劇場公開日 2023年11月17日

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007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価

全760件中、1~20件目を表示

3.5007はこれじゃない感

2022年1月29日
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鑑賞方法:映画館

これじゃ単なるハリウッド映画。。
最後のミサイルが飛んでくるシーンなんてデイアフタートゥなんちゃらとか、インデペンスデなんちゃらとか、なんちゃべンジャーズとかそんな題名がよぎったわ。

007は洒脱でスマートでウイットに溢れていて、トムフォードのスーツとアストンマーチンが似合い、大人の男の余裕がないと。
前作『スペクター』のラストシーンこそが007のはずだ!(あのシーンはほんと至高!!)
最後にケロっと出てくるかと期待していたが、そのまま終わるとは。

広い映画館に観客が私一人だったのもそういうことなのかな。
007に求めている方向性が違うような気がして仕方がない。

※車はかっこいい。プラドのあの色とてもかっこよく見えた。
※マドレーヌの演技に違和感。。パロマはかわいい&セクシーで超良い。

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momokichi

3.5パロマにわくわく、ボンドにもやもや

2021年10月7日
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ニコ

5.0愛と絆に満ちたボンド

2021年10月24日
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賛否分かれるようだが、私は圧倒的に賛だった。ブロスナン時代には全く興味関心を持てなかった自分を、クレイグ演じるボンドは初めて感情移入させてくれたし、心身の傷口をあらわにして走り続ける姿は本作でさらに加速を遂げていた。歴史と伝統が長く存続するにはそれなりの「時代と共に変わり続ける」姿勢と覚悟が必要だが、ある種の超人でもあり一人の脆い人間でもあるこのキャラを、荒療治とも言える展開の果て、とことん描き尽くしたところに誠意を感じる。「スペクター」に加えてもう一筆描くのであれば、やはりここまで行かなくては。一方、冒頭からダイナミックなカメラワーク、カラッと乾いた空気感に感情の粒を浮き上がらせるフクヤマ監督の演出も見応えがあった。数々の計り知れない困難を乗り越えて公開までたどり着いた本作。仲間との愛と絆が際立つボンドの姿は、自らを”家族”と称するスタッフ、キャストのあり方そのものだったのかもしれない。

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牛津厚信

3.0シリーズのファンとして歯切れの悪い感想を。

2021年10月14日
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村山章

4.0今感じる想定外の喪失感とその理由

2021年10月1日
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ノルウェー、洞窟住居で知られるイタリアの世界遺産マテーラ、ジャマイカ、そして勿論、本拠地ロンドンと、冒頭から元祖ロケーションムービーとしての魅力を発散。一方で、前作『スペクター』から繋がる悪の陰謀を挫くべく、命懸けのアクションを展開するジェームズ・ボンドは、どこか悲壮感を漂わせている。それは、今回のミッションが愛する女性、マドレーヌとの関係に直結しているからだ。

シリーズ最長の上映時間、2時間44分は確かに長いし、所々で脚本の不備が気になる箇所もある。

しかし、これが最後のダニエル・クレイグを堪能したいファンにとっては、時間は思いの外足早に過ぎ去る。鍛え上げた体には若干の劣化が、顔には深い皺が見られるものの、危険な場面でビクともしない鋼鉄の表情と、マドレーヌに対して見せるリアルな感情表現との対比は、思えばかつてのボンドアクターにはなかったもの。時には深刻な怪我を負いながら、出演した全5作を通して、人間ジェームズ・ボンドの物語を演じ切ったクレイグのために用意された"花道"としての『ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、期待に違わぬ内容だった。

ボンドシリーズをダニエル・クレイグと共に楽しんだ15年間が、これで終わる。世代やタイミング、そして好みの違いはあるだろうが、幸運にもクレイグ本人に2度取材するチャンスに恵まれたこともあってか、自分は今、正直予想していなかった喪失感の中にいる。

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清藤秀人

4.0劇場で見る価値のある、アクションは健在でダニエル・クレイグの007のラストに相応しい集大成的作品。

2021年10月1日
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前作「007 スペクター」で綺麗にボンドはスパイを引退していたので、本作はファンサービスのような位置付けなのかもしれませんが、これまでのダニエル・クレイグ版の4作品を総括するような構成で、ラストの作品に相応しかったです。
逆に言うと、「007 カジノ・ロワイヤル」のエヴァ・グリーン演じるボンドガールの名前が「ヴェスパー・リンド」であることなどを忘れていると少し置いてけぼりを食らうことにもなります。
突然の監督・脚本家の降板などで時間がなかったことも関係あると思いますが、全体的に脚本が有機的に上手く繋がっていない点は惜しく、せっかくのラミ・マレックの悪役ぶりも、どこか中途半端な印象が残りました。ただ、能面での印象的な不気味さや、後半の舞台となる秘密基地での日本庭園風な様式美は日系アメリカ人監督ならではで良かったです。
また、女性の活躍を描くのは良いのですが、せっかく上映時間が007シリーズ最長だったので、もう少し新規の登場人物らに活躍させる場を作っていれば、なお良かったと思います。
いずれにせよ、これまでの007アクションは健在で、まさに劇場で見るのに相応しいスケールの大きな作品でした。

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細野真宏

4.0ダニエル・クレイグ、ジェームズ・ボンドを卒業

2021年10月1日
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鑑賞方法:映画館

もう、カーアクションにガンアクションに、ロマンスやら人事異動やら、メガ盛りの007に仕上がっています。ここまで盛っていただけるんなら、多少の脚本の暴走や辻褄合わせなんてどうでも良くなるよね。2時間44分、浴びるように堪能しました。最後はちょっとウルッときたね。

個人的に一番好きなところは、キューバのパートですね。アナ・デ・アルマスの役どころと、「私はここまで」ってスカっと引っ込むキリの良さ。お見事でした。

まあ、とにかくダニエル・クレイグがボンドを卒業するってのが一番の話題になるので、気になってる方は、とにかく急いで映画館で見てください。

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駒井尚文|映画.com編集長

4.5007史上最も“人間らしいボンド”が終幕。前作「007 スペクター」再見を推奨

2021年10月1日
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2006年の「007 カジノ・ロワイヤル」で6代目のジェームズ・ボンド役となったダニエル・クレイグは、自身5作目の本作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が最後になると表明している。クレイグ版ボンドになってから、それ以前の007映画に比べてシリーズ作のストーリー上のつながりが強くなった(クレイグ以前はだいたい一話完結の作りだった)が、中でも2015年公開の前作「スペクター」と新作の物語は密接につながっている(特にレア・セドゥが演じるマドレーヌ、クリストフ・ヴァルツ扮するブロフェルド、それにボンドの3人の関係性)。したがって、前作を未見の方はもちろん、6年前の公開時に観たきりで細部を忘れたという方にも、新作鑑賞の前に「スペクター」を観ておくことをおすすめしたい。

クレイグ以前のボンドといえば、絶体絶命の危機もクールに立ち回るダンディな英国紳士で、任務の先々で出会う美女とベッドを共にしても執着することはないプレイボーイのイメージ。だがクレイグ版ボンドになり、おそらくは競合シリーズの「ミッション・インポッシブル」や当時の新興勢力「ボーン」シリーズの影響もあって、汗まみれ血まみれになりながら全力で疾走し格闘する、いわば“肉体派ヒーロー”の印象が濃くなった。女性との関係についても、本作のボンドはもはやプレイボーイではなく、かつて愛し死別した女性に許しを請い、新しい愛に生きようとする。シリーズ全25作を通じて、最も人間らしいボンドが描かれているといっても過言ではない。無敵のスーパーヒーローでもなければ、対人関係でクールな男でもない。熱い心と情を持つ生身の人間として、クレイグ版ボンドが終わりを迎えることは実に感慨深い。

余談めくが、ラミ・マレックが演じる悪役サフィンがらみで日本文化が引用されていて、これが正直微妙で単純には喜べない。能面、畳、作務衣風の上着、石庭の砂紋などが出てくるのだが、欧米人から見た日本文化のエキゾチックな雰囲気を、サフィンの狂気や不気味さを強調するために利用したのだろう。監督のキャリー・ジョージ・フクナガ、日系アメリカ人なのになあ……。

もうひとつ、在キューバのCIAエージェント役を演じるアナ・デ・アルマスが、短い出番ながらもボンドとのユーモラスなやり取りや派手なアクションで活躍し、鮮烈な印象を残す。「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」でもクレイグと彼女のずれ気味な掛け合いが楽しかったし、クレイグのお眼鏡にかなったか。次回作は全キャストが刷新され完全リブートとなる可能性もあるが、MI6メンバーなど一部が続投になるなら、ぜひアナ・デ・アルマスも出番を増やして再登場してほしい。

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高森 郁哉

2.0☆☆★★ やっとユーモア皆無で、リアル路線に拘ってのダラダラした展...

2024年3月18日
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☆☆★★

やっとユーモア皆無で、リアル路線に拘ってのダラダラした展開が長々と続くダニエルボンドが終了してくれて嬉しい。

とにかく早く荒唐無稽でバカバカしい、旧路線でのニューボンドに戻って欲しい、、、と、ただそれだけを祈る。

もう無理か(。-_-。)

2021年10月8日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン9

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松井の天井直撃ホームラン

5.0有終の美

2024年2月18日
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める

3.5あともう少し…惜しい。

2024年2月13日
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ほぼ初めて最近の007を見ました。
シリーズ物ですが、前作はスペクターという悪の組織の親玉を捕まえて、親玉の娘と結ばれたというだけで十分です。
ジェームズ・ボンドの人としての喜怒哀楽と人生は良かったです。
ミッションインポッシブルとはちょっと違う肉体感のあるアクションも悪くなかったです。

ただなんだかなと思うところはありました。
科学者やスペクターの残党がなぜ裏切ったのかとか、Mがあんだけやらかしてるのに全て終わったあとノウノウと仕事を続けているところとか、絶体絶命のピンチが何度もあるくせにそこからの逆転方法が陳腐なところとか、正直微妙に感じました。
またあのラストも最後に謎の人物から兎のぬいぐるみが届けられるくらいはあっても良かったんじゃないかなと…。

映画館で視聴している中で期待は高まるくらいには面白かったけど、その期待に答えてくれなかったかな。

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たこつぼ

4.5ありがとうダニエルグレイグ!

2024年2月10日
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たいやん

4.5ダニエルクレイグ最後のジェームズ・ボンド

2024年2月9日
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怖い

知的

劇場29作目 BOND60 007 4Kレストア
【字幕】

序盤からハラハラドキドキでした
ダニエルクレイグさんのジェームズボンドだけ追ってたので最後はなんとも切ない気持ちになってしまいました。
アナデアルマスがめっちゃ可愛いかったなぁ

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あきと

4.0途中、少し冗長に感じたけど…

2024年1月6日
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結果的に面白かったですよ!
「ジェームズ・ボンド」の007は終了なの?
だとすると、寂しいですね😔

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KF

5.0安定の品質

2023年12月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

外れはないスパイ映画。格好いいし、映像技術も納得。

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シャカ

4.5最初のマドレーヌ

2023年11月28日
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かっこいい!

マドレーヌの父は誰?

マチルドの父は誰?

ボンド、死んじゃったの?

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完

4.0クレイグ選手引退記念作

2023年11月22日
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栄光のJames Bondも20作あたりから新しい方向性を目指して試行錯誤していますが、コネリー先輩の時代から接している保守派ファン層からみれば、余計なお世話です。

JBはひたすら二枚目で伊達でええかっこしいで、必要以上の高級感を漂わせながら、女子にとっての宝塚的に男子にとっての完全無欠のスーパーヒーローであればそれで十分。

一番避けてほしいのは「生活臭」、今回はクレイグ選手顕彰のためドラマサイドが重視され、秘密諜報員の内面や苦悩が前面に出ていますが要りません。全体のトーンも暗めでユーモア皆無で陰鬱です。JBのイメージとは程遠いクレイグ選手はずっとそうでしたけどね。

繰り返しますが、JBに映画としての深みや厚みや人間ドラマは必要ありません。

JBとしての評価は2点ですが、JBを離れれば悪くはないので4点です。

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越後屋

3.5タイトルに偽りあり‼️

2023年11月11日
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悲しい

単純

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活動写真愛好家

3.5クレイグ最後のボンドでタブーに切り込む

2023年11月5日
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鑑賞方法:VOD

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parsifal3745

3.5007好きにゃたまらん

2023年10月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

ダニエル・クレイグはついに一本も外すことなく007を引退した。
まだ、コロナ禍だったが、僕は公開日に映画館に駆け込んだ。ちょうど1日だけなぜか秋休みだったので初回のを観た。
大好きなシリーズの大好きな俳優主演の作品群の最終作ということで、僕は期待で弾けそうなあまり、中々家から出れず、もう少しで遅刻しそうだった。
とうとう、始まってしまい、あのオープニングシークエンスを映画館で観た時、それだけで、ここにきて良かったと思った。
その後の3時間弱はとても幸せだった。たっぷりと007を堪能して、寂しさと次作への期待感を胸に劇場を去った。
その割に星が低いのは、正直今観ると色々粗い作りになっているから。
長すぎる上映時間、収まりきっていないストーリー、雑でありきたりな展開、どうしょうもないご都合主義と身内ノリ(身内と言っても世界の007なので身内が広すぎる)、正直007好きじゃない人が見れば、よくある良作大作アクションに見えるだろう。
しかし、007としてみればテンポの悪さや脚本の荒さを除けば、中々だ。
だって兎に角映像の迫力が凄い。セクハラで捕まってしまったが、フクナガ監督の映像技術はコッポラに比肩すると思う。
さらに、セット。こんな馬鹿馬鹿しいSF的で大掛かりなセットは久しぶりに観た。ちょっと古い映画、特に60年代の007映画みたいで凄く良かった。
主題歌は歴代最高の出来だった。
ダニエルは歳とってて、正直鈍い動きだが、頑張ってるからよし。(甘い)
007好きは当然観て、ブルーレイも買ってるだろうが、他の007観た人は是非是非。

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HAL2005