小ぬか雨

劇場公開日:

  • 予告編を見る
小ぬか雨

解説

時代劇専門チャンネルが藤沢周平の小説を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第2弾作品で、短編集「橋ものがたり」に収められている一編を「眠狂四郎」「座頭市」などを手がけたベテラン井上昭のメガホンで映像化。早くに両親を亡くし、娘らしい楽しい思い出もないまま育ってきたおすみ。伯父にまかされた履物屋でひとりで暮らす彼女は、自分の意思とは関係なくがさつな職人・勝蔵との縁談も決まり、人生に希望を抱くこともない日々を送っていた。ある夜、おすみの家に「ケンカをして追われているのでかくまってほしい」と若い男が突然逃げ込んできた。小奇麗な身なりをしたその男は、おすみを「お嬢さん」と呼び、その響きにおすみは心の揺らぎを感じていた。新七と名乗るその男を信用し、かくまうことにしたおすみだったが、実は新七が人を殺して追われている身であることを知る。おすみ役を北乃きい、新七役を永山絢斗がそれぞれ演じる。脚本は「座頭市」テレビシリーズや高倉健の「夜叉」「あ・うん」などを手がけた中村努。

2017年製作/61分/G/日本
配給:時代劇専門チャンネル
劇場公開日:2017年12月13日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)時代劇専門チャンネル/スカパー!/松竹 藤沢周平(R)

映画レビュー

3.0北乃きいの本名を書きたい でも書けない 大人の事情で書けない

2025年1月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

萌える

原作は『蝉しぐれ』『武士の一分(いちぶん)』『必死剣鳥刺し』『小川の辺』『殺すな』の藤沢周平
監督は『殺すな』の井上昭
脚本は『殺すな』の中村努

粗筋
両親を早くに亡くしたおすみはおじの家に預けられ娘らしい華やかな記憶もなく育てられた
好きでもない雑な男との縁談が決まり憂鬱な毎日だった
下駄屋を任せられ一人暮らしのおすみに元にある夜いきなり男が逃げ込んできた
ヤクザものとの喧嘩で相手を怪我させて追われているらしい新七を匿うことにしたおすみ
やがて2人は惹かれ合う中に
だが新七は喧嘩でなく殺しをしていた
しかも女殺し
惚れた女にカネを注ぎ込んでいたがカネの切れ目が縁の切れ目で捨てられた挙句の逆上だった
それでも恋しがるおすみ
品川に住む母に会いに行ったあと自首するという新七
一緒に江戸を出ようというおすみであったが

悲恋モノ
二体の地蔵に傘を差すおすみとそれを見つめる勝蔵の表情が良い

北乃きい可愛い

配役
新七を匿う下駄屋のおすみに北乃きい
女殺しで逃亡する新七に永山絢斗
おすみのおじが決めたおすみの結婚相手の勝蔵に仁科貴
新七を追う岡っ引きの安五郎に本田博太郎
ナレーションに中村梅雀

コメントする (0件)
共感した! 0件)
野川新栄

3.5北乃きいは幸せになってほしい

2022年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
りあの

3.0女が目覚める

2021年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幼くして親を亡くし、伯父に任された下駄屋をやっている女性が主人公(北乃きい)。
夜、見知らぬ男が一人、匿ってくれと駆け込んでくる。
どうも一目惚れしたらしい主人公は・・・。
人生で濃密な日々かな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.0ふたりを別つ、雨の橋。

2019年1月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
しゅうへい

「橋ものがたり」シリーズ関連作品