもの居るご家庭なら需要はありそう。
この映画は吹き替えで楽しむべき!
大泉洋さんの吹き替えで鑑賞。
やっぱりグリンチは、大泉洋さんにぴったり!
そのひねくれた性格が、大泉洋さんにしか見えない( ̄∀ ̄)
この映画は、クリスマスが大嫌いなグリンチが、町中のクリスマスを盗もうと企む話。
愛犬のマックスと一緒に、クリスマス強盗計画を練りますが…。
グリンチのドジな性格によって、なかなか上手くいかない。
しかも、愛犬マックスの従順な性格が、クリスマス強盗計画にそぐわない。
などなど、色々難あり。
そして、町中の人たちがみんな良い人で、クリスマスを楽しみにしているというのがちょあり得ない…。
これはまるで、NHKの教育番組みたい。
悪い奴が優しい人たちの親切によって、改心していくという、ありきたりなラストだったのも残念な感じ。
これはきっと、大泉洋さんの声を楽しむ、大泉洋さんアニメだと思えば楽しめるかもしれませんね。
大好きな杏さんが、お母さんとして出ていることが唯一のラッキー要素。
豪華声優陣を楽しむ番組として成り立っている感じでした。
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