タクシー運転手 約束は海を越えてのレビュー・感想・評価
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Indie Thriller of a Lesser Known Asian History Flashpoint
As an Asian Studies major, and having lived in South Korea for some months, I had only a couple people mention the coud d'etat that happened in the 1980's. It's interesting to see this subject covered in a mainstream Korean film here--a civic duty hero's tale--when there's a worldwide trend for films on state affairs to fall in line to nationalistic bravado. Has a few plot holes.
感動しました。
ハラハラドキドキ
それでもって切ない
最高でした
やっぱガンホは名役者です(T_T)
ヘジンもいい味出してます
他の役者さんもみんな最高
監督はじめスタッフの皆様
感動をありがとうございます!
それと吹替え版も観ましたが
やはり日本の声優最高です!
まさに日韓コラボ
ほんとうに皆様ありがとうございました!
彼の記者魂がすごかった
ソウルの春→南山の部長たち→タクシー運転手の順に鑑賞。
一番泣いた。
ソウルの春も南山の部長たちも、現場にいた軍人たちを描いたものだけど、これは市民の側からなので、光州の人たちの家族愛、仲間愛がひしひしと伝わってめちゃくちゃ心が痛かった。
タクシードライバーのおじさんたちはもちろん、通訳の彼も、なぜそこまで親身になれるのか。もうとにかくこの惨状を伝えたいがもちろんあるのだが、それより元々の人が良すぎるとしか思えない人達だった。
彼らの仲間になってしまったら、心身共に置いてはいけないよなあ。
この光州の市井の人々の色んな深い愛が見所の一つなのだけど。
もう一つはやっぱりドイツ人記者の、記者魂だよな。凄かった。
仕事の使命感というより、もう本能がこれを世界に伝えねばならんと叫んでいるとしか思えん行動力。命懸けの取材はどの場面も本当にギリギリで、ずっと心臓に悪かったわ。
しかし本当に情報って人を操作できるんだなあと毎度感心する。
私が見てる世界もどこまでが真実なのか不安になるねぇ。
『ソウルの春』も『南山の部長たち』も『タクシー運転手』もどれも甲乙付け難く素晴らしかった、そして全部を観ることをおすすめしたいです。
面白かった。
シリアスな題材だけど、さすがのソンガンホ
ソンガンホが出てるから面白そうと思ってブクマしたままになっていた作品。
サムネのソンガンホの表情でコメディ系の作品だと思い込んでいたから、最近騒動になってる戒厳令に関わるような話だとは全然思ってなくて、ワイドショーか何かで紹介されてて驚いてやっとこさ視聴しました。
そもそも戒厳令がイマイチわからないからこれ見たら少しはわかるかなーと思ったものの、そこはニュース以上に理解が深まることはなかったけど、光州事件でどんなことが起きたのかはよくわかった。
それでいてソンガンホのコメディ力で暗くならずに最後まで見られたし、ドイツ人記者とだんだん絆が深まっていってラストには胸が熱くなった。見てよかったです。
歴史に対して前向きな対応が好感の持てる映画。
今年378本目(合計1,470本目/今月(2024年10月度)29本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
シネマートさんの「さよなら上映」でラインナップされていた作品です。特に最終週(閉館1週間前)は、シネマートがもともと得意としていた韓国映画が多めです。
この映画自体は「光州事件」を扱ったもので、韓国映画をある程度見る方であればご存じかなと思います。同じ映画のお話でいうと「ソウルの春」の直後にあたります。このあたり、少しでも韓国史を予習しておくと有利かなと思います。
また、この映画自体も大半が実話であり、作内で登場するドイツ人ジャーナリストが光州事件の実際の写真を多く撮ったことでこの事件の真相がそうそうと国際的に知られ、当時の韓国政府はこれ以降(1980年以降)、真の民主化に入り、1990年以降はこういった事件もほぼ姿を消すようになりました。動かない証拠があり多くの国から批判されたという事情はありますが、この点は他国(後述)とは異なる部分で、韓国は国内で国民が危険にさらされたこうした国内の事件(映画が描くこの事件はもちろん、1990年以降は済州4.3や麗水順天(1948)事件)に対しても調査、補償(ここでは金銭的な補償より、歴史博物館をつくる等、当事者への名誉回復の意味のほうが大きく、当事者も金銭的賠償より「史実を知ってもらうこと」のほうを強く望んでいた)が進んだのも事実で、韓国の歴史を変えたといっても過言ではない事件です(これらのことはエンディングロールでちらっと流れます)。
結局のところ、この映画は光州事件を扱う以上、ストーリーの展開はある程度読めてしまうし、韓国の負の歴史を扱う以上、「映画として見たとき」娯楽性を求めるような立場だとちょっと「つまらない」部分は多々あると思いますが、韓国史に興味があり映画を通じて理解を求めようとするなら、「南山の部長たち」「ソウルの春」など(前者はもうVOD入りかな?後者はまだかな?)と続けて3本見るのもおすすめといったところです(さすがに「ソウルの春」は最近すぎて、シネマートの「さよなら上映」には入りませんでしたが)。
日本から見た場合、若干わかりにくい点があるのでこの時代の韓国史について触れておくとよいかなといったところです。また、アマゾンプライムでは吹き替え・字幕版とも(アマプラ会員なら)見ることができるのを確認しているので、「映画館で見たときここってどうなってたっけ?」も補うことができます。
採点に関しては特段気になる点がないのでフルスコアにしています。
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(減点なし/各国における負の歴史との付き合い方)
韓国では光州事件を扱ったこの作品、あるいは「ソウルの春」ほか、ちょっと前だと(これは日本人(厳密には在日韓国朝鮮の方になりますが)による「スープとイデオロギー」があるなど(後者の作品はその趣旨から韓国国内でも放映された)、韓国国内では自国史を「正しく」理解する動きが今では普通です(まぁ、そう書いておきながら「パミョ」は正直微妙なんですが(私のレビュー参照のこと。ネタバレ含んでいるので要注意…。
日本国内でも、例えば第二次世界大戦における沖縄での戦いや、いわゆる特攻隊に関すること、少し前であれば関東大震災における諸事件等も、資料が残っていないものも集められる範囲で集めて合理的な解釈のもと放映される等、日本も韓国と同じか次ぐほど、自国の歴史にはいわゆる「負の歴史」に対しては前向きではあろうと思います。
さて、この「タクシー運転手~」は少し前の作品であり、今ではDVD(ブルーレイ)や配信もありますが、これらの提供が一切ない国もあります。中国です。この事件が中国でいういわゆる天安門事件事件を想定させるからというのが理由で、同事件そのものについての思想の取締りが厳しいのはご存じの通り、「想定させるから」だけで(中国からみて)隣国であるところの韓国のこの作品にまで視聴に規制がかかっていたりします。
このあたりは究極最後は「国(政府)の歴史との向き合い方」といった、個々どうしようもない部分があり、特に思想良心に関しては幅広く保障する国と建前上保障しながらかなりの制約を課す国(その例が中国)とがあり、この映画一つとっても「それぞれの国の自国史に対するとらえ方」が違う点等、色々考えるところがありますね。
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軍事政権と衝突する光州へと独記者を送迎したタクシー運転手
歴史に埋もれたひとりの英雄。
タクシー運転手のキム(ソン・ガンホ)と、ドイツ人記者ピーター
(トーマス・クレッチマン)の
《光州取材》に命懸けで検問を越え死線を超えた友情を描いた
実話ベースの映画でした。
ソン・ガンホが妻を亡くして11歳の娘を育てる
優しい父親を演じています。
ラストで思ったことですが、娘を一人にしたくないなら、
光州から一人でサッサと変えるべきですよね。
美談の主と名乗らなかったのもある意味で家族の身の安全を優先しての
事だと思います。
それにしても韓国の歴史的に民主化への布石となった《光州事件》
1980年。
韓国は軍事政権でした。
《光州事件》の背景には後の大統領になる金大中氏の思想と深く関わりが
ありました。
光州事件の直前に軍事政権に刃向かい民主化運動をする金大中氏などが
逮捕される。
金大中氏の生まれ故郷に近い光州では、金氏を支持する人民が多く、
金氏の釈放を求める運動が大きく膨らみ暴動化するのです。
それに対して警察や軍隊が出動して、人民に銃弾を向ける。
公式発表では死者44人とありますが、実際にはその
20倍の犠牲者が出たそうです。
ソウルの個人タクシーが外国人を乗せて検問をくぐるのは、スリルがあり、
とてもハラハラしました。
特に帰り道です。
なんとか検問を通った途端、
「外国人は通すな!!」と軍のジープが何台も追いかけてきます。
そこへなんと応援のタクシー仲間の車が加勢に来るのです。
このカーチェイスは凄かったですね。
ジープに体当たりするタクシー。
横っ腹に突っ込むジープ。
そんなこんなでソウルにやっと到着。
ピーターを早く日本に帰す事。
そして肝心の撮影したフィルムをいかにして持ち込むか?
クッキー缶の下の段に隠すのです。
ピーターの脱出も危機一髪。
世界に《光州事件》の実際が報道されたのです。
ソン・ガンホの親しみやすさと映画のエンタメ性もあり、
とても良い作品でした。
考友情
DVDのパッケージでしょうか、ソン・ガンホさんの満面の笑顔からほんわかした映画なのかなと思いきや、とんでもなかったです(汗;)。1980年にあった光州事件を基にした実話は、想像を絶する激しいものでした。命懸けで自由を、人間の尊厳を守ろうとする若者たちの姿は、最近もニュースになっていた34年前の6月、中国であった天安門事件を想起させるものでした。何度も何度も繰り返される悲劇に、いたたまれない気持ちになりました。対立し、反発していた主人公たちが深い絆で結ばれていくところが見所で、本物の友情について考えさせられました。
政治的な風刺だけではない
呑気な人情タクシーロードムービー。
かと思いきや、全然違いました。
政治的なアプローチを全開にした作品です。
何も事情の知らないタクシードライバーの目を通して、混沌とした光州の実情を写していく。
どこの国でも通ったでろう軍事政権による弾圧や、民主化運動下での政府の蛮行。そんな時代に芽生えたほのかな友情を描いた作品。
これが中々に巧み。そして作りがいやらしくない。
マンソプの役所もありどこかコミカルで、かつそのギャプでよりシニカルな描れていました。
そしてこの物語が実話であったこ事を最後気付かさられます。
最後に出る本人からのメッセージ、もし目にしたら涙せずにいられないでしょうね。
そう思うと、政治的な風刺だけでなく、とても暖かい作品でもありした。
ヘイ!タクシー‼︎
最初はほのぼのロードムービーかと思って油断してたら、韓国の歴史を知らずに観てみたらまさかの市民と国の争いが同国内で起こってる内戦に巻き込まれるなんて(*_*)
多分、運ちゃんと同じように光州市以外の人たちは自国の事なのに国に情報操作されて他人事にみたいに思ってた人もいたかも知れないなぁ…
ジャーナリスト魂と運転手の人情と市民の希望に向けて戦う姿が心に響きました。。。
完全に和名タイトルと写真に騙されたわ!
でも他のタイトルで争いを醸し出したやつだったら見なかったかもなぁ(/ _ ; )
期待を裏切るよさ、
うん、序盤は、検問など越えるとこあたりまではゆるいかんじでほのぼのとさえしてたけど、中盤からは「ホントにこんなことが起きてたのか」という展開。
思ってたのとはまるで違う、すごい展開、ストーリーだった。
当時の、発砲なり暴力なりをやってる軍やら警官らもなんの良心もなくやってたんだろうか。
丸腰の市民をなんでそこまで。。。
終盤には普通のタクシーなのに撃たれたり、カーチェイスまでやったり。
演出なのかホントにあった事実なのか、実話ならそのシーンも事実なのか、それにしてもひどい。
そして、さらには韓国(軍部)で隠そうとしてたことを、同じ韓国で映画化したこの作品が、よく制作され公開されたな、と、それにも驚く。
国も変わろうとすれば変われるんだな。
なんにせよ、いつの世も、どこの地域でも、自由、民主化を求める市民の気持ち、熱意は、理不尽な軍や警察に「弾圧」されるんだな、と。
そういう国は典型的な後進国で、それが世界に広まると結局は自分たちが不利になるのに、そういう基本的なことに気付かない。
凄い映画だ。こんなことが起きていたんだ。
1980年代のお隣の国韓国で起きた光州事件を基にした実話が、ベースになっている映画。
実際に起きた光州事件を再現した映画。
作り物とは思えないリアリティーには、すごいと言うしかない。
制作費用に相当かかったんじゃないかと思われる。
2日間着て、暴行を受けたにしては、着衣が綺麗なのは、いささか不自然だったが。
真実の報道の大切さ!
宣伝ポスターもライトだし、最初は軽い人情喜劇っぽく始まるけど
だんだん、とんでもない状態になって行きます。
久しぶりにソン・ガンホをちゃんと観た!!良かった!!
ごく普通の小市民で日々を暮らすのが精一杯の
政治にそれほど興味も無いタクシー運転者が、
真実を目の当たりにして初めて事の重要性に気付き
迷いに迷って、ありったけの勇気を振り絞って
行動を始める姿に泣けるわ〜〜
うまいな〜〜流石にソン・ガンホ!!
光州の町の気のいいタクシー運転者仲間や
さえない学生達も、何?そこらへんの兄ちゃん?
と思えるほど普通の顔の役者さん。
全然イケメンは出てこない〜
だからこそ、余計にこの事件の悲惨さが際立ちます!
自分たちを守るはずの銃口がいきなりこっちに向く!!
本当に恐ろしい〜
歴史的な出来事はみんなズッと遠い昔の話で、
光州事件?ああなんか聞いたことあるな〜と言う程度だった。
だけど事件の起こった年が1980年5月
なんだよ!私もう生まれてるじゃん!
こんな恐ろしい事がすぐ隣の国でつい数十年前に起きてたなんて!!
結構な衝撃です!!
で、月に8本ほど映画館で映画を見る中途半端な映画好きとしては
解説のページにも書かれている通り
これは実際にあった、タクシー運転手と外国人記者の
命がけの取材と逃亡のドラマ。
町山智弘氏によれば一つ大きなフィクションが入ってるそうですが、
そこがどこか?みたいな詮索は野暮だと思います。
この映画では、韓国で起こったことの恐ろしさと
やはり、人間は権力や武力では押さえつけることはできない!
権力や武力で押さえつけようとすると必ずそれに反対する力が
たとえ弱い民衆であっても、
湧き上がってくる!と言う事に感動します。
それと「ペンタゴンペーパーズ 最高機密文書」も同じだけど
真実を正しく報道することの大切さ、
人々は報道によっていかようにも踊らされてしまうと言う
危うさも同時に感じて欲しいです。
戦争映画や銃撃戦の映画は多々有れど
べトナムとか遠い宇宙のどこかみたいな場所と違って
日本の普通の地方都市の街並みによく似た光州の街、
普通に毎日暮らしてるその場所に弾丸が飛び交う恐ろしさ!
殺戮される人々の容赦ない描写は流石に韓国映画!!
唸ってしまいました〜〜
@もういちど観るなら?
「事実を忘れないために数年後にリバイバルで映画館で!」
実話を元に
ストーリーの先入観なしにみた映画
コメディタッチなのかと思っていたら、なんの、なんの。
民主化運動を報道できるかどうかのスリル満点だった。
実話を元しているそうでそのタクシー運転手が名乗り出なかったのが 残念だけど、やっぱりそうきたかと
思わず唸ってしまうラストだった
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