謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス
劇場公開日:2017年12月16日
解説
ブリューゲル、ルーベンス、ダリ、マグリットなど、多くの画家に影響を与えたとされながらも、多くの謎に包まれた画家ヒエロニムス・ボスに迫るドキュメンタリー。中世に活動し、1516年に亡くなったオランダの画家ヒエロニムス・ボス。生年月日、人物像の詳細も不明で、現存する作品は25点のみ。プラド美術館が所蔵する三連祭壇画「快楽の園」は彼の最高傑作とうたわれ、天国と地獄が所狭しと描かれたエロチックでグロテスクな奇想天外な作品は世界美術史においても異彩を放っている。本作はプラド美術館全面協力のもと、美術、宗教など各方面の識者が「悪魔のクリエイター」と呼ばれたボスの思考や人物像に迫っていく。
2016年製作/90分/G/スペイン・フランス合作
原題:El Bosco. El jardin de los suenos
配給:アルバトロス・フィルム
スタッフ・キャスト
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2018年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ヒエロニムス・ボスという名前がずっと気になっていたので観てみました。
中世絵画鑑賞のヒントがいろいろあって面白かったです。
しかし、結局ボスがどういう人だったのか、作品がどういうものなのかということは、あまりよくわからなかったのが物足りなかったです。
様々な文化的著名人が、それぞれの解釈を述べていますが、知らない人ばかりだったのも物足りない原因かもしれません。
楽譜や楽器の話は、とても興味深かったです。
ヒエロニムス・ボスについて、さらに知りたくなってしまった、という点では良かったと思います。
2018年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ボスは昔から好きな画家である。
彼は敬虔なクリスチャンとしてこの絵を描いた。
作家や音楽家など色々な人がでてくるが、知らない人ばかりで残念。サルマン・ラシュディにハッとした。
先週、大塚国際美術館でこの絵を見てきたので、印象的に見られた。
単にボスの絵を各界の有名人らしき人々が感想を述べ合うだけの、映画とは言い難い、テレビの特集程度。時間を損しました。
2017年12月24日
iPhoneアプリから投稿
ヒエロニムス・ボスの魅力に迫るドキュメンタリー。キュレーターやアーティストなど様々な文化人がボスの代表作"快楽の園"を中心にコメントして番組を進行する形式だ。
しかし、取材対象が多すぎたのか語る焦点が掴めきれず編集が雑な様に思えた。
ボスに対する へえ、そうだったんだ! と感嘆する新発見があるわけでもなく。
(唯一の収穫は、"快楽の園"に描かれている楽譜が実際に読める&タブーな旋律であるという事くらい)
また、話の繋ぎもセンスが微妙で、サントラが少し痛い歌詞付きで萎えてしまった。普通にクラシックではダメだったの?
正直、テレ東でやってる某美術番組の方が良質です。謎の多いボス作品の解釈を深める目的で視聴しましたが、予想と異なり残念でした。