操作された都市のレビュー・感想・評価
全32件中、1~20件目を表示
【大都市全てを操る巨大な力に、5人のゲーマーたちが生き残りを懸けて立ち向かうアクション映画。】
■オンラインゲームは得意だが現実では何もうまくいかない若者、クォン・ユ。 ある日、彼はたった3分16秒で殺人犯に仕立て上げられてしまう。 事件の実態を暴くため、ゲーマー仲間と共に調査を開始。 やがて彼らは街全体を操作する巨大な力を目の当たりにする。 ◆感想 ・ゲームの世界に生きていた主人公が、現実の世界に引き込まれる過程は面白かったかな。 <だが、今作後、この作品の監督は日本では公開されていない。 厳しきかな、韓国映画界である。>
韓国ノワールミーツレディプレイヤー1
ゲーム中は熱くなるので“ゲーム実況中の暴言”が後を絶たない。 先日も、炎上とは無縁とされてきた老舗YouTuberがゲーム実況中の暴言によって炎上した。 いまやゲーマーは認知された職業だが庶民的とは言えない。 これは“古くさい考え”などではなく、お父さんお母さんに「ぼくはゲーマーになりたいんです」と打ち明けた場合と「ぼくは医者になりたいんです」と打ち明けた場合と、どっちが抵抗がすくないか、想像できない人間はいない。 高校生であろうと、熟年であろうと。 おそらく立脚点からすると棋士と変わりないはずだが、ゲーマーには“堅さ”がない。牽強付会な比較だが、対戦中の棋士とゲーム中のゲーマーの態度は違う。頭脳より器用さが勝敗を決める。チームプレイなら協調性がひつようになる。が、あんがいどんなゲームもつきつめると攻略はリニア(一本道)なものだ。手先のスピードがものを言い、能力やストイシズムは使われない。 むろん、勝負事だから厳しく浮き沈みのはげしい世界であろうが、素人目には仮想に生きている感じが否めない。 レディプレイヤー1やソードアートなど仮想世界orゲーム世界を舞台にした創作において必ず描かれるのが、仮想またはゲーム世界の友情が、現実でも適用されるか──の命題である。 解は明白で「それはない」。 ないけれどつねに魅力的な命題になる。 ゲーム内で会った人と徒党を組んで一緒に戦う。が、現実では会ったことがない。かれが男なのか女なのか何歳なのかどこに住んでいるのか何語をはなすのか名前はなんというのか、なにもわからない。 が、いちばんわからないのは性格だ。 アイテム横取りしたからがめついか──いやいやルールを知らないだけかもしれない。そもそもゲーム上の行動で性格がはかれるなんてのは幻影だ。 そんな人と現実で会い友達になるのはほとんどメルヘンだ。だからこそ創作になる。 操作された都市は韓国ノワールに落とし込まれたレディプレイヤー1──という感じの映画。嵌められ、落ちていく描写の非情が韓国らしい。くどいほどボロかすに破滅させることで復讐を盛り立てる。“捲土重来”構造がとてもノワールだった。(なお本作はレディプレイヤー1より1年はやい。) いけめんチ・チャンウクと日本ですっかりおなじみになったシム・ウンギョン。キム・サンホはめずらしく悪役だった。 気になったのはちょい役でイ・ハニがつかわれているところ。 モダンファーマーという、とてもばかだけどものすごい熱量をもった韓ドラがあり、出演者全員がいい。イ・ハニもそのひとりだった。 仮想の友情は現実では適用されない。──と言ったが、適用されないものにはスキルもある。たいていのゲーマーは現実世界で(映画ほどには)多芸多才ではない。 だが、それ以上に“ない”のは外観かもしれない。 レディプレイヤー1の“アルテミス”はオリヴィア・クックだった。 本作の“ひげ面兄貴”はシム・ウンギョンだった。 だが、現実はどうだろう。 ゲーム内で美麗なキャラクタを操作している彼/彼女はじっさいどんな風貌だろう? なんの意味もない矜持だがMMOをやるときは、現実のじぶんに似せてキャラクターをつくる。そのほうが虚しくならない。
めちゃくちゃ面白かった
THE K2 キミだけを守りたいの韓国ドラマを観てファンになったチ・チャンウクの初主演って事で見て見たら最初から最後まで面白すぎた ひげ面がまさかの(笑) スケールも大きくてでも所々韓国らしさが出ていた映画でした
大作ではなさそうだけど大作並
予算かけた大作ではなさそうだけど、それ並みの作り込み。派手なカーチェイス、爆破、アクション等々MI もしくは007的な? 韓国映画はホントにダサい、チンチラ詰まんないみたいのがなくて素晴らしい!!!! 主人公の頭のよさと、ゲーム的な展開があっぱれなほどエンタメ映画で久々スカッとしました‼️
おうち-235
『ダイ・ハード6: スマホを拾っただけなのに』。 まいやんは、スマホを落としたらイケメンが拾って追っかけてくれて、カップル成立でしたけど。 小遣い稼ぎにスマホを届けたら、濡れ衣を着せられたゲーマーのお話です。 シリアステイストなのかな、と思いきや、オンラインゲームの仲間たちと出会ってからは結構コメディちっく。 多数のツッコミどころと、ジョン・マクレーン風アクションを交えながら、いちいちツッコミどころを気になるけど、なかなか楽しめました。 前半のシリアステイストが好きだったので、そのままシリアスに行ってほしかった部分はあります。 コテコテの悪役感と、勧善懲悪が韓国らしくてつぼ。 俳優さんでいえば、『焼肉ドラゴン』で心を暖めてくれた優しいお父さんだった김상호さん、今回は牢屋を牛耳る悪役でこれまたよかった。 優しくてドジで愛らしい顔にも、憎たらしい顔にもはまるし、達者な役者さんですね。 あ、あと지창욱 오빠 얼굴이 내 스타일이야😊😊 これらを踏まえて点数ちょっとましまし。 セリフにもなっていないであろう、「어서오세요~(いらっしゃいませ)」のあの言い方が、もうすでにすごく懐かしい。 映画館もさることながら、早く旅行にも行けるようになりますように✈
ゲーマーたちの絆
クォン隊長というハンドルネームで仲間のひげ面兄貴、爆弾少佐、龍の使い、余白の美、隠蔽、掩蔽たちと共に戦場で戦っていたクォン・ユ。チームとしては勝つことができるが、自分は必ず犠牲となることから仲間の信頼も厚い。そんな彼が、ネットカフェに置き忘れてあったスマホをホテルに届けるのだが、次の日にその女子高生が殺され、暴行殺人犯にでっち上げられてしまう。母親も無実を信じて闘うも、無期懲役となり刑務所に入れられる。 展開早すぎ!マ・ドクスという刑務所内のボスに睨まれてしまい、遺恨を残すことになったが、脱走して無実を晴らそうとするも、ドクスも何者かによって刑務所を抜け出し、執拗に追われることになってしまう。ゲーム仲間の“ひげ面”は実は対人恐怖症の女の子で、彼女が隠れ家を提供してくれて、要塞のようなコンピュータルームで真実を追い求める。教授とかCGクリエイターとか、凄い職業の人ばっかりだというのも面白い。 二転三転する緊迫感モリモリのアクション+頭脳戦。黒幕はほぼわかってくるものの、その部下がむちゃ多い。闇の帝王ドクスの部下も警察内部に多いし、絶対に無理やろ!とも思える難所を幾度も攻略。黒人夫婦のポンコツカーも活躍するし、防犯カメラ映像がそこら中にあるのも凄い。ハリウッド作品の真似をしてるけど、日本じゃここまで出来ないのかも・・・特にカーアクション。 さすがに内容が盛りだくさん過ぎて、突っ込みどころも多数ある。中でも脱走してきたばかりなのに自分のスマホを持ってるところなんておかしすぎ。隠蔽と掩蔽もいきなり登場するから面喰っちまった。
良く出来たエンタメ映画だなぁ〜と。
ネットカフェでオンラインFPSをする無職の青年が、ある落し物のスマホのせいで事件に巻き込まれ容疑者扱いに。無実を証明する為に逃亡。オンライン仲間と真相を突き止めるのだが、、、、。 前半から容疑者になるまで、また刑務所シナリオに誰もがツッコミを入れたくなるだろう。なんでそう簡単に?私もその1人だった。 イラっと来るだろう。 しかし、テンション低くせず我慢強く観て欲しい。 中盤になると、この映画の真意が見えてくる。 ネット世界は嘘もあれば、真相を調べる事も出来る場所でもある。それを上手く利用。 また、人の心理を上手く誘導している映画だなと感心できる。(誘導された本人w) 真相も凄い。そこまでしちゃうのかと。 ここまでやられちゃうと、ネット社会嫌になるねw 後半は黒幕と主人公達とのマジ情報現実バトル。 ホント黒幕クソだなぁw 韓国らしいネット社会の映画。ネット好きにはたまらないのでは? ネット社会が何でも出来そうになってる点が私にはマイナス点かな。 あと後半クルマバトル。やり過ぎで現実味無し。 中々見応えありのエンタメ映画です。 前半モヤモヤ、後半スカッとしたい方はどうぞ。
キャラが立ってて面白い
ゲーマーの主人公が、殺人犯にされてしまい、無期懲役、更には無罪を訴えていた母親も亡くなり、自暴自棄になっていた。 助けてくれたのはゲームの仲間たち、力を合わせて陰謀を暴いていく。 続篇が出来そうなくらい面白い。
んんー。
普通でした。 評価けっこう高いですけど以外と普通。 アクションよりカーチェイス多めです。 無駄に話を難しくしすぎだと思いました。 なんかカーアクションがすごいとか言ってますけど私から見たらそんなでもなかった。
『レディ・プレイヤー1』みたいな設定で一気に疾走する韓流アクションの秀作
オンラインゲーム上でリーダーシップを発揮しゲーマー仲間から隊長と慕われるクォンは元テコンドーの韓国代表だったが暴行事件を起こして追放され今は無職の身、オフ会にも顔を出すことなくネットカフェで一日中過ごしているダメ人間。ある日ネットカフェの隣の席に置き忘れられた携帯を謝礼目当てで持ち主に届けた後、身に覚えのない婦女暴行殺人容疑で逮捕されてしまう。容疑を裏付ける証拠が揃ってることから無期懲役が確定して刑務所行きとなり無実を信じる母の言葉に支えられて囚人達からのリンチにも耐えるクォンだったが、クォンのアリバイを証明できる人物が現れたと告げた母が数日後自殺したと知らされたクォンは真相究明のために脱獄を決意する。 『レディ・プレイヤー1』のようにゲーム中のアバターとは全然違う風貌の仲間達とともに自分を嵌めた組織に立ち向かう物語は少々荒削りながらも丁寧な演出で登場人物達のキャラに血を通わせ、結構気合の入った市街地でのカーアクションの後でばら撒いた伏線を一気に回収するクライマックスの痛快さは実にスタイリッシュ、韓流アクションのクオリティの高さに圧倒されました。
さすがとしか言いようがない!
ストーリー展開、俳優さんの自然な演技、大規模なアクションシーン、どれを取っても最高です! 特にハリウッド張りのカーアクションは凄い!始まって直ぐの仮想ゲームシーンに、本編にはほとんど影響しないのにあれだけお金を掛けられるのは、よっぽど儲かってるのかな? カーチェイスで車が一回転するシーンも、CGには見えないけど、あれだけ壊すと道路などの修復費も心配になるほど! ハリウッドでもカーチェイスは凄いけど、日本では道交法が厳しすぎてできないのかな?
全32件中、1~20件目を表示