恋は雨上がりのようにのレビュー・感想・評価
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今後も続いていく
2018-57
美人とか、かわいいとかじゃなく、小松菜奈ちゃんはほんとに画になる人。
予告で、トラックを走る姿に引き込まれてしまいました。
多分、他の女優さんだったら観てない作品かもしれないです。
ほんとスクリーン映えがはんぱない。
他にいない存在だと思います。
スイーツ映画とは違う、爽やかな恋心を描いた恋愛映画でした。
スイーツ映画を敬遠してる人にもおすすめ。
片思いだろうが、両思いだろうが、年齢離れてようが、誰かを好きになる気持ちって素敵。
それを真正面から伝えられるって、いいなぁ。うらやましい。
それをちゃんと受け止めた店長、素敵です。
原作知らないのですが、たぶん原作読んでも店長は大泉洋さん、あきらは小松菜奈ちゃんをイメージするんじゃないかな。
それくらい二人が自然でした。
劇的な事件とか起きるわけじゃないけど、この映画のタイトルのように、しっとりとした優しい印象の映画でした。
さわやか青春映画
この映画を観に行ったと伝えると決まって「おじさんの妄想映画でしょ」というリアクションが返ってくる。しかし声を大にして言いたい。この映画は「女子高生が45歳のおじさんに恋をする」という設定などどーでもいい、しっかりとした青春映画に仕上がっています。若い子たちに是非観に行ってほしい、そんな映画です。
ベタベタ恋愛描写は一切ない、それでいて胸キュンポイントはたくさんちりばめられている、さらに深くて心にしみるセリフもたくさんあって、なおかつ笑いの質もいい。久々に「面白かった」と言える映画に出会いました。
以下少しだけネタバレをすると、主人公のあきら(小松菜奈)と45歳のおじさん(大泉洋)の恋模様は「お父さんと娘」という感じに仕上がっていて、いやらしさとか設定から想像される気持ち悪さは一切感じられない作りになっています。二人のデートする日は「父の日」だしね。せれでいてあきらの体育会系女子高生らしい真っ直ぐで一途で純粋な恋心を繊細に描き切っているので、恋愛映画としても純粋に楽しめます。
キャスティングもとてもよくて、いわゆる「大根役者」がいなかったのも、映画としての完成度を高めていると感じました。
とても素晴らしい映画でした!
観て良かった
原作既読です。
観て良かった、そう素直に思える作品です。
キャスティングが素晴らしい。
観る前は、小松菜奈ちゃんはあきらのイメージと違うかなと思ったのですが…
そんなことなかった、ちゃんと"あきら"でした。
走る姿が、凛としていてかっこ良かった。
大泉洋さんの"店長"もぴったり。
高校生が45歳のおじさんを好きになる、という現実には有り得ないような設定も、大泉洋さんだから受け入れられる。
まっすぐなあきらに、アタフタする店長の姿が面白くそして可愛かったです。
あきらは前に進んでいきますが…
あきらだけじゃなく、大人になっていろいろなことを諦めたおじさんが、まっっすぐな高校生に感化され、一歩進む。
爽やかな余韻の残る、良い作品でした。
未来を予感させるラストも良かったです。
また観たい!!
くすぶっている人生に勇気を貰った
シュールでコメディー色が強い青春映画
面白くて切くて、心地よい片想い
店長が大泉さんで良かったです。
すごく、等身大な感じがしました。
平凡で、どこにでもいるおじさんだけど、
面白くて、優しくて、包容力があって、、
好きになるのが分かります。
好きになるのに理由はいらないと
改めて思いました。
小松さんと大泉さんのやりとりが、
どのシーンも可愛らしく、
クスッと笑ってしまうところが多かったです。
(もちろん、切ないシーンもあります)
他の出演者の方々、それぞれの片想いも、
切ないけど、心地よかったです。
恋愛だけでなく、
人生の挫折と復活も描いていて、
勇気づけられる作品でした。
終わり方も、個人的にはすごく良かったです。
永井監督の実写化作品に外れなし?
原作少し読んだ状態
大泉洋と帝一の国の永井監督に惹かれて見に行った。やはり、永井監督は実写化の天才ではないのだろうか。帝一の国でも、とても良い脚色とキャスティングで話題をかっさらっていたが、今回のキャスティングも最高!
この作品には3つの世界がある。すなわち、店長の世界、明の世界、そしてファミレスの世界。店長の世界、明の世界はどちらも本人たちにとっては辛くて、目を背けたくなる世界。ファミレスの世界はどちらも楽しくて、リラックスできる世界。明も店長もこのファミレスの世界で雨宿りをして、また自分の世界で生きていく力をつける。そういう感じが伝わってきてとても良かった。
最初はポップに始まって、だんだん文学的になり、最後は明るく爽やかに終わる。これぞ!という名場面こそないものの、何故か惹きつけられ、自然と涙がこぼれてくる。そんな映画。
俳優さんの演技で特に凄かったのはやはり小松菜奈と大泉洋。大泉洋は、コミカルでそれでいて、発せられる一音一音からいろいろ経験した年長者の重みが感じられた。
小松菜奈は店長に対する態度、部活の後輩に対する態度、部活の友達に対する態度、バイトの友達に対する態度がそれぞれ違って好演技。助演の人たちも演技がうまかったけど、特に主役の演技の凄さが際立ってた。
永井監督の次回作に期待!
うれしい終わり方
原作は未読、TVアニメでラスト2話だけをみた状況での鑑賞でした。
形は違えど「夢」を諦めきってはいなかったところがこの映画の好きなところです。
アニメではちょっと「この先は不鮮明」だったけど、映画は「明るいもの」が見えていたと思う。
「新しい道の始まり」っぽく描かれてもおしくはないのに二人が交われる未来がほのめかされる...なんとなく嬉しいエンディングでした。
追記
今は原作もアニメもわかってるつもり
でも、撮影時期を知って驚いたのが「昨年秋」とか(え?)...漫画じゃ「クリスマスあたり」だし、アニメは始まってないし。それでこのオリジナリティを感じるエンディング!
原作やアニメとは比べるべきではない映画だと思います。
好ましい大泉洋
ただの恋愛映画ではない
がっかり
青春の甘酸っぱさがあってこその友情
素晴らしい作品だ。原作とは違う青春がある。物語が根本から違うというわけではないが、原作にはないものがあると思う。
雨が降るときに物語が発展する。そして最初は暗かった“橘あきら”も、段々と周りの人達との関係を築き上げ、時には衝突したりもする。しかし、それこそが高校生ではないだろうか?衝突したりしながらも、将来その時のことを思い出すために、そこに全力でぶつかっていく。それを全力で演じた“小松菜奈”さんや“清野菜名”さんなど、とても素晴らしいキャスト陣だなと思った。
恋がなかなか発展しないながらも、“加瀬亮介”や“吉澤タカシ”、“喜屋武はるか”など、様々な人物たちと関わっていき、“倉田みずき”と出会い、陸上と恋に悩んでいる姿が美しかった。
“店長”も、全力で“橘あきら”を支えており、“加瀬”も悪い奴じゃないのが、また良い。綺麗な作品、綺麗な気持ち、綺麗で淡い恋、全てが詰まった映画だった。
『恋は雨上がりのように』という題名のように、雨の時に物語が動き、雨が上がれば何かが起きる。感動的なことも踏まえ、とても良く仕上がっている。このような美しくて淡さに溢れた青春映画は、どこにもないだろう。[ファミレス店長45歳×女子高校生17歳]という組み合わせで始められたこの物語が、ここまで上手く噛み合っているのも、とても素晴らしいと思う。
コメディ要素も所々含まれており、恋愛映画?ながらも笑えるところがあり、とてもバランスの良い新しい映画に思えた。
この映画を観れば、とても気持ちの良い感じを得られ、夢を与えられるだろう。17歳と45歳の夢を失った二人の、夢の素晴らしさと大切さを追い求める姿に涙しそうだ。
題名通り、“雨”が重要な存在になってくる。暗い気持ちや鬱憤があるとき、悲しいときなど、雨での心情の表し方がとても綺麗であった。“雨上がり”では気持ちも晴れ、鬱憤がなくなっていた。
永井聡監督をはじめとしたこのカンパニーは、とても綺麗で、繊細な映画を作り上げており、とても素晴らしいと思う。
主題歌の『フロントメモリー』もまた良い。「ガンバレないよ。ガンバレないよ。」というフレーズはこの作品にすごく合っていると感じた。夢を失い、夢を諦めた“あきら”と“店長”にぴったりの歌だと感じる。夢を見つつも夢を追えない。その気持ちを存分に発揮した歌だと思う。
「頑張ろっかな今日は、それは昨日の続き。」という歌詞は、映画の、陸上を、小説を、やりたいけど不安だし怖いからやりたくない、という心情と合致する。「ガンバレないよ。ガンバレないよ。そんなんじゃいけないよ。」という歌詞は、映画でのやりたいけどできない気持ち。恋や陸上、小説と、どう両立するか、どう進展するか、淡くて曖昧になってしまうものを、過去のようにどう大切にするかを物語っていと感じた。
ラストにかけての“あきら”、“店長”の夢に向かって羽ばたいていくシーンと、“あきら”を夢のために待ち続ける、“はづき”のノーボイス&サウンドトラックのみのシーン。感動ものであるし、雨上がりの輝いたシーンのように思えた。
『寄生獣』さんもおつかれさまです!
映画も、夢を追い続けることを諦めないように、夢を見ること、高校生、全人々へのメッセージが込められていると感じた。
努力の過程、好きなこと、やりたいことへの過程を雨だとすると、休息として雨宿りをし、雨上がりという終着点に向かって進んでいく姿が美しく、かっこ良い。
今まで観てきた“恋愛映画&恋愛マンガ原作映画”の中では、最上級の作品でしすし、今までに観たことのないような恋をする映画です。
《Pick Up People》
「喜屋武はるか」
清野菜名さん演じる“はるか”。とても爛漫な役のようにも思えたが、皆のことや“あきら”のことを考え、陸上を応援し、恋も陰ながら応援し、“あきら”の良い見方、親友であったと感じた。
5/25(金) TOHOシネマズ渋谷にて
5/26(土) TOHOシネマズ渋谷にて
5/28(月) TOHOシネマズ新宿にて
良い意味で思ってた物とは違かった。
わりとよいです^_^
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