操作された都市

劇場公開日:

操作された都市

解説

「ヒーラー 最高の恋人」をはじめ、「奇皇后」「THE K2 キミだけを守りたい」など話題の韓国ドラマに多数出演してきたチ・チャンウクの映画初主演作で、濡れ衣を着せられたゲーマーの主人公が、オンラインゲームの仲間たちの協力を得て仕組まれた事件の真実を暴くため奮闘する姿を描くサスペンスアクション。オンラインゲームでは卓越した才能を発揮してリーダー役を務めているが、現実世界ではうだつの上がらないフリーターのクォンは、ある日、わずか3分16秒の間に何者かによって殺人犯に仕立て上げられてしまう。仕組まれた殺人事件の実態を暴こうと、クォンのもとにそれぞれ特技をもった5人のゲーマーが集結。やがて事件の黒幕としてある男の存在が浮上し、6人は巨大な力を持った男に立ち向かっていく。共演は「怪しい彼女」のシム・ウンギョン。監督は「トンマッコルへようこそ」のパク・クァンヒョン。

2017年製作/127分/韓国
原題または英題:Fabricated City
配給:ツイン
劇場公開日:2018年1月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9

(C)2017 CJ E&M CORPORATION, TPS COMPANY ALL RIGHTS RESERVED

映画レビュー

5.0こんな

2024年5月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

世の中に成る程科学技術が発達したら、本当に地獄だなと思う。 映画はとても楽しめた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
REpower

3.5【大都市全てを操る巨大な力に、5人のゲーマーたちが生き残りを懸けて立ち向かうアクション映画。】

2023年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

■オンラインゲームは得意だが現実では何もうまくいかない若者、クォン・ユ。  ある日、彼はたった3分16秒で殺人犯に仕立て上げられてしまう。  事件の実態を暴くため、ゲーマー仲間と共に調査を開始。  やがて彼らは街全体を操作する巨大な力を目の当たりにする。 ◆感想 ・ゲームの世界に生きていた主人公が、現実の世界に引き込まれる過程は面白かったかな。 <だが、今作後、この作品の監督は日本では公開されていない。  厳しきかな、韓国映画界である。>

コメントする (0件)
共感した! 3件)
NOBU

4.0見応えある作品

2022年11月15日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

興奮

シリアスに寄りすぎず、コメディ要素もあり。カーアクションは邦画では見られない派手さ。キャラも一人一人立っていて、主演のチ・チャンウクがカッコいい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ささみ

3.5韓国ノワールミーツレディプレイヤー1

2022年7月31日
PCから投稿

ゲーム中は熱くなるので“ゲーム実況中の暴言”が後を絶たない。 先日も、炎上とは無縁とされてきた老舗YouTuberがゲーム実況中の暴言によって炎上した。 いまやゲーマーは認知された職業だが庶民的とは言えない。 これは“古くさい考え”などではなく、お父さんお母さんに「ぼくはゲーマーになりたいんです」と打ち明けた場合と「ぼくは医者になりたいんです」と打ち明けた場合と、どっちが抵抗がすくないか、想像できない人間はいない。 高校生であろうと、熟年であろうと。 おそらく立脚点からすると棋士と変わりないはずだが、ゲーマーには“堅さ”がない。牽強付会な比較だが、対戦中の棋士とゲーム中のゲーマーの態度は違う。頭脳より器用さが勝敗を決める。チームプレイなら協調性がひつようになる。が、あんがいどんなゲームもつきつめると攻略はリニア(一本道)なものだ。手先のスピードがものを言い、能力やストイシズムは使われない。 むろん、勝負事だから厳しく浮き沈みのはげしい世界であろうが、素人目には仮想に生きている感じが否めない。 レディプレイヤー1やソードアートなど仮想世界orゲーム世界を舞台にした創作において必ず描かれるのが、仮想またはゲーム世界の友情が、現実でも適用されるか──の命題である。 解は明白で「それはない」。 ないけれどつねに魅力的な命題になる。 ゲーム内で会った人と徒党を組んで一緒に戦う。が、現実では会ったことがない。かれが男なのか女なのか何歳なのかどこに住んでいるのか何語をはなすのか名前はなんというのか、なにもわからない。 が、いちばんわからないのは性格だ。 アイテム横取りしたからがめついか──いやいやルールを知らないだけかもしれない。そもそもゲーム上の行動で性格がはかれるなんてのは幻影だ。 そんな人と現実で会い友達になるのはほとんどメルヘンだ。だからこそ創作になる。 操作された都市は韓国ノワールに落とし込まれたレディプレイヤー1──という感じの映画。嵌められ、落ちていく描写の非情が韓国らしい。くどいほどボロかすに破滅させることで復讐を盛り立てる。“捲土重来”構造がとてもノワールだった。(なお本作はレディプレイヤー1より1年はやい。) いけめんチ・チャンウクと日本ですっかりおなじみになったシム・ウンギョン。キム・サンホはめずらしく悪役だった。 気になったのはちょい役でイ・ハニがつかわれているところ。 モダンファーマーという、とてもばかだけどものすごい熱量をもった韓ドラがあり、出演者全員がいい。イ・ハニもそのひとりだった。 仮想の友情は現実では適用されない。──と言ったが、適用されないものにはスキルもある。たいていのゲーマーは現実世界で(映画ほどには)多芸多才ではない。 だが、それ以上に“ない”のは外観かもしれない。 レディプレイヤー1の“アルテミス”はオリヴィア・クックだった。 本作の“ひげ面兄貴”はシム・ウンギョンだった。 だが、現実はどうだろう。 ゲーム内で美麗なキャラクタを操作している彼/彼女はじっさいどんな風貌だろう? なんの意味もない矜持だがMMOをやるときは、現実のじぶんに似せてキャラクターをつくる。そのほうが虚しくならない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
津次郎