さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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ちょっと残念
事前知識少なめで観に行ったため、世界観と子育てに初めのうちは入り込めないかなと不安でしたが、文句のない映像美と素晴らしい音楽、そして声優たちの安心できる布陣に徐々に見入っていきました。日本のアニメのクオリティの高さにはいつもながら感心です。
主人公マキアとエリアルの主軸のストーリーは、生と死、愛情、繋がりがしっかりと描かれ感動的で胸を打つ。数カ所で落涙。「あの花」「ここさけ」の脚本家ならではの運びです。
しかしレイリアとクリムに関わる展開は人物描写があいまいで違和感あり。国の攻防の理由付けも弱く陛下や王子などの悪さが出ていないため感情の移しどころが掴めないし、イゾルのポジションも無駄遣いになってしまっている。全体を大きく描こうと広げすぎたのか上手く収拾されていないように感じる。そこが残念なところ。
サブストーリーまで演出しきれないのなら、マキアとエリアルにラングを含めたストーリーを最前面に押し出しても良かったのかなと。
まぁ不満もありますが、冒頭に書いたように映像・音楽・声優でかなり楽しめました。
口コミ拡散希望
湯水に如く金を使った「空海」などという下らん映画を先に見しまってモヤモヤさせられたあと本作を観て心が洗われるような気がした。確かにファンタジーであるため架空の世界に直ぐには入り込むことは出来なかったが、徐々にその世界観に没入することが出来た。時間の流れに取り残された一族の物語であり「ポーの一族」の世界観に通じるものを感じたが、その透明感は素晴らしかった。このような世界観はいくらVFXを使っても表現することは出来ずアニメならではのものである。所詮日本は映画に金は掛けられないのであれば、オリンピックのようにオールジャパンでアニメ文化に全力をそそぐべきである。大した映画宣伝もしていないようなので、「この世界の片隅で」のように口コミ拡散希望である。
ファンタジー。
こうなるしかないなー、というファンタジーストーリーだけど新鮮なネタでした。キャラもメカも街並みも綺麗だし幻想的。母親の愛情、というのともちょっと違う気がするけどラストは感動したな。けどやっぱり自然な順番でないと常に別れだなー。
大ヒットの予感
公開日当日に観に行ってきました。
とにかく感動します。
内容・絵・音楽・声優すべてにおいてパーフェクトだと思います。
良い作品なのに
事前の宣伝がいまいちだったのか
当日になのにお客さんは3割もいませんでした。
とても残念です。。。。
しかし、すごいいい作品なので
これは確実に大ヒットすると思います。
10日もすれば口コミで広がって満員になるでしょう。
是非多くの方にみてもらいたい作品です。
大人の観る映画
素晴らしい映画です。感動的なシーンが多く、大人が見ても泣ける映画でした。題名が長いため、友達に教えるのに自分がタイトル覚えて伝えるのが苦労でした。伝えた友達も題名が言えないのが残念です…。さよ朝の省略が定着して、全国の人に話題になれば良いなーって思ってます。
自分も子を持つ親の気持ちが解らない
「あの花〜」「ここさけ〜」のキャッチコピーで宣伝していたのでソッチ系の話だろなと予想、それは予想通りでしたが〝イオルフの民〟の成長停止設定は予備知識無し。作品タイトルやキービジュアルからも想定できず、逆に驚きと興味をひかれる結果になりました。
自分は18歳で地方田舎より上京以来ずっと独りで、今もソロ継続中。普通に結婚して子供がいれば青年エリアル位の子が居てもおかしくない歳です。作品は疑似母マキアとエリアルのフェイクな親子関係を綴ったもので、マキア自身も孤独だったため目線は自分と類似してるかと思いきやそんなことはなくキチンと子育て出来てるようにも伺え、サスガに女性は本能的にそう云うスペックを搭載してるんだろなと思いました。
とは言え一部に同調しきれない部分も無くはなく、自分が人並みの人生ならば汲み取れたかもですが、ソコは自分のせいであって作品が悪いのではありません。
お話の時経が若干不鮮明で、エリアル0歳から幼少〜少年〜青年〜成人と成長する時代の区切りと、時間経過がシッカリ把握しづらいのは気になりました。それはマキアが外見無変化な故に増々解りにくく、場面によっては一瞬「?」となる部分もありナニガシかの工夫が必要だったかと思われます。
レイリアとクリムがベタい昼ドラのネバネバ展開で一部不可解な言動もあり、女性はこの手の世知辛さを妙に好んじゃうのかなと観てて偏見じみた印象を持ってしまう部分もあり…w
美術も素晴らしくファンタジーとしての内容もマズマズで仕上がりも上々、初監督作品としては及第点です。ただ初監督作だからなのか、踏み込んだ演出も思い切った冒険もワリと控えめで、徹頭徹尾無理をしない内容でした。そのせいか内容に『ノビ』『コシ』の手応えは弱くチョッとだけ古臭い印象も受けます。
次回作はその辺の監督自身の持ち味をもっと濃く活かしていく事になるでしょう。
岡田麿里さんの作品史上、最高傑作です!
岡田麿里の作品としても最高ですし、自分の中では「君の名は。」をも超えました!
正直言ってしまうと、今までの岡田麿里作品は特別に好きと言うわけではなく、「あの花」は寧ろあまり好きではありません。
「ここさけ」と「凪のあすから」は良かったので、そこそこは感動できるかとは思ったのですが、その作品は予想を遥かに超えて感動しました。
人との繋がりや親子の絆の大切さに改めて気付かされました。
グッときた
予想以上にいいお話しで感度的でした。
しかし、こーいうお話は、じっくり見て主人公の心情を、もっと感じたいと思うのです。
年数を端折る感じで、時代が飛んでしまうのが、実に勿体無い。色々事情があるのだろう。
きっと編集には苦労されたのでしょうね。
「かあさんっ!」あの台詞に皆、泣かされました。
入野自由君、いいですねぇ〜
母親を意識した女性が感動するための映画
テンポも展開もまずまず。
感動させます! っていう場面もあるが、、、それにしては弱いかな。
それは私が母親でもなく、子供がいるわけでもないからか?
展開が早いので登場人物の関係性や掘り下げができてないのも要因かな
世界観が良かった。
美しい背景に、美しい音楽に、可愛らしいキャラクター達。とは裏腹に、社会の汚い部分も見せてくる。このギャップが私のツボでした。
特に凄いと思ったのは、キャラクター達の繊細な心情描写です。一人ひとりの気持ちを大切に大切に表現している事が伝わってきました。感動系に疎い私にも痛いほどに感情が刺さってきました。
エンドロールの主題歌は余韻にどっぷり浸れるので、是非聴いて帰って欲しいです。
私は一滴も泣きませんでしたが、とても好きな話だったのでまた観に行きたいです。岡田監督の次回作に更に期待を込めての☆4.5で!
いい作品です、が
自分、外国人なので、最初、映画の中に出て来る専用名詞などが多い、説明もなくて、意味わからない。一応、映画を見ながら、だんだんわかってきた、この点で一部の日本の方もそうだと思う。これを抜き、なかなかいい作品だ。ともあれ、伝えたいものはちゃんとゲットしてよかった、物語も音楽もとても素敵だ、感動すぎで泣いた。
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