ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価
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ϵ( 'Θ' )϶アメリカの正義
最初の機密情報が盗まれた時点、簡単に盗めるもんだなとおもいました。アメリカっていうのは大統領権限が強い国でマスコミが権力を監視する必要は重々あるし、アメリカ人の正義を感じます。実際そうだったんでしょう。日本の場合はどうなのか?
新聞社が従◯慰安婦のガセ情報を流し国と国民を不安にさせる国、日本。なんだかアメリカとは逆にような気がします。
『大統領の陰謀』の前日譚
ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマン主演の名作ウォーターゲート事件を描いた『大統領の陰謀』の前日譚。
マスコミがマスゴミになる前の物語。
メリル・ストリープが男性社会から女性進出の男女平等になる時代を上手に演じてます。
つまらないし、結末が分かりきった展開
はっきりいって本当につまらなかったです。
私は高校生でベトナム戦争当時
生きていないのに当時の時代背景を予習しなかったのがいけなかったかも知れませんが…。
まず、前半部分のテンポがクソほど遅く、感情移入しずらく眠くなりました。
そして、後半に行くにつれ
まぁそうなるよなといった展開でした。
実話を元にしてる以上、仕方ないですが
どんでん返しといった展開も無かったです。
映画の内容が硬派すぎて、私には面白さが理解できませんでした。
時々ジョークなどを挟んで頂けたら変わったような気もします。
映像面では人物の表情を印象づけたいのか、アップによる場面が多くしつこかったです。
ただ、最後の方に流れる
新聞が一斉に印刷される場面は
圧巻でした
最後に
今の日本の新聞社(メディア)が腐ってることも実感しました
今の日本☆
ヴェトナム戦争の影は、ずっと影響し続けるものなんだ・・
と思います。
それだけ、悲惨であり理不尽であったもの。
ヴェトナム戦争の最高機密文書の漏洩と公開の物語。
始めは、やはり人物の相関関係がわかりにくかったですが、
中盤以降の緊張感はなかなかです。
正直、途中から絶対に掲載されなくては映画にならない!!
くらいの気持ちで見ていました。
メリル・ストリープ、歳をとっても最高にカッコよかった。
スピルバーグもすごいなぁ。。
こんな硬派な映画がエンターティメントになってしまうんだもの。
今の朝日新聞の記者に見てもらいたい!
頑張って欲しいです☆
報道の自由をめぐる攻防
スタートはベトナム戦争の現場から。その数分で、戦争の大変さを示すことで、それ以降の新聞社と政府との攻防の前提を示したと思う。
一番印象に残ったのは、爽快感のあるラストシーンだが、それに至る過程としての社内の葛藤が、やはりドラマとしての見せ場のように思った。ストリープとハンクスの遣り取りは、見ていてハラハラするところがある。
池井戸潤作品が好きな人は、気にいるのではないかと思う。
メリル・ストリープとトムハンクス、そしてスピルバーグ豪華な組み合わ...
メリル・ストリープとトムハンクス、そしてスピルバーグ豪華な組み合わせ
真実を報道する難しさを、音楽が盛り上げている
昔の新聞を作る現場を細かく再現してあるところが素晴らしかった
日本の報道機関もがんばれ!!!
事実を下にした作品。
1971年に起きた、ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」のスクープに関連する、ワシントン・ポストの発行人キャサリン・グラハムと編集主幹ベン・ブラッドリーの活躍を描いています。
この話が、【今の】アメリカで作られたのは、何らかの意図があるんでしょうか?当時のニクソン政権の悪辣さは、今の時代、詳らかになっていますが、現トランプ政権も、ニクソン政権と似た感じで、ホワイトハウスに権限を集中させて“仲良しだけによる”政治を推し進めようとしています。ニクソンの場合は、その悪辣さから、最終的には自滅して辞任に至ったわけですが、トランプの場合はどうなるんでしょうね?意外に思ったよりも長持ちしていると思うんですけどね。今年の中間選挙がどうなるか・・・。ますますアメリカ国内の分断が進むような気がして仕方ありませんが。
それともう一つ羨ましいのは、司法が機能していたと言う事。一審では被告(NYタイムズ)勝訴、連邦政府の上告を受けた控訴審では原告(アメリカ連邦政府)勝訴。そして、最終的な決着の場となった上告審の最高裁では、6対3と多数決で被告側(NYタイムズとワシントンポスト)の勝訴となったのは作品の通りですが、政府に与することなく、きちんと憲法の精神に則って判断したのは羨ましいです。もっとも、もしかしたら、ニクソンの前はJFKであったので、その際にリベラルな判事が任命されて、判事の優劣がリベラル優位になっていたのかもしれませんが、そこはちょっとわかりません。
あぁ、こんな新聞社が日本にもあったならば、今の安倍内閣の“麺類疑惑”は、もっと解明が進んでいたのではないかと思わずにはいられません。
最後ですが、これもなぁ“邦題あるある”ですね。だってさぁ、この作品が描いているのは、報道の自由を守り通そうとするワシントン・ポストな訳で、決して、ペンタゴン・ペーパーズじゃ無いんですよねぇ。だから、その“添え物”のペンタゴン・ペーパーズがタイトルのメインに来るのは違うんじゃないかと思います。そういう意味では、やっぱり原題は、しっくりきますね。
面白かった!
ベトナム戦争とウォーターゲート事件の概要を知らない人は一般常識レベルでいいので基本情報を仕入れてから見てほしいです。
恥ずかしながら私は全然知らなかったのでこういう意味かしらと推測しながら見てました。知ってたらもうちょっと見応えがあったかも。オチも。
英語も字幕も早くて難しいけど気がついたら引き込まれていました。音楽が少なかった気がする。その分音楽があるシーンは印象的。クライマックスのあたりは気持ちいいです。
記事を出すか出さないか決めるシーンで被せるように100%!って言い切ったとこ好きです。(超ピンポイント)
文書についての記事が一面に載っている各社の新聞をテーブルに何部も並べていくシーン、パッと見で記事の中身がわかるレベルの英語力があれば気分爽快な感じで観れたやろなと思います。私はその後のセリフを聞くまで何何何と思いながら画面を追いかけてました。
法廷を出てくるグラハム氏にメディアは一切見向きもしないけど、取り囲んで見送る女性たちが声には出さずとも尊敬や憧れのような、寄り添い応援するような熱い視線、表情や雰囲気に、グッときました。
働く女性として戦いながらかわしながら生きた人たちが何世代もいてようやく今の時代なんだなと思いました。
前半は眠い、中盤から盛り上がる。
監督、トムハンクス、メリル・ストリープにより、映画らしく、安定した作品となっている。
過去に仕事で、新聞社とお付き合いすることがあったが、こんなに簡単に機密文書が盗まれてしまってはたまったもんじゃないと、ある意味、関心した。
さすがです。
皆さまご指摘の通りで、素晴らしい映画でした。全てのスタッフが完璧な仕事を成し遂げた感じ。この内容にしてジョンウイリアムスを起用するのも凄いけど、やっぱり音楽の品格が違います。あっという間の2時間でした。
スピルバーグ
さすがスピルバーグ。
政治に喝を入れる新聞社、その公平性。
うまく丸められるんではなく、時勢に問いを正す。
いうは易し行うは難し。
をそのまま表すような映画。
ペンタゴンだけではなく問題山積みの状態で新聞社のあるべき姿を正すようなそんな主人公に拍手👏。
今の時代必要だよね。
私たちも五公になりそうだし。
見ていかないと。
しっかりと。
でウォーターゲートに繋がると。
ベトナム戦争が落とした影は、どこまで映画が作れるネタがあるのか
とてもサンペンスフルな社会ドラマである。今年(第90回)のアカデミー賞で作品賞および主演女優賞(メリル・ストリープ)にノミネートされた、スティーブン・スピルバーグ監督作品。メリルとトム・ハンクスの初共演という話題性もある。
泥沼化するベトナム戦争の真実を暴くため、国防省の最高機密文書=通称"ペンタゴン・ペーパーズ"をめぐって、ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙が互いに競いながらも、政府の報道規制と共闘していく様子を描く。
原題の"The Post"がいい。"新聞(ワシントン・ポスト)"の意と、社主や編集責任者としての"役職(ポスト)"の意を持ち、そして"公表する"という動詞でもある。映画をそのまま表している。
史実の裏を描いており、ほんとにリチャード・ニクソン大統領は、映画に出るたびに悪代官に描かれる人だ。この作品とセットで、先月公開されたリーアム・ニーソン主演の「ザ・シークレットマン」(原題:Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House)を観ると、まるでシリーズのように歴史がつながっていく。
「ザ・シークレットマン」には、同じくワシントン・ポスト紙が出てくる。当時、"ディープ・スロート"(Deep Throat)と呼ばれ、ワシントンポスト誌にホワイトハウスの隠謀をリークした張本人であるFBI副長官マーク・フェルトの話で、 歴史的事件"ウォーターゲート"のすべてである。このリークの背景も、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」からつながる。
さらにその「ザ・シークレットマン」と関連していく作品としては、クリント・イーストウッド監督の「J・エドガー」(2012)があり、FBI初代長官のジョン・エドガー・フーヴァーを、レオナルド・ディカプリオが演じている。
ベトナム戦争と米国人はその前後の社会情勢を含めて、実に多くの関連作品が作られているが、まだ作れるネタがあるのかと感心する。
(2018/3/30/ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ/字幕:松浦美奈)
トランプ大統領への強烈なメッセージ
地味、超硬派。ベトナム戦争参戦からの米歴史を頭に入れてからみないとウトウトする。が、最後には泣かせるセリフがいっぱい。
報道機関へのエールと感じた。
最後にウォーターゲート事件の走りを入れてくれたのは「ほほぅ」という気分になれた。親切なスピルバーグ監督ありがとう
何が正義か、正しいか
報道の自由、新聞という媒体考え方。
トムハンクスは記者として奔走し、それを後ろから支えるメリルストリープ。
政治家と新聞記者の関係が友人でありながらも単純にはわりきれないものがあって観ている方も緊張してしまいます。
現代社会、ニュースというものがネットで殆ど見ることができます。
でも、この時代の新聞というものの立ち位置、煙に巻かれ、真実を知ることができない人々にとって、この二人の行動の重みと意味。
改めて、報道の重さを感じます。
後半が・・・
ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、政府がひた隠す真実を明らかにすべく立ち上がった実在の人物たちを描いた。71年、ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在を、ニューヨーク・タイムズがスクープする。ライバル紙でもあるワシントン・ポスト紙の発行人キャサリン・グラハムは、部下で編集主幹のベン・ブラッドリーらとともに、報道の自由を統制し、記事を差し止めようとする政府と戦うため、ニューヨーク・タイムズと時に争いながら連携し真実を世に出すため奮闘する。訴訟にも勝ち喜ぶが、最後の場面はウオーターゲート事件を連想させる警備員のシーンで終わる。訴訟シーンがそっけなくてやや不完全燃焼気味の後半だった。
ワシントンポスト
ベトナム戦争の戦闘シーンから初まり、さすがスピルバーグといった緊迫感。
ニューヨークタイムズとのスクープ合戦。株式上場のための投資家からのプレッシャー。政府、法廷との闘争。報道の自由を守るための闘い。ワシントンポストからの視点でベトナム戦争当時の状況が描かれています。
NHKでよく見るドキュメンタリー調で、序盤から終盤まで隙がなく見所満載の映画でした。
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