小さな橋で

劇場公開日:2017年11月18日

小さな橋で

解説・あらすじ

時代劇専門チャンネルが藤沢周平の小説を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第2弾作品で、短編集「橋ものがたり」に収められている家族の絆を描いた一編をドラマ「北の国から」の杉田成道監督が映像化。博打がもとで父親の民蔵が姿を消してから4年の月日が流れ、10歳の広次は母、姉の3人で暮らしている。父への恨み言をこぼしながらも、飲み屋で懸命に働く母の姿に広次は複雑な思いを抱いているが、ある日、母とのいざこざが絶えなかった姉が妻子持ちの男と駆け落ちしてしまう。夫だけでなく娘も失った母は身も心も疲れ果て、飲み屋の常連客の男にすがろうとしていた。そんな母の姿に嫌気がさし、家の仕事を放り出して原っぱで寝転ぶ広次の視界に男たちに追われる父の姿が飛び込んできた。母親役を松雪泰子、父親役を江口洋介、娘役を映画「ソロモンの偽証」の藤野涼子が演じる。広次役に約300人のオーディションで選ばれた田中奏生。脚本を仲代達矢主演の「海辺のリア」などで知られる小林政広が手がけた。

2017年製作/95分/G/日本
配給:時代劇専門チャンネル
劇場公開日:2017年11月18日

スタッフ・キャスト

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(C)時代劇専門チャンネル/スカパー!/松竹 藤沢周平(R)

映画レビュー

3.0 珍しい作品ではあるけれど

2025年12月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

子どもである広次が主人公だ。物語は彼の視点とナレーションで進む。
時代劇で子どもの視点というのは初めて観たと思う。それだけ珍しい。
子どもならではの見方や考え方は興味深いものの、逆に言えば時代劇である必要あったか?と疑問にも思う。

時代劇というのは、身分違いの恋とか、武士ならではのままならなさ、もしくは、刀によるアクション、つまり殺陣などが見所となるだろう。
しかし、子どもである広次が主人公となることでこれらの時代劇らしい面白みが失われてしまったように思える。
広次が武士の子であればまた違ったかもしれないが、残念ながら町民の子で、彼の感覚は現代の子とほとんど変わらなかった。

結局は主人公である広次の成長物語であったわけで、ストーリーの落としどころも、ある意味で面白いが、どうしても作中で起こる様々なことが気になって、それらが収まらないまま終わってしまったことは少々残念である。

広次の母親役の松雪泰子は良かった。時代劇似合うんだな。
なんか荒んでいく感じが妙にハマっていた。

あとは、音楽が時代劇らしくないところに触れるべきだろうか。明らかに狙ってやっていると思う。
それが良かったかどうかは何とも言えない。
ここから思うに、時代劇の枠組みをぶっ壊したかったのかなと想像する。
その試みは成功したと言えるのかもしれないが、個人的な感想としては、既存の枠組みに収まった、時代劇らしい時代劇が見たかった。

現代劇っぽい物語と現代劇っぽい音楽の作品ならば他にもたくさん観ることができるからね。
時代劇に求めるものの一番は時代劇らしさだ。残念ながらこの作品にはそれが足りない。

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つとみ

3.0 江戸の橋から

2021年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公は10歳の男の子で、母(松雪泰子)と姉(藤野涼子)の三人で暮らしている。
父(江口洋介)は4年前に家出している。
姉が妻子がいる男と駆け落ちしてしまい、母は酒の量が増えた。
そんな時、突然、父親が現れ、家での理由を知る。
「北の国から」とよく似た構成、藤野涼子がとても良かった。

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いやよセブン

3.5 侍が出てこない時代劇

2017年12月3日
Androidアプリから投稿

知的

単純

話の流れとしてはありがちな話。
でも、女としてより母親として生きようとする主人公に藤沢作品に感じる、ひたむきさを感じて良かった。
ただ…。
最後は微妙…。賛否があるかも?
シリーズの残りの2作品は観てみたいけど、上映期間が限定されており、どうなることやら…。

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kawauso

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