聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのレビュー・感想・評価
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淡々としている
見せ場がどこなのかわからないくらいに、静かな映画。
呪いの解呪試みたりするんかな〜と思っていたが、結局は家族のうち誰かを殺す選択。
どうしようも無かったんだとは思うが、そこに至るまでの捻りが無さすぎる。AIが作ったのか??ってくらい登場人物が淡白で、誰にも感情移入できないのもどうかと思う。
もっと緊張感のある場面があれば良かったかなとも思う。
この映画を観た感想を書こうと思ったが何も思い当たら無い。
強いて言うなら、冒頭の脈打つ心臓が印象に残っているくらいだ。
映画はいつも我々に想像力を与えてくれるものだが、この映画からは何も得られなかった。「無」だ。
私には合わなかった。
合う合わないがかなり強い映画だと思う。
どうなっても報われない
家族がひとりずつ死んでいく。止めるには誰かひとりを生贄として捧げなければならない。選ばなければ全滅だし、選んだところでその事実を抱えたまま3人で生きていくことなど到底できない。
「ロブスター」の監督にA24なんて、最強のタッグだけど、最悪のエンディングしか想像できない。
嫌な作品が、増えた。
幸せな医者一家
この少年は誰?
心理で、人は病になる。
こわいね。
西洋医学では、ムリだね。
少年は、怪しい
変態エロチックな作品
ニコールキドマンは、美しい
お父さん、アホちゃうか?
私たちには、また子供作れるからって
奥さん!
手コキしたらあかん!
本当にヤバいのは…
脳外科医スティーブンが連れてきた少年が、家族に接近したことによって不可解なことが起こり始める人怖系ホラー。
映画オープニングで心臓のドアップから始まるため、これはヤバいぞとかなり身構えて見ました(前評判でも結構不気味とのことだったので)。
やはり映像と音響が独特。
終始こちらを不安にさせる金属音のような音楽が鳴り響きます。
自分はあまり気づけなかったですが、カメラワークをかなり工夫しているようで、少なくとも陰湿な感じはよく伝わってきました。
それにしても音楽の影響がすごい映画だったと思います。
音楽がこういった感じでなかったら、だいぶ恐怖や緊迫感は薄まっていたような。
で、肝心のラストの銃殺シーン。
とにかく緊迫感がエグかった。
のですが…
不思議とそこまで胸糞には感じず。
なんか中途半端な気がして、ネタバレ解説を読んだのですが、難しい。
マーティンがとにかくヤバいやつなんだと思っていたのですが、みんなヤベェじゃん。
ヤベェ奴しかいないよ。
普通に人に言えないようなことバンバン言うし、すぐ不貞行為はたらくし、食べ方汚いし、独りよがりだし、子供でも殺す気満々だし。
でも、それが人間。マーティンによって崩壊し、それぞれが本性(ある意味の人間らしさ)を剥き出しにした。
そういう意味ではマーティンは悪魔ではなく天使だったりして…
気の抜けない2時間だけど、秘密共有ゲームのくだりは思いっきり笑えて良かったです。
何か目に見えない気持ち悪さはありましたが、構え過ぎたせいかそこまで精神的ダメージはなく、少し残念でした(精神的ダメージをちょっと期待してた私もヤバい奴w)。
いやー、ハリウッドなら自分の命に代えても 子供を守るけどそうしない...
いやー、ハリウッドなら自分の命に代えても
子供を守るけどそうしないのがギリシャ?笑
娘に冷たい母
息子に冷たい父
そして悪の存在のマーティンの不気味さ‼️
スパゲティの食べ方が世界一気持ち悪い‼️
素直に袋を被る3人にゾワゾワしっぱなし。
でも好きかと言われたら好きじゃないかなぁ。
変態監督。期待。
躊躇無くシャイニングを模し喜劇的要素と救いを抜き一層濃厚にしたことを新味と評す。
このモチーフまんま移植して傑作 、女王陛下のお気に入り、を撮る超絶変態監督。
ヨルゴス・ランティモス、何と気持ち悪い監督だろう。
アリシア・シルバーストーン か。
同監督の近作三短編連作では物足らず再々…見。
百倍こっち。
最適な説明不足の気持ち悪さと解り易すい端正な物語。
キューブリックを臆面なく模す瑞々しさも良し。
最優秀汚くパスタ喰い男優賞のBコーガンには、
黒沢清CUREの萩原聖人と同様、
もうこれ以上の役は無いだろう。
必見。
ヨルゴスランティモス監督作品のコリンファレルがいちばんすきです。 ...
ヨルゴスランティモス監督作品のコリンファレルがいちばんすきです。
あのボサっとした感じ。
ストーリーとしてはファニーゲームを彷彿させるような、じわじわと迫りくる恐怖。そして救いのないラスト。最後のカフェのシーンが虚しかったです。
ちょっと宗教的にみえた
ギリシャ神話とか良く解らないし、観終わってドッと疲れた(笑)。
予備知識なく鑑賞→聖書にある一節のような印象を受けた。
執刀医がアルコールを摂取した状態でのオペによって、父親を亡くしてしまった青年の報復なんだけど、医者の家族が突然歩けなくなったり、目から血の涙を流したり…普通に考えたら神がかりすぎて理解不能(笑)。
あの青年マーティンは神なのか?!とさえ。
貴方は私の大切なものを奪ったのだから、貴方も差し出しなさい…って、これは正しく負の連鎖なんだけど、そんなのダメだよ!とは言えないよね…。
マーティンの不気味さもさることながら、登場人物が皆 感情もなく淡々と喋るのに疲れた。
最後に長女が振り向きざまに見せた、ほくそ笑む姿が、家族のその後を暗示しているかのようで良かったです。
誕生した理由を知りたい。
面白かった。
少年登場の際に流れる不気味な音楽から不穏で、
一体何が起こるのか目が離せなかった。
こんなに気持ち悪く不気味でムカつくキャラはそういない。
筋肉ムキムキではないが、肉体的にも精神的にも無敵な
オーラを纏っていて、それがまたムカつく。
目線や食べ方、飲み方、近づき方全てがムカつく。
それが面白い。
コリンファレルは相変わらず頼れそうで頼れない感じが
物語を面白くし、
ニコール・キッドマンは頼もしかった。
冷酷さとど根性母さん二面性を持っててとても良かった。
一人殺されたから一人殺すと言う謎の呪いによって、
家族が壊れて行くのだけど、
元から完璧な家族ではないように見えたので、
結末をどう迎えるのかが楽しみだった。
そして、あの結末。
めちゃくちゃだけど、あれしかないのか…
怖さと滑稽さが絶妙なバランスで、だけど気持ち悪い
奇妙な映画でした。
何故この映画を作ろうと思ったのかが知りたい。
抵抗不能な不条理のオンパレード
映画自体は大変面白いのですが、あまりにブラックな内容であるため人に勧めるのは憚られる、一人でこっそり楽しむタイプの作品でした。
ヨルゴス・ランティモス監督の前作『ロブスター』にて特に輝いていた「不条理の中に生まれる可笑しさ」が今作でも随所に見られるのですが、今回はさらに不条理さが増しています。
主人公家族に降りかかる悲劇について、何故そうなるのか明確には理解できない作りになっているのですが、彼らが抵抗できないまま不条理に飲み込まれていく感覚を私たちにも体感させるために、あえてそうしてるように感じました。
カンヌで受賞したのも納得の出来映えである脚本に加え、時折見せる絶妙に引いた視点からの人物を突き放したようなカメラワークが印象的。
キャストでいえば、何といってもバリー・コーガンが素晴らしい。コリン・ファレル、ニコール・キッドマンといった名優たちに劣らない、むしろ食ってると言っていい怪演で映画を支配していました。彼の目線で見ると本作は、復讐によって悲劇を乗り越え、執着していた父親の継承を果たすサクセスストーリーであり、そこには確かなカタルシスを覚えずにはいられません。
バリー・コーガンの汚っねえスパゲッティの食べ方を見たい人にオススメ!
スティーブがマーティンの家に招かれてから、おかしなことが起きる。何...
スティーブがマーティンの家に招かれてから、おかしなことが起きる。何で急にボブとその後キムの脚が麻痺してしまったのかよく分からないまま。10代の子ってタバコを吸うとかワルぶった事をする男子に惹かれてしまったりするが、そんなにイケメンでもないスティーブにキムが夢中になってしまうなんて。夫婦の全身麻酔プレイを娘のキムもやろうとしてたのか?とにかく暗い。アガメムノンの話を現代に置き換えた事を思うと、映画のラストの先は悲劇がエンドレスなのでは?と。
放題は何とかならなかったか?
①突き放したような映像と遠写の多用で一貫した不穏さが醸し出されている。②主人公のエリート心臓外科医にコリン・ファースは適役とは思わないが、③マーティンの母親役がアリシア・シルバーストーンだったとは!
不快度100%
うーん…
こういう映画は嫌いじゃないはずなんだけど全編に不快さが漂っていてしんどいです。
まずマーティンが不気味すぎる。
娘がマーティンに惚れたのも謎。
スティーブンがマーティンの父を医療ミスで殺したエピソードも不快。
そのことを同僚から聞き出すために妻が取った行動も気持ち悪い。
スティーブンが息子に話した秘密の話も気持ち悪いし、妻や娘が自分だけ助かろうとしてるのも気持ち悪い。
マーティンの母親も変だし。
最後、犠牲者を誰にするかの決め方は滑稽だった。
平穏?な日常に戻った三人がレストランで食事をしているところにマーティンが出くわすのだけど全員がどういう気持ちでいるのかよく分からなかった。
己を顧みずマーティンを恨んでいるのか?
とにかく観ていて疲れました。
こういう不快なのを無性に観たくなる時があるのでそういう時にまた観ようと思います。
納得できず腹立たしさだけが残った
最近くだらない脚本をそこそこ面白い映画にする技術が発達したらしい
そしてコリンファレルはそういう脚本が好きらしい
コリンファレル出演の映画は二度と見たくないと思った
結局超能力なのか何なのか?
神がよこした災いとして扱いたいのか?
もうちょっときちっと描いてくれないとダメ。
最後まで見させられて腹が立った。
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