マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴーのレビュー・感想・評価
全168件中、1~20件目を表示
前作とABBAのファン向き。ミュージカル映画としての新味は…
2008年公開の前作は英ウエストエンドから米ブロードウェイへと進出したミュージカルの映画化で、ABBAの代表曲を並べた歌唱シーンで楽しませてくれた。続編で同じ曲ばかりやるわけにもいかず、ABBAの大ファン以外は知らない曲が続き、やや退屈。さすがに認知度の低い歌ばかりじゃ…となり、「マンマ・ミーア!」や「ダンシング・クイーン」などは再登場するが。
前作公開の後、俳優の歌唱の同録撮影にこだわった「レ・ミゼラブル」、歌い上げないソフトな歌唱と洗練されたジャズサウンドが印象的な「ラ・ラ・ランド」といった傑作が出たこともあり、今作は相対的に古臭さを否めない。ただ世界観は継承しているので、前作が大好きだった人は再会を喜べそう。
ドナがソフィを身籠ったとき3人の男と順に寝ていたエピソードは、実際に映像化されるとエグイなと感じた。コリン・ファースの喜劇センスが光っていたのは◎。
ABBA最高
思いのまま生きてみたくなる映画
前作のパワフルなメリル・ストリープの方が好きだったなぁ。 前作ほど...
最高の続編
ABBA
ABBAの曲をテーマにした
2008年公開のミュージカル映画「マンマ・ミーア」の続編。(2018年公開)
あれから、10年の歳月が流れているなんて・・・(公開時に鑑賞の為)
前作もカロカイリ島を舞台に
大好きな「ABBA」のナンバーが
美しい映像と共に楽しめました。
こちらの作品も 最高にHappyで楽しかったです。
ソフィー(アマンダ・セイフライド)が、
元気な笑顔いっぱいで可愛いのです。
ソフィーは、母親ドナ(メリル・ストリープ)の夢であった
リゾートホテル『ベラ・ドナ』を完成させる。
オープニングパーティの準備に忙しいソフィーに
離れてホテルビジネスを学んでいる
夫スカイからNYに来ないかと誘われて困惑し
若き日の母、ドナと自分を重ねる。
物語は、過去が交差しながら進行します。
若き日のドナを演じる
リリー・ジェームズが最高にキュート!歌も抜群です。
太陽の陽射しを浴びながら
キラキラ感がスクリーンいっぱいに拡がって元気をもらえました。
若き日の3人のパパ役の俳優さん達もカッコいいの。
ラストは、ドナ(メリル)とその母親役のルビー(シェール)の
歌声もステキです。
時代を感じる衣裳も楽しめるし
なんといっても、「ダンシング・クイーン」ですね。(´▽`)
エンドロールの終了後もワンシーンありましたよ。
皆、帰ってしまう方が多かった記憶が・・・
前作にハマった人は観るべき‼️
ネタバレは含みません。安心してください。
今回は現代と母の代がパパッと常に入れ替わっていく感じで進みます。
前作が好き、もしくは面白かったと感じている方は今回も同じように楽しめると思います。逆に前作を観ていない人は観ても話の分からない部分が多いと思います。
とにかく若き日のドナ役のリリー•ジェイムズの歌がうますぎることと若き日のドナの親友たちが現代の役の人と似すぎています。本当に似てます。なので、違和感が全くなく本当に彼女らの若き頃を観ているようです。
実際に前作から10年経っての撮影なので俳優がそれぞれ良い感じに年をとっていて味がありました。
俳優らも再会を楽しんで撮影しているのが伝わってきました。
正直あまり期待していませんでしたが全体的に思っていたよりもおもしろかったです。
娘はいったい今いくつなの?
メリル・ストリープ
二度と戻らない、輝いていたあの時代。
前作よりずっと昔の、世界が輝いていた時代をていねいに描き込むことにより、前作をサンドイッチの具のように挟んだ、凝った構造のミュージカル映画です。
この作品の成功理由は、同時に3人の男に愛され、一粒種の娘を産んだ「母の気持ち」を中心に据え、そこから一ミリもブレなかったところかも知れません。
若かった頃の母を演じるリリー・ジェームズの素敵なこと明るいこと、百点満点でした。
ハチャメチャが許され、輝いていた母の時代と、倫理に縛られ息が詰まる現代の幸せとを対比して見せることで、鮮やかに輝いていたABBAの時代がなお一層引き立っています。
幸せなシーンでも、決して幸せ一辺倒ではなく、そこには過去があり、やがて来る時代の予感があり……と、重層的に描かれているので、底抜けにハッピーな映画であるはずなのに、観ていて涙が不覚にもこぼれそうになるシーンもありましたよ。
それは、過ぎ去ってしまって、もう二度と戻らない時代、本当は決して取り戻すことのできない青春への精一杯のノスタルジーが隠しテーマとして仕込まれていたからかも知れません。
とても楽しめる映画だと感心しました。
なお、どの登場人物も英語の発音が明瞭で分かりやすく、この映画の隠れた美点だと感じました。
ミュージカル仕立てのお蔭でしょうか。
前作の同窓会みたいなもの・・・
ホテルのオープン・パーティを開くだけの物語なのだが、若き日のドナ役リリー・ジェームズが歌も上手いし、一人だけ輝いて見えた。そして、彼女の相棒であるロージーとターニャは似たような女優を見つけてきたもんだな~と感心する。ただそれだけの映画でした。
前作の終わりでも気になっていたのですが、ビルとロージーはくっついて別れて、またくっつくという展開なのでしょうか?ルビーとフェルナンド以上に気になるカップルです。時代が1979年に遡ったり、現代に戻ったりする編集の中、一番良かったのが序盤の若きドナたちの卒業式シーンでした。カフェのバンドも良かったです。シェールを見たのは『バーレスク』以来。歌唱力も安定なのだけど、口パクが気になってしょうがない。
2010年ごろから始まったギリシア経済危機。前作の直後からでしたが、この続編によって観光誘致は上手くいったんでしょうかね。エーゲ海の島を中心とした美しさは素晴らしいと思っていたのに、実は本作は主なロケ地がクロアチアのヴィス島になっていました。どっちにしても行きたいわ~
最高のハッピーエンド!
【新進気鋭のリリー・ジェイムスの歌、踊りに魅入られた作品。前作の前日譚を絶妙に挿入した作品でもある。】
全作に引き続き、アマンダ・セイフライド(ソフィ)とメリル・ストリープ(ソフィのママ、ドナ)、ドミニク・クーパー(ソフィの夫、スカイ:結婚したのね・・)
ピアース・ブロスナン(サム)、ステラン・スカルスガルド(ビル)、コリン・ファース(ハリー:”キングスマン”の”ハリーハート”はこの名前からかな?)達3人のソフィのお父さん。
ー良く、皆さん再び集合したなあ。前作製作が、楽しかったんだろうな。-
そして、今作から登場の、アンディ・ガルシア、そして”ビックリ仰天”のシェール(ドナのママ、ルビー)の歌声!と実に豪華な俳優さんたちの中でも、新進気鋭のリリー・ジェイムス(若きドナ)の歌って踊る姿に魅入られた作品。
この作品では、彼女の歌と踊るシーンが非常に多く
ーこの作品の物語が、若い日のドナと3人の若きお父さんたちとの恋愛が”主軸”という設定だったー
全作で主役のソフィを演じたアマンダ・セイフライドの影が薄くなっていた印象がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今や(2019年秋)、リリー・ジェイムスは新進気鋭ではなく若手英国女優を代表する役者になっているのだなあ。(詠嘆)
<2018年8月24日 劇場にて鑑賞>
<2020年5月24日 別媒体にて再鑑賞>
難しい事考えないで
全168件中、1~20件目を表示