ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のレビュー・感想・評価
全394件中、221~240件目を表示
主人公ニュートはまあ良かったのですが...
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の続編。原題では「グリンデルワルドの犯罪」となっているので、魔法使いグリンデルワルドと主人公ニュート達とのバトルであることはある程度察しはつくのですが、グリンデルワルドがどんな「ワル」なのか良く分からないまま物語が始まります。魔法使いの総本山である魔法省の権威に盾突いていることは分かるのですが、彼が主張していることは(本音かどうかは別として)結構普通に聞こえたりするものですから、ニュートの行動を見張っていた魔法省の方が余程官僚的で思想狩りをやっているようにも見えたりするので少し混乱してしまいます! 勿論、お話のベースは勧善懲悪でしょうから、グリンデルワルドが悪で、魔法省が正義に決まっているのでしょうけれど、原作の知識なしにすっとこの作品の世界に入り込みにくいように感じてしまうのは、本作が次作の繋ぎになっているせいか、ヤマ場感がちょっと薄目であったことと関係がありそうですね。ハリーポッターシリーズでこの種の魔法使いの映画はすっかりお馴染みになりましたが、あの時は一話一話ストーリーが完結していましたし、主人公の成長と作品がそれなりにシンクロしていたような感覚がありましたが、本作のように、起承転結の前半だけを見せられてもそう簡単には盛り上がれません。もう少し演出の「魔法」を利かせて欲しかったな、と感じてしまいました。
もっとワクワクしたかった
うーん。ちょっと暗いかなぁ…
そんな物足りなさを感じつつ、それなりに楽しんできた
魔法動物が専門の魔法使いニュートの冒険ファンタジー第2弾
今回はパリが舞台
アメリカの刑務所からパリへと逃げ出したグリンデルワルドを追うニュートの物語
パリへたどり着いたグリンデルワルドは、優秀な魔法使いたちを集め「純血こそが一番!」と言い
ノーマジ(人間)だけでなく、ノーマジとの共存を第一とする魔法使いたちをも敵にして、蜂起する
そのグリンデルワルドの姿はヒトラーさながらであり
そこには
「現代社会における悪とは、異なる者と共存できない独裁者である」
という思想がハッキリと表れている
そこには、日頃からトランプ政権に対して反対意見を表明している原作者のJ・K・ローリングの思いが色濃く出ているなと思った
だからこそ、この映画の中でも、多くの白人たちが、グリンデルワルドの強さに惹かれて吸い寄せられていく反面、
勇気を持って立ち向かっていくのは黒人だったり、反発するのはアジア人なのだろう
つまり、これは、魔法使いとノーマジが平和に共存する世界を夢見ながらも、
「魔法使い至上主義」を掲げる独裁者によって、その夢の世界はもろくも崩れ去ってしまう暗黒の時代が描かれているのであり
そこには、トランプ政権が掲げる「アメリカ第一主義」や、ヨーロッパで見られる移民排斥を危惧するローリングの思いがあるんだろう
独裁者となるグリンデルワルドを止めたいダンブルドアだけど、ある理由があって、彼は直接手を下せないので
忠実な弟子の一人であるニュートをグリンデルワルドの元へと向かわせる
このニュートは、まさに人畜無害な平和主義者であり
ローリングにとっては、そういう「普通の人の良心」が世界を救う希望だと考えているのだろう
そんなことを思いながら、この映画を観て
子供が観るには、ちょっと重すぎる描き方だなと思ったし
何より魔法動物の見せ場が少なかったように思う
ローリングの世界を変えたい気持ちはわかるけど
もうちょっとウキウキワクワクするような魔法があっても良かったんじゃないかなと思う
しかし、エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、ジョニー・デップというスター共演の中で、これはエズラ・ミラーの映画だと思った
彼は、とても重要な役を演じていて、しっかりと印象も残していた
今後の活躍も、とても楽しみだと思った
もう少しジュード・ロウの活躍も観たかったな
大迫力
頭を使うファンタジー
ラストの魔法での戦闘シーンは大迫力☆
CG大会
予習必須
面白くなるように考えられた脚本
面白くなるようにこね繰り返したような複雑さで、すんなりいわゆる”衝撃の真実”で驚けなかった。
相関図も正体もひねりが多いので、純粋に楽しめたハリポタとは違うダークな世界観といった印象
面白いのは変わりないが、もっと魔法動物出してほしい
中盤としてはこれでいい
魔法世界に飲み込まれる
ダークファンタジー感が確実に増していて好き。
冒頭から異様な空気と恐怖を煽るような展開にグイッと引かれてこの世界に飲み込まれたような感覚になった。
キャラクターの多さや展開の忙しさとその詰め込み方には着いて行くのに必死になるけれど、それぞれの立ち位置や思惑は十分に伝わってくる。
一つ一つのセリフや仕草から読み取るのが面白く、ふわっと把握するだけで満足できれば案外分かりやすいと思う。
ゾクゾクするラストが好き。驚愕である。続編を明日公開して欲しい。
ハリー・ポッターシリーズに関して、私は子供の頃に映画は三作ほど、小説は五作ほどと中途半端に観賞していて正直そこまでファンではないし細かな要素の記憶があまり無い。
共通のポイントを多く掴むことはできなかったけど、別の物語と割り切って新しい人物や新しい発見として楽しむことができた。
何よりも圧倒的な映像力の強さが大好き。
魔法動物たちのファンタジックな造形と思いもよらない能力や性格が魅力的で、ずっと観ていたいと思った。
生物たちとやり取りするニュートもかわいくてかっこよくて好き。
魔法を使うシーンにはワクワク感があるしとても憧れる。「フィニート!」があまりにもかっこよすぎて身体が痺れた。
ジェイコブの復帰はもう少し重みを出して欲しかった。せっかくクイニーの強い愛の描写があるのにそこをあっさりさせてしまうのは流石にもったいない。
リタの言葉、あれはどちらに向けたのか…その真意を考えるだけでゾワ〜ッと来るものがある。
クリーデンスの異様な雰囲気は減って、代わりに彼の純粋さが感じられた。次作ではどう成長するのか気になる。
ダンブルドア先生の渋カッコいいビジュアルと雰囲気はもはやズルいレベル。
ニュートとティナの関係は今くらいのもどかしさがある方が好き。今後、恋愛関係の発展に時間を割きすぎるのもね…と思いつつ。ニュートの言葉選びのセンスって最高よね。
予告もあらすじも目を閉じて避けていて正解だった。
この手の作品は驚きを五感でどれだけ感じられるかが重要だと思う。
非現実的で夢のような世界を十分に体感・体験することができて満足。
画面から飛び出す3D映像の作り方が凄いなと思った。
私も魔法使いになりたいしニュートの家で働きたいし黒の魔法使いを皆んなと一緒に追いたい!
次作が待ち遠しい
勉強してから観に行くべし!
面白いけど疲れる!
全394件中、221~240件目を表示