ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のレビュー・感想・評価
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4DXとの合わせ技、体験する価値あります!
JKローリングの書くものは、彼女の描く世界観における独自のルール設定や裏設定が多すぎて、熱心なファンでない身には少々辛い部分がある。それはハリー・ポッターもファンタビも同様で、入り組んだ物語も登場人物たちの深刻さも、構造の複雑な箱庭を見ているような感覚に陥ってしまう。なにより不満なのは、これだけややこしいことをやっていながら、闇vs光、悪vs正義、という単純な二元論を繰り返していること。もちろん曖昧なグレーゾーンを描く意思は感じられるのだが、だからといって作り手の思惑のままに没入できるわけではない。
ただ、ファンでない者にも映像的な面白さというのは確実にあって、特に4DX(MX4Dでなく)で観た時にあるシーンで感じた興奮は、ストーリーとはまったく関係がなく、純粋に映像と4DX効果から生み出されたものだった。こういう大金が投じられた作品だからこそできる表現の功績は否定できないし、こういう大作はいつの時代も必要なのだとも感じる。
スキャマンダー兄弟のリアル感がみどころ
スキャマンダー兄弟目当てで鑑賞。エディ・レッドメインとカラム・ターナーは、本当の兄弟のようで共演はまさにはまり役だ。何気ないシーンでもじゅうぶんみどころになる。
本作はちょっと暗めの映像が多く一作目ほどのファンタジー感はなかったが、話題的にはさまざまな要素が織り混ぜてあり、じゅうぶん楽しめた。青い火と赤い火の戦いも大迫力で良かった。
個人的には、役者陣に関しては一作目を上回る充実ぶりかも。
魔法エリート集団によるバトルは迫力満点
いよいよグリンデルバルトがばっちり登場。
ジョニーデップはジャックスパロウのイメージが強いけど、こっちも物凄いはまり役。
開始早々脱獄するけど、警備がお粗末な気がするのはおれだけ?
前回はいろいろな魔法動物が出てきたが、今回はあんまり出てこなかった。
ファンタスティックビーストといってるものの、ビースト要素は薄め。
その代わり、前回以上に魔法バトルの激しさが増していた。
ハリポタシリーズは、登場人物が学生だったけど、ファンタビはほぼ全員が大人のエリート魔法使い。
だから必然、規模のでかい魔法が多いのが面白い。
全然展開を知らなかっただけに、最後の20分ぐらいの怒濤の展開に圧倒された。
まさか・・・ね。
ストーリーは難しめ。正直着いていけなかった部分多くて、雰囲気で楽しんでる所があった。
評価が伸びなかったのはそれが原因かな。
それにしても、2作目のラストで衝撃の展開にして3作目につながるというのはよく見る。
近いところでいうと、まさにジョニーデップ出演のパイレーツオブカリビアン。
あれも、1作目は独立していて、2作目と3作目がつながっていたからなのか、ラストシーンが印象的。
そういえば、古い映画で言うとバックトゥザフューチャーもそうだった。
あれも、1が独立して、2~3作がつながっているから、最後にデロリアンのあれがあったわけだ。
やはり2作目というのは、次を見てもらうためにそういう演出がされるのかな。
ちなみに一番よかったのは、ジェイコブの前半の台詞がしっかり伏線となっていたこと。うならされた。
内容盛りすぎて人物相関複雑な作品。案外好き。
内容は、ハリーポッターを手がけるj.k.ローリング原作のハリーポッター以前の話。時は1927年ロンドン〜フランスに渡る壮大な旅の帰結。🇬🇧vs🇫🇷。魔法界と人間界。魔法世界の光と闇。男と女。兄弟関係。友達関係。親子関係。健常者と不具者。先生と生徒。学校と魔法省。魔法界と妖怪。其々の問題を複合的に取り扱いパート3に向けての伏線回。対立軸の折り合いを目指して其々が解決に向かい行動する話。
印象的な台詞は『皆さんの自由と正義と愛で共に生きていこう!』演説をするジョニーディップの場面。映画冒頭で秘密基地確保のために一家惨殺。残った幼児まで部下に殺させる姿勢は自分は手を下さないが、その様な意思を持つという人はなりが良くわかる言葉。上部だけの片滑りの言葉は、民衆を踊らせるにはちょうど良かったと言う皮肉は面白い。
印象的な場面は、人間関係の対比よりも国家同士の意識の違いが上手く映像表現されて楽しい、共和制や帝政や民主制や専制などの事あるごとに繰り返してきたフランス🇫🇷と言う国と30年戦争で戦ってきたイギリス🇬🇧との雰囲気の違いが血で争う民族の違いにも表れ面白い。
印象的な状態は、ハリーポッター外伝をここに来て実感出来ること。やっとここで登場したダンブルドア校長の若い頃が見れて楽しい。賢者の石を使ったニコラス・フラメルや死の秘宝に少しずつ近づいている実感が得られて上手い脚本の仕上がりだと感じた。今も昔もダンブルドアは自分で行動せずに人にやらせる姿勢は感心した。『気をつけろ高圧的な態度では味方も敵に回る』との言葉は校長の風格あり良かった。ホグワーツ城も当然のように出てきてあの音楽は、ハリーポッターを観てきた人は喜んだのでは無いでしょうか。
前回は恋愛と魔獣の話でしたが、しかし今回は複雑な人間模様とハリーポッター世界との融合は複雑さを楽しめる作品になりました。繋がりたいけど繋がらない人々の葛藤が描かれて観る人により見方が変化する所が面白い。世界観を膨らませる良い作品です。しかし1人の作家の範疇を超えている為人物の浅さも露呈してしまう欠点も含みながら面白いと感じました。。
結局何を伝えたかったのかよくわからん。 雰囲気も暗く登場人物もネガ...
結局何を伝えたかったのかよくわからん。
雰囲気も暗く登場人物もネガティブな表情ばかりで観ていてちっとも楽しくなかった。
ダラダラと会話が続き退屈な時間が145分。
次作以降どのようにストーリーが展開していくか注目。
グリンデルバルドがブリンバンバンボンに聞こえて途中から集中できなかったなー。
ジョニー・デップが魅せるダーク・ファンタジー
何だろうこの面白さは・・・。本作を観終わった直後の素直な感想である。正直、最初は、前作とは異なるダークな作風に唖然とした。何じゃこれはって感じで戸惑いながら鑑賞していた。しかし、次第にジョニー・デップの悪役振りに魅せられて、画面に吸い込まれてしまった。
本作はシリーズ第2作。舞台は1920年代のフランスのパリ。本作の主人公は、魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)。彼は、魔法動物を守るため、不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅していた。ある日、捕らえられていた“黒い魔法使い”グリンデンバルド(ジョニー・デップ)が逃走し、仲間を集めて魔法界と共生してきた人間界の滅亡を図るために暗躍する。主人公は、パリに向かい、仲間とともに、グリンデンバルドに迫っていくが・・・。
本作は、ハリーポッターシリーズ、前作の持っていたファンタジー色を受け継いだ作品ではない。かなりダークなイメージが強くなったダーク・ファンタジーとも呼べる作風に豹変している。
それでもなお、見応えのある作品になっているのは、本作のキーパーソン、グリンデンバルド役であるジョニー・デップの演技力の賜物である。何があっても揺るぎない静かな佇まい、鋭い眼差し、確信に満ち溢れた言動、圧倒的な魔力、等々、彼の放つ悪の存在感に魅入られてしまう。ラストシーンは圧巻であり象徴的。彼の独壇場になっている。
一方、主人公は獅子奮迅の活躍はしているものの、グリンデンバルドに対抗すべき魔法省を始めとする善側の人々の不協和音振りは不安が残った。やはり、善と悪の力が拮抗していなければ、善と悪の対決の醍醐味はない。
本作でダーク・ファンタジーに軌道修正した以上、もう元には戻れないだろう。次回作以降での、魔法を操る者達の、善と悪との火花散る様な壮絶な対決を期待したい。
不器用な魔法使い達のすれ違う気持ちと愛する気持ち
シリーズ3作目鑑賞前に振り返り鑑賞!
相変わらず不器用な登場人物達が愛おしい。
気になる彼等のラブストーリーもたっぷり観れる!
むしろ、ラブストーリーメインなくらいラブな名言が(迷言⁈)がてんこ盛り!
「君の瞳はサラマンダーみたいだ」「君は真ん中頭だから…ルーンスプールの真ん中頭は夢見がち」etc…
ニュートの動物学者らしい愛の言葉に誰もがメロメロ…。
ティナのためなら地面をも容赦なく舐めるところ、とても好き。
足の幅まで把握してるところ、とても好き。
ニュートとティナのカップルも大好きだけど、私的に何より応援したいカップルはジェイコブとクイニー!!
「クイニーの俺をイラつかせるところも愛おしい」ってサラリと言えちゃうジェイコブさん素敵すぎませんか??
聞こえすぎるクイニーの心の声が苦しく切ない。
聞こえすぎると悲しいことも辛いこともあるよね。
大好きな作品だけど感情移入しすぎて辛いエピソード。
いつもニコニコの彼女だからこそ1人で悩みや悲しみを抱え込まないで欲しいの。
ジェイコブさんとクイニーちゃんで、悲しみはクッキーを割るみたいに半分こ、喜びはパンのように2人で沢山膨らませて欲しいよ。
クイニーちゃんが幸せになれる世界が訪れますように。
前作の予習必須!
前作は低評価にしたけど、今回はおもしろかった〜!
やっぱり肝は、登場人物をしっかり把握して、用語をきちんと理解しておくこと◎とにかく、ググって!
一作目を観ずに今作から観るのは絶対に辞めておいた方がいい。絶対分からない。
前作と違い舞台は、イギリス・フランスでおしゃれでうっとり。ホグワーツも登場!若きダンブルドアの登場も多くて、それがまたかっこいい〜!イケオジ!
場面展開が多いので、前作と違いいろんな場所が登場するので満足。いろんな魔法の登場で、それも見応えアリ。ハリポタで登場したあの魔法道具もガッツリ登場!
前作とは違い、登場人物たちの人間関係も複雑に絡んできておもしろくなって来た。
魔法界と人間界はバランス良く平和を保っていけるのか…。人間の戦争のシーンも生々しく迫力があり、緊迫感があってよかった。
魔獣バカで不器用のニュートや小太りのジェイコブも不思議とかわいい。前作から引き続き、主役4人はガッツリ出演。どうなるのか楽しみ。
日本人俳優も出て欲しいな。カッパ登場には驚いた!
40点
映画評価:40点
なるほど、なるほど。
今度は主人公側の話しではなく、
強敵が生まれるまでのサクセスストーリーですか。
そして宙ぶらりんだった
主人公が決意するために必要な物語。
これは重要だ。
ただ起承転結でいえば
「承」に当たる今作。
地味といえば、地味だし。
テーマとなる魔法動物自体が、
あんまり取り上げられてなかったのは残念。
再会を果たしたスワルスキーも
わざわざ再登場させる必要があったのか
疑問が残るポジショニング。
総じて、
重要な回だけどハリポタ系にしては
あんまり面白くはない。
って感じでしょうか。
【2022.6.30観賞】
一見さんお断り
新作の予習。まぁ想像通りって感じ。評価はそこまで良くないので期待していなかったけど、ちょうどなんとも言えない映画でしたね。良くも悪くもハリーポッターの世界っぽい。
映像の美しさとかクオリティの高さは前作のレビューで触れたので省略するとして、今回はエディ・レッドメインが結構いい演技をしていて前作より役にハマっていました。やっぱり主人公ってのは人間らしいところを見せてくれないと好きになれない。おっちょこちょいな魔法使い感が強くなっていて、非常に良かったです。
演技がいいね!で言えば、グリンデルバルド役のジョニーデップ。新作のダンブルドアの秘密では、元妻との裁判の一件で降板させられる羽目になってしまいましたが、やはりこの俳優は強烈。孤独で不気味な悪役が似合うこと似合うこと。抜群に雰囲気が良くて、映画を盛り上げてくれていました。
肝心な内容というと、一見さんお断り感が強くて原作どころかハリーポッターシリーズを全く触れていないものとしては、駆け足な展開に疑問だらけで意味が分かりませんでした。何をそんなに大騒ぎしていたんだろう。登場人物多すぎて、誰が誰なのか分からないままフィニッシュ。んー、なんだこれ。
ストーリー自体、前作以上に楽しいものでもなかったしワクワクもしなかった。いつの間にか終わっていた、というのは本当なら褒め言葉なんだけど、本作に至ってはあまり印象に残るシーンが少なく、見応えに欠けていたので「え?これで終わり?」っていう意味。
ちょっと新作の不安が残ってしまいましたが、ジョニーデップの代役がマッツ・ミケルセンということでワクワクが止まりません。よし!行くぞ...
冒頭20分魔法動物が出てこない
魔法動物出てこなさすぎてショックでした…。
1でも感じたけど、ファンタスティックビーストなのは動物ではなく人間だなって感じの映画です。
とにかく、ものすごく予定調和なのが気になります。
3を観に行くので予習のつもりで観たけど、3はもう少しおもしろくなるのかなぁ…。
3は脚本にスティーブ・クローヴスが投入されてたので、そこに最後の望みをかけたいと思います…。
色恋沙汰が強化された
相変わらず魔法は見事な映像をみせてくれる。
魔法のようなと言う表現があるが、壊れ物を復活させ服を乾燥させる…日本で表現される魔法とはRPGに出てくる攻撃と防御、回復とかそんなもののイメージが強く、ハリポタからファンタスティックビーストにかけて魔法のイメージは変わったと思う。
色恋と書いたがハリポタがホグワーツと言う学校を舞台にしていたから、若者の恋愛、葛藤みたいなものが見られたが、今作では度の過ぎた恋愛観が見られる。ともすれば幼稚とも言えるクイニーの恋愛はモヤモヤするし、ティアなどエエ歳した社会人が誤解でブチキレてるとかこの時代の人はちょっとアレなのか?と思ってしまう。
まぁこんな事を一番に書く時点で本作が物語の途中で盛り上がる前の部分であるから致し方無いとは思う。
今作で人物の相関図がある程度見えてくる
さぁ、次回作はどうなる?と言う所です。
プロテゴ・ディアボリカ
人生で初めてDVDを買った映画。そして大学入試の1ヶ月前に見た映画。
興収や他の方の感想からも分かる通り、あまり評判は良くない…んですが、それはハリポタからの繋がりが多すぎることと、ストーリー(脚本)の複雑さから難しかったからだとは思います。
難しいのは分かりますが、それを差し引いても好きすぎるんですよね〜。バルドのプロテゴ・ディアボリカがかっこよくて、あのシーンは何度見ても盛り上がります。
・ティナクイニーのビジュアルが進化してさらにきれいになった!
・カーマが3に出るくらいのキャラとは思わなかった
・ピッカリー議長見るだけでイライラするけど、映画のキャラとしてはつまり成功
・バンティ♡
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