ハットンガーデン・ジョブ

アナログな金庫破りなんて時代錯誤だと思ったら201５年のイースターホリデーにロンドンで実際に起きたハットンガーデン 事件をモデルにした犯罪映画でした。
映画の中でも、俺たちゃ「ジーサンズ１１」だぜと言っていましたが盗まれた総額は24億円相当と史上最悪、犯人は50代から70代の数人の爺さん達でした。まあ、まるで映画のような事件がほんとに映画になってしまったという、冗談きついお話でした。
元警部が絡んでいましたが、これはフィクションでしょう、175番の金庫の中身も明かされず動機が読めないのでちょっと消化不良。お年寄りということもあるのでしょうがテンポが遅く話が中々進まないので前半は退屈でした・・。

ほとんど知らない俳優出演。よくある英クライムムービー。ラストあっと驚く訳ではない。主人公の犯人は名前を名乗っていないので捕まらないという落ち。実話を元にしたもの、途中テンポ悪く眠かった。

2015年にあった実話、ポイントは犯人がお爺ちゃんばかりだったこと。
手口はシンプル、びっくりするような方法があるわけでもなく、思ったより簡単に盗んでしまう。
脚色したほうが・・・。

そのまんま。
わかってはいるものの、この平凡さはマイナスの域。全体的に他作品に倣ったかのような演出、編集、台詞回し。映画をある程度見ている人にはかなりキツい出来映えでしょう。（逆に見過ぎでスレてるともいえるが）
どうも、スカッとしないのは、元ネタが実話のせい。そこに縛られるとこういう映画は遊べない。
しかし、とくにダメなところが目立つわけでもなく。まあ、中途ハンパな映画でした。